2011年11月 8日 (火)

東北の海よ:ダライ・ラマさんありがとう

2011/11/8
昨日は晴れ。11月としては暖かい天気だ。チューリップの球根を植えた。品種はオックスフォードとラベルにあった。色は赤。タマリュウと混植した。これは植え場に足を踏み入れないようにするためでもある。球根ならば何年も持つだろうという省電力化が頭にある。球根サイズも管理しないと年々
小さくなってしまうかもしれない。高校の歴史だったか、先生がイギリスの名門校がオックスフォードとケンブリッジ。ケンブリッジは剣橋と書くと教えてくれたがオックスフォードは忘れている。調べてみると牛津(オックスフォード)剣橋(ケンブリッジ)らしい。オックス:牛;フォード:津では漢字の意味を当てたようだが、ケンブリッジは音+意味のようだ。ニラをもらった。さっそくおすそわけ。

2011/11/7の天気

TAVE= 17.7
TMAX= 22.8
TMIN= 14.6
DIFF= 8.2
WMAX= 5.9
SUNS= 5.5
RAIN= 1

東北の海よ:ダライ・ラマさんありがとう

ダライ・ラマについては断片的にしか知らない。しかし、チベットという遠い西域の国というイメージの中で関心があった。仏教が日本にもたらされたルートの中でもチベットは重要な位置を占めている。日本へは色々なルートで仏教が伝えれたと思うが、本当に仏教を学ぼうとした人達は海を渡ってそのルーツを追った。先日の講演会の講師のF先生も最澄や空海の姿を留学生として、自分の留学時代を語っていた。ダライ・ラマの著書は日本語訳があり、ツンドクしている。探検家の矢島保治郎は同郷の人であり、関心があったがほとんど知らない。最近母の友人と散歩中に会い、雑談した。矢島保治郎の話を聞いたら、なんと本人に会った事があるとの事だった。前橋で事業をしたこともあったとの事だ。風貌はあか抜けて芸術家のようであったとの事だ。最近、写真家 小松健一氏がチベット探検家の矢島保治郎関係の記事を上毛新聞に書いており、矢島保治郎生誕130年記念イベントの開催を呼びかけていたのが記憶に残っていた。そんなことが頭にある中で以下の記事を目にした。

河北新報は、「ダライ・ラマ、石巻で慰霊法要 「心の痛み分かち合う」;url=http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111106t15004.htm(2011年11月06日日曜日)」というタイトルで、「東日本大震災の復興を祈願するため東北入りしているチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(76)は5日、震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市門脇町にある西光寺を訪れ、慰霊法要を行った。
 ダライ・ラマは本堂に入って礼拝し、般若心経を唱えた。出席者約1000人に「心の痛みを同じ人間として分かち合いたい」と語り掛けた。太平洋戦争末期の原爆投下による広島と長崎の惨状にも触れ「焼け野原から立ち直ったときと同じように、勤勉な国民性と協調性で力強く立ち上がってほしい」と励ました。」と報じた。

「ダライ・ラマ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E。(最終更新 2011年9月7日 (水) 05:06 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「ダライ・ラマ(Dalai Lama, ????????????,taa-la’i bla-ma)は、チベット仏教において最上位に位置する化身ラマの名跡。また17世紀(1642年)に発足したチベット政府の長として、チベットの元首としての地位も保有。チベット動乱の結果、1959年に発足した「チベット臨時政府(のちチベット亡命政府)」においても引き続き元首としての位置づけを受けている。」とある。

「ダライ・ラマ14世。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E14%E4%B8%96。(最終更新 2011年11月6日 (日) 04:41 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「ダライ・ラマ14世(1935年7月6日(チベット暦5月6日) - 、在位1940年 - )は、第14代のダライ・ラマ[1]。インドのダラムシャーラーに拠点を置くチベット亡命政府ガンデンポタンの長である[2]。法名はテンジン・ギャツォ(チベット文字:??????????????????; ワイリー方式:Bstan-'dzin Rgya-mtsho)。 またチベット民族のあいだで尊敬されているチベット仏教を代表する最高指導者であり、宗派を超えて大きな影響力を持つ[3]。また、チベット仏教のゲルク派の最高位の仏教博士号(ゲシェ・ラランパ)を持つ僧侶でもある。チベット仏教の全宗派の伝統の教えを継承し研鑚を積んでおり、教え・実践両面のすべての領域における最高の権威者(チューキ・ギャルポ;法王)として広く認められている。また世俗的な称号としては、フランスパリ名誉市民、名誉博士(ニューヨーク州立大学バッファロー校)などがある。」とある。

「矢島保治郎。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E5%B3%B6%E4%BF%9D%E6%B2%BB%E9%83%8E。(最終更新 2010年7月4日 (日) 01:17)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「矢島 保治郎(やじま やすじろう、1882年(明治15年)8月23日 - 1963年(昭和38年)2月13日)は日本の探検家、軍人。四川省からのルートで初めてチベット入りした人物であり、ダライ・ラマ13世の厚遇を受けてチベットの軍事顧問に就任した。 文献によっては名前が「保次郎」となっているものもあるが、矢島が使っていた名刺や親族からの手紙などには「保治郎」が使われている。」とある。

「チベット自治区。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%8C%BA。(最終更新 2011年10月26日 (水) 08:12)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「チベット自治区(チベットじちく、西蔵、チベット語: プー・ランキョン・ジョン[1], チベット文字:???????????????????; ワイリー方式:bod rang skyong ljongs)は、中華人民共和国(以下、「中国」)の西南部を占める区域自治区である。」とある。

ダライ・ラマ法王日本代表部ホームページ:url=http://www.tibethouse.jp/home.html

ダライ・ラマ14世はチベット仏教の最高指導者であるとともにチベットの元首でもある。しかし、中華人民共和国はチベットをチベット自治区として、独立を認めていない。日本国も中華人民共和国との関係でダライ・ラマ14世のチベットの元首としての入国を認めていないようだ。チベットもダライ・ラマ14世も大きな歴史の流れの中にある。ダライ・ラマ14世は、1989年にノーベル平和賞を受賞している。ダライ・ラマ14世は何度も日本を訪れている。日本が仏教国でダライ・ラマ14世に親近感を覚えるが、ダライ・ラマ14世の活動は世界的である。そんななか、矢島保治郎は当時は未知の国であったチベットへ向かい、ダライ・ラマ13世と親交があった。これも日本とチベットの関係で重要な歴史であったに違いない。河北新報の記事を読むとダライ・ラマ14世が、平和の実践者であることを改めて感じる。

2011年11月 7日 (月)

老人の寝言:TPPは血液凝固阻止剤「ワーファリン」ではない。劇薬を飲むより体質改善が先だ。

2011/11/7
昨日は曇り時々雨。AMEDASでは、3~4、14~16時に雨が記録されている。宅内で雑用をして過ごす。夕方話し相手が来て雑談。話は世界情勢から歴史とあちこち飛んだ。EUはギリシャが国民投票を回避して何とかEU内部の結束が保たれた。ところがイタリアが危ないというニュースも耳に入る。

2011/11/6の天気

TAVE= 16.5
TMAX= 18.2
TMIN= 15.5
DIFF= 2.7
WMAX= 2
SUNS= 0.1
RAIN= 7

老人の寝言:TPPは血液凝固阻止剤「ワーファリン」ではない。劇薬を飲むより体質改善が先だ。

ユーロとはまさに通貨のTPP版だろう。EU内部では無条件にユーロが闊歩する。EU構成国の経済力が均衡していればお互い様だが、不均衡だといつ問題が勃発するか分からない。通貨レートも関税もその不均衡を調整するための調整弁である。その調整弁を無くそうというのがTPPだから、無謀という以外にない。これは、人体や生物が安定して機能するように働くホルモン等から類推すれば自明な事だ。採血をするとき、血液をサラサラにする薬を飲んでいますかと聞かれる。血液も血管内をがんがん流れれば良いというモノではない。適度の粘性と凝固性を持たなければ生体に大きな負担を与え、ついには生体システムは暴走してしまうだろう。21世紀はIT革命の時代でもある。通貨レートが固定レートから変動制になったのも、経済の動きが早く、通貨レートの固定制ではコレステロールのような役割しか果たせなくなったからだろう。国家間の関税もIT技術で、時々刻々と変えれば、潤滑な経済の流れが実現することは目に見えている。TPPを「ワーファリン」のつもりで丸飲みするようでは国も国際関係も持たない。「ワーファリン」はそれを必要とするものに必要量だけ処方すればよい。

2011年11月 6日 (日)

読みかじりの記:「エンジニアが30歳までに身につけておくべきこと」 椎木一夫 著 (2005年 株式会社 日本実業出版)

2011/11/6
昨日は晴れ後曇り。温暖な天気だった。AM弔問。その足で外出。久しぶりで、スーパーモールに行ってみようと思い、脇道に入った。距離感覚を失い、目的地を通り越して、見知らぬ幼稚園の近くに出た。その南側になにやらお寺があった。しばらくそこを散策して、百目柿の苗を買ったりして帰宅。

2011/11/5の天気

TAVE= 16.1
TMAX= 19.8
TMIN= 11.7
DIFF= 8.1
WMAX= 1.7
SUNS= 3.9
RAIN= 0

読みかじりの記:「エンジニアが30歳までに身につけておくべきこと」 椎木一夫 著 (2005年 株式会社 日本実業出版)

本書カバーの著者の肩書きは慶應義塾大学理工学部教授。巻末の著者略歴によれば、専門は固体物理、磁気センシング。日立中央研究所を経て大学に戻った。産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなどの資格を持つとあり、本書を読み進める参考になる。本書を読みかじったのも自分の人生をレビューしてみる意味もある。

本書のタイトルから本書が30歳より若いエンジニアを主たる対象に書かれているのだろうと思う。さらに対象を絞れば、大学を卒業してエンジニアとして出発した人となるだろうか。大学という人材育成の現場から、大学を卒業した若きエンジニアへのアドバイスを述べた本ともいえるだろう。自分が就職する当時にこのような本があれば大いに役だったのではないかと思う。

各章の構成は以下の通り。

序章 二十代のうちに早く意識改革を!
第1章 技術者魂こそ、エンジニアの証
第2章 自分のキャリアは自分でマネージメントする
第3章 一流エンジニアの仕事の進め方
第4章 味方を増やすコミュニケーション術
第5章 プレゼンテーションを成功させるコツ
第6章 知的所有権に強くなろう

自分が技術者として余り意識しなかった項目は、「第2章 自分のキャリアは自分でマネージメントする」、「第5章 プレゼンテーションを成功させるコツ」だったかもしれない。日本は終身雇用の国という意識がほとんどの労働者にあったと思う。いわば、職制に乗っていればなんとか食い損ねる事はないと思いこんでいた。従って、ある意味では技術やノウハウが個人に集積できた。自分の若きエンジニア時代に、リースマンの「孤独な群衆」という本を読みかじり、SOCIAL LADDAERというのがアメリカにもあると知ってショックを受けた。また、実務の面でも、エンジニアと作業員の格差がある事を知った。これは、欧米の会社と集積回路を共同開発したときの事だ。日本の技術者が、自分からデータを採ったりと、泥臭い仕事をしているのに、欧米の技術者はそのような仕事を作業員/OPERATORにさせているとの事だった。欧米では技術者の社会(階層)的に高い位置にいるように感じたのであった。従って、技術者になるには、がむしゃらに勉強して、大学に入り、就職をしても、知識や技術を追求する、そうして、より高いサラリーとより高い技術を求めて転職をする。当時、仕事で付き合った印象に残っているカナダのエンジニアの名前を検索したらそれらしい人物があった。やはり、キャリアを積み重ね、SOCIAL LADDAERを上がっていったようだ。

本書の「はじめに」で、著者は「技術大国ニッポンの面影は薄れつつある。」それでも、資源の乏しい日本では技術立国が必要。若者の理工離れも進む中で、本書が「若者たちがエンジニアの仕事について考えるきっかけになれば幸いである。」と述べている。文明という大きな時代の流れの中で、日本のエンジニアの地位も生き方も代わりつつあるのかも知れない。日本では技術も学会も閉鎖的な面が多い。人間の動きでも同じ傾向が強い。そのような見えないバリアーもやがて引力を失ってくる。理工離れも嘆いているだけでは改善できない。そういう意味では本書を前向きに読んで自分の力を蓄えるのも結構だろう。

先日聞いた講演もそういう意味では興味を持って聞いた。講師は当地域の出身で大学卒業後渡米。専門は農学だったようだ。その後JICAの支援事業で世界各国で活動。更にその後は教育界に転進。教育学部系の出身でなかったたので、教育の本道以外でも仕事をされて、現在では大学系の高校の校長。講演後の質疑応答で、いじめの話になった。そのような相談員の資格もとって、数年間相談業務も経験したとの事だ。いじめがあったら必ず関係者に報告して相談しなさい。いじめは見えないままにしては解決しない。専門家に相談すれば必ず解決しますと言う心強い回答があった。これは先生のキャリアから生まれた確信のようだった。ともかく、人生の先輩が若者達に、助言をするのも良し、苦言を呈するのも良し。ヒポクラテスの言葉:「人生は短し、されど芸術は長し」。この「芸術」とは技術の誤訳らしい。医聖ヒポクラテスにとっては医術だったかもしれない。全ての技術に人間のありかたが問われているのではないか。

これから、人生100年という長寿社会になるのも現実味をおびてきた。仕事が全てではない。長い人生の中で、自分に最適な仕事はなにかと、いくつかの仕事を変えたり、新しい仕事にチャレンジすることも可能になるだろう。むしろそれが望ましいのではないか。大学、大学院等は人生の途中の、リフレシュ期間、次の仕事へのギアチェンジの期間であっても良いのではないか。自分の人生を振り返っても、受験勉強という非生産的な仕事に貴重な青春時代を浪費してしまったという少なからぬ悔いが残っている。これが先憂後楽という事なのか。青春時代は創造的に悩んでみたい。全ての可能性に挑戦してみたい。人生後半の切符を人生前半にもらってしまいそれに人生がとらわれてしまうのも勿体ない。エンジニアという一見近代的な職だが生涯現役を貫くのも難しい。そういう意味では、一丁前のエンジニアになるより先に、一丁前の人間にならなければならない。S.Jobs、Bill.Gatesはエンジニアなのだろうか。

2011年11月 5日 (土)

半端道楽:ブログのファビコンを作る

2011/11/5
昨日は晴れ。好天だが午前中は宅内で午後外出。スーパーの店頭に筆柿が並んでいた。愛知県産だった。今年は我が家の筆柿も数個実を付けた。うまそうなオレンジ色になっているのでもいでかじってみると渋かった。調べてみると筆柿は不完全甘柿との事。記事:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/02e2_kaki_TREES.html。店頭に並んでいる筆柿は選別したり脱渋したりして付加価値を付けている。我が家の筆柿はスッピンだ。一昨日、汽笛の音を聞いて、我が家のかみさんは煙が見えるか二階にあがったと、新聞記事を見ながら話した。上には上がいるものだ。それにしても二人が共通体験をしたので、空耳で無いことが確認できた。

2011/11/4の天気

TAVE= 15.5
TMAX= 22.6
TMIN= 9
DIFF= 13.6
WMAX= 2
SUNS= 9.7
RAIN= 0

最低気温(℃)  8.7  06:27
最高気温(℃)  23.0  12:56

半端道楽:ブログのファビコンを作る

現在WEB閲覧には、IE6.2とFIRE FOX7.0.1を分けて使っている。FIRE FOXは色々な機能を追加できるとが売りらしい。IEはOSのおまけ。自分が最初に使ったブラウザは多分NET SCAPEだったと思う。それ以前はPROVIDER専用の接続ソフトを使っていた。これはADSL以前のパソコン通信の時代だと思う。

最近、FIRE FOXでは同じブログでも、URL表示部分に何か気になるマークがでるサイトがあるのに気付いた。IEだとその表示がない。IEのアイコンが出るだけ。これはウイルスかと疑った。調べてみるとファビコンというアイコンの一種との事。簡単に出来るとあるので試してみた。

グリーンダルマ(MIKANKUN)の画像は1年ほど前にPAINTとマウスで作った。これを少し加工して使って見た。このファビコンを作くってくれるサイトがあり、そのサイトに接続して問題はないかと気になった。WEB上にはピンからキリまで多様な情報が氾濫している。ともかく何とか作成したファビコンが画面に現れた。このグリーンダルマは元々は、七転び八起きを目指して赤のダルマを作ったのを改造した。もう真っ赤になって踏ん張る歳でもなさそうだ。失敗にめげず、何度失敗しても安全にという願いを込めて色グリーンにした。勿論シンマイや蜜柑の意味も込めている。

2011年11月 4日 (金)

ざっそう句:汽笛

2011/11/4
昨日は曇り。蜜柑樹の傾きを補正するための誘引をした。竹の杭とマイカ線を使用。昼前遠くから汽笛の音が聞こえてきた。SLの記念運行があるとのニュースを聞いていたので、仕事をしながらあの汽笛がそうなのかと思った。調べてみるとurl=http://jres.jp/news/docs/11.08.24pursu_akirin.pdfにその記事があった。11/3文化の日、「C61が故郷、群馬県伊勢崎市に帰ってきました。C61が伊勢崎~高崎間を走ります。(往路EL牽引・復路SL牽引)」とあり、往路EL牽引は伊勢崎着10:59、復路SL牽引は伊勢崎発11:39であった。このSLは華蔵寺公園に保存されていたものが復元された。「国鉄C61形蒸気機関車20号機;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84C61%E5%BD%A2%E8%92%B8%E6%B0%97%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A20%E5%8F%B7%E6%A9%9F;(最終更新 2011年11月1日 (火) 03:02)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「廃車当時はSLブームであったこともあり、当機は国鉄から無償譲渡され、群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地で静態保存されることとなった。」とある。直線距離で3Kmほどあると思うが、駅からSLの汽笛の音が聞こえてきたのは何年ぶりだったろうか。偶然聞いたSLの汽笛の音だがなんとなく懐かしさを感じた。夜は講演会へ出かけた。久しぶりに夜空を見た。木星が南東の空、上弦の月が南の空に輝いていた。月の光で薄い影が出来ていた。

2011/11/3の天気

TAVE= 15.0
TMAX= 19.5
TMIN= 11.5
DIFF= 8
WMAX= 2.8
SUNS= 1.4
RAIN= 0

ざっそう句:汽笛

■夢現汽笛はるけし耳の奥
■SLの雄叫び悲しいつ滅ぶ
■老テクの蒸気機関に夢一つ
■夢乗せて汽笛一声なお走れ
■SLよ脱原発に復帰せよ

2011年11月 3日 (木)

ざっそう句:ムカゴ飯

2011/11/3
昨日は大体晴れ。夕方にかけて曇って寒くなった。朝方は定例の仕事。午後接木。接木ナイフを研ぎ始めた時に不注意で左中指先端にナイフの刃先が滑ってしまった。急いで押さえた。幸い傷は浅く出血もごく僅かで済んだ。傷絆創膏を用意していたのでそれを貼って作業を続行できた。ナイフが滑って指に当たるまで僅かだが短い時間あったと感じた。一瞬やった!と思ったが避けられなかった。怪我の反省をすると、やはり精神の統一が出来ていない。これから、ナイフを研ぐのだと始業点検を十分していなかった。行動と意識のベクトルを合わせなければならない。幸運にも玄米ムカゴ飯を味わった。玄米は新米。ムカゴもとりたて。素朴な味だが、贅沢な気分だ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01e_ITOSIKIMONO_TABEMONO.html)。

2011/11/2の天気

TAVE= 14.7
TMAX= 20.3
TMIN= 9.1
DIFF= 11.2
WMAX= 4.9
SUNS= 7.9
RAIN= 0

最低気温(℃)  8.9  05:44
最高気温(℃)  20.8  14:03

ざっそう句:ムカゴ飯

■味も香も色も姿も楚々のまま
■ころころと釜の中までムカゴかな
■山里へ記憶を戻すムカゴ飯
■飄々とトロロになれず丸くなる
■一回り遅れて親追う子の努力

2011年11月 2日 (水)

老人の寝言:世界人口が70億人を突破して日本はどこに向かうのか

2011/11/2
昨日も穏やかな晴天。11月としては暖かい天気。日光浴をかねてタマリュウの改植。グランドカバーも良く目に付く部分はそれなりに手入れをしようと思っている。花木を植えても、一斉に同じ色で作とついつい綺麗!と感じる。そこに雑草や雑木があるとうっとうしく感じる。好ましいと思うものS(シグナル)と、好ましからざるものN(ノイズ)の比S/Nが影響しているようだ。TVの画像ではS/N=40dbが実用限界だったと思う。人間の審美眼はどうなっているのか。S/N比を上げるために雑草を引き抜くのでは際限ないエネルギーが必要になる。上手に手抜きをする方法はあるのか。暖かいのか蚊が元気良く飛び回っている。

2011/11/1の天気

TAVE= 15.3
TMAX= 21.7
TMIN= 9.6
DIFF= 12.1
WMAX= 3.8
SUNS= 10.1
RAIN= 0

最低気温(℃)  8.2  06:31
最高気温(℃)  22.1  14:11

老人の寝言:世界人口が70億人を突破して日本はどこに向かうのか

2011/10/31国連は世界人口が70億人を突破したと公表したようだ。2011年WIKIPEDIAによると「2011年現在193か国」とある。この世界人口70億人は瞬時値であり、増大傾向の通過値に過ぎない。国連が世界人口70億人を公表するにしても色々な意味があるだろう。そこで、国連サイトからこの世界人口70億人突破の記事を探して見つけたのが以下の記事である。世界の70億人に宛てたメッセージとなると、その表現一つにも細かな配慮が必要なようだ。冒頭の一行は国連総長が世界のリーダー達に向けたメッセージととれるのではないか。世界のリーダー達よ世界の困難な問題解決に挑戦せよと読める。

UN NEWS CENTREは、「As world passes 7 billion milestone, UN urges action to meet key challenges;http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=40257&Cr=population&Cr1=(31 October 2011)」というタイトルで、以下の通り報じた。

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「31 October 2011 --
Top United Nations officials today marked the global population reaching 7 billion with a call to action to world leaders to meet the challenges that a growing population poses, from ensuring adequate food and clean water to guaranteeing equal access to security and justice.

“Today, we welcome baby 7 billion. In doing so we must recognize our moral and pragmatic obligation to do the right thing for him, or for her,” Secretary-General Ban Ki-moon said at a press event at UN Headquarters to mark the milestone.

Mr. Ban noted that the world’s population reached 6 billion in 1998, only 13 years ago, and it is expected to grow to 9 billion by the middle of this century, or even a few years earlier -- by 2043.

    What kind of world has baby 7 billion been born into? What kind of world do we want for our children in the future?

“But today -- this Day of 7 Billion -- is not about one newborn, or even one generation,” he stated. “This is a day about our entire human family.”

The world today is one of “terrible contradictions,” said Mr. Ban, noting that there is plenty of food but 1 billion people go hungry; lavish lifestyles for a few, but poverty for too many others; huge advances in medicine while mothers die everyday in childbirth; and billions spent on weapons to kill people instead of keeping them safe.

“What kind of world has baby 7 billion been born into? What kind of world do we want for our children in the future?” he asked.

“I am one of 7 billion. You are also one of 7 billion. Together, we can be 7 billion strong -- by working in solidarity for a better world for all,” the Secretary-General said.

In an op-ed published in The International Herald Tribune, Mr. Ban said that as the world population passes 7 billion, “alarm bells are ringing.” He noted that the meeting later this week in France of the Group of 20 leading and emerging economies (G-20) is taking place against the backdrop of growing economic uncertainty and mounting inequality.

“In Cannes, leaders should agree to a concrete action plan that advances the well-being of all nations and people, not just the wealthiest and most powerful,” he stated.

The President of the General Assembly, Nassir Abdulaziz Al-Nasser, said today’s milestone is a reminder of how the world’s poorest -- the so-called ‘bottom billion’ -- are rendered vulnerable with little or no access to basic needs.

“Seven billion people face, almost on a daily basis -- with varying degrees of severity -- the consequences of environmental challenges, increasing poverty, inequity, wars and economic instability,” he told the event.

“But with each of these challenges comes an opportunity -- 7 billion opportunities in fact,” he added, noting that these opportunities can be harnessed to reach global anti-poverty targets, to invest in youth and women, and to re-think the approach to sustainable development.

The Executive Director of the UN Population Fund (UNFPA) underscored some of the challenges in an expanding global community, including in promoting the rights and health of 7 billion women, men and children.

“We must ensure that, in areas of the world where population is growing fast, we raise the status of women and young girls to be able to access education and make choices for themselves,” Babatunde Osotimehin said at the gathering.

“We also owe it to the 215 million women worldwide who require family planning and are not getting it to make it available,” he said, adding it is also necessary to ensure safe pregnancy and delivery for every woman that wants to give birth.

At the same time, he highlighted the need to give ageing populations in many parts of the world a life of dignity, and to tackle the rapid urbanization and migration which many countries have to face.

The UN human rights chief also marked the occasion, stating that the 7 billionth child is, by virtue of her or his birth, a permanent holder of rights, with an “irrevocable” claim to freedom.

“But she or he will also be born into a world where some people, given the chance, will trample on those rights and freedoms in the name of state security, or economic policy, or group chauvinism,” High Commissioner for Human Rights Navi Pillay said in a statement.

“If she was born a girl, she will have fewer choices. If born in the developing world, she or he will have fewer opportunities. If born a descendant of Africans in a non-African country, or as an indigenous person, member of a religious minority, or as a Roma, she or he is likely to face discrimination and marginalization, with a childhood rife with vulnerability, and a future adult life hedged in by exclusion.

“But he or she has also been born at a time of great hope,” Ms. Pillay added, noting that the demonstrations and mobilizations of civil society seen in 2011 in a sense “provide a birthday celebration for the 7 billionth person on this planet, and also serve as a warning to those who might be inclined to deprive this child, like many others, of his or her birthrights.”」

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「国際連合加盟国;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E5%8A%A0%E7%9B%9F%E5%9B%BDurl;(最終更新 2011年9月24日 (土) 05:38 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「国際連合加盟国(こくさいれんごうかめいこく)は、2011年現在193か国である。原則として国際連合に加盟できるのは主権を持った国家だけである。国連憲章第2章第4条[1]によると、「国際連合加盟国となることの承認は、安全保障理事会の勧告に基いて総会の決定によって行われる。」と定められている。 国際連合安全保障理事会と総会の承認が得られなければ加盟できないために主権を持っている国であっても国際的に認知がなされていなかったり、特定の加盟国からの反対があると加盟できない。現在のところすべての加盟国が主権国家である。」とある。

2011/11/1ラジオの国会中継を聞きながら仕事をした。TPPの議論で首相の答弁も本音がどこにあるのかさっぱり分からない。農業政策も矛盾だらけ。そのままTPP交渉に突っ込むのか。覚悟云々と大見得を切ったが国民道連れの玉砕では困る。それにしても、日本の国会に格調の高さを余り感じなかった。余りにも内向きだったり、禅問答でも困る。

世界人口が70億人というニュースを聞いて先ず思い出したのが、食料をどのように確保するかである。上記国連ニュースで、「The world today is one of “terrible contradictions,” said Mr. Ban, noting that there is plenty of food but 1 billion people go hungry; lavish lifestyles for a few, but poverty for too many others; huge advances in medicine while mothers die everyday in childbirth; and billions spent on weapons to kill people instead of keeping them safe.」と述べている。日本が世界に目を向けるとまだまだやることがあるように思う。

食糧援助は被援助側の自立意欲を奪い、益々被援助側を不安定な立場にさせるという指摘もあったと思う。国際市場で食糧が動くのも余剰があるから可能なのだろう。通貨が不安定になり、食糧生産が不安定になると食糧への投機が始まる。福島原発事故で、放射能米が懸念されて、米価が例年以上に高値になっているのも気がかりだ。ともかく世界人口が70億人となった事実が日本にとりどんな意味を持つかをしっかり考えたい。ともかく、終戦後の食糧不足を体験した世代にとっては、日々安心して飯が食えるだけでもありがたいという思いがある。

2011年11月 1日 (火)

老人の寝言/出番無きマニュアル:東京電力福島原発事故時に、事故時運転操作手順書は有効に機能したか

2011/11/1
昨日も晴天。午後はやや雲が多かった。庭の松の縮伐続き(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/04c_syukubatu_cut_and_try.html)。手入れ不足で枝葉が伸び放題。丸坊主に近くなるほど切りつめた。枯れるも良しと割り切った。太い枝から切ったので細い枝が残っている。成長は遅くなり剪定の手間も省ける事を期待している。「太い枝から切れ」というのは果樹の剪定で学んだ。切った枝は元に戻らない。切る切らないの決断が必要だ。シャツが肌に張り付いてしまった。引っ張ると痛い。何事だと見ると松の切り口から出た松ヤニがしみ込んでいた。戦後最高値(1ドル=75円32銭)を記録し、円高が止まらない。白色の山茶花と菊が咲き出した。山茶花は蕾の開きかけから開花直後頃までは特に
綺麗なようだ。

2011/10/31の天気

TAVE= 17.0
TMAX= 23.9
TMIN= 12.4
DIFF= 11.5
WMAX= 6.2
SUNS= 7.1
RAIN= 0.5

老人の寝言/出番無きマニュアル:東京電力福島原発事故時に、事故時運転操作手順書は有効に機能したか

世間にはマニュアル人間云々と言い、マニュアルを軽視する風潮もある。マニュアルの意味は、「manual【名】①〔機器などの〕取扱[操作]説明書、マニュアル②《音楽》〔オルガンなどの〕手鍵盤③《軍事》〔小銃の〕訓練、演習」とある。英語で調べるとその語源は「Origin: 1375--1425; < Latin manua-lis (adj.), manua-le (noun) (something) that can be held in the hand (manu(s) hand + -a-lis, -a-le -al1, -al2); replacing late Middle English manuel < Middle French < Latin, as above(url=http://dictionary.reference.com/browse/MANUAL)」とある。まさに物事を操作するラテン語の「手」に語源があるわけだ。手は口より下だ。口先だけで全てが片づくと考えると労働観が崩壊してしまう。こつこつと手足でする労働が社会の原点になくてはならない。

東京電力福島原発事故の検証にため、衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会が東京電力に福島原発の「事故時運転操作手順書」の提出を東京電力求めたが、東京電力が提出した「事故時運転操作手順書」は数ページで、それもほとんどが黒塗りにされていたので、ゴウゴウとした不満が渦巻いた。東京電力は黒塗りの理由として、「テロ対策の核防護や知的所有権などを挙げていた」が本心は別の所にあるのではという推測もあった。それが、ようやく提出された。この「事故時運転操作手順書」がどこにあるのか探したが、経済産業省のホームページの2011年10月24日の報道発表として公表されていた。「衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会への東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故原因の検証に必要な資料の提出について(url=http://www.meti.go.jp/press/2011/10/20111024003/20111024003.html)」。

福島原発事故の検証の最大の目的は何か。それは、同じ事故・同類の事故の再発防止以外にないだろう。検証の結果は当然、組織体として後々の原発事故にフィードバックする必要がある。そのようなシステム体系の一つにISO9001があり、東京電力は柏崎刈羽原子力発電所でISO9001の認証を取得したとされている。東京電力は福島原発事故に先立ち、2007年7月16日に発生した新潟県中越沖地震で原発事故を体験している。またWIKIPEDIA、「東京電力原発トラブル隠し事件:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E9%9A%A0%E3%81%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6」も多発している。東京電力は真摯に物事に対応してきたのか。柏崎刈羽原子力発電所のが福島第一原子力発電所に展開されていたら事態はもう少し良かったのだろうか。ISO9001も看板に終わっているような例もある。どうせ役に立たないからそんな業務はやらぬ方が良いと割り切る経営者もいるだろう。

JCOの臨界事故では表マニュアルと裏マニュアルがあり、日常の作業は裏マニュアルが使われていたとの記憶が残っている。会社生活では業務マニュアルを書いた経験がある。ともかく、マニュアルがあれば、業務の全容が掴みやすくなる。コンピュータのプログラムはコンピュータの実行手順書だ。このプログラムが適正に書かれていればコンピュータも正常に動作する。出番無きマニュアルとは、マニュアルが、問題が発生した時、ようやく出番を迎えるような意味で使っている。しかし、マニュアルがあるだけでも、問題解決の手がかりになるのだ。東京電力の事故時運転操作手順書の作成者もきっとこのマニュアルの出番が来ないようにと願いつつ書いたのかもしれない。

経済産業省の上記公表の、(別添3)1号機 事故時運転操作手順書(事象ベース)、(別添4)1号機 事故時運転操作手順書(シビアアクシデント)を拾い読み。「第一運転部(主管部)」とある。一番の関心は誰が何をするかの規定である。それが「6.責任と権限」で、「本業務における責任と権限の所在を以下のとおりとする。」として、「職務:操作責任者、責任者:当直長、役割:操作の責任を有する。」とある。これは、船舶や飛行機で言えば、船長や機長に相当する職務であろう。一つの原子力発電機の当直長は、その原子力発電機に精通して、その原子力発電機を操作し、機能遂行、人命・財産の保護等を行う責任と権限を有するのだろう。限られた範囲、限られた状況では当直長に原子力発電機システムの操作権限と責任を委ねているのだろう。重大な緊急事態においては、独断遂行も許されるというのが一般的な理解なのだろう。

福島第一原子力発電所事故直後は原子炉は三重の壁に守られて、原子炉の健全性は保たれているというメッセージがあちこちから流れてきた。それから、半年以上経過して「原子炉の健全性」という言葉は、空虚に響くどころか、ほとんど聞かれなくなってしまった。福島原発事故はその初動対応という点で多くの疑問を残している。その最大の疑問は、地震や津波が襲った時点で、東京電力の経営トップの会長、社長がどのような役割を果たしたかである。平成23年3月11日は金曜日。WEB情報によると会長は海外、社長は関西と業務外物見遊山だったとか。金曜日に物見遊山で土日は休みというようなスケジュールを組めるのはサスガだ。業務出張だったのか。東京電力福島原発事故で、原子炉への海水注入の問題でも不可解な事があった。原子力発電所所長の独断専行を処分すると経営トップが発言した記憶がある。事故時運転操作手順書によれば、原子力発電所所長の独断専行は当然の権限と責任の範囲にあるように思う。命令の指示と許可等があいまいなままうやむやになったいるのではないか。「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」は内閣官房に設置されて中立性がないとの批判を受けて、国会にも同趣旨の委員会ができた。

asahi.comは、「原発事故調設置法が成立 次の臨時国会で設置;url=http://www.asahi.com/politics/update/0930/TKY201109300254.html(2011年9月30日13時58分)」というタイトルで、「東京電力福島第一原発事故の検証のため、国会に有識者の事故調査委員会と衆参国会議員の両院合同特別協議会を設ける「東京電力福島原発事故調査委員会設置法」と改正国会法が、30日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。次の臨時国会で設置される。 」と報じた。

東京電力福島原発事故で、事故時運転操作手順書がどこまであいまいな事態を解明してくれるかは不明だ。権限と責任は上層部になればなるほど曖昧になってくるようだ。経営者は文書に書かれたような仕事はできないと崇高な使命を持って事態にあたれば結構だがその姿はマニュアルからは見えない。東京電力ホームページのトップページは「被害にあわれた皆さまへ」と損害賠償についてが最先端に表示される。経営方針がかすんで見えない。「経営方針・会社概要(url=http://www.tepco.co.jp/ir/management/index-j.html)」のページにも見えない。「グループ経営理念(url=http://www.tepco.co.jp/ir/management/index-j.html)」には「第1の経営指針:「社会の信頼を得る」、第2の経営指針:「競争を勝ち抜く」、第3の経営指針:「人と技術を育てる」」とある。これは東京電力全体で検証して頂きたい所だ。

ISO9001(品質マネジメントシステム規格)によれば、監査機関が第三者(利害関係者、顧客等の被監査機関以外の代表)の立場で監査に当たる。監査機関と被監査機関の秘密は契約で保証される。このような標準的なシステムで、会長、社長の業務マニュアルが作成されて、監査時に会長、社長が監査に対応するならば経営トップも自己の業務を認識するだろう。うちの会社はそんな第三者のやっかいになるほどうらぶれていないと大企業、優良企業は唯我独尊の態度をとるかもしれない。権限と責任が属人的な特性だとするのは余りにも前近代的だろう。それでは人物の器量で職務が決まってしまう。東京電力の第1の経営指針は「社会の信頼を得る」である。これがお題目でないことを証明するにはISO9001の認証を取得すればその最低レベルを証明できるのではないか。あの黒塗りの事故時運転操作手順書を見ると出番無きマニュアルが思い出されてしまう。

「ISO9001とは(url=http://www.jab.or.jp/mas/05.html)」が参考になった。

2011年10月31日 (月)

ざっそう句:刃物研ぎ

2011/10/31
昨日は曇り一時小雨。地面が濡れる程度で雨量に出ない。通路の安全対策をした。トタン屋根が通路の上で、丁度人間の額位の高さになってる所がある。何人かそこにぶつかっている。自分も数回ぶつかった。怪我をしなかったのが幸いだが、何よりも対策が必要だ。一箇所は、空き缶2個と、板を目の高さに吊した。もう一箇所は空きペットボトルを2本吊した。ともかく、額の部分は意外な盲点でよくぶつかる。空き缶やペットボトルを目の前にぶら下げるのは一種の通路妨害だ。無意識の内に避けたり、歩行スピードを下げる事を期待した対策だ。通行は少し不便になるが、安全性は少し向上するだろう。これも技術的には一種のトレードオフだ。道具整理のため、道具等をつるすフックを板壁に取り付けた。それから剪定ばさみとノコギリを研いだ。剪定ばさみは初めてネジを外して分解して研いだ。研ぎ方はホームセンターの製品付属の研ぎ方を参考にした。WEB上にも情報があった。切り刃の裏は湾曲しているのでここを平に研ぐと切れが悪くなるらしい。平らなナイフの面を切り刃の裏に重ねてみると隙間ができたので湾曲が確認できた。粗砥で錆とヤニを落としてから仕上砥で小刃を研ぐ。刃が曲線なので研ぎにくい。ともかく、研ぎ上げてから組み立てて、試し切りをした。切れ味はかなり向上。錆止めにエンジンオイルを塗布した。ノコギリは土中の根を切ったままで泥と錆が多い。前処理はスチールワイヤブラシで泥を落とし、粗砥で錆び落とし。軽く仕上げ砥で平面を滑らかにしてからヤスリで目立てをした。こちらは試し切りはせずに、オイルを塗っておいた。切れない刃物を使っていると疲れれたり、危険だったり、作業品質が下がったり、弊害が多い。プロ用の道具を手入れをしながら使うのがベストだろうが、安物でも上手に手入れをすると使い勝手が良くなる。

2011/10/30の天気

TAVE= 14.3
TMAX= 16.7
TMIN= 10.9
DIFF= 5.8
WMAX= 1.9
SUNS= 0.7
RAIN= 0

最低気温(℃)  9.8  02:38
最高気温(℃)  17.0  12:42

ざっそう句:刃物研ぎ

■酷使する指をかばって刃物研ぎ
■楽々と使ってみたい馬鹿鋏
■剪定と鋏使いの奥深さ
■太古より鋏に代わる道具無し
■自然体秋思深々錆び落とし

2011年10月30日 (日)

老人の寝言:先送りは責任回避の常套手段か。災難は忘れまい。

2011/10/30
昨日も穏やかな晴天。AM:門かぶりの松の縮伐をした(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/04c_syukubatu_cut_and_try.html)。PM:苗堀上げと調整。首元がムズムズ。手で触ったら2㎝位の毛虫だった。見るのと見ないのでは怖さが違う。数人の瓦屋さんが地震で被害を受けた近所の家の屋根を修理していた。ようやく番がまわってきたようだ。被害件数が多く、職人さんが少ないので順番待ちとなっていたようだ。人数が多いと作業も早い。屋根修理には最高の日だったようだ。

2011/10/29の天気

TAVE= 14.7
TMAX= 22.1
TMIN= 7.9
DIFF= 14.2
WMAX= 3.1
SUNS= 10.1
RAIN= 0

最低気温(℃)  7.2  05:15
最高気温(℃)  22.6  12:46

老人の寝言:先送りは責任回避の常套手段か。災難は忘れまい。

WSJ日本版は、「配布されなかった安定ヨウ素剤―福島原発事故後の混乱で;url=http://jp.wsj.com/Japan/node_316375(2011年 9月 29日  23:49 JST )」というタイトルで、「 【東京】東京電力福島第1原子力発電所の3月11日の事故による放射線のリスクを最小限に抑えることができた可能性のある錠剤が数千人の地域住民に配布されていなかったことが、政府の関連文書で明らかになった。
 今回の開示で、東日本大震災後の混乱した日々に政府が緊急処置を怠ったことがまた裏付けられた格好だ。 世界中の原発周辺地域の大半と同様に、福島第1原発周辺地域にも十分な安定ヨウ素剤の備えがあった。これは比較的安全な薬剤で、甲状腺癌の予防に効果がある。甲状腺癌は大きな原発事故の場合、最も一般的かつ深刻な影響と考えられている。 政府の防災マニュアルでは、原発の周辺地域はこうした薬剤の服用に関し、政府の指示を待つことが規定されている。原発の安全性に関する国内の一部の専門家らは錠剤の即座の服用を勧めたが、政府は3月11日の事故から5日目まで錠剤の配布、服用を命じなかったことが今回の関係文書で明らかになった。 」と報じた。

福島原発事故の直後放射能関連のニュースでは放射性ヨウ素の濃度の報道が多かったような記憶がある。ヨウ素131の半減期は8日との事だ。最近は半減期の長い(30年)セシウム137のニュースが多い。本来、放射性物質が放出された時は、全核種を問題にすべきなのかもしれないが現実は目先の問題が優先されてしまう。チェルノブイリ原発事故で幼児の甲状腺癌が多発した事が知られている。最近出版された菅谷昭著「新版 チェルノブイリ診療記 福島原発事故への黙示」は、東京電力福島原発事故を契機に著者の前作を改版して出版された。著者はチェルノブイリで甲状腺専門医として診療にあたった経験より本書を書いたので改めて、放射能が心身に与える影響の大きさを痛感した。特に成人に到るまでの被曝による心理的な影響の大きさ・つらさは被曝した本人でないと分からないだろう。所が、上記WSJの記事の通り、ヨウ素剤がその効果が出る早期に配布・服用されなかった事が明らかになった。WEB情報によると、その責任のなすりあいがあるようだ。チェルノブイリ原発事故の教訓は生かしきれなかった。

東北関東大震災、福島原発事故から1ヶ月後の4月に思い付いた関連キーワードでGoogle検索ヒット数の調査をしてみた。その後も気ままに続けている。Google検索のヒット件数も検索エンジンの内部がブラックボックスなので正確に何を意味するかはっきりしない。ともかくそのキーワードに関する情報がWEB上にあったかもしれない。Google検索がヒット件数を返すとしても、コンピュータの分散処理で、コンピュータ全体のデータを正確に解析してデータを返しているようでもなさそうだ。コンピュータに蓄積されているデータも刻々更新されている。そんな性格のヒット件数だが定量的にデータが出てくる。全く無意味なデータではないだろう。そのデータは以下のようであった。日々記憶から遠くなって行く情報もあるだろうが、忘れ去るにはあまりにも貴重な体験ではないかと思う。

Higasinihon_d_kw

2011年10月29日 (土)

老人の寝言:家電の花形であるテレビの次の目玉商品は何か

2011/10/29
昨日も穏やかな晴天。3日連続の好天だ。朝方は定例の仕事。午後用事外出。昼前は萩の剪定更新。まだ花がぽつりぽつり咲いているが根本から切る。花は8月中に咲き出すので3ヶ月間はだらだらと咲いている事になる。剪定は株を大きくしないためと松の剪定準備のため。この萩は盆棚に飾る習わしとなっている。url=http://www.engeinavi.jp/fen/%BA%AC%C4%F9%A4%E1/によると、「根締め(ねじめ):根締めにはだいたい三つの意味がある。①生け花の基部に添えて飾る切り花や切り葉。②大きな庭木の根元に植える小さい植物。③樹木を植えたあとで根元をつよく圧し固めること。」とある。この萩も園芸の根締めの意味で植えられているらしいが、ともかく手入れを考えるとあまり細々していない方が楽だ。萩の根本の樹皮に転々と白い物があった。どうも芽が膨らんでいるようだ。これから黄葉して葉が落ちる時なのだがもう春の準備が進んでいる。植物侮り難しである。ウィンドショピングで立ち寄った電気店のフロアに大きな隙間ができていた。これから年末商戦の商品が並ぶのか。大手家電量販店も、本やDIY商品、食品も扱い出している。

2011/10/28の天気

TAVE= 12.4
TMAX= 18.2
TMIN= 7.4
DIFF= 10.8
WMAX= 3.1
SUNS= 10
RAIN= 0

最低気温(℃)  7.3  04:47
最高気温(℃)  18.9  14:15

老人の寝言:家電の花形であるテレビの次の目玉商品は何か

3Cと呼ばれる、カー、クーラー、カラーテレビは戦後の豊かさを象徴する大型商品であった。これらの大型商品の普及率も既に限界に達して、消費者の意識も変わりつつある。その最大の意識変化は、本当の豊かさとは何かという自問ではないか。おいしい物を腹一杯食って、楽しいこともやり放題に近かったが、何となく空しさが残った。それを決定的にしたのが、東日本大震災だったかもしれない。かつて、カラーテレビの次に何が来るかという話題のなかで、ニューメディアやマルチメディアが脚光を浴びた事があった。しかし、流行が去るとカラーテレビの次はカラーテレビだという冷めた結論になったと記憶している。家電業界も電話、FAX、携帯云々と情報家電に参入したがカラーテレビには及ばなかった。今年アナログTV放送が終焉し、TV放送は東日本大震災を受けた東北の数県を除いて完全に地デジ化した。このTV放送システムの切り替えにより一時的なテレビブームがあったが、所詮地デジは、アナログTV放送の代用の域を出ていない。むしろテレビ離れは進んでいるようだ。

asahi.comは、「パナソニック、TV事業縮小-1000人規模リストラ;url=http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201110210013.html(2011年10月21日5時1分)」というタイトルで、「パナソニックはテレビ事業を縮小する。2011年度内にプラズマテレビ用パネルの最新鋭工場である尼崎第3工場(兵庫県尼崎市)の生産を止め、液晶テレビ用パネルの茂原工場(千葉県茂原市)は売却する方針。これに伴い1000人規模の従業員を削減する。構造改革に伴う減損処理などで、12年3月期の当期赤字への転落は避けられそうにない情勢だが、最大の懸案であるテレビ事業の採算改善に道筋を付けたことで、来期以降の業績回復に期待が高まる。 パナソニックのテレビ事業は、円高や韓国、台湾勢との価格競争で、08年度以降3年連続の赤字。11年度のテレビの世界販売は2500万台を計画していたが、前年度横ばいの2000万台程度に下方修正する。テレビ事業の一連の構造改革などは、31日の11年4―9月期決算に合わせて発表する見込み。 パネル事業では新規投資を凍結していたが、09年12月に完成したばかりの尼崎第3工場(42型換算で月33万枚の生産能力)を停止することは、プラズマテレビを中心としてきた同社の薄型テレビの商品戦略の転換を象徴する。 」と報じた。

この記事を読んで、ついに日本の家電も難しい局面を迎えてきた事を実感した。かつては、カラーテレビの生産はアメリカが先行していた。日本はそれに追いつき追い越した。アメリカのカラーテレビメーカーも、キーパーツである日本製半導体を使い、生産を海外に移して、ついにカラーテレビから撤退した。日本でもアメリカと同じような末路をたどるのか。日本はハードが得意だと胸を張る。しかし、ハードで何を実現できるのか。アップルのS.Jobsはテレビの仕事をしたいと言っていたとどこかで読んだ記憶がある。あのアップルのiPhoneもテレビの持つ可能性の一部しか実現していないとS.Jobsは思っていたのではないか。アップルのS.Jobsは単にハードではなく、このハードでこういう夢が実現できるという夢を売って成功したのではないか。現代は物を作る技術は大幅に進んでいる。多くても数社で世界需要を賄う事も可能だ。部品レベルではCPU、HDD等はその例だろう。テレビは幾つかのキーパーツで組み立てられるアセンブリー製品だ。その点、ハードではアップルのiPhoneと全く同じ。ビジネスモデルが違うのか。コンセプトが違うのか。ともかく、テレビに関係する技術とノウハウの量は膨大である。これも見えないインフラだ。遠回りだが物作りより人作りが産業の枯渇化のために必要ではないか。

2011年10月28日 (金)

読みかじりの記:「オサマ・ビンラディン」 エレーン・ランドー 著 松本利秋監訳 大野悟 訳(2001年 株式会社 竹書房)

2011/10/28
昨日は穏やかな晴天。青空と言うよりやや霞がかった空だった。葬儀。買い物。ウドの茎葉の手入れ。ウドの大木といわれるが、春先のウドは全部収穫できない。翌年収穫するためには夏場に茎葉が十分働いて、養分を根に蓄えさせる必要があるので、その分を残さねばならない。茎葉を切り倒して、これから色付くミカン樹に光を当てようとしたが、まだ葉が青いので残して欲しいと言われた。とりあえず倒れた茎葉をミカン樹から離した。除草した後からはもう春の雑草が芽を出し始めている。一昨日から今朝まで3日連続で最低気温が10℃を下回った。柿_大養([タイヨウ])を試食してみたが渋かった。種子の数が少ないのが原因のようだ。02E2_柿(カキ)色々=http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/02e2_kaki_TREES.html

2011/10/27の天気

TAVE= 12.1
TMAX= 17.8
TMIN= 7.2
DIFF= 10.6
WMAX= 3.5
SUNS= 10.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  6.4  05:42
最高気温(℃)  18.4  14:30

読みかじりの記:「オサマ・ビンラディン」 エレーン・ランドー 著 松本利秋監訳 大野悟 訳(2001年 株式会社 竹書房)

「アメリカ同時多発テロ事件;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%8C%E6%99%82%E5%A4%9A%E7%99%BA%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6;(最終更新 2011年10月25日 (火) 14:29 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「アメリカ同時多発テロ事件(アメリカどうじたはつテロじけん)は、2001年9月11日にアメリカ合衆国で発生した、航空機を使った4つのテロ事件の総称[1]。航空機を使った前代未聞の規模のテロ事件であり、全世界に衝撃を与えた。その後、アメリカはアフガニスタン紛争、イラク戦争を行うことになる。また、飛行機のマンハッタン高層ビルへの大規模衝突事件としては、1945年のエンパイア・ステート・ビルディングへのB25激突事故以来のこととなった。」とある。

本書の初版発行が2001年11月1日である。緊急に出版されたようなタイミングである。あの「アメリカ同時多発テロ事件」から今年で10年。注目の「オサマ・ビンラディン」がアメリカにより殺害された。リビアのカダフィ大佐の殺害はつい最近の事だ。

「アラブの春;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96%E3%81%AE%E6%98%A5;(最終更新 2011年10月25日 (火) 20:09)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「アラブの春(アラブのはる、英語: Arab spring)とは、2010年から2011年にかけてアラブ世界において発生した、前例にない大規模反政府デモや抗議活動を主とした騒乱の総称である。2010年12月18日に始まったチュニジアでの暴動によるジャスミン革命から、アラブ世界に波及した。また、現政権に対する抗議・デモ活動はその他の地域にも広がりを見せている。」とある。

2011年はアラブ世界が大きく動いた年になったのは確実である。本書を読みかじってオサマ・ビン・ラディンを単なるテロリストと切り捨てるのは難しいと思った。オサマ・ビン・ラディンは人・物・金という組織を動かす力量で卓越している事を知った。オサマ・ビン・ラディンの人物の背景にイスラム教があることも。アラブ世界がイスラム教という共通的な価値を共有している事、これは疑いのない事実だろう。

ヨーロッパ、中東、アジアは陸続きで、その宗教、文化はそれぞれ異なるが、本書を読むとマクロ的な世界の構造を考えさせる。日本では、オサマ・ビン・ラディンやカダフィ大佐の死亡も余り注目されなかった。イスラム世界の激動も、インドやアジアの中国という近隣地域という緩衝地帯があるためか、単なる一過性の情報として捕らえられているのに過ぎないと感じてしまう。

しかし、アメリカやヨーロッパが中東に向ける視点は異なる。アフリカも中東もアジアもかつては西欧諸国の植民地や属国で真の独立国は少なかった。ところが、第二次世界大戦というパンドラの箱のふたが開いてみると、やっかいな悪魔が多数飛び出してきた。イスラム教もキリスト教もその構造で親近性があるようだが、その宗教レベルでも協調ができない雰囲気があるように感じる。日本ではキリスト教は比較的馴染みがあるが、イスラム教となると分からないことが多い。ヨーロッパ、中東、アジアが陸続きで、宗教も文化も流動してきたのが世界史だ。

アラブの春をツィッター等が助けたと伝えれるが、それも一面の真理かもしれない。しかし、第二次世界大戦の終了から半世紀以上にわたるアラブの冬があったと考えると、今日のアラブの春は来るべくして来たのではないかとも思われる。オサマ・ビン・ラディンがたどってきた遍歴を、アラブ諸国の人々は、数十年遅れでたどってゆくのではないか。今後はアラブ世界に、世界に対して自己を解放して行くという意識が鮮明になり第二のパンドラの箱が開かれてくるのではないか。西欧諸国は、このアラブの春を自国の春とする事ができるのか。日本はアラブの春をどのようにとらえるのか。日本は、世界における自己の位置を明確に把握して行動しない限り、アラブ世界、西欧のみでなく、世界中からはじかれてしまうのではないか。アメリカも西欧もアラブ世界にお節介をするユトリを失うと益々世界の動きは複雑になるだろう。

2011年10月27日 (木)

ざっそう句:阿修羅

2011/10/27
昨日は晴れ。気象庁は東京に木枯らし1号が吹いたと発表。伊勢崎でも、最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位)) は 16.1(西北西)  03:18であった。いよいよ冬到来である。強い西風が吹くと何となく侘びしさを感じる。畑の中をまわり、アメリカセンダングサを集中攻撃。残っている株を引き抜いた。今年はかなり頑張ったので、ようやく追いかけられるより追いかける立場になった。気分的には楽であった。接木実験の続きを少し。まだ蚊がいる。防虫網をかぶって作業。視界の向こうにカマキリがいた。網の外だと思ったがよくよく見るとそのカマキリは網の中にいた。これにはギョッとした。静に防虫網をぬいでカマキリを追い出した。

2011/10/26の天気

TAVE= 14.0
TMAX= 18.1
TMIN= 9.5
DIFF= 8.6
WMAX= 8
SUNS= 9.6
RAIN= 0

最低気温(℃)  9.5  24:00
最高気温(℃)  18.7  12:19
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))  16.1(西北西)  03:18

NHKは、「近畿・東京で「木枯らし1号」;url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111026/t10013527451000.html(10月26日 18時11分)」というタイトルで、「冬型の気圧配置の影響で北寄りの風が強まり、気象庁は25日夜から26日にかけて、近畿と東京地方で「木枯らし1号」が吹いたと発表しました。27日の朝は、寒気の影響で26日朝より冷え込むところが多い見込みです。 気象庁によりますと、北日本を中心に冬型の気圧配置となり、25日夜から26日にかけて広い範囲で北寄りの風が強まりました。神戸市では25日午後6時半ごろ、東京の都心でも26日午後5時前に、いずれも15メートルの最大瞬間風速を観測しました。気象庁は「近畿で25日夜、東京地方では26日、木枯らし1号が吹いた」と発表しました。また、上空に寒気が流れ込んでいるため、26日朝は冷え込みが強まり、日中になっても気温があまり上がりませんでした。」と報じた。

ざっそう句:阿修羅

ギョッとしたカマキリから根岸苔雨の下記の句を思い出した。

■毛虫より みれば修羅かも 毛虫焼く  根岸 苔雨

ヘビも毛虫もカマキリも嫌われ者。生物界では一定の役割を持っているようだ。あのいやらしいゲジゲジと言われる毛虫の毛も、進化の途上で自己防衛に徹した結果だったのだろう。ヒトは防衛以上の殺傷を無心にしてしまう。

■虫網に捕らえられたりヒトの首
■カマキリと同居をしたりヒトの首
■カマキリはヒトの首見てギョッとする
■人の首捨てる者あり寒き街
■蟷螂の目には阿修羅か人の業

2011年10月26日 (水)

読みかじりの記:「句集 山祗(やまつみ)の笛」 根岸 苔雨 著 (1989年 ほおずき書籍 株式会社)

2011/10/26
昨日は曇り後晴れ。日ざしは余り強くなかったが暖かであった。接木苗をポットに植え付け。接木実験の続き。リュウノヒゲ移植等。

2011/10/25の天気

TAVE= 18.9
TMAX= 23.2
TMIN= 14.9
DIFF= 8.3
WMAX= 8.2
SUNS= 3.5
RAIN= 0

読みかじりの記:「句集 山祗(やまつみ)の笛」 根岸 苔雨 著 (1989年 ほおずき書籍 株式会社)

著者は藤岡生まれ。あとがきによれば本書は著者の俳句歴50年の集大成。巻頭の吉田未灰の序に代えで著者の紹介がある。

個人句集は一句一句個性の表現だろう。一般読者として、地域の歴史等を知る上でも参考になる句を観賞してみた。年代毎に5抄に区分けされているが時空を超えて抄名は略した。

■窯出しの 瓦きんきん 霜凪げり

瓦きんきんとは瓦が窯から出されるときの音だと思う。霜凪げりとは外気は冷たく風も南無固まっている。そこに「瓦きんきん」と躍動感がある。

■盗み桑して 菓子折に 蚕飼ふ

菓子折に飼う程度なら、桑もわずか。フィクションかもしれない。蚕を飼いたいという気持をこういう作品に仕上げた。群馬県ならではの句だろう。

■桑榾(ほた)を ゆたかに焚きて 初湯かな

昔は桑の榾(ほた)は立派な燃料であった。燃料のランクで言えば、薪は高級、榾(ほた)は中級、小枝や枯葉はそれ以下。素材は中級だがゆたか、初湯とか気分は上々である。この句のように風呂瀧をした経験があると懐かしい句でもある。

■製材工 焚き火の五指の どれか欠け

仕事の厳しさをそれとなく詠っている。今日では労災になるだろうが。当時は泣き寝入りだったろう。

■早苗饗(さなぶり)の 混浴老に 男女なく

早苗饗(さなぶり)とは重労働の田植えが終わった後の飲み食い。自分の親の時代にはそういう風習があった。年寄りの混浴は珍しくもなかった。

■水盗む 一村いづれ 血のつながり

我田引水。稲作は百姓の生命線。小さな村では何代かたどれば皆血縁。そんな事情を句に詠んでいる。
昔はどこにも水争いがあったことを思い出させる。

■萍(うきくさ)や いづれ縁なき 衆生とす

田圃の浮き草を詠んでいる。このような句も歳を重ねないと詠めない。

■鉄砲虫 一樹つらぬき 明易し

「明易し」が難解であるが。無花果やリンゴが鉄砲虫被害にあっているとよく分かる部分がある。

■毛虫より みれば修羅かも 毛虫焼く

立場を代えた視点。それも修羅場を見る。句に作りがたい場面だ。

■死んだもの 貧乏杉菜 よく伸びる

「死んだもの」が難解であるが、嫌われ者の杉菜のイメージにぴったりの句だ。それがつくしんぼうになると逆転する。

■赤い羽根 胸に偽善を 感じをり

真偽は表に現れない。曰く言い難いことを言う事の難しさ。

■雪吊りの 縄一本も 弛みなし

雪吊りは庭木を保護する手段だが、それが庭の風景になる。

■山祗(やまつみ)と 谺(こだま)が遊ぶ 寒桜
■山祗(やまつみ)の 笛蕭々と 寒桜

山祗(やまつみ)とは山の霊、山の神。この句あたりに本書の題名があるのだろうか。本書に寒桜の句が多い。著者の原風景に寒桜があるのか。

■雪卸し 雪をののしる 言葉なく

向かしは自然に黙々と従って生きてきた。今は自然は征服すべき対象なのか。

■きちきちに 無聊の肩を 追い越さる

きちきちはバッタのことか。

■黄昏の 色を曳きずり 蟇歩く

懐かしい風景。

■曼珠沙華 どこかで狙う 火縄銃

難解。イメージで読む句。

■半分はひやかし苗木市のぞく

生活実感がある。

■ぎぎと鳴く 髪切り虫の 悋気かな

悋気(りんき)。カミキリムシは確かに鳴くようだが、あの口がこすれる音のようでもある。視点が違う面白さ。

■花種を 蒔き諍いの 縒りもどす

結構な事だ。

■踏んばって 水を凹ます あめんぼう
■保護色は 神のなす業 雨蛙

上の二句は本書最後に掲載されている。じっくり読みたいが時間がない。読むのに難儀して辞書を何回もひいた。ATOKの入力にも手間取った。やさしい句が出てくるとほっとする。辞書はカシオとシャープの電子辞書を使っている。使い勝手の良い電子漢和事典はないものか。

2011年10月25日 (火)

ざっそう句:メダカ人生

2011/10/25
昨日は早朝雨後曇り。屋外作業を避けて宅内作業。遅々として進まない宿題をする。何とか提出。一昨日は、メダカの容器を親と子に分けた。メダカをくれた人のアドバイス。放置すると親メダカが子メダカを食べてしまうとの事だ。秋になり親メダカの動きが見えなくなった。水底に姿を隠している。子メダカはまだ水面をウヨウヨしている。物音がすると水を蹴って逃げる。親子混生の容器Aの水をかい出し容器Bに入れる。水が少なくなったら目の細かい金属フルイで親メダカをすくい容器Cに入れる。残りの容器Aの水は容器Bに全部入れる。容器Aは洗う。その時、砂や枯葉に数㎜ほどの小さなアカムシ、ボウフラが付着していた。親メダカはこれらも餌にしていたかもしれない。親メダカの餌が十分あれば子メダカを食い尽くす事も無いようだ。子メダカの運動能力も大きい。屋外飼育なのでメダカ容器も一つの生態系を作っている。餌やりの仕事が増えた。

2011/10/24の天気

TAVE= 18.5
TMAX= 19.6
TMIN= 17.4
DIFF= 2.2
WMAX= 2.3
SUNS= 0
RAIN= 3.5

ざっそう句:メダカ人生

■宿題に解けぬ謎あり母子の縁
■親メダカ数匹寄れば雌雄あり
■子メダカは親より元気幼稚園
■教えてよメダカの如く生きる知恵
■長老に書き物渡す子メダカが

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)