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2011年11月

2011年11月20日 (日)

食べて生きる:市場で声を交わしながら買い物をするのも良いものだ(伊勢崎地方卸売市場の新鮮市)。111120。

2011/11/20
昨日は雨。気温が上がらず寒い日だった。かみさんが伊勢崎地方卸売市場で開催される新鮮市のポスターをもらってきた。あいにくの雨だったが、家に閉じこもるよりと思い出かけた見た。

2011/11/19の天気

TAVE= 11.6
TMAX= 14.7
TMIN= 8.7
DIFF= 6
WMAX= 3
SUNS= 0
RAIN= 11.5

最低気温(℃)  8.6  02:14
最高気温(℃)  15.2  20:47

食べて生きる:市場で声を交わしながら買い物をするのも良いものだ(伊勢崎地方卸売市場の新鮮市)

Sinsen_ichi

新鮮市も何となく聞いたような気もするがはっきりしない。調べてみるとurl=http://www.gunmaru.jp/companyinfo_111014_2.htmlに情報があった。
場所:伊勢崎地方卸売市場 
日時:2011年11月19日(土) 午前9時~正午とあった。

早めに出かけたが、雨でもすでにかなりの人出。やはり、お買い得品が目当てのようだ。確か、以前は公設市場だったとおもったが、WEB情報では、今は(株)伊勢崎地方卸売市場となっているようだ。以前に近隣市場を合併させて新しい市場を作る動きもあったと思う。生鮮品の物流で市場の地位が低下してきたのがその理由だろう。

20~30年前には父も登録番号をもらってこの市場に野菜を出荷していた。一度だけ何かの用事で市場に出かけた記憶がある。それ以来で、実質始めての訪問だ。

市場として扱っているのは野菜と魚だという。ともかく、市場が珍しいので先ず内部をブラブラ。市場内に業者が店をだすような形態だった。店舗兼作業場のような役割のようだ。市場が開いているときは店も開くとの事だ。

早朝セリがあったのかは不明。セリをする場所は進入禁止。段ボールの箱がたくさん積まれていた。何点か買い物をして、抽選場に向かうところで、見知らぬ人が抽選券をくれた。ラッキーとしばらく列に並んだが、参加賞に終わった。最後に国府白菜を1個。国府白菜は有名。それを安価に買えたのだから本日の収穫は上々という事にしたい。レジ袋に入れて貰うとずっしり重かった。

場内では同時に、疑似セリ市とフリーマーケットも開催されていた。疑似セリ市はお買い得との事で、品定めをしながら開催時間を待つ人がいた。

最近はついついスーパーへ足が向いてしまうが、近くに生鮮品の店があればと思うことも多い。サンマの値段を比較して見て相当違いがあった。人数が多ければまとめ買いがお得だと感じた。

市場自体は、やや古色が漂い、スーパーの見た目にはかないそうもないが、自分には何か馴染み易さを感じた。この新鮮市は、市場のお祭りのようなもので毎年恒例で行われているようだ。常連さんが多いようだ。今日、あそこで見ましたよと後で知人が声を掛けてくれた。

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追記(2014/5/19): 「食べて生きる:市場で声を交わしながら買い物をするのも良いものだ(伊勢崎地方卸売市場の新鮮市)(2011年11月20日 (日))」の記事が10位にランキング入りした。なぜか、皆目見当が付かない。Google検索で確認して見た。

キーワード=伊勢崎地方卸売市場:9、10位/約 65,700 件。
キーワード=伊勢崎 新鮮市:1位/約 779,000 件。
キーワード=伊勢崎 市場:33位/約 1,420,000 件。
キーワード=伊勢崎 市場 買い物:20位以下/約 175,000件。
キーワード=伊勢崎 市場 イベント:20位以下/約 342,000 件。

何となく傾向が分かるが、タイトルキーワードと検索キーワードが合うと上位にヒットするようだ。当たり前か。

サイト内でキーワード「新鮮市」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E6%96%B0%E9%AE%AE%E5%B8%82%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。

追記(2014/10/9):本記事がランキング10位に入った。いよいよそのシーズンが近くなったのか。市場に農産物を出荷した経験は一度も無い。父の代理で事務所にお使いに行った記憶がある。もう20年以上前の事だと思う。消費と流通の形態がすっかり変わってしまった。まだ、市場に出荷している農家もある。卸売り業者が対象の市場では、出荷した農産物は全部買い取ってくれると聞いた事がある。価格の保証はない。豊作貧乏で、資材の費用も出ない時があるようだ。

1 ■年の瀬の 値の下がりたる 葱なれど 年の瀬惜しみ 今日も荷造りす
21■寒さ来て 野菜育たねば 値も上がる 豊作貧乏は 農のみが知る  「http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/SENKASYUU_1.html

追記(2014/10/17):本記事が記事がランキング5位に入っている。気になるのが今年の開催日。「株式会社群馬丸魚 (http://www.gunmaru.jp/)。」のホームページにはまだその情報がないようだ。他を探すと、「農業祭開催のお知らせ - 全国食肉事業協同組合連合会」ホームページ(http://ajmic.or.jp/shouhisha/event.html)に、今年の伊勢崎地方卸売市場の新鮮市は11/15(土)に開催されるような情報があった。11月の第三土曜日が恒例なのか。直近になれば新聞等で正確な情報が得られるのではないか。

追記(2014/11/14):本記事がランキング2位に入った。地域には開催案内の回覧板が回った。来年のためにここへ貼り付けておく。

Iob_sinsenichi2014 
2015年の新鮮市

Iob_sinsenichi2015
2016年の新鮮市

Iob_poster_sinsenichi_2016

追記(2017/11/03):2017年の新鮮市

Iob_2017_sinsenichi_2017_3
原ファイル名=「IOB_2017_SINSENICHI_2017年新鮮市チラシ.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

追記(2017/11/09):タイトルに投稿期日を追加
現在、本記事がアクセスランキングの一位に入っている。季節感を感じる。

追記(2017/11/18):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等
タイトル文字のサイズ、色等を変更。文節に分けて読み易くした。

追記(2018/10/27):アクセスランキングでこの記事が登場した。今年の新鮮市はいつかと検索してみたら、以下にその情報があった。

伊勢崎市観光物産協会だより=http://www.isesaki.ne.jp/kankoukyoukai/kanko_tayori_img/vol.78.pdf(このサイトへのリンク)

更に調べると毎月第3土曜日に市場開放が行われているようだ。今月は終わり、来月は新鮮市と重なるらしい。

Iob_2018_daisan_doyoubi_sijyou_kaih
原ファイル名=「IOB_2018_DAISAN_DOYOUBI_SIJYOU_KAIHOU_伊勢崎地方卸売市場の市場開放日=毎月第3土曜日.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones
出典:http://www.gunmaru.jp/news_180401.html(このサイトへのリンク)

Googleにてキーワード「新鮮市」で本サイト内を検索


日々農天気:ヤブガラシの大株(ヤブガラシ 根っ子を掴めば 俺の勝ち)。131117。(ここにも新鮮市の記事があった。)

「追記(2018/11/10):2018年の新鮮市のチラシを追加。本日のこの記事のアクセスランキングは3位。

Iob_2018_shinsennichi_2018_chirashi
原ファイル名=「IOB_2018_SHINSENNICHI_2018_CHIRASHI_新鮮市2018チラシ.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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(伊勢崎地方卸売市場の新鮮市)PART2 - いとしきもの 自分のための子守 ...

af06.kazelog.jp/itoshikimono/2017/11/part2-f977.html
 
2017/11/19 - 新鮮市で買い物をすると抽選券をくれるらしい。まだ、その券を貰った事がないので購入金額が不足しているのかも知れない。ともかく、過去記事で抽選券を見知らぬ人から貰って長い列に並んだ事を書いた。昨日も長い列ができていた。

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追記(2018/12/02):2018年の新鮮市の様子。記事は下記画像のリンク先参照(画像をクリック)。

Iob_2018_shinsen_ichi_201811_
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追記(2021/11/07):アクセスランキング第五位に入った。昨年は新鮮市があったのか。コロナで中止だったのか気付かなかった。今年の開催は回覧板で回ってきた。11月の市場開放として新鮮市が行われるようだ。ゆっくりイベントが楽しめれば気分転換になる。掘り出し物を探すのも楽しみだ。値切るのもコミュニケーションの一つ。

20211120

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Ranking

00001_アクセスランキング記録2018-PART2

00001_アクセスランキング記録2018-PART1

2011年11月19日 (土)

科学ニュースに独り言:アゲハチョウが産卵植物を見分けるメカニズム

2011/11/19
昨日はAM曇りPM晴れ。雲はやや厚めであった。カキを収穫した。既に落葉が終わり、色付いた実だけになっている。今回は高所の部分を取るので、高枝切りを使った。ロープと滑車で刃を動かして枝を切る方式のものだ。枝が混んでいると操作がしにくいが、竹竿よりましだ。昔は、長い竹竿の先端を二つに裂いて、その間に細い枝をはさんで、ハサミ状の間にカキの枝を入れてねじり切った。カキの木は何本かあるが、その実はほとんど鳥が食べている。食べ始めると結構美味い。

2011/11/18の天気

TAVE= 10.0
TMAX= 15
TMIN= 4.6
DIFF= 10.4
WMAX= 2.9
SUNS= 2.4
RAIN= 0

最低気温(℃)  4.4  04:54
最高気温(℃)  15.6  14:24

科学ニュースに独り言:アゲハチョウが産卵植物を見分けるメカニズム

夏は我が家のミカン苗によくアゲハチョウが産卵にくる。なぜ確実に産卵に適する樹木を見つける事ができるのかと気になっていた。数日前に上毛新聞にその記事が出ていたのを思い出して調べてみた。

毎日新聞は、「<アゲハチョウ>産卵植物選別の仕組みを解明;url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111116-00000001-mai-soci(毎日新聞 111月16日(水)1時0分配信)」というタイトルで、「アゲハチョウのメスが前足の「感覚毛」を使って、幼虫が食べられる植物を選別して産卵する仕組みを、JT生命誌研究館(大阪府高槻市)と九州大などの研究チームが解明した。害虫が農作物に産卵しないよう改良する方法を開発する手がかりにつながると期待される。15日付の英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」電子版で発表した。 アゲハチョウのうち例えばナミアゲハのメスは、ミカン科の植物の葉に産卵する。その際、「感覚毛」で幼虫が食べられる植物を特定するが、これまで未解明だった、こうした仕組みをつかさどる遺伝子を見つけた。 同館の尾崎克久研究員(分子生物学)によると、「感覚毛」の根元にある神経細胞では約1万種類もの遺伝子が働いている。このうち植物に含まれる成分を感じ取るとみられる遺伝子を特定。別の細胞で働かせてみたところ、ミカン科植物に含まれる酸味成分「シネフリン」と触れると、細胞内に変化が生じるのが見つかった。
 今度はシネフリンを塗った人工葉を準備し、そこにナミアゲハを放したところ、約7割のメスが産卵。一方、この遺伝子の機能を失わせたメスは約2割しか産まなかった。こうした実験結果から、メスがこの遺伝子の働きでシネフリンを見分け、その情報が脳に伝わることで産卵を促すと結論づけた。
 ナミアゲハ以外にも同様の手法で産卵したり、食べたりする植物を選別する昆虫は多く、こうした能力を担う遺伝子や反応する植物の成分もそれぞれ異なると見られている。尾崎研究員は「同じ方法で、他の昆虫でもこうした遺伝子を見付けていけば、遺伝子操作で農作物に産卵したり食べたりしないようにできるかもしれない」と話している。」と報じた。

上毛新聞記事では、この共同研究には大阪大学も含まれていたので、検索。NG。九州大学のサイトを検索。九州大学のサイトは、「アゲハチョウが植物を味で見分けて産卵する仕組みを解明;url=http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2011/2011_11_10.pdf()」というタイトルで、「本研究成果はNatureの姉妹紙のオンライン科学誌「Nature Communications」(11月15日付)に掲載されます。」と報じた。

そこで、更に検索するとurl=http://www.nature.com/ncomms/archive/category/article/index.htmlにその情報があった。記事はurl=http://www.nature.com/ncomms/journal/v2/n11/pdf/ncomms1548.pdf。だが難解。

JT生命誌研究館:プレスリリースurl=http://www.brh.co.jp/oshirase/pdf/pressrelease20111116.pdf。この記事は分かりやすい。研究を主導したのはここのメンバーのようだ。

この記事によると研究のポイントは「○全ゲノムが解読されていない昆虫から、世界で初めて味覚受容体遺伝子を発見。○培養昆虫細胞で発現させることにより、受容体が認識する化合物を特定。
○味覚受容体がチョウの産卵行動の誘発に関わっていることを世界で初めて解明。」である。

ここで疑問になったのは、シネフリンが産卵刺激物質で、ミカン類に特異的に存在しているようだ。しかし、観察していると産卵するのはミカンの葉が多いのだが、ミカンの葉とシネフリンの関係がピント来なかった。アゲハチョウにはシネフリンが有利な物質だろうが、ミカン類の樹種はなぜシネフリンが多いのか。要するにミカン樹はアゲハチョウを引き寄せてなにかメリットがあるのかという点。

「シネフリン;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3;(最終更新 2010年7月6日 (火) 12:17 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「シネフリン(Synephrine)とはフェネチルアミン誘導体。 ミカン科ウンシュウミカン、ナツミカン、ダイダイ、ゴシュユの果実に含まれている酸味成分。 気管支を拡張させ、のどの風邪にも効果があるとも言われる。脂肪分解酵素のリパーゼを活性化するとも言われる。脂肪の代謝を促進するとも言われる。食欲を抑える働きもあるとも言われる。」とある。この項目は書きかけ項目であった。

ミカン類似品は、葉の中にシネフリンという酸味成分を含んでいるので、他の樹種より害虫が付きにくいように感じる。そうなると、アゲハチョウは他の昆虫が苦手にしている部分を逆手にとって、それを種族繁栄の産卵に利用しているようにも見える。進化の段階から見ると、アゲハチョウは他の昆虫よりより進化した段階で出てきたのではないか。そのため、ミカン類はいまだ、アゲハ対策が万全ではないのだろう。それならば、ミカン類も進化の点では後発組なのかもしれない。植物側から進化に迫るのも面白そうだ。

2011年11月18日 (金)

老人の寝言:羊の皮を纏った虎は世界中にはびこっているのか

2011/11/18
昨日は終日晴天。ケヤキの落ち葉が多くなったてきたが、まだ葉が樹上に残り、骨格である枝の先端の方が見えてきた段階。町内行事。先日、八幡沼に浮かぶカモにデジカメを向けたらカワウが飛び上がって逃げ去った。その点、カモは集団で泳いでいるので安心しているのか警戒心はカワウほど強くないようだ。カワウは鮎等の川魚を食害するので漁業者の目の敵となり、時には銃砲を向けられる事もあるようだ。カワウは鳥体も大きいので食べる量も多いので、被害も多いのだろう。その点、白鷺や白鳥等は同じように餌をたべてもそれほど目くじらをたてる人も少ないようだ。灰色の羽毛を持つ五位鷺は夕方や夜に活動する。子供の頃から、五位鷺が夜鳴きながら飛んでいたのは知っているが、振り返るとその姿は余り見ていない。ともかく、カワウの警戒心も人間との関係で学習した部分もあるのではないか。今年は、熊や鹿の猪の出没や被害も目立った。これらは野生のほ乳類で、自然界では体位が大きい部類だ。生物の多様性云々が叫ばれているが、身体が大きい物は生物界ではピラミッドの上位にいるようだ。そこでヒトと利害が衝突している。カワウからヒトをみると、ヒトは怖いのだろう。

2011/11/17の天気

TAVE= 11.7
TMAX= 17
TMIN= 5.8
DIFF= 11.2
WMAX= 8.9
SUNS= 9.6
RAIN= 0

最低気温(℃)  4.8  22:31
最高気温(℃)  17.3  13:59

老人の寝言:羊の皮を纏った虎は世界中にはびこっているのか

WEB記事を何となく見ていたら以下のような記事があった。いつか延暦寺の句を作った記憶があった。それを探したら、

■暴力団も回向をしたり延暦寺

という句であった。祖先を敬い回向を手向けるのは人間の心情として否定しがたいものがあるだろう。冒頭の句は丁度その頃作成した物だったようだ。この記事に書かれたように香典として多額の金が動いたとは知らなかった。この記事から、それが事実なのか、疑惑なのか、犯罪なのかよくわからない。暴力団は法律に規定されているのだから会社と同じ類という皮肉な見方もある。記事にあるように、「10月までに全国で暴力団排除条例が施行。」され、暴力団に対する攻勢の体制が充実してきたのだろうか。延暦寺だけでなく、神社関係も暴力団との関係を見直すという趣旨を同記事が伝えている。

asahi.comは、「歴代組長の位牌参拝を拒否 延暦寺、山口組に通知;url=http://www.asahi.com/national/update/1117/OSK201111170131.html(2011年11月17日22時5分)」というタイトルで、「天台宗総本山・比叡山延暦寺(大津市)が指定暴力団山口組(総本部・神戸市)に対し、寺が安置している歴代組長の位牌(いはい)への参拝を控えるよう伝えていたことが、寺への取材でわかった。家族の参拝も断る、としている。山口組側は了承したという。 延暦寺によると、位牌は初代~4代目のもので、阿弥陀堂に安置されている。2006年4月、直系組長ら約90人が集まって開かれた法要の際、まとめて永代供養を頼まれたという。滋賀県警は、香典として数千万円が山口組に上納された疑いがあるとみている。 この法要を引き受けたことについて、「軽率な行為」などとの批判を受け、翌5月、寺の執行部7人全員が引責辞任。その後は「個人の参拝まで拒むのは難しい」として毎年、組側からの連絡を受けて親族の参拝を受け入れてきた。 しかし、滋賀県警によると、親族ではない組関係者の参拝も確認されたという。寺は、山口組が仕切る法要が定例化したことを危惧し、排除に向けて昨年から検討。今年5月、家族を含めて関係者の参拝を一切認めないことを決め、6月下旬に組側へ文書で通知。組側から7月上旬、承諾する旨の文書が届いたという。 延暦寺の小林祖承総務部長は位牌の扱いについて「宗教上、返還は許されない」と安置を続ける意向を示しつつも、「社会の一員として、暴力団排除について誠実に対応をしていく」と話した。 10月までに全国で暴力団排除条例が施行。天台宗も加盟する全日本仏教会(東京)は12月1日の理事会で、暴力団排除への取り組みを再確認する予定だ。 」と報じた。

最近は、暴力団の手口も巧妙化しているようだ。一方では警察と暴力団の癒着という事件も起きている。同じような現象は、マルチ商法にもありそうで、国会で質疑があった。自分から手を下さず、一次、二次、三次、四次と下へ下へと実務の実行は遠いところでさせるようになったのも最近の現象のようだ。自分から手を下さなければ、悪いことをしても少しは良心の咎めが薄まるからなのだろうか。それにしても良心が薄まってしまったのも現代のようだ。というより、良心という羊の皮を被り、追跡が及ばない遠いところで悪事を働くという悪知恵に過ぎないのか。

追記:最初のタイトル「老人の寝言:虎の皮をまとった羊は世界中にはびこっているのか」と、入力ミスで虎と羊が入れ替わっていた。投稿後検索してみたら早速、「「いとしきもの: 老人の寝言:虎の皮を纏った羊は世界中にはびこってい」」とGoogleに取り込まれていた。その間の時間は短い。訂正後再チェックすると、更に、「 もしかして: 老人の寝言:羊の皮をまとった虎は世界中にはびこっているのか 」というリンクも表示されている。これには参った。コンピュータ侮り難し。

2011年11月17日 (木)

半端道楽:子供にもさせたいチューリップの水栽培

2011/11/17
昨日も晴れ。穏やかな晴天。夕方は夕焼けとなった。前橋気象台によると赤城に初冠雪。仕事は昨日同様。ラジオで国会中継を聞く。前回植えたチューリップの球根の残りがあった。どうしようかと考えたら、水栽培のアイデアが浮かんだ。

2011/11/16の天気

TAVE= 9.7
TMAX= 13.9
TMIN= 6.2
DIFF= 7.7
WMAX= 6.3
SUNS= 9.8
RAIN= 0

最低気温(℃) 6.1 23:54
最高気温(℃) 14.3 13:28

半端道楽:子供にもさせたいチューリップの水栽培

Mizusaibai_tulip

子供の頃、学校で水栽培をした記憶がある。正式にはガラス製の専用の容器を使う。昔はそんな便利な物もなかった。ある先生が、ガラスビンを使った、水栽培容器の作り方を教えてくれた事を思い出した。ニクロム線をビンを切る部分に巻いて電気を通して暖める。次ぎに、ニクロム線をほどいて、ビンを水中に入れると、ガラスが急激に収縮してビンが二つに切れる。そうして、切れたビンの口の部分を逆さにしてビンの胴体の部分の上に置いてその上に球根を乗せると水栽培ができる。水栽培の面白いところは、球根から根が出て伸びる様子がよく見える事だ。楽しみながら理科の観察ができる。電気を使ってガラス瓶を切るのも大変だ。そこで思い付いたのがペットボトルを使った水栽培容器。切るのは金ノコを使った。金切りハサミでもOKだった。最近のペットボトルは薄いので普通のハサミでも切れると思う。もう一つは酒が入っていた徳利を使ってみた。球根を置く台座の部分だけペットボトルの上部を切って使った。後はじっくり花が咲くのを待つばかり。子供になった気分だが、子供にも出来そうだ。花を見て綺麗と言うのは当然だが、大抵は花を見て根の事までは考えない。こういう実験は子供も面白ろがり、理科も好きになるのではないか。

2011年11月16日 (水)

老人の寝言:世界が注目する国家首脳の会談で言った言わないの腹芸が通用するのか。111116。

2011/11/16
昨日は穏やかな晴天。夕方の風に冬の寒さを感じた。AMEDASの気温は13℃台だった。タマリュウ改植。ハナダイコン移植。しばし、プラ容器のメダカをながめた。親メダカの方は姿をみせないが、子メダカの方は元気に泳ぎ回っている。子メダカの数はかなり多そうだ。40~50匹はいそうだ。大きさのばらつきがかなりある。メダカの産卵は一度に一斉にするのではなく、継続的に産卵するらしい。大きさのばらつきは産卵時期のばらつきになるのだろう。

ポケットラジオで国会中継を聞いた。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議から帰国した首相を迎えての国会討論で、自民党の山本一太議員の追求には気迫迫るものがあった。ラジオだから顔色はうかがえなかったが、総理の顔面が一瞬蒼白になったのでは思った部分もあった。それでも、言った言わないの腹芸の世界に失望した国民は多かったに違いない。

2011/11/15の天気

TAVE= 12.4
TMAX= 17.4
TMIN= 8.5
DIFF= 8.9
WMAX= 5.4
SUNS= 8.3
RAIN= 0

最低気温(℃)  8.3  23:17
最高気温(℃)  17.9  13:59

老人の寝言:世界が注目する国家首脳の会談で言った言わないの腹芸が通用するのか

あの山本議員も言いそびれた事が一つあったのではないか。というより、感情的より、クールにロジカルに攻めるという工夫も出来たのではないか。

いやしくも、米国大統領と日本国首相の会談である。発表する文書の文言は、発表前に両国で綿密に確認された筈だ。先ず、最初にその事実を確認しなければならないようだ。確認してなければ、それだけで外交の失点だ。確認して、「Prime Minister Noda's statement that he would put all goods, as well as services, 」という文言が事実や首相の意図に反するのであれば、その時点で、主張を主張しなかったと言う点で、これも外交の失点だ。

しかし、問題はさらに奥深いのではないか。発表が事実に反し、首相の主張にも日本の国益にも反するならば、首相は日本国と自分の名誉にかけて、謝罪と訂正を求めるべきだ。

首相の国会答弁では謝罪も訂正も求める意向がないらしい。外交文書はお互いの成果を誇示する目的も持つ。オバマさんは国内向け・大統領選挙向けに大きな得点が誇示できる内容だ。野田さんのポイントはなんだろうか。日本はTPPに入れてくれ入れてくれとおねだりしており、オバマさんがそれを歓迎した。これで、外交の得点をしたと誇示できるのか。前首相の失点も回復できない。

もし、日米両当局がこの発表内容に同意していたとすれば、主張のすれ違いを認め合い、口裏合わせで両国の国民をだまそうという事にならないか。

ところで、問題の文書はホワイトハウスが発表したこれではないか(http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2011/11/12/readout-press-secretary-presidents-meeting-prime-minister-noda-japan)。その全文は以下の通り。

「The White House

Office of the Press Secretary
For Immediate Release
November 12, 2011
Readout by the Press Secretary on the President's meeting with Prime Minister Noda of Japan
The President and Prime Minister Yoshihiko Noda had a good discussion today on a range of issues, including APEC and the upcoming East Asia Summit, and next steps on Futenma relocation.  The leaders also talked about Japan's interest in the Trans-Pacific Partnership (TPP) agreement.  Prime Minister Noda noted that he had decided to begin consultations with TPP members, with an eye to joining the TPP negotiations.  The President welcomed that important announcement and Japan's interest in the TPP agreement, noting that eliminating the barriers to trade between our two countries could provide an historic opportunity to deepen our economic relationship, as well as strengthen Japan's ties with some of its closest partners in the region.  The President noted that all TPP countries need to be prepared to meet the agreement's high standards, and he welcomed Prime Minister Noda's statement that he would put all goods, as well as services, on the negotiating table for trade liberalization.  The President noted that he would instruct USTR Kirk to begin the domestic process of considering Japan's candidacy, including consultations with Congress and with U.S. stakeholders on specific issues of concern in the agricultural, services and manufacturing sectors, to include non-tariff measures.  Prime Minister Noda also explained the steps he had taken to begin to review Japan's beef import restrictions and expand market access for U.S. beef.  The President welcomed these initial measures, and noted the importance of resolving this longstanding issue based on science.  We are encouraged by the quick steps being taken by Prime Minister Noda and look forward to working closely with him on these initiatives.」

これをGoogle翻訳で翻訳した結果。
「ホワイトハウス

報道官のオフィス
即時リリース用
2011年11月12日
日本の総理大臣野田と大統領の会談に関する記者長官による読み出し

大統領と総理大臣野田佳彦は、APECと今後の東アジアサミット、そして普天間の移設について、次の手順などの問題の範囲に今日は良い議論がありました。リーダーはまた、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定における日本の関心について語った。首相は野田氏は、TPP交渉への参加を視野に、TPPのメンバーとの協議を開始することを決定したことに留意した。大統領は両国間の貿易障壁を排除することだけでなく、中の最も近いパートナーの一部と日本の関係の強化、我々の経済関係を深めるための歴史的な機会を提供することができることを指摘し、その重要な発表とTPPの合意で、日本の関心を歓迎地域。社長は、すべてのTPPの国が合意の高い基準を満たすために準備する必要があると指摘し、彼は貿易自由化交渉のテーブルにすべての物品だけでなく、サービスを、置くことを内閣総理大臣野田の声明を歓迎した。大統領は、USTRカークは、非関税措置を含むように、議会とし、農業、サービスと製造業部門における懸念の特定の問題に関する米国の利害関係者との協議を含め、日本の立候補を考慮の国内プロセスを、開始するように指示することに留意した。首相は野田氏はまた、日本の牛肉の輸入制限を検討し、米国産牛肉の市場アクセスの拡大を開始するためにとった手順を説明した。社長は、これらの初期の措置を歓迎し、科学に基づいて、この長年の問題を解決することの重要性を指摘した。我々は、内閣総理大臣野田で撮影し、これらの取り組みで彼と密接に働くことを楽しみにされている簡単なステップによって奨励されています。」

この翻訳は機会機械(コンピュータ)翻訳で滑稽な部分もあるが、問題の部分は、「社長は、すべてのTPPの国が合意の高い基準を満たすために準備する必要があると指摘し、彼は貿易自由化交渉のテーブルにすべての物品だけでなく、サービスを、置くことを内閣総理大臣野田の声明を歓迎した。」と首相の説明より明快に思える。首相は牛肉解放というお土産も持って行ったが、問題はそれだけではない。農業もサービスも対象とある。アメリカの手の平の中で踊っている姿が哀れだ。それが日本の現状か。腹芸はいつまでも続くのか。

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追記(2017/11/15):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等
タイトルの文字サイズ拡大、文字色変更、文節に分けて読み易くした。投稿期日を追加。丁度6年程前の記事だ。内閣総理大臣は3.11東北三大災害時は菅直人、そしてその後はあのドジョウで名を馳せた野田佳彦に代わっていた。現在は、当時の民主党政権から自民党政権に代わっている。民主党野田政権から始まったTPP参加問題は、米国が離脱をして、残りの11ヶ国が発効を目指して協議中だ。輸出・輸入・関税は国家の存在そのものの反映である。関税は国家や国力のアンバランスを調整する調整弁だ。それを取り払うという発想は一見理想的に見えるが、国境を無くし世界を一つの国にする理想と瓜二つで、現実を見ればそれが人類の夢の段階に過ぎない事が直ぐ分かる。やはり、世界を平和に繁栄させる為には、無数の地球国民が無数の調整弁を少しずつ調整する以外に方法はないだろう。

「老人の寝言:日本のTPP参加はOBAMAさんを助けるだけなのか(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/11/tppobama-61db.html)。(2011年11月15日 (火))」(この記事へのリンク

YOUTUBE:「H23.11.15 参院予算委・山本一太 1/2【TPP参加表明について】(https://www.youtube.com/watch?v=anXOGmbsgsQ)。(eight2525:2011/11/15 に公開;視聴回数 24,555 回)」(このサイトへのリンク

2/2へのリンク

2011年11月15日 (火)

老人の寝言:日本のTPP参加はOBAMAさんを助けるだけなのか

2011/11/15
昨日も穏やかな晴天。ポット苗手入れ。種子採取。落果していた渋柿を食べてみた。中が黄色で水分が多いものは渋みは抜けていてが、甘みが少なかった。中が茶色でゴマが入ったようなものは、ねっとりとしており甘みも抜群であった。やはり渋柿も種が入った方がうまいのか。そこまで注意してみなかった。カキの種も、人間や動物を介して種の拡散・子孫繁栄を実現している。そうなると、種子が沢山出来ている方をより美味くする事は目的にかなっていると思う。柿の木がそう思って養分の分配を行っているのかは分からないが、何か違いがあるとき、その違にはどういう理由があるのだろうと考えてみるのも面白い。カキの本を読んでいたら、猿蟹合戦に出てくる柿木は渋柿だろうと述べていた。柿の専門家はやはり、柿ならば色々な事に興味を持つのかなと思った。

2011/11/14の天気

TAVE= 15.5
TMAX= 20.6
TMIN= 11.7
DIFF= 8.9
WMAX= 4.7
SUNS= 7.5
RAIN= 0

老人の寝言:日本のTPP参加はOBAMAさんを助けるだけなのか

TPP交渉は既に始まっている。日本はその交渉に途中乗車しようとしている。その乗り物の性格が分からないのに交渉に飛び乗ってしまった。最初からの交渉なら色々条件は出せるだろう。交渉の筋道も理解できる。ところが途中から乗せて下さいでは立場が弱くなるのは世界の常識だろう。国論が真っ二つに割れているのに、途中下車も出来るとも言う人物が政権の要職についている。政権内の意志を統一・決定できないで、まだ腰が定まっていないのだ。米国内にも、そんなトラブルメーカーになりそうな国は交渉が決着してから入れた方が良いという意見もあるようだ。そうなれば、日本は交渉権を行使できないのは自明だ。要するに途中乗車という不完全な交渉権、外交に弱いという政権の特徴、外交実績に乏し首相いというトリプル不安要件が揃っているのが日本が参加しようとするTPP交渉なのだ。以下は日本の動きをアメリカがどう見ているか気になって覗いてみたワシントンポストの記事の頭と尻の部分。

Washingtonpost.comは、「Japan will take part in trade talks, PM Noda says;url=http://www.washingtonpost.com/world/japan-will-take-part-in-trade-talks-pm-noda-says/2011/11/11/gIQANw63BN_story.html(By Chico Harlan, Published: November 11)
というタイトルで、「TOKYO ― Prime Minister Yoshihiko Noda announced Friday that Japan will participate in talks on a broad, U.S.-backed Asia-Pacific free trade agreement, a divisive move that could both aid an ailing economy and fracture the government’s ruling party.
 By joining negotiations on the Trans-Pacific Partnership (TPP), Japan would clear the way for potentially major changes to its economy, the world’s third-largest, such as slashing tariffs, allowing cheaper imports and lowering prices for consumers.
But the pact also threatens to level Japan’s farming industry, whose many powerful advocates say that Noda is threatening national unity ― and ultimately eroding his base of support ― by making big decisions on his own. Japan’s involvement in the talks marks a boost for President Obama, who set a goal of doubling U.S. exports over five years, and helps Washington strengthen its ties to Asia. Noda and Obama will discuss the pact when they meet Saturday during the Asia-Pacific summit in Hawaii.」と報じた。そうして最後を「“As for TPP, I am fully aware of both great benefits and numerous concerns,” he said, adding: “I love Japan from the bottom of my heart. My mother’s family are farmers. . . . I still remember the smell of the soil.”Special correspondent Ayako Mie contributed to this report.」と締めくくっている。

YOMIURI ONLINEは、「TPP合意目標時期は2012年7月?;url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111114-00000610-yom-int(最終更新:11月14日(月)15時11分)」というタイトルで、「【ホノルル=岡田章裕】シンガポールのリー・シェンロン首相は12日、大枠合意に達した環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、ホノルルで一部記者団と会見した。 TPP交渉の合意目標時期について、米大統領選が本格化する前の2012年7月との見方が各国内で出ていることに対し「交渉を早め、長引かせない圧力になる。早期に合意するための一つの手法だ。野心的だが、強い意志があれば可能だ」と積極的に評価した。」と報じた。」【ホノルル=岡田章裕】シンガポールのリー・シェンロン首相は12日、大枠合意に達した環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、ホノルルで一部記者団と会見した。 TPP交渉の合意目標時期について、米大統領選が本格化する前の2012年7月との見方が各国内で出ていることに対し「交渉を早め、長引かせない圧力になる。早期に合意するための一つの手法だ。野心的だが、強い意志があれば可能だ」と積極的に評価した。

WEB情報によると大統領選挙は2012年11月6日らしい。すでに大統領選挙の前哨戦が始まっている。Washingtonpostの言っている、「Japan’s involvement in the talks marks a boost for President Obama, who set a goal of doubling U.S. exports over five years, and helps Washington strengthen its ties to Asia. 」という言葉は、日本のTPP交渉参加表明はオバマさんの政策翼賛になるのだ。オバマさんが再選されれば、オバマさんに恩を売って置いた事が役立つ。俺の政権寿命もいつまで持つか分からない。野田内閣は2011年(平成23年)9月2日発足。菅内閣は2010年6月8日~2011年(平成23年)9月2日。せめて菅さん並の寿命をと次元が低い覚悟をされては泣くにも泣けない。負け戦を承知で戦場に向かうのか。Washingtonpostの締めくくりは「My mother’s family are farmers. . . . I still remember the smell of the soil.」という一節だ。いまだ土の香りを思い出すだけでは、農業など苦もなく切り捨てられそうだ。

TPP交渉で完全な盲点になっているのが知的所有権やサービスだ。すでに遺伝子特許等については読みかじりの記で書いた。特許に関税は無関係かもしれないが、特許が通商の障壁となる可能性は避けられない。攻める側では特許は障壁であるが、守る側ではまさに自国産業保護の生命線になる。アメリカは、たとえばビジネス特許等を国内でどんどん成立させ、それを武器に乗り込んでくる可能性も大きい。ビジネスモデル特許はアメリカが最も得意だ。IT関連のビジネス特許で攻められたら日本のIT産業は崩壊しないだろうか。当然、アメリカの弁護士や弁理士、会計士もどんどん乗り込んでくる。日本は弁護士が多すぎて失業云々と言っているが、弁護士業界などはTPPに対して何の対応も出来ていないだろう。言語障壁を作るな等と言って、アメリカの弁護士が膨大な英語文書を突きつけて乗り込んできてたら、弁護士は失業するし、裁判所はパンクするしで、日本のサービス分野の業種もアメリカに席巻される心配もある。かつて、半導体業界ではテキサス・インスツルメントが保有するキルビー特許に怯えた事があった。喧嘩をしても勝ち目はない、それよりも、物を作って稼いだ金で特許料を払えば良いと安直に考えたのだと思う。大半の日本の半導体メーカーはTIにキルビー特許の特許料を払ったと思う。現在、その日本の半導体メーカーは、青色吐息の状態で半導体部門は事業の足枷になっている。

「キルビー特許;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%BC%E7%89%B9%E8%A8%B1;(最終更新 2011年6月20日 (月) 02:17 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「キルビー特許(キルビーとっきょ、Kilby patents)とは、テキサス・インスツルメンツ (TI) のジャック・キルビーが発明した半導体集積回路の基本特許。キルビー特許と言うときは、半導体集積回路の重要な基礎技術として捉える側面のほかに、日本では特許の成立が遅くなり、普及した技術を用いる製品に対して多額のライセンス料が課せられた、言うなればサブマリン特許に近いイメージで捉える側面がある。」

キルビー特許でアメリカは濡れ手に粟の如くに膨大な特許収入を手に入れた成功体験を持っている。日本はその時を黒船として眺めているだけでどれだけの対応をしているのだろうか。つまらない特許侵害ででも、中小企業を訴えれば、中小企業はたちまちお手上げになるだろう。特許と裁判が連携すると、とんでもない影響力を発揮するのだ。アメリカの裁判事情は色々伝えられているが、ビジネスとなれば、禿げたかの如く、奪える物は尽く奪われてしまうのではないか。日本では製造や技術云々と大企業から中小企業までTPPに賛成のようだが、製造や技術云々の稼ぎより、その上を行く、特許料や知的所有権に基づくサービス料が今後は圧倒的に増大するのである。口先でお題目を唱え、無策、無思想で政権延命を図るだけでは、日本の将来に希望が持てないのだ。

2011年11月14日 (月)

文化と文明雑感:伊勢崎藩郷学を支えた町民の心意気。20111114。

2011/11/14
昨日は晴れ。朝方は気持ちよい快晴。サイクリングをかねて、寄り道をしながら自転車で三軒屋遺跡シンポジウムが行われる赤堀芸術文化プラザに向かった。シンポジウムには多数の聴講者が参加した。自分がこのシンポジウムが行われると知ったのはたまたま市役所に行き、配布物置き場でパンフレットを見たので。多分広報にも出たと思う。講師もパネラーもとびきりの適任者で充実したシンポジウムだったと思う。エッそんなのあったのと残念がる古代史愛好家もいるかも知れない。これだけのシンポジウムを行うならもうすこしPRしても良かったのでは思った。帰路のついでに、赤堀歴史民俗資料館に立ち寄る。

2011/11/13の天気

TAVE= 15.7
TMAX= 19.6
TMIN= 10.3
DIFF= 9.3
WMAX= 2.6
SUNS= 6.8
RAIN= 0



文化と文明雑感:伊勢崎藩郷学を支えた町民の心意気

丁度、訪問した日は、「本年330周年を迎える伊勢崎藩主酒井家の関係資料を展示」する企画展の最終日、それも閉館間際であった。館長が数名の見学者の説明している所に入れてもらった。天明年間の浅間焼け?浅間山の噴火の時に伊勢崎藩家老関重嶷父子の行った危機管理の説明等を熱心に説明していた。

以下はコトバンクからの引用:
「関重嶷 せき-しげたか:1756-1837* 江戸時代中期-後期の武士。宝暦6年9月3日生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)伊勢崎藩家老。儒学を村士玉水(すぐり-ぎょくすい)にまなび,史学にも精通。天明3年の浅間山噴火の記録「沙降記」,地誌「伊勢崎風土記」をあらわす。天保(てんぽう)7年12月17日死去。81歳。字(あざな)は子岐。通称は助之丞。号は喚醒,睡?。名は「しげさと」ともよむ。(http://kotobank.jp/word/%E9%96%A2%E9%87%8D%E5%B6%B7)」

更に、伊勢崎藩の郷学についても説明があった。江戸時代の伊勢崎は寺子屋が盛んであった。寺子屋は私塾。私塾には私塾の限界があった。そこで藩独自でも藩内各所に学問所を開設した。それが郷学らしい。その郷学のテキストとなった「小学」が展示されていた。それを印刷する版木も展示されていた。ところが、その版木を作るには相当の費用がかかる。館長は和綴じの本を取りだして山折りになっている部分を平にしてそこに刷り込まれている人名があることを見せてくれた。一枚一枚の版木作成の費用は町民有志の寄付でまかなわれていたとの事だ。伊勢崎の文化を支えた町民の心意気を感じた。この本を読んだ生徒も勉強に気合いが入ったのではないか。この学問所が明治政府が定めた学制として新時代の学校になってゆくとの事だ。もっと話を聞きたいところだが閉館の時間となった。

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追記(2020/05/18):タイトルに投稿期日を追加。アクセスランキング8位に入った。読者に感謝。上植木には主静堂という郷学があったらしいが詳細が分からない(下記の資料参照)。寺子屋も幾つかあったようだ。

« 愛しき古里:地域の教育力:明治中期の地域小学校校長だった矢島昇を知る(8):三和町堤区の共有墓地にある筆塚?;寒風が 頻尿招く 座業かな。171206。

以下は数少ない伊勢崎市の郷学情報。リンクを張っておく。
伊勢崎領郷学の設営経過・組織形態と教育活動=1_KJ00009272584.pdfを入手できた。

(1)伊勢崎領郷学の設営経過・組織形態と教育活動 - J-Stage
www.jstage.jst.go.jp ? kyouikushigaku ? _article ? -char
(1)伊勢崎領郷学の設営経過・組織形態と教育活動. 高井 浩. 著者情報. 高井 浩. 群馬大学. ジャーナル フリー. 1958 年 1 巻 p. 7-41. DOI https://doi.org/10.15062/kyouikushigaku.1.0_7. 詳細. 発行日: 1958/10/10 受付日 : - 公開日 : 2017/06/01 受理日 ...
高井浩 著 - ?1958

2011年11月13日 (日)

老人の寝言:これは便利だと安穏に暮らしている先に落とし穴がある

2011/11/13
昨日は晴れ。夕方から雲が多くなった。ポット苗手入れ。ゴム手袋をして除草。使い捨てのポリ手袋が疲れなくて楽らしい。起床時には指先がこる。少しストレッチをしてから起床する。秋が深まっている。ケヤキやカキの葉が落ち始めている。葉が紅葉・黄葉するのは落葉樹。植物の葉が緑色に見えるのは、日光の赤色と青色の成分を吸収するためらしい。葉緑素という色素がその波長の光を吸収する。それなら、葉が赤や黄色に色づくのはなぜか。

2011/11/12の天気

TAVE= 15.4
TMAX= 19.5
TMIN= 9.9
DIFF= 9.6
WMAX= 3.1
SUNS= 6.8
RAIN= 0

最低気温(℃)  9.3  06:06
最高気温(℃)  20.0  13:08

「紅葉;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E8%91%89#.E7.B4.85.E8.91.89.E3.81.AE.E5.8E.9F.E7.90.86;(最終更新 2011年11月6日 (日) 02:39)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「紅葉の原理 [編集] :葉の赤色は色素「アントシアン」に由来する。アントシアンは春から夏にかけての葉には存在せずに、秋に葉に蓄積したブドウ糖や蔗糖と、紫外線の影響で発生する。
黄葉の原理 [編集] :葉の黄色は色素「カロテノイド」による。カロテノイド色素系のキサントフィル類は若葉の頃から葉に含まれるが、春から夏にかけては葉緑素の影響により視認はできない。秋に葉の葉緑素が分解することにより、目につくようになる。なお、キサントフィルも光合成によってできた糖から出発し、多くの化学変化を経てできたものである。
褐葉の原理 [編集] :黄葉と同じ原理であるが、タンニン性の物質(主にカテコール系タンニン、クロロゲン酸)や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと総称される褐色物質の蓄積が目立つためとされる。黄葉や褐葉の色素成分は、量の多少はあるがいずれも紅葉する葉にも含まれており、本来は紅葉するものが、アントシアンの生成が少なかったりすると褐葉になることがある。」とある。

百姓をしていて疑問なのは、葉緑素が光合成をするのだが、緑の葉が作った栄養分は落葉前に根や幹、枝に環流、蓄積して、落葉モードに入る条件は気温だけなのかということ。植物は惜しみなく落葉するように見えるが、落葉する前に葉の中の養分は本体に全部送ってしまうのではないか。従って葉に残る養分は極少ないのではないか。もう一つは、発色する色素物質は葉だけで合成できるのか。色素分子が合成されたり、分解されたりで葉の色が変わるのも不思議だ。樹種による黄葉・紅葉・褐葉の違いが色素の合成やそのさじ加減で変わるのが面白い。

老人の寝言:これは便利だと安穏に暮らしている先に落とし穴がある

IT技術の発展でこの四半世紀は便利になった。半世紀前は自分は青少年時代で、世界中を自由に飛び交う事が出来る電波にあこがれがあった。小学生の頃にゲルマラジオを作って電波の不思議を感じたこと。我が家の真空管ラジオを改造して短波放送を受信できるようにしたこと。中学生時代は友人とアマチュア無線の国家試験を受けて揃って落第したこと。思い出すと色々な記憶がよみがえる。家庭に電波機器が入ってきたのは、コードレス電話頃からだろうか。コードレス電話は盗聴の問題が指摘されていたと思う。コードレス電話の子機の機能を大幅に拡大したのがPHSだったと思う。PHSの前にポケベルが大流行した事もあった。ポケベルはカエルコールで使った事があった。会社でも夜勤の時に持たされた。PHSになったときは、出張の時も使うようになった。その次は携帯である。携帯は自社製品の販促で0円で買った。まさに欲呆け商法の典型。その携帯も退職してほとんど出番がない。契約料だけは取られている。この間にインターネットも普及して、LANも当たり前となった。最近では無線LANも数千円で、初期の頃の1/10程度の値段になっている。配線も不要、手間も省けて、見栄えも良い。そろそろ無線LANにしようかと誘惑を感じる。

YOMIURI ONLINEは、「グーグル、ストリートビュー撮影時に通信傍受;url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111112-OYT1T00019.htm?from=main2(2011年11月12日07時30分  読売新聞)」というタイトルで、「インターネット検索大手「グーグル」(東京都港区)が、街並みの画像を閲覧できるサービス「ストリートビュー」作成のため全国を車で撮影して回る傍ら、他人の通信を傍受していたとして、総務省は11日、電気通信事業法に基づき、同社に傍受したデータの廃棄と原因を究明するよう指導した。」、「同社は「誤って情報を集めた」と説明している。 同省によると、同社は2007年末から昨年5月まで、全国を車で回り、ストリートビュー用の映像を撮影。この際、車に無線LAN受信アンテナを搭載し、通信を傍受していた。駅構内やカフェなどに設置された無線LANでパソコンやスマートフォンを使っている人のメール送受信やウェブサイト閲覧記録が含まれるとみられるが、同社は収集したデータ量や内容を明らかにしていない。」と報じた。

このニュースを見てびっくりした。Googleは世界有数のIT企業ではないか。世界有数といえども、通信の秘密は先ず第一に守られなければ、正常な社会生活は成り立たなくなる。当局の指導は生ぬるいのではないか。違法行為を行っているのなら摘発して徹底的にその犯罪を暴かなければ安心できない。

ところで、傍受するだけで犯罪になるのだろうか。何事も自己責任なのか。当然、無線LAN関連業者は判読に困る位の小さな字で傍受される旨注意事項を書いているかもしれない。しかし、何事もなかったように傍受され、その情報が密かに使われているとなると心安らかではない。

調べてみると以下のような情報があった。メール盗聴とその確認法もそのページにあった。データの暗号化で安心というが、それを解除するソフトを提供する業者もいる。これはパソコンウィルスと同じ。便利さの盲点にビジネスありなのか。

「2.無線LANの通信傍受:有線LANと同様に無線LANにもパケットスニッファがいくつか存在します。しかも有線LANと違って、電波さえキャッチできれば外からでも傍受が可能です。もちろんこうし危険を考慮して、無線の場合にはWEPキーによるデータの暗号化が施されていますが、これもAirSnortなどで解除可能といわれており、過信は禁物です(url=http://web110.com/cyberacademy/ch06_2.html。)」

ともかく無線LANも極論すると人間の会話と同じ。声が電波に変わって見えないだけだ。ところで、ウェブサイト閲覧記録がこっそり盗まれたらどうなるか。

2011年11月12日 (土)

文化と文明雑感:Pay-It-Forward-Culture と「恩送り」

2011/11/12
昨日は終日雨。雨量もまとまって多かった。宅内でデジカメデータの整理等で過ごす。一度、HDDが満杯になるので、CD-ROMに焼いて保管していた。そうすると宝の持ち腐れになってしまう。古いパソコンから追い出された数ギガのHDDをUSB HDDに改造してデジカメデータバンクにしたが、もう一杯になりそうだ。最近では2TBのHDDが1万円を割っている。16GBのUSBメモリーも1千円台。物欲は際限ないが、自分が持っている有限の資源を極限まで使ってみるのも面白い。11/11総理はTPP交渉参加を表明した。本日、上毛新聞朝刊の一面に予定稿がドカンと踊っているが何となくうら寂しい。野田政権は東日本大震災からの復興を最大課題と口では言うが、東北地方はTPPに大反対をしてる。これほど矛盾し、反対の多い政策を独断専行するのも最高権力者の特権と誤解しているのだろか。

芥川龍之介の侏儒の言葉(http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/158_15132.html)に、
「軍人は小児に近いものである。英雄らしい身振を喜んだり、所謂光栄を好んだりするのは今更此処に云う必要はない。」、「この故に軍人の誇りとするものは必ず小児の玩具に似ている。」とある。政治家は軍人以上に偉いのだ。最近の与党歴代総理もこの美酒に酔って、身を崩してしまった。二度あることは三度あるという格言は正しいのか。国家の最大の政策課題を小児の玩具にしてはならない。

2011/11/11の天気

TAVE= 11.0
TMAX= 12
TMIN= 10.3
DIFF= 1.7
WMAX= 2
SUNS= 0
RAIN= 25.5

最低気温(℃)  10.0  00:08
最高気温(℃)  12.0  24:00

文化と文明雑感:Pay-It-Forward-Culture と「恩送り」

最近、「挑戦せよ:元技術者でエンジェル投資家の平強氏のブログ」を訪問したら、Pay-It-Forward-Culture について述べていた(http://tsuyoshitaira.com/?p=509)。話題はやはり、S.Jobsについて。ついでだが、この記事の前の「起業家必読の書:徳田虎雄著 『母の力』」も印象深い(http://tsuyoshitaira.com/?p=494)。S.Jobsが駆け出しの頃、物心で支援してくれた人物にIntel 創立者、Dr. Robert Noyce 、hp社の創業者Hewlett さんについて述べていた。自分が学生の頃だったか、出世払い云々と言いつつ自分に対する支援を前向きにとらえていた先輩がいた。ともかく、技術者といえ、駆け出しの頃は、金も協力者も、信用も十分ではない。起業をする時は支援者が必要になる。堀江貴文氏が起業するときは元彼女の父親が出資したと同氏の本にあった。物心で何らかの支援を受ければそのお返しが必要なのは世界の常識。Pay-ItのItとは物心の支援。その支援をしてくれた人に返すのがPay-Back。Pay-It-Forwardとは自分が受けた支援(恩)を自分と同じような立場の人、他者に支払うこと。アメリカでもこのような文化がある。むしろ、日本より盛んなようである。利他の精神。

「恩送り;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E9%80%81%E3%82%8A;(最終更新 2010年1月24日 (日) 18:18 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「恩送り(おんおくり)とは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること[1]。「恩」とは、めぐみ、いつくしみのこと[2]。」、「また、「恩送り」と意味が相当程度に重なる別の表現が古くから日本人にはしっかり定着している。『情けは人の為ならず』というものである。」とある。

最近、地域出身のF先生の講演時の質問で、日本より外国の方が災害の時の寄付やボランティア活動では積極的な場合も見られると回答していたのが印象に残っている。要するに、外国でも困ったときは助け合うのはお互い様という道徳観があるようだ。『情けは人の為ならず』を裏から読むとPay-Backを暗に期待しているようにも感じる。こういう習性も社会が安定しているから、銭金勘定で済むためなのだろうか。ともかくPay-It-Forwardという考え方を少しは理解できた。どうも、日本の恩義等はWETで古風な印象があるが、Pay-It-Forwardという考え方も納得できるので共通する部分があるのだろう。

昔は、よその子供を叱ったり、お世話をしたりされたりと、お互い様という感覚があった。当然助けたり、助けられたりもお互い様。Pay-It-Forwardを実践するにもそれなりの蓄えが必要だ。もう一つ、GIVE AND TAKEも必要。支援を受ける人は支援を与える人に何をGIVEできるか。それは夢かもしれない。自分が実現出来ない夢の実現にチャレンジする人を支える、それがメンターの文化だろうか。

MENTOR=an experienced person who gives help and advice to someone with less experience

メンターとは訳しにくい単語だ。師匠という訳語もある。上記、英英辞典の「gives help and advice 」という所がポイントなのだろう。財界の長老も、最近はお強請りばかりだ。

2011年11月11日 (金)

ざっそう句:野田の月

2011/11/11
昨日は曇り時々晴れ。ポット苗手入れと移動。サツマイモを焼き芋にして食べたが、胸焼けを起こしてしまった。WEBで調べてみると、サツマイモの甘さで胃酸の分泌が盛んになり、酸度が高まった胃液が逆流するためという解説があった。澱粉と繊維が多く、水分が少ないという特性も影響するようだ。薄切りにしてトースターで焼くだけで、ポテトチップに近い。焼いたときの香りは何となく郷愁を感じる。夕方から夜にかけて、東の空から満月が登ってきた。正確には11/11が満月らしい。雲から出たり、隠れたりで月に叢(むら)雲という風情。一昨日は暈(かさ)をかぶたような月であった。東日本大震災、東京電力福島原発事故で潜水していたTPPが忽然として姿を現し水面に浮上した。国民に対して説明もなく11月10日にTPP交渉参加表明を打ち上げていた首相は、党内外の反対に負けてその発表を11月11日に延期した。足元の問題を目眩ましにして、貴重な時間を空費するパフォーマンス。玉砕するならお一人でどうぞ。夢、国民を道連れにすることなかれ。

2011/11/10の天気

TAVE= 11.7
TMAX= 15.7
TMIN= 7.8
DIFF= 7.9
WMAX= 2.2
SUNS= 3.9
RAIN= 0

最低気温(℃)  7.7  06:28
最高気温(℃)  16.1  15:08

ざっそう句:野田の月

■腹減った仕事上がれば秋の月
■叢雲の湧いて発表肩すかし
■一晩で月は晴れるかTPP
■名月を取ちゃダメよと泣く子かな
■ひゅうひゅうと木枯らし寒し野田の月

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嗚呼 伊勢崎 非情

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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MEMO 海外の博物館・美術館

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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)