2011年7月10日 (日)

老人の寝言:臨界に達した朝令暮改依存症

2011/7/10
昨日も暑かった。最高気温(℃) = 37.0  (14:16)。朝方サツマの草むしり。草丈30~40㎝でサツマのツルは完全に草の中。マルチをしてもこの草には勝てない。メヒシバが中心。その中に、菜類もこぼれ種で育っている。日頃少ないと感じていたモンシロチョウが何と10匹前後も、この草の上を飛び回っていた。メヒシバの中の菜類に産卵するために集まっていたようだ。

昨日の天気

TAVE= 29.6
TMAX= 35.5
TMIN= 24.8
DIFF= 10.7
WMAX= 5.2
SUNS= 4.4
RAIN= 0

ざっそう句:暑き夜

■暑き夜のカバン忘れし旅の夢

出張の時、大切なカバンを忘れて、大変だ~と叫ぼうとした時、夢からさめる。そんな光景を思い出して作った句。人生、何か大きな忘れ物はしていなか。

老人の寝言:臨界に達した朝令暮改依存症

産経新聞は、「経産相、佐賀訪問 「安全性の疑問解消」 知事、原発再開に傾く;url=http://sankei.jp.msn.com/region/news/110630/sag11063002190000-n1.htm(2011.6.30 02:18)」というタイトルで、「定期検査に伴い2、3号機が停止中の九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の運転再開問題が29日、ひとつの節目を迎えた。再開要請に佐賀県を訪問した海江田万里経済産業相と会談した古川康知事は「私が抱いていた安全性の疑問はクリアされた」と述べ、即時判断は避けつつも、運転再開に前向きな言葉を口にした。」と報じた。

政府は、東京電力福島原発事故で再開が危ぶまれている中、九州電力玄海原子力発電所をその突破口として、再開のカギを握る地方自治体を説得した訳である。自治体の立場は、泣く子と地頭には勝てないという如く、政府という地頭には頭が上がらない立場にある。

日経は、「「社会党の麻生太郎」こと松本龍氏の辞任劇;url=http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110706/276714/?top_f2(2011年07月07日)」というタイトルで、「被災地である岩手県と宮城県での発言を批判され、松本龍復興担当相は5日午前、菅直人首相に辞表を提出した。復興担当相就任から9日目で辞任という事態になった。」と報じた。

この記事は田原総一朗(たはら・そういちろう)が書いていた。松本龍氏の言動に理解を示しつつ、マスコミのダラシナサ・横暴にも批判的だ。フリーのジャーナリストとして大勢と異なる視点を示していた。しかし、人事の発令とその発令を否定する辞表の受理までが10日にも満たない朝令暮改である事には変わりがない。そこに、またも唐突に登場したのが、原発のストレステスト。

NHK NEWS WEBは、「全原発 ストレステスト実施へ;url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110706/t10014028081000.html(7月6日 18時45分)」というタイトルで、「定期検査中の各地の原子力発電所で運転再開のめどが立たないなか、経済産業省は、住民の安心感につなげるため、すべての電源が失われるなど深刻な事態に対してどこまで原発の安全性が保たれるのかを確認する「ストレステスト」と呼ばれる安全評価をすべての原発で実施することを明らかにしました。しかし具体的な内容やスケジュールは決まっておらず、評価を終えるまで運転再開の判断をしない自治体が出てくることも予想されます。」と報じた。

玄海原発立地の地方自治体に安全性は任せてくれと言いつつ、早く早くと圧力をかけながら、それを振り出しに戻すような、ストレステストの実施に踏み切る。それも口の根が乾かぬ内だ。朝令暮改も良いところだ。それ以上に、前向きな対応をした自治体の顔に泥を塗ってその体面・尊厳を傷つけた。再開を即答していたら体よくペテンにかけられていただろう。

佐賀新聞は、「佐賀県主催「原発説明会」応募3倍 佐賀市は20倍;url=http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1975983.article.html(2011年07月06日更新)」というタイトルで、「 佐賀県が8日に開催する玄海原発(東松浦郡玄海町)の安全性についての県民説明会の申し込みが5日、締め切られた。定員370人に対して1092人が応募、倍率は約3倍となった。佐賀市は約20倍の申し込みがあったのに対し、定員の半数に満たない市町もあり、関心を持つ県民からは「参加機会が平等とは言えない」と不満も漏れた。 」と報じた。

原発立地地域の住民がいかに原発の安全性に不安を持っているかを示している。

経済産業省は、「放送フォーラムin佐賀県「しっかり聞きたい、玄海原発」~「玄海原子力発電所 緊急安全対策 県民説明番組」の開催について~;url=http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110623006/20110623006.html(平成23年6月23日(木))」というタイトルで、「 経済産業省は、平成23年6月26日(日)、佐賀県においてケーブルテレビ等を利用した「玄海原子力発電所 緊急安全対策 県民説明番組」を放送いたします。」と報じた。

この番組が玄海原発の再開をめざしたものであるのはあきらかだろう。発表から開催まで3日しかないのはどういう意図があるのか。

福島民報の論説・あぶくま抄 は、「【やらせメール】事業者への不信高めた(7月8日) ;url=http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=&blockId=9863851&newsMode=article(7月8日)」というタイトルで、「これが「原子力ムラ」の感覚なのだろうか。九州電力が玄海原発2、3号機(佐賀県玄海町)を再開させるため、世論操作のような「やらせ」行為を子会社社員に依頼していたことが明らかになった。社会の公平性を阻害してまで再稼働を急ごうとする組織の神経にあきれる。 東京電力福島第一原発事故で苦しむ福島県民の姿を見た玄海町民、佐賀県民の多くは、身近な原発の存在に不安を抱いていただろう。今回の九電の不公正な行為は町民らの心を硬化させ、原発事業者への不信感を高めた。」と報じ、「いずれの事態も国民の原子力行政全体への信頼を再び失わせた。エネルギー政策についてまず政府内で意思統一されなければ、前に進むための国民の合意はとうてい得られない。」と論じた。

YOMIURI ONLINEは、「九州電力に苦情殺到…ファクス数え切れず;url=http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866922/news/20110708-OYT1T00158.htm(2011年7月8日09時23分  読売新聞)」というタイトルで、「九州電力によると、真部利応社長が「やらせメール」問題を記者会見で発表した6日夜以降、対応を批判する電話が192件(7日正午現在)、メールで306件(同日午後5時現在)が寄せられた。 ファクスも続々と届いているが「多過ぎて数え切れない」(広報担当)。」と報じた。

YOMIURI ONLINEは更に、「やらせメール、子会社社員が説明会前日に告発;url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110708-OYT1T00675.htm(2011年7月8日15時46分  読売新聞)」というタイトルで、「九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働を巡る「やらせメール」問題が表面化したのは、九電子会社の男性社員による内部告発がきっかけだったことがわかった。」と報じた。

政権という魔法の杖を手にした権力者は、その魔力にとりつかれてしまった。事ある毎に、その杖を振り回す。法令より口先令の方がよっぽど都合がいい。従って、口先令依存症は益々重症になってゆく。それも既に臨界に達しそうだ。N.ウィーナの本だったか、魔法のかけ方に熱中して、魔法の解除法を忘れたたとえ話があった事を思い出した。魔法はうまく掛かっていれば、快感を味わえる。しかし、その魔法に齟齬が生じると今度は、その魔法をかけた者に災難が押し寄せてくる。やらせメールも全く同じ構造を持つ。腹の中は見えないだろう。見えなければ何をやっても分からないだろう。そこに、人間を見誤った不遜さがないか。

2011年7月 9日 (土)

老人の寝言:政治家は空気を読まずに、民意という風向きに向き合え

2011/7/9
昨日も暑かった。最高気温(℃)=34.5 (14:02)。相変わらず除草や灌水。関東以南は梅雨明けしたとのニュースがあった。関東も梅雨明け直前のようだ。空梅雨の気配。この暑さの上に、やらせメール云々と歓迎できないニュースが目白押し。これが、日本の暑い夏に重なると、節電どころではなくなる。自衛のため、頭を冷却しないとやっていけない。気付くと、ムクゲが満開になっていた。ムクゲは毎日咲いているようだが、一日花だったとおもう。ムクゲの花を見て感慨を覚える政治家は日本にはいないかもしれない。しかし、暑い夏の間咲き続けるムクゲの根性は見習うべきでもある。毎日咲ききるというのも良い心がけだ。花言葉:引田茂(保育社)によると、むくげの花ことばは、「説きすすめ」、「デリケートな美」。トップリーダーに引導を渡すときに添える花にぴったりではないか。

昨日の天気

TAVE= 28.8
TMAX= 33.6
TMIN= 24.4
DIFF= 9.2
WMAX= 3.6
SUNS= 5.3
RAIN= 2

老人の寝言:政治家は空気を読まずに、民意という風向きに向き合え

自然の法則はすべてがエネルギーの低い安定状態に向かうと教えているようだ。そういう究極的な状態ではすべての運動が不規則で結果としては何事も生み出せない。物や人間が集まるのもそこに何らかの力が働くから。その力が弱くなると集団はばらばらになる。最近の内閣の動きはそんな終局的な状況にあるように見える。閣僚もそんな内閣に留まるならば泥船に乗っているのも同然と内々脱出の下準備を始めたかにみえる。

しかし、道理は通さなければならないという都合の悪い倫理則が幸いにも現実世界を支配している。この倫理則は法律以前の行動規範となるので無碍に無視できない。結果がどちらに倒れるかは一種の博打で、100%同じ事に運をかけるとその後が続かない。結局、こういう場合はこうする、ああいう場合はああするとどちらに倒れてもつじつまが合うような行動や言動をする。これは政治力学では重要なのかもしれない。しかし、多勢に乗って流れるだけでは政治家は失格ではないか。お互い顔色を見て、腹を探り合っているような手法は既に時代遅れではないか。政治家が空気ばかり読んでいては、完全な根無し草になってしまう。ともかく、本音を隠しすぎると馬鹿と思われる。本音をずばりと言うとすぐ次の手を打たれる。幼稚なジャンケンゲームのようなレベルで時間を無駄に使っている。

3月11日の東北関東大震災以来間もなく4ヶ月になるが、日本中を支配している停滞感・閉塞感は何が原因なのか。何か政治家の深層を支配しているもやもやとした霧が晴れていないのも一因だろう。さんすくみで何をやってもだめだという思い込みもあるのだろう。しかし、そう言うところに光を当てて行動できるのが本当の政治家ではないか。群馬県にはかつて風見鶏と言われた元首相がいる。風見鶏とは高い所に止まって風の方向を示す。当世の政治家は何見鶏なのか。顔見鶏なのか。お互い顔色だけを見ていては風向きすら分からなくなるだろう。腹を見たり、顔をみたり、それも民意どころか、仲間内の範囲もまともに見ていない。政治家に空気を読んで行動せよ等とは誰もいわないだろう。しかし、風向きは確実につかめるものだ。政治家は何を見てどちらを向いているか位は高々と示してもらいたい。

ざっそう句:七夕

■七夕や汗かくのみで過ぎにけり

2011年7月 8日 (金)

老人の寝言:美しい日本語より簡便でまっとうな日本語はないのか

2011/7/8
相変わらずの暑さ。降雨量にならない程度の雨。AMEDAS最高気温(℃)  =34.3  (13:13)ポットの除草。畑土を追加。乾燥防止。ギボウシの紫色の花と、ヒオウギのだいだい色の花がさいていた。

昨日の天気

TAVE= 27.9
TMAX= 33.2
TMIN= 22.4
DIFF= 10.8
WMAX= 5.6
SUNS= 8
RAIN= 0

老人の寝言:美しい日本語より簡便でまっとうな日本語はないのか

西日本新聞のコラム春秋は、「芥川竜之介、寺田寅彦… (6/27);url=http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/250573(2011年6月27日 10:56))」というタイトルで、中勘助(1885―1965)の「▼「銀の匙」だけをテキストに使って中学生に国語を教え続けた教師がいた。昭和59年までの50年間、私立灘中学・高校(神戸市)で教えた橋本武さん。戦後間もないころ、黒く塗りつぶされた箇所が多い教科書など使わせたくないと思った。美しい日本語に触れさせたかった▼いま98歳、先日27年ぶりに灘中の教壇に立った。「銀の匙」を題材にした自作プリントを用意し、昔と同じように教えた。「遊ぶのと同じように、楽しく学んでもらいたい」「遊学の意味は分かるかな?」。授業は時折楽しく脇道にそれた」と報じた。

終戦直後は、民主教育というかけ声の下に、教科書の不適切な部分は墨で塗りつぶされて使うのが禁止されたとの事だ。その指示はGHQ→文部省→各自治体→各学校→各教師→各生徒というルートをたどり、生徒自身が最終的には教科書に墨を塗ったようだ。自分は美しい日本語云々には余り興味がない。言葉とは突き詰めれば道具に過ぎない。道具としては実用性が全てであろう。道具が観賞の目的になってしまうともはや道具としての切れ味は失われてしまうのではないか。WIKIPEDIAによると:中 勘助(なか かんすけ、1885年(明治18年)5月22日 - 1965年(昭和40年)5月3日)は東京出身の作家・詩人である。まだ著作権は残っており、青空文庫には収録されていなかった。そのコラムは「▼「銀の匙」は橋本さんが生まれた翌大正2年に発表された。「国語は学ぶ力の背骨」と言う橋本さんは、自分の生年と同じころ生まれた小説を生涯の国語の教科書とした。そんな小説を昭和・平成の日本人はどれくらい持っているだろう。 」と結んでいる。

コラム著者が振り返った言葉がどこかにつきささる。「そんなのあるはずねーじゃん。」それで良いのではないか。言葉は教えられるものかもしれないが、それは人生の一時だ。自分の言葉は自分で獲得しなければならない。

ところで、コラムの冒頭が『「芥川竜之介、寺田寅彦、内田百〓(〓は「門がまえ」に「月」)、鈴木三重吉…。ほかにも何人もいる。夏目漱石の門下生は一大山脈をなす』と、不思議な表記になっている。どうもIMEでの入力に手こずったらしくみえた。WIKIPEDIAで「内田百間:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E7%94%B0%E7%99%BE%E9%96%93」を検索すると、「本来の表記は「内田百閒」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。」とあった。この記事にも「戦後は筆名を内田 百閒と改めた(読みは同じ。閒は門構えに月、U+9592)。別号は百鬼園(ひゃっきえん)。」とあった。門構えに月とは恐れ入った。当世ではWEBで探しコピペするのが最短入力法のようだ。ともかく、道具としての日本語にはまだまだ改良の余地がありそうだ。

2011年7月 7日 (木)

技術 回顧と展望:エネルギーの自給自足は日本生き残りの唯一の道

2011/7/7
昨日も暑かった。AMEDAS最高気温(℃)=34.3  (13:13)。資源ごみ回収日。ざくろの実がふくらみ始めた。今年のような気象がザクロの結実には良いのだろうか。

WZエディターで入力中突然ATOKがMSIMEに乗っ取られた。WEBに「テキストサービスと日本語入力(WinXPの場合)で、MSIMEを削除してしまう荒技が最適です。Win2kだとキーボードのプロパティだったかな。ここまでしておかないと、ゾンビのようにしつこく蘇ってきます。」とあり、コントロールパネル→地域と言語のオプションよりMSIMEを削除。このえげつなさがビジネスの強さなのか。ブラウザはIEとFIREFOX を切り替えて使っている。

昨日の天気

TAVE= 27.9
TMAX= 33.2
TMIN= 22.4
DIFF= 10.8
WMAX= 5.6
SUNS= 8
RAIN= 0

ラジオで国会中継を聞き流していた。首相、夏風邪か声に張りがない。野党議員:「あんたは辞任するとは言っていない。」首相:「自分も辞任すると言ったつもりはない。」東北関東大震災という国難後4ヶ月近くなっているにつけても、極めて緊張感が感じられない国会審議に思われた。国会演説に関しては、戦前の齋藤議員の反軍演説を思い出した。戦前の日本にも、そういう議員がいたのかと感動を覚えた記憶がある。「反軍演説;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E8%BB%8D%E6%BC%94%E8%AA%AC;(最終更新 2011年6月19日 (日) 04:58 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「反軍演説(はんぐんえんぜつ)は、1940年(昭和15年)2月2日に帝国議会で衆議院本会議において立憲民政党の斎藤隆夫が行った演説。日中戦争(支那事変)に対する根本的な疑問と批判を提起して、演説した。この演説により、3月7日、斎藤は衆議院議員を除名された。この経緯は言論弾圧としても扱われる。なお、「支那事変処理を中心とした質問演説」や「支那事変処理に関する質問演説」を、一般的に「反軍演説」と称している。」とある。このような、気骨のある議員が身を賭して国会で質疑を行ったが、日本は戦争拡大に進んでしまった。WIKIPEDIA「斎藤隆夫」についてはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E9%9A%86%E5%A4%ABを参照。このような議員がいたから、日本の有史以来の国難と言われる敗戦から立ち直る事ができたのではないか。

47news(共同通信)は、「原発の汚染水浄化、また人為ミス 30%を3%と取り違え;url=http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011070101000323.html(2011/07/01 11:27   【共同通信】))」というタイトルで、「福島第1原発の汚染水浄化システムで6月30日に運転が自動停止した問題で、東京電力は1日、作業員が処理水タンクの水位の設定を誤ったことが原因だったと発表した。本来は容量の30%にすべきだった設定値を3%とした単純な人為ミスとみられる。運転は30日夜に再開、その後は正常に運転している。」と報じた。

昨日の「技術 回顧と展望:「1965年北アメリカ大停電」から何を学ぶか:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/07/1965-ff39.html」で、「1965年北アメリカ大停電」の発端が継電器のレベル設定ミスという人為的なミスにあると知った。数値の設定ミスというのは人間だから起こしやすい。しかし、東京電力の上記のミスはエアコンの温度設定というような再設定すれば済むという類ではないだろう。一度間違えば大きな事故に通じるのである。「単純な人為ミス」なので再設定で済ませたというのではお粗末すぎないか。例えば、試験運転の時設定値を3%、本格運転の時設定値を30%にするのであれば、本格運転の時は3%の設定値では、運転が出来ないように多重化した誤作動防止システムとすべきではないか。

技術 回顧と展望:エネルギーの自給自足は日本生き残りの唯一の道

南日本新聞社説は、「[都城式風力発電] 電力の自給自足に注目;url=http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201107&storyid=33421(7/2 付 ))」というタイトルで、「都城市の都城工業高等専門学校の技官らが開発した小型風力発電機が今年、モンゴルで現地生産されることになった。大草原の遊牧民に明かりのある暮らしをと、18年前に始まった民間主体の支援活動の成果である。 開発に当たっては、遊牧民が持ち運ぶことができて、安定して発電できる機能を追求した。発想の原点は電力の自給自足である。福島第1原発事故後に重要視され始めた電源の分散・多様化の考え方と重なる。有効な技術として注目したい。 「都城式モンゴル型」発電機は、直径20センチの本体につけた長さ70センチの翼3枚が回転して発電する。固定したコイルを、翼と連動した磁石で挟む構造で、コイルに鉄芯を使わずに抵抗を減らしたことが、風速1メートル程度の微風からの発電を可能にした。」と報じた。

最近は、ローカル情報に興味が出てきた。http://www.searchdesk.com/news.htmをその入り口に使っている。「都城式モンゴル型」発電機もその構造により、風力の利用範囲をかくだいして、蓄電池で出力を平準化する方式で実用性を高めている。ともかく、風という自然現象は気まぐれな要素が多いので、そのエネルギーを確実にとらえて、安定して取り出すという仕掛けが必要になる。電力の自給自足は使用電力の一部だけでも、停電の時のバックアップとして役立つだろう。ともかく自然エネルギーの空間密度は低いので、それを取り出すには面積や体積、装置の数が必要だ。記事にあるように、電源の分散・多様化は当面保険のような役割を担えるだろう。先ずは気楽に買える価格になれば良いと思う。技術の進歩で情報機器等は今後も消費電力化が進むだろう。今後期待が持てるだろう。

2011年7月 6日 (水)

技術 回顧と展望:「1965年北アメリカ大停電」から何を学ぶか。20110706。

2011/7/6
昨日は晴れ。朝雨が降った形跡があったが、恵みの雨とはならなかった。相変わらず暑い日となった。AMEDAS最高気温(℃)= 35.0  (14:04)。買い物で外出。XP用のキーボードが古いDOS/V用で使い勝手が悪いのでWINDOWSキーが付いたフルキーボードを購入。午後見事な積乱雲が出来ていたのでデジカメに納めた。しかし、雷雨にはならず。雨がほしい。某新任大臣が就任9日とかで辞任。たまたま、その原因の場面をTVで見たがまさに俺様という横柄ぶり。おごれる者久しからずとはこの事か。

YOMIURI ONLINEは、「熱中症死、1か月で19人…搬送は8372人;url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110705-OYT1T01056.htm(2011年7月5日22時18分  読売新聞))」というタイトルで、「5月30日~7月3日の熱中症による死者が19人に達し、昨年同時期(6月1日~7月3日)の5人の約4倍となったことが5日、総務省消防庁の統計(速報値)でわかった。 搬送されたのは8372人で、昨年同時期(2704人)の約3倍。梅雨のさなかに猛暑が続いているのが原因とみられ、総務省消防庁は「節電が呼びかけられているが、無理せず、エアコンや扇風機を上手に使って、熱中症を予防してほしい」としている。」と報じた。

猛暑続きという気候条件が、このような結果になった主因かもしれないが、「節電」というマスコミの呪縛に捕らわれてしまった人も多いのではないか。問題は本格的な夏に何が起こるかである。3月の計画停電が原発事故から目をそらすためなら、夏の節電アピールは原発再開のための陰謀という説がある。これほど電力が不足するなら原発再開はやむなしと世論を誘導する意図があるのではと見ている人もいる。確かに、東京電力は最大供給可能電力量という財布の中身は公表していないのである。今日出せるのはこれだけとまるでお殿様のお恵みのようだ。平民はこれに一喜一憂しているだけ。夏の気温データhttp://af06.kazelog.jp/itoshikimono/WABPAGE3.htmlを参照。7/末から終戦記念日の8/15頃が暑さの最盛期となる。この時期、アナログTV放送の停波で、突然の大量の地デジ難民の発生や福島原発放射能汚染水の処理問題の顕現化、計画停電の実施等不安要因が目白押しとなる可能性がある。こんな時期に政局だけは加熱しないように願いたい。

昨日の天気

TAVE= 28.3
TMAX= 34.6
TMIN= 23.7
DIFF= 10.9
WMAX= 6.1
SUNS= 8.6
RAIN= 2


技術 回顧と展望:「1965年北アメリカ大停電」から何を学ぶか

「1965年北アメリカ大停電;url=http://ja.wikipedia.org/wiki/1965%E5%B9%B4%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%A4%A7%E5%81%9C%E9%9B%BB;(最終更新 2011年3月13日 (日) 18:04)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「1965年北アメリカ大停電(Northeast Blackout of 1965)は、1965年11月9日にアメリカとカナダで発生した大停電である。ニューヨークを中心に被害が大きかったことから、1965年ニューヨーク大停電などともよばれる。停電により、2500万人と207,000 km^(2)の地域で12時間、電気が供給されない状態となった。」とある。

「Northeast Blackout of 1965;url=http://en.wikipedia.org/wiki/Northeast_Blackout_of_1965;(This page was last modified on 5 June 2011 at 00:01.)」『From Wikipedia, the free encyclopediaフリー百科事典 ウィキペディア英語版語版』(http://en.wikipedia.org/)。の記事に、停電の理由として「The cause of the failure was human error that happened days before the blackout, when maintenance personnel incorrectly set a protective relay on one of the transmission lines between the Niagara generating station Sir Adam Beck Station No. 2 in Queenston, Ontario. The safety relay, which is set to trip if the current exceeds the capacity of the transmission line, was set too low.」と記されている。

この原因の部分を解読すると、この大停電という失敗原因は人的誤りであった述べている。大停電が起こった日の前日に、送電系の保守要員が、送電網の保護用の継電器の設定を誤ってしまった。その継電器は、Queenston, Ontarioにある、Niagara発電所のSir Adam Beck Station No. 2号機のものだ。送電網の能力を超えた電流が流れたときに動作すべき安全用継電器を非常に低い値に設定してしまった。要するに、送電系としては電圧が下がっても安全用継電器は動作をしないので、電力を送り続けようとしている状態に入っている事が理解の前提に必要だ。そうして、大停電が起こった日が、1965年11月9日という点が次の要点だ。北米においては、寒くなり暖房用の電力需要が高まる季節で、夕刻のため照明や調理用の電力も重なり、電力需要はピークに達しようとしていた。Southern Ontario方面に電力を供給する送電線は非常に不可が重くなっていた。丁度東部時間 5:16 p.m.に、Lewiston, New York's Robert Moses発電所から、Southern Ontarioに向かう小さなサージ電流が発生し、Southern Ontario主電力ラインの安全用継電器の更に低い値で動作するように誤設定してしてしまった。小さなサージ電流とはシステムから見れば小さな外乱で、システムが正常に働いていれば安定に乗り切れる筈という想定があったと思われる。ところが、システムが弱まっていたことにより、その外乱が悪いことをした。おぼれる者の足を引っ張るような働きだったようだ。Southern Ontario方面の電力需要が限界に達すれば安全用継電器が動作して、Niagara発電所の発電機を切り離せば、正常動作だが、その設定が狂ってしまったから、Niagara発電所は最大能力で発電を続けている。しかし、遂にSouthern Ontario方面向けの安全用継電器が動作してしまったので、発電した電力が行き場を失いNEW YORK州にに向かった。Beck とMoses 発電機は過負荷となり切り離されたので損傷を逃れた。ここで思い出すのが過度現象。長い送電線を電流が流れるのは、水が流れるようでもあり、波が伝わるようでもあること。送電網が格子状に広範囲につながるとその回路の中を行き場所を失った電流はあちこちに駆け回る。そうしてシステムの弱いところを狙ってそこが崩壊する。英文WIKIPEDIAではその数分後に全電力システムはカオス状況に陥ったと記す。WIKIPEDIAのRadioという項目では、停電時に音楽放送のプレーヤーの回転が徐々に遅くなっていったさまが述べられている。当時のレコードプレーヤーはACモーターの回転をそのまま使っていた。電蓄の回転が遅くなる事は発電機が過負荷になり回転数が下がってきたことをしめしている。その後、レコードプレーヤにはPLL等高度の回転安定化技術が使われた。アメリカでスマートグリッド等が発展したのも、このような全国的な不安定な電力網を何とか維持しようと言う現実的な背景があるようだ。日本の電力会社もアメリカの大停電から学習していると考えれるが、このような事態をどのように想定しているのか。電力を使いすぎると停電になると言うだけでは、オオカミ少年のレベルを超えていないのではないか。1965年と言えば昭和40年で、日本も経済の高度成長が始まった頃で、ニューヨークの大停電についてはかなり大きなニュースになっていたと思う。しかし、当時の日本の停電と言えば、落雷や自然災害等が多かったのではないかと思う。昨今スマートグリッドの話題も多いが、先ず大規模停電から学ぶ必要がありそうだ。日本でも、発電と送電が規制緩和されて、多数の業者が電力業界に参入した時にようやくスマートグリッドらしくなるのではないか。電力インターネットというような存在ができるのか。その頃になると地域独占の電力会社は存在しているか分からない。

追記(2020/04/27):タイトルに投稿期日を追加。本日アクセスランキング7位。

2011年7月 5日 (火)

老人の寝言:スパイスを効かせてこの夏を乗りきろう

2011/7/5
昨日も晴れ。相変わらずの暑さ。AMEDAS最高気温(℃) = 36.1  (15:21)。ポットの雑草もチリチリになりかけている。灌水するも雑草は妨害になる。植物は思い切りが良い。もうだめだと言うときは潔く枯れてゆく。日が当たらなければ枝も葉もどんどん落として行く。そこまで追い込まないような手入れが大切だ。じっと考え込んでやっと思い出せる花がある。ノウゼンカズラだ。蔓性なので高いところにオレンジ色の花が咲いている。日陰になっている側には花が無く気付かなかった。手入れ不足でその蔓が屋根にまで伸びている。植物の花が咲く時期が異なるのも長い進化の記憶を背負っているためか。

最近、植物が辿ってきた道とかいう本を拾い読みしている。海中から地上へと生息圏を拡大してきたのも動物より植物が先。植物の生殖器が花。花も植物を繁栄させる偉大な発明だ。もう一つの大発明が維管束。水分や養分を通し構造物としての強度を与える植物繁栄のパイプラインのような基礎だ。植物は赤と青の光を吸収して光合成に使うとのこと。光と炭酸ガスを食べる生物だ。残った光成分が緑で、我々は植物の葉で吸収されずに反射されてきた光を植物の緑として見ているとの事だ。動物はご先祖様の植物の賜と言うこと。数の比較でも動物は植物を越えられないと思った。雑草の悩みも驚異に変わる。

昨日の天気

TAVE= 28.9
TMAX= 35.2
TMIN= 25.1
DIFF= 10.1
WMAX= 4
SUNS= 2.9
RAIN= 0

老人の寝言:スパイスを効かせてこの夏を乗りきろう

朝、かみさんはTVの前にデンと座り込んだ。頭の後ろの方から「カレーシュウ」という言葉が飛び込んできた。スパイスの効いたカレーでこの夏をのりきろうという番組かと思った。ところが、後でTV番組表を見ると「加齢臭」との事だ。最近NHKの言語感覚が少し変調をきたしているのか気になっているところだ。「加齢臭」とはなにか、老人を馬鹿にしたような差別用語に聞こえてくる。自分は、知ったかぶった横文字、言い換えや説明を必要とするような用語、安直な造語にうんざりしている。そんな言葉は日本を内面から崩壊させるだけではないか。日々歴史の荒波を生き残ってきた言葉があるのではないか。それを大切にしたい。

ざっそう句:汗

■本当の汗がおいしい夏カレー

2011年7月 4日 (月)

老人の寝言:国民全てを巻き込んだ疑心暗鬼の情報戦に勝ったのはだれか

2011/7/4
昨日も暑い日。ポットの除草と灌水。19時に県知事選挙が終わって30分も経たない内に当確のニュースが出たとかみさんの声が響いた。出口調査等で頑張った結果なのであろうが、報道機関としては余りにも先走りしていないか。選管も暑い中、票を数える気合いも入らないだろう。その放送で確定票を報道しただろうか。何事も格好良いところだけ先食いするのはけしからんと思わざるを得ない。
以下は県のホームページよりコピペした。群馬県知事選挙(平成23年7月3日執行)開票結果(url=http://www.pref.gunma.jp/contents/000145682.html)より。

      えびね篤(海老根篤)[無所属] 大沢正明[無所属] 後藤新[無所属] こすげ啓司(小菅啓司)

県計   6,515.000         392,504.000   148,790.000   33,355.000

得票率 1.12              67.54        25.60       5.74

昨日の天気

TAVE= 28.1
TMAX= 32
TMIN= 24.8
DIFF= 7.2
WMAX= 3.2
SUNS= 1.7
RAIN= 0

本日はアメリカの独立記念日:WIKIPEDIA「アメリカ独立記念日(アメリカどくりつきねんび、英: (American) Independence Day)は、1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日。」独立後235年を迎える。この日を覚えているのは中学校の英語の教科書にあったから。

老人の寝言:国民全てを巻き込んだ疑心暗鬼の情報戦に勝ったのはだれか

産経新聞の【正論】は、「社会学者・加藤秀俊 放射能、何が危険で何が安全?;url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110704/dst11070403100001-n1.htm(2011.7.4 03:09))」というタイトルで、「もうこれで4カ月近くになるから、1学期がおわった、ということになるのだろう。この学期中、われわれは原子力、放射能についての大学院レベルの集中講義を受けた。いうまでもなく、ラジオ、テレビ、新聞雑誌、ことごとくが総力をあげて、われら国民の啓蒙(けいもう)に全力を傾注してくださったからである。」、「 以上、この1学期、原子力の集中講義を受講しての劣等生の学期末リポートである。いくら押し売りされても、来学期は受講しない。わからないものはわからないからである。(かとう ひでとし)」と論じた。

自分なりに東京電力福島第一原子力発電所の事故を振り返ってみたい。社会学者・加藤秀俊先生には快刀乱麻を斬る如く福島原発事故を解剖してその本質を暴いてもらいたいところであった。確かに、福島原発事故以来の4ヶ月は原発、放射能等に関するあらゆる情報が大量に飛び交った。喩えて見ると情報津波が日本を席巻した。しかし、だれもそれに対応できる準備が出来ていなかった。社会学的に言えば、日本は情報戦の戦場になった。騙すか、騙されるか。東京電力や官僚は生きるか死ぬかの戦争を国民にしかけた。国民はそれを肌で感じたが、その本質を理解できなかった。物理学の基礎が無い。学者・技術者も倫理感を投げ捨て保身に徹した。国民全てを巻き込んだ疑心暗鬼の情報戦が出現したのである。全く情報カオス状況が生まれたのである。そのカオスも研究すれば奥が深い。社会学者・加藤秀俊先生は来期の受講はわからないものはわからないと潔く投げたが、先生、今更放射能がどうのこうの等の勉強は不要ではないですか。物理的には、原発は原爆と全く同じ原理・原則で動いていますよ。是非伝家の宝刀で卒業論文を書いていただきたいところである。福島原発事故は平成元禄時代という、贅沢と無関心にたるみきった日本への警鐘でもあったのではないか。

2011年7月 3日 (日)

かみつけ女流歌人 雅:歌集の観賞を終えて

2011/7/3
昨日はAM曇りPM晴れ。AMEDAS最高気温(℃)=33.2 (14:40)。XPパソコンへ引っ越し作業をした。WIN MEだと対応ソフトも少なく、頻繁にフリーズしてその都度再起動していた。インターネットブラウザーはFirefoxにした。Open Officeを入れたが、慣れていないので急遽使い慣れた古いマイクロソフトオフィスもインストール。本日は県知事選投票日。天気予報は午前晴れ、夕方雨。県民が示す判断が注目される。

昨日の天気(IEでのエクセルデータのコピペ)

TAVE= 27.8
TMAX= 32.5
TMIN= 24.7
DIFF= 7.8
WMAX= 4.3
SUNS= 3.5
RAIN= 0

昨日の天気(FFでのエクセルデータのコピペ)

                           
TAVE=27.8
TMAX=32.5
TMIN=24.7
DIFF=7.8
WMAX=4.3
SUNS=3.5
RAIN=0

Firefoxはエクセルデータの罫線や色までコピペしないようで困った。

久しぶりに東京電力のホームページを開いた。管内の電力消費量の数値データが公開されていた。今年の夏は停電無しに乗り越えられるのか。国民や社会、企業等の節電意識は高まっている。エクセルで昨年電力消費量がピークとなった2010/7/23の東京電力管内の電力消費量とAMEDASの東京の温度データをグラフにしてみた。ともかく東京が暑ければ関東地方の他の地域も暑かろうというような前提で気温は東京のデータを使った。やはり、気温と管内の電力消費量は正の対応関係が見られるので、気温がどこまで上昇するかが関心の的となるだろう。気温が想定以上に上がった時は、暑い暑いと言いながら我慢する光景が出現したり、熱中症多発というようなニュースが流れたりするのではないか。カーブも電力消費を分散してピークを下げるためより高原状になるのかも知れない。気になるのは国政である。首相辞任云々でもめた不毛な動きも地下にもぐって休戦状態であるが、国民不在の駆け引きが水面下で行われているのではないか。真夏にその動きが復活すると国民はもう我慢の限界にくるだろう。

久しぶりに東京電力のホームページを開いた。管内の電力消費量の数値データが公開されていた。今年の夏は停電無しに乗り越えられるのか。国民や社会、企業等の節電意識は高まっている。現在XPパソコンへ引っ越し中で、環境を整えた。ついでに、そのパソコンで昨年電力消費量がピークとなった2010/7/23(金)の東京電力管内の電力消費量とAMEDASの東京の温度データをグラフにしてみた。ともかく東京が暑ければ関東地方の他の地域も暑かろうというようなデータかも知れないが気になるのでグラフにしてみた。やはり、気温と管内の電力消費量は正の対応関係が見られるので、気温がどこまで上昇するかが関心の的となるだろう。その時は、暑い暑いと言いながら我慢する光景が出現するのではないか。暑くなりそうの日は早朝(早め)に部屋を冷房し、冷気を逃がさないようにして昼間はエアコンのパワーを絞って過ごすと言うような方法も検討してみる価値はあると思う。カーブも電力消費を分散してピークを下げるためより高原状になるのかも知れない

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かみつけ女流歌人 雅:歌集の観賞を終えて

本日で入力した「かみつけ女流歌人 雅」の観賞が最終に到達した。百余人一首である。目に留まった一首に短いコメントを付けただけの記事である。自分が生まれ育ってきた地域をどのようにして知るのか。何事も知るには手がかりが必要になる。その手がかりをどこで得るのか。偶然の場合が多い。WEBはまさに情報の海である。歌の作者は、作者の辿った時間・空間の中の体験を作品に仕上げている。その作品は、WEB上では、大海にさまよう小瓶に入れた宛先のない手紙のようかもしれない。

しかし、その瓶から手紙をとりだして読んでくれる人もあるかもしれない。実際は、東日本大震災が発生して以後は、落ち着いて歌を観賞できる心理的なゆとりはまったっく無かった。ただ、入力した歌を機械的にWEB上に流したに過ぎなかった。読み直して入力ミスを発見した時もあった。ともかく「かみつけ女流歌人 雅」の歌人が残した歌も今現実に動いている事と全く無縁である訳ではない。やはり百余人の歌人が百余人の目や心情を通して詠んだ歌はそれなりの広がりと深さをもっていると思う。

特に女性の心眼で原子炉を詠んだ歌、

■真夜の海に 語りゐるがに 原発の 赤きまたたき 闇に浮きをり   木村 あい子

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/post-0324.html)には、その凄さを感じた。丁度、東京電力福島原発事故と重ねて読んだので強い印象が残っている。東日本大震災、巨大地震、大津波、福島原発事故等未曾有の災害に立ち向かうには大きな心理的なエネルギーが必要と思う。そのような災害に直面した人々がその体験を何らかの形で残すことは、本当につらく大変な事とであろうが、後世の人々には非常に大きな贈り物になるのではないかと思う。かみつけ女流歌人も我々にそのような贈り物を与えてくれていると思う。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:流れ

歌題=流れ:

■年始客 帰りし炬燵に 居ねむれる 夫は八十路に 迫りし姿 72 勅使河原 光

時の流れの中で、カメラのスナップ写真のように夫の一瞬の姿を写した一首。

2011年7月 2日 (土)

愛しき古里:若者をふるさとに引き戻す力は何か

2011/7/2
昨日も暑い一日。AMEDAS最高気温(℃)= 34.7 (15:08 )。日中は家の中にひきこもった。夕方草むしりと灌水。この夏の節電は「電気使用制限等規則」が根拠。500KW以上の電力契約者に15%の節電を義務づける。一般の小口契約で無理な節電をして熱中症等の健康被害等に遭遇しないようにしたい。それにしてもなぜ政府は3月の電力危機にこの法令を発動しなかったのか。畑の隅のアジサイが咲いていた。冬枝を切ったつもりがまた大きくなっていた。

昨日の天気

TAVE= 28.3
TMAX= 34.1
TMIN= 24.1
DIFF= 10
WMAX= 2.9
SUNS= 5.6
RAIN= 0.5

河北春秋は、「震災以来、何度か心をよぎった短歌がある。昨年3月… ;url=http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110702_02.htm(2011年07月02日土曜日)」というタイトルで、「震災以来、何度か心をよぎった短歌がある。昨年3月に亡くなった竹山広さんの〈居合はせし居合はせざりしことつひに天運にして居合はせし人よ〉▼災害を免れた人は単に偶然であって被災は決してひとごとではない―そんな意味だ。竹山さんは長崎の原爆で兄を失い、自らも被爆している。一首は阪神大震災の折の作だが、被爆体験と二重写しとなって痛切に響く」と冒頭に書いた。

震災からまもなく4ヶ月になるに際して、ボランティアで駆けつけてくれた人々、色々な応援をしてくれた人々も、『誰もが被災を「わがこと」と感じたからだろう。』と「被災地から全国の皆さんに(「無言の感謝」を)贈りたい。」と述べていた。

自分も、冒頭の歌を読み、深い意味を感じた。作者は「居合はせし人よ」と呼びかけている。天運だから...とあきらめているのではない。そこに「居合はせ」て亡くなったものにもそこに「居合はせ」て生き残ったものとして何かを語りかけている。そんな解釈もできそうだ。

愛しき古里:若者をふるさとに引き戻す力は何か

福島県は原発事故で県外で避難生活している人が多い。生活をしてゆくには職が必要だ。何かのニュースでかなりの若者が県外に住みたいと思っているらしい事を知った。若者が都市部にあこがれるのは全国共通だろう。人口は都市部で増加して地方で減少しているのが実状だ。都市と地方が機能を補完しているのは事実であるが、現実にある都市と地方の格差は大きい。都市を中央・国家とみれば、国と地方の問題でもある。

最近、福島県生まれの人から聞いた話だが、長兄に農業を託し、他の兄弟達は郷里を去って他県に職を求めたとの事。その兄が、福島原発事故による避難指示で、スリッパ一つで飛び出して避難したそうだと郷里の惨状を嘆いていた。在職中の上司もたわけ者の意味を知っているかと教えてくれた。田を分けて小さくしたら農業は共倒れになるから、そういう事をやる馬鹿をたわけ者と言うんだと。その上司も大学を出してもらい、職と共に群馬の地まで来ていた。

生活を立てて行くには職・仕事が必要だ。特に若い人は、魅力のある仕事を求める。福島県は「新しい福島県総合計画に関する高校生アンケート調査結果(速報)url=http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/sougoukeikaku_210129_4-2.pdf」を公表している。その中で、「問4 問3で「3.住みたくない」と回答した方にお聞きします。その理由は何ですか。(複数回答可)」という質問への回答結果を引用すると、
希望する就職先、進学先がないから(22%)
魅力のあるイベント、施設が少ないから(22%)
日常の買い物、通勤、通学など生活が不便だか(20%)
市街地に活気がないから(20%)
となっていた。これは全国の地方に共通する問題ではないかと思う。希望する業種・職種は様々に分かれているのは当然だろう。また、就職、進学を希望する地域として福島県が30%、その理由として住み慣れた環境で生活したいからが32%を占めることは注目に値する。
「これから福島県がどのような県になってほしいですか。(3つ選択)」の最多回答が「豊かな自然環境が守られている県」であった。この調査結果を見ると、地方に魅力と仕事があれば若者は地方で暮らすのではと感じた。

地方の時代、地方分権が叫ばれているが、都市と地方の格差は広がる一方である。しかし、都市・中央の実像は今どうなっているのだろうか。実際は、自分が住んでいる地方の良さを知らないで都会をうらやましく思っている場合もある。地域の良さを発見するのが第一歩なら、少しでも良くして行こうと活動するのが次の第二歩目になるのではないか。人間住み慣れた地で生活したい欲求は必ずあるだろう。生活を支える仕事や職が無ければその欲求を満たせない。やはり、地方自治体が腰を据えて長期的な視野で取り組まなければこの問題は解決しないだろう。そのリトマス試験紙が地方議員や首長の選挙であるが、7月3日の県知事選が迫っている。県選管がチャーターした飛行機が投票を呼びかけていたが、県民が進んで投票に行くようになる位でないと地方はますます疲弊してしまうのではないか。知事選の立候補者諸氏は若者に何を訴えただろうか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:雪笹の朱実

歌題=雪笹の朱実:

■柿の木の 接木する父が 嫁吾れを 手伝はせけり 五十年経る 56 須永 花子

嫁に来たとき父に接木の手伝いをさせられた事を五十年後に回想した貴重な記録を伝える一首。

2011年7月 1日 (金)

技術 回顧と展望:電気等の廃熱も活用すれば資源

2011/7/1
昨日も暑い日だった。AMEDAS最高気温(℃) =34.5 (12:41 )。午前中生け垣の枝切り。暑くて、湿度もあるので11時頃撤退。ハウスの温度計で41℃。軒下の古い温度計で37℃。室内湿度は67%あった。AMEDASの前橋の午前の湿度は50~60%程度。ともかく蒸し暑く感じた。作業は半袖シャツに編み目の虫除けスーツ。編み目の虫除けスーツは本気でやる仕事には向かない。女性が楽しげに着ている絵が付いていたのにつられて買ったものらしい。無理しないようなブレーキとしては役立った。あちこち見回したがこの季節は花が少ない。ツツジとノカンゾウがぽつりと咲いていた。両方時期遅れのようだ。竹やぶのノカンゾウは花後で実を付けていた。ビヨウヤナギが黄色い花を咲かせていた。それにマリーゴールド。これは昨年のこぼれ種で咲いている。一輪だけ。ポットで買ったハイドランジアを露地植えにした。花は着いているがきれいに咲かない。多年草でサルスベリのような花が咲いているが名前が分からない。

野萱草といえば、かみつけ女流歌人 雅の中の
■小用の 近かる母を 屈ませしは この辺りなり 野萱草咲く  84 深澤 みどり
という歌を思い出す(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-6a97.html)。ATOKはノカンゾウを野萱草に変換してくれないが、こういう花の名は単なる花としては味わいがなくなる。「野萱草咲く」でいつ頃か、どんな場所か等々イメージが湧く。

昨日の天気

TAVE= 28.1
TMAX= 33.4
TMIN= 24.4
DIFF= 9
WMAX= 3.4
SUNS= 4.4
RAIN= 2.5

技術 回顧と展望:電気等の廃熱も活用すれば資源

夏と言えば徒然草の一節を思い出す。WEBで探した。

「*第五十五段:家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑(アツ)き比(コロ)わろき住居(スマヒ)は、堪へ難き事なり。深き水は、涼(スズ)しげなし。浅くて流れたる、遥(ハル)かに涼し。細かなる物を見るに、遣戸(ヤリド)は、蔀(シトミ)の間よりも明し。天井の高きは、冬寒く、燈(トモシビ)暗し。造作(ザウサク)は、用なき所を作りたる、見るも面白く、万(ヨロヅ)の用にも立ちてよしとぞ、人の定め合ひ侍りし。」

昔のことで、夏を過ごしやすいように家を作るのが良いと吉田兼好さんは書いている。冬の寒いのは我慢できるが、夏の暑いのは我慢できないと言っている。今年は、先人達の知恵が見直される記念すべき年になったと思う。色々議論があるようだが、中世温暖期として過去にも温暖な時期があったという説もあるようだ。ともかく吉田兼好の時代には冷房の有効な手段は限られていたろうから、涼しく過ごせる家造りや過ごし方に関心が強かったと思われる。一般社団法人日本電機工業会のホームページにある扇風機の歴史によると、

1893年 はじめての扇風機発売
(アメリカのウェスティングハウス社製
1894年 国産第1号扇風機発売。
1918年 国産扇風機の量産開始。
1935年 幅広羽根を使って風の脈動をなくし運転音を柔らかくした。
    現在扇風機に使われている羽根の原形となっている。
1941年 軍需生産優先となり、政府から一般扇風機の製造中止命令が出された。

大正時代に扇風機が量産になったが、軍需優先で一般扇風機の生産が中止になっている。終戦前後は日本中暑い夏を過ごさざるを得なかった訳だ。そうして、昭和43年3Cとしてクーラーが普及を始める。

ともかく、扇風機とエアコンはコンセプトが異なる。エアコンは正確に言えばルームエアコンで部屋全体の空気調節をするので部屋の密閉が原則だが、扇風機は部屋を開放するのが原則だろう。特に都市の過密部では、外気温が高くなると、扇風機では力不足になる。そこで、強制的に熱を部屋からくみ出すのがエアコンと言えるだろう。当然、熱を汲み出すモーターも熱を出すので、室外に置く。ますます室外の温度は上昇してしまうという悪循環が生まれる。

都会では膨大な電力消費の結果、廃熱が大きくなっている。この熱を再利用する事はできないだろうか。ペルチェ素子のように電力から温度差(冷却)を作る事もできるし、その逆に温度差から電力(発電)を作る事も原理的には可能である。真夏の夢のようであるが、脱原発を図るには、小さなエネルギーも積極的に拾い上げる必要がある。ビルの内部は巨大な発熱器だ。それを冷やすのに電気を使うのは勿体ない。ビル全体を放熱器にするようなコンセプトも必要ではないか。都市全体も単に電力を使うだけでなくその廃熱を回収する(電気で言えば使った電流が流れ出すアース回路のようなもの)システムが必要ではないか。

福島原発事故の原子炉冷却では水が使われている。水が蒸発するときに奪う気化熱が冷却には一番安価で安全なようだ。それならば植物がやっている事と同じではないかと思った。打ち水も原理は同じ。ビルの排水を冷房に使えないか。勿論電気は使わない受動蒸散式冷房。多分、巨大なビル等では集中冷暖房が行われていると思うが廃熱・排水の利用はどうなっているのか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:歌日記

歌題=歌日記:

■長雨の 続くひと日よ 遠き日の 母を偲びつつ 冬瓜を煮る 24 大崎 良子

母を偲ぶ歌も人それぞれ。冬瓜を煮つつ偲ぶ母も歌日記に相応しい。

2011年6月30日 (木)

技術 回顧と展望:はるかな尾瀬はどうなるか。20110630。

2011/6/30
昨日は暑い一日だった。AMEDAS最高気温(℃) =36.9 (15:51 )。かみさんは老人は熱中症が危険だと禁足令を出して友人とモールへ涼みに行ってしまった。家にこもって留守番。夕方雷鳴。雨を期待したが、お涙程度。

昨日の天気

TAVE= 30.2
TMAX= 35.9
TMIN= 26.4
DIFF= 9.5
WMAX= 4.9
SUNS= 9.7
RAIN= 2.5


技術 回顧と展望:はるかな尾瀬はどうなるか

初夏になると流れてくる歌がある。

夏がくれば思い出す
はるかな尾瀬 遠い空

江間章子作詞、中田喜直作曲の夏の冒頭である。WIKIPEDIAに「昭和24年(1949年) - 「夏の思い出」をNHKラジオ歌謡にて発表。」とある。幼少の頃、この歌を聞いた記憶はない。昭和40年代、ハイキングや登山が一般化してから良く耳に入ってきたように記憶している。東京電力福島第一原子力発電所の事故で、その尾瀬はどうなるか気になった。

自分にとって尾瀬の記憶があるのは学生になってからだ。大学の送配電工学のI教授が講義の中で尾瀬ヶ原を揚水式発電に使う計画があったと話された。先生は旅順工大出たとの事で、ノモンハン事件の時のソ連と日本の戦車の違いを聞いたこともある。ソ連のは鉄のかたまりのような頑強さで日本のは華奢であったとか。送電線が張り巡らされて、それが避雷針の役割を果たして、落雷は少なくなったというような話しも聞いた。肝心の講義の内容はすっかり忘れている。

当時の電力事情を「東京電力50年史url=http://www.tepco.co.jp/company/corp-com/rekishi/50anniver/index-j.html」同資料の年表より以下に抜粋する。東京電力がこういう資料を提供していることには敬意を表したい。願わくば事業の社会的な責任を高度な視点から更に徹底して頂きたい。

昭和41年12月1日 福島1号機原子炉設置許可
昭和41年12月8日 福島1号の契約をGE社と調印
昭和42年1月 1日 福島原子力建設所設置
昭和42年7月20日 最大電力1000万kW突破
昭和42年9月29日 福島原子力1号機着工
昭和43年1月22日 福島第二原子力発電所の開発計画発表
昭和43年3月30日 発電設備が1000万kW突破
昭和43年11月15日 第二次家庭電化ブーム、3C(カラーテレビ、クーラー、カー)時代始まる
昭和44年 8月 8日 年間の最大電力が夏季ピーク型に移行
昭和46年3月26日 福島原子力1号機運転開始(46万kW)

年表より昭和40年代の初めに、電力需要が急速に高まった事が分かる。また、「最大電力が夏季ピーク型に移行」と現在の電力需要パターンに変わった事も分かる。同時に、原子力発電の計画が始まる。そうして福島第一原子力発電所が運転開始して今年で40年になる。揚水式発電は、電力の消費が少ない夜間に、電力を使い低いところから高いところにポンプで水を汲み上げ、電力需要の多い昼間にその水で発電する方式である。いわば、電気エネルギーを位置エネルギーに変換して蓄える方式で原子力発電と相性が良い方式である。WIKIPEDIAの「尾瀬」という項目には「東京電力は1966年まではこの地(尾瀬)に発電所建設計画を持っていた。」という記事がある。

生活が豊かになり、その代償として公害が増えた。それを契機に自然保護運動も盛んになった。当時はそのような時代であった。尾瀬も自然保護という国民の強い要望があって初めて保存されるようになった事を再度理解しなければならないだろう。

同年表の昭和43年4の(世 相): 学園紛争花盛り、(流行語):「失神」 「サイケ」 「昭和元禄」 「とめてくれるなおっかさん」も懐かしく思い出す。

とれまがニュースは、「電気料金値上げせず=尾瀬の土地は売却対象外―西沢東電新社長;url=http://news.toremaga.com/economy/ewhole/338142.html(2011年06月28日)」というタイトルで、「東京電力の西沢俊夫新社長は28日までにインタビューに応じた。福島第1原発事故に伴う燃料コストの増加に関し、当面は電気料金に転嫁せず、経費削減などで吸収する方針を改めて強調。資産売却については「2~3年で見て一番いいタイミングで売りたい」と述べる一方、尾瀬国立公園内に所有する約1万6000ヘクタールの土地は「一切売る気はない」と明言した。
」と報じた。

群馬県は、「尾瀬国立公園の放射線量測定結果;url=http://www.pref.gunma.jp/houdou/e2400007.html( 2011年5月30日)」というタイトルで、「尾瀬シーズンの本格的な到来を前に、尾瀬国立公園内等で放射線量を測定したところ、最大でも0.300マイクロSv/h(地上0m)でした。
この値は、文部科学省が示した学校の放射線量暫定基準値(3.8マイクロSv/h)の12分の1以下です。」、「尾瀬では、これから6月中旬にかけて、ミズバショウの季節を迎えます。」と報じた。

巨大な損害賠償を背負うことになった東京電力ではあるが、今のところ尾瀬が売却される予定はないようだ。また、放射能汚染も心配するレベルではないらしい。自分が尾瀬に行ったのは社会人なりたての頃だ。Mさんという職場の先輩が若い女性達と一緒に誘ってくれた。シールド室にこもってラジオ関係の仕事をされていたと記憶している。多くの人々の記憶の中に尾瀬は生きていることであろう。それにしても、原子力発電が稼働してから40年、今日ほどの関心を持たなかった。何事も人間のやることには完全はない。一般的にはコストと利便性を秤にかけて考えるが、安全性をどのように見積もるか、社会全体で議論しなければならない時代になったのが現代ではないか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:八十路を迎えて

歌題=八十路を迎えて:

■特技なく 学歴もなき 身一つの 世を渡り来て 多くを得たり 106 渡辺 げん子

特技も学歴も役立つのはほんの一時、常に学び生を全うしようとする歌と思う。

追記(2021/02/17):タイトルに投稿年月日を追加。

2011年6月29日 (水)

東北の海よ:浄土ヶ浜

2011/6/29
昨日は一転して暑い日となった。タケノコの駆除兼収穫をした。竹林の竹は地下茎でつながっている。過密のところから逃れようと周辺部に地下茎が伸びてあちこちにタケノコが出てくる。この周辺部のタケノコを駆除しないと竹林が広がってしまう。皮が落ち始めたが、まだ葉は出ていない。皮が落ちると言うことは、竹として保護が不要となる事で人間なら丁度青年期に相当するだろう。竹の姿になると切るにも労力がかかる。庭の片隅の雑草の中にミヤコワスレの青紫色の花が涼しそうに咲き出した。花の名前も一度覚えると風情がある。ミヤコワスレは最近覚えた名前だ。ミヤコヨメナの園芸品種と広辞苑にあった。ミヤコヨメナの花言葉は「別れ」だそうだ。都から辺鄙な場所に左遷された時に出会うと心を慰めてくれそうな花だ。

昨日の天気

TAVE= 28.3
TMAX= 34.1
TMIN= 21.3
DIFF= 12.8
WMAX= 4.4
SUNS= 10.1
RAIN= 0

asahi.comは、「固定電話契約、初の4千万件割れ 携帯・IP電話は増加
;url=http://www.asahi.com/business/update/0628/TKY201106280543.html(2011年6月28日21時38分)」というタイトルで、「総務省は28日、加入電話と総合デジタル通信網(ISDN)を合わせた固定電話サービスの3月末時点の契約数が、前年同期比8.7%減の3956万8千件だったと発表した。1988年度に調査を開始して以来、初めて4千万件を割りこんだ。  98年3月末の6285万件をピークに減少が続いている。」と報じた。

時代の変化を感じさせるニュースである。総務省のH17年の世帯数は49,063千である。まだ1世帯1契約には欠けるが80%台は維持している。自分は余り使わない携帯は止めて固定電話だけにしようかと考えているがそれでは万一の時の不安もある。外出時に公衆電話を探すのが大変な時代になっているので。

また、asahi.comは、「脱原発の株主提案否決 東電の株主総会、6時間で終了;url=http://www.asahi.com/business/update/0628/TKY201106280387.html(2011年6月28日16時38分)」というタイトルで、「東京電力の株主総会が28日、東京都内のホテルで開かれ、「古い原発から順に停止・廃炉とし、新増設をしない」などと脱原発を求めた株主提案は、賛成少数で否決された。一方、勝俣恒久会長の再任など17人の取締役を選任する会社提案の議案は可決。午前10時に始まった総会は過去最長の6時間9分続き、午後4時過ぎに終了した。出席株主は過去最多の9302人(午後3時半時点)。 」と報じた。

東京電力は一般株主が多いとの事だ。今回の株主総会では一般株主が原発で燃えたという事だろう。他の記事によると脱原発の議決株数比は昨年の5%から8%へと変化しただけ。議決権は株数に比例するという資本の論理が貫徹しているのがこういう結果を生むのであろうが、何か空しさを感じないだろうか。株主という数は大きく動いた。山は動いたのだが、会社は動かなかった。むしろ動けなかった。資本の論理は自己を呪縛するのだろう。株数では少数派の議案は否決されたが、株主総会という資本の論理の基盤の部分は地殻変動を起こしているのだ。

東北の海よ:浄土ヶ浜

昼休み室温は30℃を突破。最高33℃まで上昇。その暑さを紛らすために会社のリフレシュ休暇で旅した東北旅行を思い出した。浄土が浜を観光船で巡った。WIKIPEDIAによると「浄土ヶ浜(じょうどがはま)は、岩手県宮古市にある海岸。陸中海岸国立公園に属し、三陸を代表する景勝地である。」また、「海岸名の由来は、天和年間(1681年 - 1684年)に、曹洞宗に属する宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたとする説が、同海岸周辺を遊覧する観光船の案内放送等によって一般に広く知られている。」という。
写真アルバムもあった筈だが見つからない。WEBで画像検索してみた。宮古市のホームページには「この度の東日本大震災の影響により、現在観光船陸中丸は運休となっております。」と出ていた。「遊覧船の周りにはウミネコが群れ飛び、特製ウミネコパンを差し出せばその手から器用にパンをくわえて飛んでいきます。」とあるので、目の先に飛んでいたのはウミネコだったようだ。ウミネコはカモメの一種との事なのでカモメと呼んでも良さそうだ。ともかく、餌のパンを与えている間は景色はそっちのけでカモメだけを見ていた。穏やかな海と島が浄土を連想させているのも事実のようだ。東北関東大震災で昔の旅を思い出した。その旅の思い出を詠んでみた。    

■あのかもめ ジョナサンだったか 窓に飛ぶ 浄土が浜を 妻と船旅
■船窓の 手の先を飛ぶ 白かもめ 誰の使いか 今さら思う
■飛べかもめ 俺は地面を 這いまわる 俺に代わって また飛んでくれ

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:杉の美林

歌題=杉の美林:

■囲炉裏の火 囲める山師 目を閉じて 胸算用の 買価つぶやく 44 佐藤 正子

現在では馴染みのない山師との価格交渉の場面を活写している。

2011年6月28日 (火)

がんばれ! ふくしま:大スフィンクス の謎は解ける(改題):人類的な視野に立って福島原発事故からの再生復活を促進せよ!110628。

2011/6/28
昨日は曇り。予定外の仕事ができた。午後、東京電力福島原発の放射能汚染水処理施設が稼働したとのニュースが流れた。サスガ東電、この快挙を株主総会の前日にぶつけてきたなと思った。しかし、それは束の間の喜びに終わった。

産経ニュースは、

「【放射能漏れ】懸念現実化、続く綱渡り 循環注水冷却停止;url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110627/dst11062722580020-n2.htm(2011.6.27 22:54 )」というタイトルで、

「「安定的な冷却システムを確立する目標に近づいた。大きな一歩だ」 27日夕の記者会見。循環注水冷却の開始を受け、政府・東電統合対策室事務局長、細野豪志首相補佐官は喜びをあらわにした。」、

それに続いて「だが、会見の終了間際、それを裏切るように、同席していた東電の松本純一原子力・立地本部長代理が「みなさんにお知らせがあある。ホースの継ぎ目から漏水があり、午後5時55分に注水を停止した」と明かすと、関係者の期待ムードは一変してしまった。」と報じた。

しかし、よくよく考えると、「ホースの継ぎ目から漏水がある」とは、水処理施設としては、基本中の基本であり、絶対にあってはならない事ではないか。ホースは放射能汚染水を循環させる回路の一部であり、特に東京電力の置かれた立場においてはホースのトラブル等は待った無しの状況だったろう。

漏水の可能性の有無は事前にチェックする気があればチェックできたのではないか。言い換えれば、そのキホンのキすら満足に守られていなかった事にならないか。

福島原発事故現場は現実的には完全に密室に近い状態だろう。その現場を見ることができる者は極少数に限定されているだろう。準備万端整えて置いて、株主総会に好印象を与える最適な時刻を見計らって稼働にGOをかけてもわかるまいと凡人は思う。油断と言う以外にないのだろう。

昨日の天気

TAVE= 22.7
TMAX= 24.8
TMIN= 20.7
DIFF= 4.1
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SUNS= 0
RAIN= 0.5

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がんばれ! ふくしま:大スフィンクス の謎は解ける(改題):人類的な視野に立って福島原発事故からの再生復活を促進せよ!

エジプト学の吉村作治に興味をもっている。そこで遊学舎ホームページ(url=http://www.yugakusha.net/study/yoshimura_egypt/200808/200808-3.html)の「吉村作治 エジプト博物館」を覗いてみると、「大スフィンクス 」という記事があった。その記事によるとその大スフィンクスはエジプトの神様なのだそうだ。

自分が子供の頃は、スフィンクスは砂漠の中の怪物で、「赤子の時は四本足で、大人になると二本足で、老人になると三本足で歩くものは何か」という謎を旅人にかけて、答えられないと食べ殺された。ところが、それは人間だと答えた者がいて、謎を解かれてしまってスフィンクスは...。実は結論を思い出せない。多分、あまりの恥ずかしさで死んだか、倒れてしまったのではないか。そんな話を思い出した。

この話はギリシャ風に改作された流れにあったようだ。実はと、著者は(「大スフィンクス 」は)「これもまた不思議なのですが、実際には大変立派な神様なんです。再生復活。人間が死んだらあの世に行って生き返るときを表わしている太陽神です。」と述べている。

大スフィンクス以外の小スフィンクスは「神殿や葬祭殿といった聖なる建造物の参道の両脇に配置され、その前を悪魔が通らないように見張っている。」との事で、これが、前述の伝説につながっているようだ。日本の神社の狛犬も遠くエジプトから伝わってきた説話の流れをくんでいるらしい。いわば、小スフィンクスはガードマンの役割だ。

ところで、現在も、日本のあちこちに、いわば小スフィンクスのように謎をかけあって縄張りを争っている人々が多い。ある小スフィンクスが、「あなたは、責任をとっていつ止めるのか」と謎をかけると、別の小スフィンクスは、「自分の任務を全うするのが自分の責任だ」と謎で回答する。

こんな状況では、話が始まらないし、終わりもみえない。西洋の小スフィンクス説話からみても、世界の最果ての地日本では、人間が加齢により変わり行く様を表す謎が、全く自分だけの目先の縄張りをどうするかという矮小化された物語に変質してしまっているように見える。

一方、「大スフィンクス」は再生復活の神との事である。確かに、実物を見たことはないが、あの「大スフィンクス」は、人類の解きがたい謎を無言の内に語っているように見える。その謎が解ければ、人類の再生復活は可能になるのではないか。

人間の歴史の3段階を人類の歴史の3段階に対比させれば、赤子の時は有史以前に、大人の時は有史後から今日まで、そうして三本足で歩く時が、これから未来の事に相当するだろう。そうして、人類の3本目の足(杖)が何に相当するのかは、今のところ謎ではある。

福島原発事故からの再生復活も日本の一地域の事に過ぎないと思う人はいないであろう。原子力発電は現代文明の象徴である。それが人類の3本目の足(杖)のようにも見える。そこには、光だけでなく暗黒もあった。その光と闇の深さを最も深刻に受け止めたのは福島原発事故被災地の人々であったろう。

「大スフィンクス」が人類に投げかけた謎は、無言の謎である。ふくしまが人類的な視野で再生復活を進めるなかにその謎への答えがあるのではないか。東北関東大震災や福島原発事故の死者や被災者が再生復活を果たすには小スフィンクスより大スフィンクスにすがらねばならないのであろう。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:夫のふる里

歌題=夫のふる里:

■越し来たる 赤城のふもと 夕暗み 風にけ寒く 電線の鳴る 90 松村 照子

冬の寒さが厳しい夫の古里の赤城のふもとを終の地として越してた覚悟を言外に語っている。

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追記(2017/11/18):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等
タイトル文字のサイズ、色を変更。読みにくいので文節に分けた。東京電力福島原発事故発生から3ヶ月ほど経ってから書いた記事である。

「がんばれ! ふくしま」という共通キーワードを付けて記事を書いていた。最近は福島原発事故関連ニュースも少なくなった。「がんばれ! ふくしま」関係の記事を書く事も減った。このコメントを書くのにも、依然いらだちを感じる。そこで「

人類的な視野に立って福島原発事故からの再生復活を促進せよ!

」という仰山な文句を追加した。人間は忘れるという特技を持つ動物だ。辛い事は早く忘れたい。忘れれば、再発防止の覚悟も消滅してしまう。トランプ大統領が初訪日をする前に真珠湾を訪問した。REMEMBER THE PEARL HARBORというメッセージの発信の意味もあるだろう。

放射能には半減期という特性がある。事故当時に関心を集めたのが半減期が短いセシウム、ヨウ素であったと思う。ヨウ素は甲状腺が取り込む物質で、ヨウ素131の半減期は8.04日である。放射性ヨウ素を人体が取り込むと、それが甲状腺に集まり、甲状腺が内部被曝を受ける。

幼児は細胞分裂が盛んなので、被曝を受けた細胞が突然変異でがん細胞に変わると甲状腺癌が発症する。その例は、チェルノブイリ原発事故で証明されていた。身体は取り込むヨウ素を区別できないが、その取り込み量は上限がある。従って、放射性でないヨウ素を放射性ヨウ素が拡散する前に投与すれば、放射性ヨウ素が甲状腺に取り込まれないので、甲状腺癌発症の予防が可能である。現実はどうであったか。

Googleでキーワード「福島原発事故 ヨウ素剤投与 実績」を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&biw=936&bih=647&source=hp&q=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%80%80%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0%E5%89%A4%E6%8A%95%E4%B8%8E%E3%80%80%E5%AE%9F%E7%B8%BE&oq=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%80%80%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0%E5%89%A4%E6%8A%95%E4%B8%8E%E3%80%80%E5%AE%9F%E7%B8%BE)。(このキーワードで検索)

Googleでキーワード「福島原発事故 放射能 セシウム、ヨウ素」を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&biw=936&bih=647&source=hp&q=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%80%80%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%80%80%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%80%81%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0&oq=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%80%80%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%80%80%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%80%81%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0)(このキーワードで検索)

内部被ばくを考える市民研究会 は、「原発事故 安定ヨウ素剤服用のもっとも効果的なのは被ばく24時間前と被ばく後2時間後;http://www.radiationexposuresociety.com/archives/6011(投稿日:2015.08.01 | カテゴリー:内部被ばくと健康被害, 資料)」(このサイトへのリンク)というタイトルで、

「 原発事故 安定ヨウ素剤服用のもっとも効果的なのは被ばく24時間前と被ばく後2時間後です。 この衝撃的な事実を解説している、論文を紹介します。書いたのは、放射線医学総合研究所の蜂谷みさを氏と明石真言氏。川根はかねてから、放射線医学総合研究所は、あの原発事故の際、福島県民にも、東北・関東の人びとにも、安定ヨウ素剤を服用させる指示を出さなかった、犯罪的な組織である、と言ってきました。

その放射線防護にまったく、役に立たなかった放射線医学総合研究所は実は安定ヨウ素剤が放射線防護に役立つことを研究によって知っていて、それも原発事故による放射能プルームを浴びるであろう、24時間前に服用すればもっとも効果が高く、被ばく後2時間以内であれば80%の防護効果があることを書いていました。

これは最新医学別冊 新しい診断と治療のABC『甲状腺疾患』改訂第2版(編集森昌朗 最新医学社 2012年10月25日刊)に掲載されていた論文に、川根がいくつか解説を加えたものです。原発事故から1年と7ヶ月たった、2012年10月に刊行されていました。」と報じた。

福島原発事故に関して、専門的な知識や体験から情報発振しているのが「院長の独り言(http://onodekita.sblo.jp/)」(このサイトへのリンク)

Googleでキーワード「福島原発事故 甲状腺がん 過剰 診察OR診療OR検査ORスクリーニング」を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&biw=936&bih=647&q=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85+%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%81%8C%E3%82%93+%E9%81%8E%E5%89%B0%E3%80%80%E8%A8%BA%E5%AF%9FOR%E8%A8%BA%E7%99%82OR%E6%A4%9C%E6%9F%BBOR%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0&oq=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85+%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%81%8C%E3%82%93+%E9%81%8E%E5%89%B0%E3%80%80%E8%A8%BA%E5%AF%9FOR%E8%A8%BA%E7%99%82OR%E6%A4%9C%E6%9F%BBOR%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0)。(このキーワードで検索)

福島原発事故で稼げる物はすべてビジネスに取り込まれ、被災者の悲しみは無視され・踏み倒され、いつしか原発が再稼働され、美化され、挙げ句の果ては、日本も核兵器を持て!と時代錯誤的な風が吹きまくるようにならないか心配だ。



 

2011年6月27日 (月)

かみつけ女流歌人 雅:熊野權現

2011/6/27
昨日は曇り。気温は上がらなかった。草むしり。カヤツリグサとメヒシバが多い。カヤツリグサはかすかな香りがする。子供の頃はこの草で遊んだこともある。草の生長に追いかけられている。伸びられずに10㎝程度の草丈で白い花を付けているナズナがあった。日陰の根性物。落葉樹の落ち葉は秋。常緑樹のクスノキやキンモクセイは春に落葉する。その季節が六月中頃までのようだ。全部の葉を一度に更新するのではなく、日陰の葉や光合成能力が低下した葉を古い順から更新するのではないか。落葉樹と常緑樹の葉の使い方も少し違いがある。常緑樹の落葉は働きが悪くなった窓際の従業員の首切りみたいに思えるが、樹体を成長させるにはそれが必要なのだろう。

昨日の天気

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TMIN= 19.3
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東京電力の放射能汚染水処理施設の稼働はトラブル続きであったが、ようやく所期のレベルに達して本格稼働に入るらしい。未処理の放射能汚染水をたれ流さないようしっかり運用して頂きたい。明日6月28日東京電力の株主総会が行われる。脱原発のために定款変更の議案が株主から出ている。シャンシャンでは終わらないだろう。時間をかけてでも有意義な議論をして貰いたい。本来ならば現在のような悲惨な状況を招いた東京電力経営者の経営責任が問われるべきだと思うが、総会でそこまで議論が進むのか。東京電力の大株主も自社の株主に対する責任があるだろう。経営責任を明らかにしないまま損害賠償を気前よく出したり、損害を容認してその責任を問わないのは明らかに経営モラル崩壊の証明になる。米国では通用しないだろう。

TEPCOダイレクト (東京電力)は、「5月の販売電力量 ▲11.9%減、3ヶ月連続で前年を下回る;url=http://www.tepco.co.jp/cc/direct/11061701-j.html」というタイトルで、「東京電力の5月の販売電力量は、東日本大震災の影響により、電灯や産業用の大口電力などすべての用途が前年割れとなったことから、前年同月比 ▲11.9%減の196.3億kWhと3ヶ月連続で前年実績を下回りました。電灯は、前年同月比 ▲12.2%減と2ヶ月連続で前年割れとなりました。 産業用の主力である大口電力は、鉄鋼(2ヶ月連続)、紙パ(2ヶ月連続)がプラスの伸びとなったものの,機械(3ヶ月連続)、化学(3ヶ月連続)、非鉄金属(3ヶ月連続)など主要業種の大半が前」と報じた。

東京電力は、「役員報酬等の減額ならびに平成24年度採用計画の見直しについて;url=http://www.tepco.co.jp/cc/press/11042503-j.html(平成23年4月25日
)」というタイトルで、「1.役員報酬の減額について
     会 長     総報酬の50%を減額
     社 長     総報酬の50%を減額
     副社長     総報酬の50%を減額
     常務取締役   総報酬の50%を減額
     執行役員    総報酬の40%を減額
」と報じた。

この額云々も然りだが、役員自身が経営責任を真摯に受け止めた時の出処進退を株主や国民は見守っているのではないか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:熊野權現

歌題=熊野權現:

■五十年の 記憶おぼろに 恋ふ日ありき 熊野權現の 石段のぼる 10 飯島 マサミ

今、熊野權現の石段をのぼると遠い過去の淡い恋の記憶がよみがえる。記憶も熟成するようだ。

2011年6月26日 (日)

老人の寝言:アナログTV放送もまだ出番もあり見捨てたものではない

2011/6/26
昨日は大体曇り。今朝の室温は24℃程度。半袖シャツで床についたが朝方寒くなった。予定外の外出。WEBニュースを見ているとマイクロソフトがGoogleを訴えたという笑えるような記事にであった。巨人どうしでも景気がよい方をやっかんでいるようだ。

昨日の天気

TAVE= 25.4
TMAX= 28.2
TMIN= 20.6
DIFF= 7.6
WMAX= 3.9
SUNS= 1.5
RAIN= 0

老人の寝言:アナログTV放送もまだ出番もあり見捨てたものではない

アナログTV放送の停波期限が刻々と近づき、ついに1ヶ月を切った。昨年度は景気浮揚策で、自動車、カラーテレビ等にエコポイントを付けて業界は商品を売りまくった。貧老組はそんな状況を指をくわえて恨めしそうに見ていることしか出来なかった。経済的に購買できる能力がある者にしか補助がもらえないで、その補助が税金から出されるという仕組み自体が病的なのではないかと思わざるを得ない。アナログTV放送の停波期限が近づいて、デジタルTVの売れ行きも上がっているとの事だが、当然その反動も来るだろう。

ところで、アナログTV放送の停波はテレビやアンテナの購買とは全く無縁の知る権利の問題である。そもそも、NHKが勝手に電波を出して、受信機を持っている人が勝手に放送を聞くという関係から日本の放送が始まった。しかし、放送のプロパガンダ効果は絶大だ。放送は国家と国民をつなぐメディアになった。多分、放送受信契約もあったであろうが、契約についてはあいまいなまま、今日に至っているのではないか。当然、最初の放送はラジオ放送であったが、その放送主体も受信者もTV放送に大体そのまま移行しているだろう。いわば、今日のNHKとその受信者の関係も相互の信頼関係のもとに今日に至っているのであろう。

その、NHKを支えている屋台骨が受信契約数であり、NHKのホームページに掲載されている。平成6年4月末の34,771,996件から、毎年微増を続けている傾向が見える。公開されている最新データは平成23年月末で39,868,324となっている。平成17年の契約数が微減しているが、これは平成16年に発生したNHKの不祥事に抗議した受信契約の解除が原因と見られる。統計データ上でこのような契約者の動向が現れるのは極めて異例な事態であった。NHKの受信契約者がNHKに求めたのは放送に対する信頼性であったのは言うまでもないことだ。放送の信頼性のためにその経費の負担は受信者が引き受ける、しかしその信頼性が損なわれればその経費を負担する義務はない。それは、契約という人間社会の原点に照らし合わせても当然なことではないかとおもわれる。NHKデータによるとH17~H18年の月平均の契約数はH16年に対して-1.2%~-1.7%と計算された。この数字がいかに重要な意味を持つか。この数字がNHKの信頼性を再建させたのである。

NHKは、「平成 17 年度NHK 約束 評価報告書;url=http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/yakusoku/pdf/060627-001.pdf」の約束の中で、「進歩するデジタル技術の成果をみなさまに還元します。」とうたっている。ところが現実はどうであろうか。アナログTV放送が終わるから早く地デジに切り替えろと放映しているだけで、更には貴重な電波を使って、ノイズ映像を流すような視聴妨害放送を公然と行っている。メディアという権力を握って弱い者いじめ、文化の破壊を臆面もなく行っている。最近のアナウンサーのアクセントの乱れは何だ。国民はNHKの使う言葉に対して信頼感を懐いてきた。ところが、アナログTV放送から地デジTV放送への移行を推進するのが「デジサポ」らしく、こんな国籍不明の言葉を、放送システムが変更になるという曲面で、たれ流している。現在、地デジ難民になると言われている層の筆頭が貧老組と言われている。今日、まさにテレビは情報の中ではデンキと同じ基本的なインフラになっているのだ。不思議なことに、NHKは地デジ移行が出来ている契約件数を公表していない。全く東京電力と同じ情報隠蔽体質を持っている。NHKは契約者に対してアナログTV放送は終了になるから早急に地デジに変えなさいと放送を通して呼びかけるだけで契約者に対する責任が果たせていると考えているのであろうか。貧老組は毎日TVを見ている訳でもないだろ。TVを見ていても「デジサポ」が何かも分からないかもしれない。むしろ、分からないのが当然だ。貧老組には勝手にNHK村の隠語が流れている程度にしか聞こえないのではないか。そうなると文化の担い手たるNHKはまさに死にかけてきているとしか思われない。

メディアの進歩は早い。既にTV離れは相当進んでいると思われる。しかし、音声情報・通信の根幹にアナログ有線電話があるように、画像情報・通信の根幹にはアナログTVがあることには変わりがない。NHKの放送は黒電話や電力供給と同じようなユニバーサルサービスの側面が非常に強いのである。そのようなインフラは万が一の事態の時に役に立つのである。WEB上の情報では、地デジ未対応の世帯数は50万世帯を下らないようだ。NHKはやる気があれば受信契約を通して100%近くまで地デジ対応状況を把握してその対策を実施できる立場にある。むしろそれを行うべきなのが、NHKの国民に対する義務ではなかろうか。NHKは受信契約者の1%台の契約解除という事態に押され、辛うじて国民の信頼性を維持できた。

今、社会的な立場で、最もTVが必要とされる貧老層が、テレビから見放されるという危機的な状況にある。割合から言えば1%前後かもしれない。そうして、この貧老層の1%がかつてのNHKを支えてきたのではないか。受信契約者の立場は最大限に尊重されなければならない。受信料を支払っているのである。なぜ一方的にサービスを停止できるのか。しかし、二台目、三台目のTVとか、録画とかを含めると、現実は国民の過半数は、アナログTVと決別できない事情にあるのではなかろうか。国民がアナログTV放送終焉でどの程度の不便や損失を被るかも分からないような状況で、強引に地デジ移行を行うとまたもNHKにとっては国民の信頼を失う結果となるのではないか。重大事故が起これば尚更である。日本はたかが1%だから切り捨てご免、契約も無視という血も涙もないような事が罷り通る社会に向かってゆくのか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅: 岨道の草笛

歌題=岨道の草笛:

■つつがなく 羽化せし蝶の いくばくの 命と知るや 秋の陽に舞ふ 85 福島 照子

秋に羽化して舞う蝶に憐憫の情を傾けつつその門出をたたえているようだ。

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    「日経サイエンス」とは:「日経サイエンス誌は,1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。」
  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

公開資料

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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MEMO 海外の博物館・美術館

  • https://www.artic.edu/collection?place_ids=Japan&page=6
  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)