2011年9月23日 (金)

読みかじりの記:マッド・アマノの「謝罪」の品格 マッド・アマノ 著 (2008年 株式会社 平凡社)

2011/9/23
昨日は晴れ後曇り。午前から昼過ぎは用事で外出。朝は台風一過の雲一つない爽やかな晴天であった。14時頃、西の空が暗くなり、急激に視界が悪くなる程の大雨となった。短時間の雨であったが気象の激変を車の運転中で体験した。

2011/9/22の天気

TAVE= 22.1
TMAX= 28.5
TMIN= 17.7
DIFF= 10.8
WMAX= 5.7
SUNS= 5.8
RAIN= 10

最高気温(℃)  29.2  11:53
最低気温(℃)  17.4  23:39

読みかじりの記:マッド・アマノの「謝罪」の品格 マッド・アマノ 著 (2008年 株式会社 平凡社)

マッド・アマノと言えばパロディを連想する。そもそも「謝罪」に品格があるのか。謝罪に品格という着物を着せてみたところがパロディのようにも見える。英英辞書では「PARODY=a humorous or satirical imitation of a serious piece of literature or writing: his hilarious parody of Hamlet's soliloquy. 」とある。純文学作品を踏み台にしてそれと別な表現をする事を意味する。茶化したり、皮肉ったりがその例だろう。そう言う点ではパロディには、批判精神やユトリ、寛容性も必要になる。マッド・アマノのパロディ事件はパロディが意外な方向に発展してしまった裁判のようだ。

本書にざっと目を通して、そういえばそんな事があったと思い出される場面が多い。今日頻繁に行われる謝罪会見も不思議な現象だ。やはり、テレビ、新聞、週刊誌等のマスメディアの巨大化と無関係でもないだろう。その謝罪の常套句が「ご迷惑をおかけしました」、「ご心配をお掛けしました」云々。それに、もう少し、状況に応じて味付けをしたりで、料理のメニューのように謝罪が形骸化しているのも事実。こんな白々しい言葉で何も責任もとらずに幕引きされる事自体が異常に見える。

多分、謝罪会見もコンサル会社のアドバイス等が当たり前になっているのかも知れない。著者のように謝罪会見の事例を多数集めれば、謝罪会見マニュアルもそう無理なくできそうだ。謝罪の原因も様々だろう。ともかく、利害の衝突があり、それが争いになり、その終末部に謝罪があるのだろうが、謝罪で全てが解決する事もないだろう。見方によれば、謝罪も仕組まれた事件の幕引きに過ぎないのだろう。強いて品格の基準を定めるなら、完全敗戦なのか算盤勘定の偽装敗戦という辺に着目点があるのか。著者は謝罪する必要もなかろうという例も述べているのだから、著者の目から見て「謝罪」にも品格がありそうでもある。謝罪の裏に何かがあり、謝罪がない裏にも何かがあるとは著者の慧眼と言えるだろう。当事者の行為の正邪が万人に明らかになれば謝罪の適否も一目瞭然だ。テレビ、新聞、週刊誌等のマスメディアが劇場裁判所の司祭のようになってしまっている現実をもっと痛烈にパロディ化してもらいたいところだが、著者もすでに古稀を過ぎているようだ。長い物には巻かれろとは一面の真理であるが、批判精神は必要だ。

マスメディアを通した謝罪がその受け手に向けられているのも確かだろう。謝罪が希薄化してしまうのも早い。本書の事例もほとんど過去のことになってしまっている。にもかかわらず、今後も謝罪事件が続々起こるだろう。謝罪という言葉自体が比較的新しい。日本語の古語で謝罪に当たる語は何だろうか。詫びると言う語ともちょっとニュアンスが違うようだ。行為に故意と過失があり、それにより損害が生じたとき、その損害を補償する行為が謝罪なのか。謝罪が金銭でも物でもなく、行為に過ぎないが、名誉と引き替えであるという点で当事者にとっては謝罪のマイナス価値は大きい。逆に謝罪される側にとってはその謝罪のプラスの価値は大きい。とは言え心理的な面が大きい。また謝罪かと大衆はその謝罪に飽き飽きしているのが現実である。逆に謝罪する側はそれに増長してしまう。何か変な世の中になってしまったようだ。謝罪の価値が暴落したのが現代だ。

毎日新聞は、「JR北海道社長自殺:惜しむ声 「まじめな人」「頭の中が真っ白」 /北海道;url=http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110919ddlk01040094000c.html(2011年9月19日 地方版)」というタイトルで、「◇人柄知る人、惜しむ声 「安全最優先」を旗印に、会社再生の陣頭指揮を執るはずだったJR北海道の中島尚俊社長(64)が18日、小樽市沖合で変わり果てた姿で見つかった。状況から自殺とみられる。書き置きを残して姿を消してから6日。無事を祈り続けた関係者の願いは届かなかった。JR幹部らは「事故やトラブルで疲れていたのは事実。社長を支えきれなかった」と表情をゆがめた。」と報じた。

日経新聞は、「JR北海道社長、遺体で発見 社員に残した文書公表;url=http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3EAE2E3EB8DE3EAE2EBE0E2E3E39191E3E2E2E2(2011/9/18 20:58 (2011/9/18 22:41更新))」というタイトルで、「JR北海道は18日夜、中島社長の書き置きは全部で10通程度あり、幹部向けが4通、社員全体に宛てたものが1通だったと公表した。ほかは家族や知人宛てだった。」と報じた。

「JR福知山線脱線事故;http://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E7%A6%8F%E7%9F%A5%E5%B1%B1%E7%B7%9A%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85#.E5.88.91.E4.BA.8B.E8.A3.81.E5.88.A4;(最終更新 2011年7月31日 (日) 16:12)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「JR福知山線脱線事故(ジェイアールふくちやませんだっせんじこ)は、2005年(平成17年)4月25日に西日本旅客鉄道(JR西日本)の福知山線(JR宝塚線)塚口駅 - 尼崎駅間で発生した列車脱線事故である。運転士と乗客を合わせて、107名が死亡した。」とある。

本書では、この事故が「罪の重さと自覚の軽さ」というタイトルの中で扱われている。旅客鉄道は安全が第一のサービスであるべきだ。その常識を完全に覆したのがJR西日本福知山線の脱線事故。しかし、会社側の形式的な謝罪は行われたが、その責任を明らかにする刑事裁判は紆余曲折して、まだその途上にある。

JR北海道は、「36 協定違反(労働基準法違反)について;url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2011/110907-1.pdf(平成23 年9月7日)」というタイトルで、「先般、札幌中央労働基準監督署による調査が実施され、平成23 年4月及び5月の本社計画部門の時間外労働に対し、36 協定違反(労働基準法違反)の是正勧告を受けました。この是正勧告を受けて社内で調査をしたところ、過去3年にわたり36 協定違反(労働基準法違反)となる時間外労働の実態があったことが判明しましたのでお知らせします。」、「36 協定の特別条項で定める協議を行わずに、1ヶ月45 時間の上限を超えて時間外労働をさせているという違反に対して今回是正勧告を受けましたが、その後の社内調査の結果、今年度を含む過去3年間で延べ約450 名の違反が発生していました。」と報じた。

謝罪と責任は別物である。謝罪すれば責任を逃れたり、責任が軽くなるという意識が日本人にはないだろうか。WEB情報によると、JR北海道には、「JR石勝線で5月に起きた特急脱線炎上事故」を筆頭に10件程の不祥事があるとの事だ。

毎日新聞は、「JR北海道:トンネル事故受け事業改善報告提出 「企業風土に欠陥」と反省;url=http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110917hog00m040003000c.html(毎日新聞 2011年9月17日 1時57分)」というタイトルで、「JR北海道は16日、石勝線トンネル内で5月に起きた特急脱線炎上事故などを受けた事業改善報告書を、国土交通省に提出した。事故で問題化した緊急時や乗客避難のマニュアルについて、運転士や車掌など職種別にあったものを統一して現場判断を重視する内容に改めたほか、車両整備の厳格化などを盛り込んだ。さらに背景として「安全への意識不足など企業風土の欠陥があった」と認め、安全性向上のための行動計画を示した。」と報じた。

JR北海道の事故は、JR西日本の事故と無縁と感じたが、何か類似した構造があるのかと思われてきた。かつては労使紛争・対立が多発していた時代があた。使用者に対して労働者は存在感があった。現代はどうか。使用者が圧倒的に強い。その力を無意識に行使するとそれを制止する力が働かなくなる。ブレーキとアクセルは全く別の働きをするがその両方が正常に機能して初めてシステムは健全な機能を発揮する。JR北海道社長が「社員の皆様へ」題して書きのこした(朝日新聞記事url=http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001109200016)事をどう受け止めるべきなのか。この書き置きには社員に対するお詫びと、経営者として責任を果たせなかったお詫びが読みとれる。経営幹部に宛てられた書き置きの内容はどうなのか気になる。言葉は余りにも軽すぎる。いくら言葉を並べても真意は伝わらない。そんな思いから自死につながったのか。JR北海道の事故では死者は出なかったようだ。しかし、大惨事と紙一重の事故でもある。死を以て労使共に覚醒せよと訴えたのか。関係者も国民も生命の尊さをよくよく考えなければならない。

謝罪大国は無責任大国の裏返しだ。謝罪を追求しても空しい結果が残るだけだ。それにしても著者は日本人の盲点をついたのではないか。

2011年9月22日 (木)

歴史の転換:歴史は繰り返すか、繰り返してはならない歴史がある

2011/9/22
昨日は台風15号が関東地方を通過終日雨。台風12号による9/1の雨量は258.5mm。台風15号による9/1の雨量は87.5mm。幸い大きな被害はないようだ。午前は葬儀。午後は屋内待避。

2011/9/21の天気

TAVE= 20.2
TMAX= 23.8
TMIN= 18
DIFF= 5.8
WMAX= 9.3
SUNS= 0
RAIN= 87.5

最高気温(℃)  24.2  22:15
最低気温(℃)  17.9  06:32
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))  19.4(東北東)  16:19

歴史の転換:歴史は繰り返すか、繰り返してはならない歴史がある

インターネット検索をすると「揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発」という記事に出会った。これは、新潟日報長期長期連載企画で新聞協会賞受賞の記事であった(url=http://www.niigata-nippo.co.jp/jyusyou/rensai_01.html)。

「新潟県中越沖地震;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87;(最終更新 2011年9月14日 (水) 08:29 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「新潟県中越沖地震(にいがたけんちゅうえつおきじしん)は、2007年(平成19年)7月16日10時13分23秒(JST)に発生した、新潟県中越地方沖を震源とする地震である。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.8。中越地方では2004年(平成16年)の新潟県中越沖地震以来のマグニチュード6以上および震度5弱以上を観測した地震となった。」とある。

更に、WIKIPEDIAの本震の記述は:
発生日  2007年(平成19年)7月16日
発生時刻  10時13分23秒(JST)
震央  日本の旗 日本 新潟県 上中越沖
北緯37度33分24秒
東経138度36分30秒(地図)
震源の深さ  17km
規模     マグニチュード(M)6.8
最大震度     震度6強: 新潟県 柏崎市、長岡市、刈羽村、長野県 飯綱町
津波  0.2 - 0.3m: 柏崎市、佐渡市小木
地震の種類  直下型地震(逆断層型)

WEB上の距離計測サービスを使い、上記震央データと柏崎刈羽原発の位置情報から距離を概算すると約14.5Kmとなった。改めて、地震と原発の関係を考えてしまった。まさに、原発の目と鼻の先で大地震が起きた。大地震や大津波も最近の調査では、数百年の間隔で起こっている事が明らかになりつつある。上記記事は第一回:第1回 緊迫 (2007年08月16日掲載)から始まっている。地震発生から丁度1ヶ月後である。そのタイトルの通り、大事件は、その衝撃が生々しい時に記録することにより迫力が出る。全ての関心が一点に集中している。この記事の量も内容も新聞協会賞受賞の記事だけあって充実している。WEBで調べると本記事の内容は本として出版されていないようだ。残念で、もったいないと思うのは自分だけだろうか。本記事を読んで、先ず東京電力福島第一原子力発電所の事故を思い出す。新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発事故の教訓が東北地方太平洋沖地震にも生かされていれば、福島原発事故の状況は変わっていたのではないかと思う。東京電力柏崎刈羽原原子力発電所はその事故を教訓としてISO9001を取得した。残念だが、それが福島第一原子力発電所等への横展開がなされなかった。柏崎刈羽原発事故と福島原発事故を重ねて見ることにより、新しいことや見落とした事等色々な発見ができるのではないか。新潟日報社さん、是非この記事を出版して頂きたい。新潟日報社が社会の木鐸として貢献できる千載一遇の機会かもしれない。今、日本国民、地方自治体等が原発にどのように向き合うべきか真剣に考えている。藁にすがっても何の効果もないが、歴史に学べばその効果は大きい。

2011年9月21日 (水)

老人の寝言:大局を見た決断の早さが経営の勝負を決める

2011/9/21
昨日は台風15号の影響で終日雨。一昨日の最高気温と昨日の最低気温の差は実に▲15.5℃である。半袖シャツの上に長袖シャツを羽織った。時既に遅く、クシャミの連続と鼻水。身体が追従できない気温変化だ。雨なので宿題の続き。いつまとまるか。9月2日に野田政権が発足して、ご祝儀相場でドジョウの人気はちょっとだけ上がったが、いまや3匹目のドジョウなりそうな気配も漂い始めた。

2011/9/20の天気

TAVE= 19.0
TMAX= 19.9
TMIN= 18.4
DIFF= 1.5
WMAX= 2.5
SUNS= 0
RAIN= 10

最低気温(℃) = 18.2  (05:44)

FNNニュースは、「野田首相、国連総会や日米首脳会談などに臨むためニューヨークへ向け出発;url=http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00207937.html(09/21 01:26)」というタイトルで、「野田首相は20日夜、国連総会や日米首脳会談などに臨むため、アメリカ・ニューヨークへ向けて出発した。野田首相は「復興に向けての取り組みや、原発事故の収束に向けた取り組みを説明し、グローバルな課題に貢献していくという意思を力強くメッセージとして発信したい」と述べた。」と報じた。

首相は国際外交の実績が少ないと国内では指摘されている。今こそ、本格的な国際外交レビューの意気込みなのかも知れない。是非ともこの機会を生かしてもらいたい。ともかく、今は各国がお手並み拝見という段階だろう。しかし、客観的事実として、一国の首相が国際外交の実績が少ないと言われる裏には、行動や思索が内向きであったという事を否定できないのではないか。ドジョウを自認するのも結構ですが、世界は広いです。掴み所がない内向きな発言は一瞬たりとも世界のニュースにはならないでしょう。ドウジョ尻尾くらいは掴ませて下さい。

Googleで「泥鰌総理がアメリカに出発した。」を英語に翻訳⇒「Prime Minister left for the U.S. soil.」泥鰌=ドジョウ=土壌=SOILでは冗談にもならない。ドジョウは余りにもローカル過ぎるようだ。それが世界の現実なのかもしれない。その点、下記シーメンスの原発事業撤退のニュースのインパクトは大きい。

老人の寝言:大局を見た決断の早さが経営の勝負を決める

ヨーロッパのユーロが大きく変動している。ヨーロッパは誇り高い小国が多い。気持は独自路線を選びたいが、規模の小ささでは大きな規模の相手には勝てない。EUもユーロも規模を大きくする仕掛けである。システムの全ての要素が順調ならシステム自体も順調になるのが一般論だが、そのシステムの中にどうにもならない要素ができるとシステム全体が病んでしまう。そこには、人体と同じ類推が働く。ともかくヨーロッパという地域は、全体としては老年期にさしかかっているように見える。多分、ほとんどが陸続きの国なので、地理的にも気象的にも一国主義は通用しないのではないか。隣国の顔色を見ながらの生活が基本になる。東京電力福島原発事故で大きな反応を示したのはヨーロッパではないかと思った。以下のニュースが目に付いた。

asahi.comは、「独シーメンス、原発事業撤退 独の脱原発政策受け;url=http://www.asahi.com/international/update/0919/TKY201109190375.html(2011年9月19日22時26分)」というタイトルで、「ドイツ電機大手シーメンスが原子力発電事業から撤退することが明らかになった。ドイツでは、メルケル政権が東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて2022年までの原発閉鎖を決定している。政策転換が企業の戦略にも影響を与え始めた。 レッシャー最高経営責任者が18日の独誌シュピーゲルで撤退の方針を表明。同社の広報担当者は19日、「今後は原子力発電所建設を率いることはないし、原子炉事業にも関わらない。ドイツの脱原発を踏まえた戦略的な決定だ」と語った。 」と報じた。

フランスのサルコジ大統領が来日したのが3月31日。余りに早い対応で、菅前総理との会見で、総理は満面の笑みをたたえていた。菅前総理も原発輸出に乗り出していた所だが、フランスに完全に先を越された。その後、フランスは原発大国であると知った。フランスと言えども原発の扱いを誤れば政権は一度で倒れるもろさを見せたのがサルコジ大統領来日の真相であったようだ。サルコジ大統領の機敏な行動の中にフランス国内の原発に対する不安の増大を抑制させる意図があったようだ。

ドイツのシーメンスといえば歴史のある名門企業。「シーメンス;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B9;(最終更新 2011年7月17日 (日) 07:23)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「シーメンス(ドイツ語の発音はジーメンス 発音例・アーゲー、Siemens AG )は、ドイツのバイエルン州ミュンヘンに本社を置く多国籍企業。06年の連結売上高は873億ユーロ、約14兆円。連結純利益は303億ユーロ、約5000億円。もともと電信、電車、電子機器の製造会社から発展し、現在では情報通信、電力関連、交通、医療、防衛、生産設備、家電製品等の分野で製造、およびシステム・ソリューション事業を幅広く手がけるコングロマリットである。」とある。

シーメンスが多国籍企業で、その事業分野が広範囲にわたっているという点から見て、シーメンスが原発事業から撤退する意義も見えるような感じがする。ドイツは第二次世界大戦でナチの戦争責任を厳しく追及してきた。ともかく、ドイツが周辺国家に膨大な損害を与えたという自覚と負い目は今も生きているのではないか。シーメンスが原発事業で利益を得ても、万一その原発で事故を起こしたらその影響は全事業に及ぶのは明らかだ。誰にも明かかも知れないが、経営体としてそれを宣言しない限り、その企業が何を企業理念にして行動しているのか世界には理解されない。上記のシーメンスが原発事業から撤退するというニュースは、福島原発事故事故後半年という短期間でなされた経営判断である。撤退の時期、方法等は明かではないが、事業の集中と選択という見地から、早期に原発というババ抜き(又は癌の摘除)をした事に経営の機動力の速さを感じる。企業イメージは企業価値の一つであろう。そういう意味では、企業価値を高める判断ではないか。それが実証されるのは10~20年後になるかもしれない。もし、日本の原発関連企業が惰性で事業を進めた場合、10~20年後に大きな差が出ているかもしれない。これは、企業だけの問題ではない。国家に関しても全く同じだろう。ヨーロッパ諸国では、陸続きの隣国に、放射性物質をまき散らし損害を与えたら地域から完全に見放された犯罪国家に成り下がる事を常に警戒しているのではないか。その点日本は島国根性に安住して自国のあるべき姿さえ描けていないのではないか。資源小国の日本は世界から見放されたら栄養失調の孤児に成り下がるのは目に見えている。

2011年9月20日 (火)

ざっそう句:ハエ

2011/9/20
昨日も晴れで真夏日。AMEDASによると20時頃より雨となる。お陰で夜はぐんと気温が下がった。最高と最低の気温差は14℃ほど。半袖シャツを羽織ったがまだ寒い。体調管理が必要だ。20~22日まで傘マークがあるので恵みの雨となりそうだ。昨日はK10区画の除草。日陰を追いながら。発汗が多いのでペットボトルの塩水を飲むが味覚的には味気ない。やはり純粋な塩水より梅干しウォーターの方がうまい感じがする。最近蠅が目立つ。暖かい所を求めて飛んでくるのか。

2011/9/19の天気

TAVE= 25.7
TMAX= 32.7
TMIN= 19.6
DIFF= 13.1
WMAX= 6.7
SUNS= 7.5
RAIN= 8

最高気温(℃) = 33.7  (13:19)
最低気温(℃) = 19.6  (24:00)

ハエが数匹飛び交っている。うるさく昼寝も集中できない。この「うるさい」の当て字が「五月蠅い」。昆虫は変温動物だろうから、温度が高くなると、活動が盛んになる。五月になればハエも活発に動くのでこの当て字が生きてくる。上り坂にさしかかった蠅が、車の運転の初心者のようでうるさく感じる。広辞苑によると「同じ事が繰り返される」ことが「うるさい」の要因と解説している。ハエがヒトに寄ってくるのもエサを求めての事だろう。ヒトはエサにされないように追い払う。ハエが数匹なら我慢が出来るが、戦場でハエを払いのけられないほど弱った兵士には肌が見えなくなるほどハエが群がる光景を戦記は伝えている。その後ハエはそこに産卵し、ウジが更に食い進みやがて白骨となる。これも自然の循環の一つであるが、現代はその厳しいが生物が生存にかける執念が見えなくなっている。ハエを追い払うとやがて戻ってくる。追い払われたら遠くに逃げ去ってしまった方が良いだろうと思うが、それでは生きてゆけない。追われてもまた戻ってくるのはハエが学んだ生存術なのだろう。追い払われたらやがて同じ場所に戻ってくるハエのような小形ロボットを作るには相当の知能と運動機能をそのロボットに与えなければ実現できないだろう。ハエ一匹と言えども侮りがたい存在だ。万物の霊長とうそぶいている人類もハエ一匹に相当するロボットを作る事すら当分不可能なようだ。九月のハエは活動の盛りを過ぎてまさに退場の時期を迎えているようでもある。ハエにも頭が下がるが、この記事が敬老の日に当たらずにホットした。最近の祝日は単なる休日に堕してしまった。名目はどうでも、休日さえ増えれば良いという大衆迎合主義で休日が決められている。現役時代、カレンダー通りの休日だとてっきり思い込み休んでしまったが、実は敬老の日の休日が振り替え出勤日になっていたのだ。仕方なく有給休暇扱いにしてもらった。まさか、勘違いしましたとは言えなかったが苦い体験の一つ。敬老の日の扱いが本気でもなかった例にも見えた一瞬でもあった。日本は老人・子供を大切にする国、国民だというのは過去の事になってしまったようだ。

ざっそう句:ハエ

■ウルセーといくら言ってもハエが上
■知恵比べ90%ハエが勝つ
■死なんとす老犬に寄る銀蠅群
■五月蠅同じ姿で九月蠅
■うるささも昇り下りの影帯びて
■ヒマならばハエと遊べよくそ爺

2011年9月19日 (月)

老人の寝言:墓は人類最大の文化的発明

2011//9/19
昨日も晴れの真夏日。真夏日は09月07日以来12日間連続だ。午前中は墓掃除。墓掃除に来ていた人が声をかけてしばらく立ち話。午後は暑さで家に引きこもった。

2011//9/18

TAVE= 28.3
TMAX= 33.6
TMIN= 25.1
DIFF= 8.5
WMAX= 4
SUNS= 6.3
RAIN= 0

最高気温(℃)=  34.0  (13:57)

老人の寝言:墓は人類最大の文化的発明

秋彼岸の準備で墓の掃除をした。同じように墓掃除にきた人が声をかけてきた。墓守に相応し年齢だ。
共有墓地なので、昔は地域の付き合いがあり、顔もお馴染みであったと思うが、最近はほとんど付き合いがない。家族制度も戦後は大きく変わった。墓を維持する事も色々難問が出ているようだ。一人の男性は、水利の仕事を一緒にやった事があり、顔なじみだ。墓の中の大木の枝が枯れて落下するのではというような話をした。もう一人は女性。旧家のようで当主は現在11代目との事で、自分の事は知っているようなので、声を掛けてきた。誰々と同級生と言われると確かにその通りだが、面識も付き合いもないのが現実だ。改めて地域の中での人間関係の希薄化を感じる。その人は、墓の中の大木を切る話をした。クレーン車が入らないので手作業になる。最近墓が良くなって、壊すとその弁償代が作業費用以上になる云々との事で、その大木は切られずに残っているとの事だ。我が家の墓石も大木の張った根で傾いている。中国から安い石材が入り、墓も大きく豪華になった。しかし、それを守れるのかという不安もある。我が家の墓域は露地で昔のまま。草も生える。それだけで頭が痛い。アゼカキ等の道具が入らない部分はタマリュウを植えて防草対策にしようと試行中である。墓周辺部に移植した曼珠沙華は蕾を付けていた。一般庶民が墓を作れるようになったのは江戸時代の中頃かららしい。戦後は家族制も墓地も大きく変わった。ともかく墓地が世代と世代をつなぐ文化的な施設である事には変わりがない。ところが、日本は男系社会で何々家の墓となると、子が女子だけで結婚して別性を名乗るとどの墓に入るかも問題になるようだ。女性史家の高群逸枝によれば日本にも母系制度があったようだ。家族制度も時代と共に変わっているのが歴史の真相なのであろうが、自分の墓をどうするかすら迷っているのが現代だろう。ともかく、我が家の墓が何を語っているのか考えるのも勉強になるのではないかと思った。今回の墓掃除ではたわしをもってゆき、へばりついた苔を少し落とした。そこから浮き上がった文字にちょっとした新しい発見があった。

2011年9月18日 (日)

読みかじりの記:「新版 チェルノブイリ診療記 福島原発事故への黙示」菅谷昭 著 (2011年 新潮社)

2011/9/18
昨日は曇り時々晴れ。ただし、気温は日中と夜間とも高く真夏日、熱帯夜であった。用事で外出。ついでに書店に立ち寄った。新刊書コーナーには原発・放射能関係の本が多く並んでいた。放射能が、危険で見えないだけに関心が高いようだ。

2011/9/17の天気

TAVE= 27.7
TMAX= 32.1
TMIN= 25
DIFF= 7.1
WMAX= 5.1
SUNS= 2.5
RAIN= 0

最高気温(℃)=  33.4  (12:46)

読みかじりの記:「新版 チェルノブイリ診療記 福島原発事故への黙示」菅谷昭 著 (2011年 新潮社)

今年7月に文庫版で再出版された本=菅谷昭 著 「新版 チェルノブイリ診療記 福島原発事故への黙示」(新潮文庫@400)は今手許を離れている。もう一冊と書店で探したが見あたらなかった。著者が医師としてチェルノブイリで診療活動をした内容を本にしたものだ。ざっと目を通したのだが、もう忘れかけている。印象に残っている部分だけでも書いておきたい。著者の専門が甲状腺医学との事で、幼児の時にチェルノブイリで被曝した少女が甲状腺癌になった話等は身につまされる思いがした。体内で甲状腺ホルモンを作るときにヨウ素が必要になるので、ヨウ素が甲状腺に集まる。

「ヨウ素;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0;(最終更新 2011年9月4日 (日) 06:12)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「チェルノブイリ原子力発電所の事故では、核分裂生成物の 131I (放射性同位体) が多量に放出されたが、これが甲状腺に蓄積したため、住民に甲状腺ガンが多発した。」という記述がある。

人体は通常のヨウ素と放射性ヨウ素の区別ができないので体内に放射性ヨウ素があればを甲状腺に取り込む、結果として甲状腺が内部被曝を受ける。多分、幼児の細胞は若いので、細胞分裂の回数が成人より多いのだろう。従って、細胞分裂の時に放射性ヨウ素が出す放射線が細胞内のDNAを損傷すると遺伝子の複製に誤りが生じる確率が高まる。従って、体内の放射線により損傷したDNAが癌化のトリガーになる。原発事故事故の直後にヨウ素剤を服用するのは、必要だけの通常のヨウ素を体内にとりこませてしまい、結果として放射性ヨウ素を取り込ませないようにするためのようだ。

東京電力福島原発事故の直後に、ヨウ素剤を配り服用させた自治体もあったようだが、何の対策もしなかった自治体もあるようだ。当時は情報が余りにも少なく、甲状腺癌予防の必要な対策が採られていない例の方が多そうだ。福島原発事故後の初期には半減期の短い放射性ヨウ素の濃度のニュースが多かったが、現在は半減期が長い放射性セシウムのニュースが多い。現在幼少年期にある福島原発事故による放射性物質被爆者は10年、20年後に思春期、青年期を迎える。その頃になると世間一般の福島原発事故への関心は相当薄れて居るだろう。そういう状況の中で、発ガンの恐怖や結婚をどうするかというような厳しい場面に直面することになるだろう。そのような部分が本書の内容と重なって見えてくるような気がするのだ。

追記(2015/7/12):
放射線被曝強度と発癌の確率は相関があるとするのが現代科学の知識と言える。ただし、放射線量が微少な的な場合は議論がある。一部専門家は微少量の被曝では発癌しないと主張しているようだ。その主張を否定するような調査結果が最近報道されている。放射線と遺伝子DNAが相互作用を起こすのは量子力学の原理に基づく確率現象である。放射線で破壊されたDNAはある程度修復されるのだろうが、何ら根拠も無く、「微少量の被曝では発癌しない」と主張するのは科学的な発言では無く、何らかの意図を持った政治的発言になる確率は高くなるだろう。下記のニュースはこの分野の新しい発展を示す成果だと思われる。日本はまともに放射線災害に取り組む気概を持っているのか。

Googleにてキーワード「甲状腺ガン」で本サイト内を検索(https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#hl=ja&q=%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。(サイト内検索

47ニュースは、「放射線低線量でも白血病リスク 欧米作業員30万人を疫学調査。;http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015070201000814.html。(2015/07/02 09:49   【共同通信】))」というタイトルで、「【ワシントン共同】低線量の放射線を長期間にわたって浴びることで、白血病のリスクがごくわずかだが上昇するとの疫学調査結果を、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)などのチームが1日までに英医学誌ランセット・ヘマトロジーに発表した。 欧米の原子力施設で働く30万人以上の被ばく線量と健康状態のデータを分析した。低線量被ばくの健康影響を統計的に示した研究は少なく、東京電力福島第1原発などで働く作業員や、放射線機器を扱う医療従事者の健康管理に役立つ可能性がある。」と報じた。(この記事へのリンク:書式ミスでNG)(この記事へのリンク

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2011年9月17日 (土)

ざっそう句:蚊取り線香

2011/9/17
昨日も晴れで真夏日。薄曇りの時間もありなんとか凌げた。昼前A_区画の除草終了。夕方からA_区画北側の除草。こちらも何とか終わった。雑草の山がいくつもできた。花水木の切り株が残っていたりで刈払機が使えない。刈払機が使えるような圃場整備が必要だ。ポーチュラカの花が咲いているが、すぐに名前を思い出せない。昨年のこぼれだねだが、面積は余り広がっていない。日当たりが良くなるような場所が必要なようだ。ポーチュラカは日中咲いて夕方には花を閉じる。オシロイ花は開いているのを見ないのでWIKIPEDIAで調べると夕方咲くとある。

2011/9/16の天気

TAVE= 27.8
TMAX= 31.8
TMIN= 25
DIFF= 6.8
WMAX= 3.7
SUNS= 3.8
RAIN= 0

最高気温(℃) = 32.3  (14:51)

ざっそう句:蚊取り線香

■日が落ちて仄かに赤い渦の先
■気休めに蚊取り線香煙ってる
■この夏もボウフラ退治しそこない

2011年9月16日 (金)

ざっそう句:曼珠沙華

2011/9/16
昨日は晴れ。相変わらずの真夏日。雨が欲しい。メダカの容器の水が蒸発して減ったので水を追加。昼過ぎまで地域行事。夕方A_区画周辺の除草を再開したが余り進まない。日没の時刻が早くなったと実感。伊勢崎の日の出・日の入り・南中高度(2011年):http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/00A_sankou_siryou.htmlで本日のデータを調べると:2011/9/16 5時26分 85.8 11:38:19 56.5 17時50分 274となっている。夏の雑草を引き抜いているが既に秋の雑草が芽を出しつつある。自然の方がしたたかだ。既にハナダイコンは発芽して育ち始めている。このハナダイコンを雑草代わりにしようと移植したり種を播いたりしている。徒労に終わるか。様子を見たい。無縁墓地の曼珠沙華が咲いている。こちらは雑草の中。

2011/9/15の天気

TAVE= 28.3
TMAX= 32.7
TMIN= 24.5
DIFF= 8.2
WMAX= 3.2
SUNS= 7.7
RAIN= 0

最高気温(℃) = 33.8  (14:54)

ざっそう句:曼珠沙華

■無縁墓地草に沈んで曼珠沙華
■ひっそりと夏草の後青葉出す
■そこに咲く由縁も知らぬ曼珠沙華

2011年9月15日 (木)

ざっそう句:酷暑無風

2011/9/15
昨日も晴れて猛暑日に近い暑さ。太平洋高気圧に覆われて日本各地の気温が上昇。この暑さは今週末まで続きそう。A_区画とその周辺の除草をしたが、ほとんど風が無く、ヤバイと感じて10時頃畑から退散した。AMEDASデータ:10時;気温=29.6℃、風向=南南東、風速=0.6m/s。体感的には2m/s以下の風では無風に近い。その後は扇風機にあたり部屋で宿題のデスクワーク。夕方自転車で外出。ポットの土が白くなっている。それでも灌水はサボってしまった。

2011/9/14の天気

TAVE= 28.5
TMAX= 33.9
TMIN= 23.6
DIFF= 10.3
WMAX= 3.5
SUNS= 10.9
RAIN= 0

最高気温(℃) = 34.5  (14:13)

ざっそう句:酷暑無風

■風が死ぬナウーシカ思う無風畑
■風がありゃ風力発電できるベエ
■ごっくりとお清塩のペット水
■草っぱら倒れりゃ即死つま諭す
■死が覗く無風高温熱中症

2011年9月14日 (水)

老人の寝言:資源小国の日本はエネルギーの自給自足が出来なければ世界の中で沈没する

2011/9/14
昨日も晴天の真夏日であった。B~C_区画の除草。気温が高いので適度に休んでオーバーヒートを避けた。今朝もコジュケイの一家に遭遇した。1m程度飛び上がって逃げた。抜去力が非常に強いアカザがあった。根が二段になっていた。ハルジオンの茎を剪定ばさみで切ってみると空洞があった。WIKIPEDIAのヒメジョオンとの識別法で確認。ハルジオンはすでに相当種子を飛ばしている。メヒシバの草丈も高い。1.5m位前後はありそうだ。茎が細いので、苗の高さを超えると直立できずに苗に寄りかかり日光を横取りする。ともかく、単子葉植物は細い隙間をくぐり抜けるのは得意のようだ。これは蔓草にも共通する。雑草の中からサルナシの株が姿を現した。毛がない小形のキウイフルーツのような実が垂れ下がっていた。サルナシの果実の実物を見るのは初めて。珍しさだけで植えている果樹だが味はどうか。

2011/9/13の天気

TAVE= 28.4
TMAX= 33.6
TMIN= 23.5
DIFF= 10.1
WMAX= 2.8
SUNS= 10.9
RAIN= 0

最高気温(℃) = 34.1)  (14:34)

老人の寝言:資源小国の日本はエネルギーの自給自足が出来なければ世界の中で沈没する

asahi.comは、「需給見通し1カ月ぶり「大変厳しい」 13日の東北電力;url=http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY201109130464.html(2011年9月13日19時9分)」というタイトルで、「東北電力管内(東北6県と新潟県)で13日、需給が逼迫(ひっぱく)し、午後2時台にピーク時の供給力に対する使用率が94%に達した。東北電は、この日の「でんき予報」で8月10日以来約1カ月ぶりに「大変厳しい」との表現を復活させ、節電を呼び掛けた。 今月9日に管内の電力使用制限令が終わり、産業界の需要が増加。13日は東北南部で気温が30度を超え、冷房需要も伸びた。このため、東京電力からの融通電力を当初予定の30万キロワットから70万キロワットに増やし、供給力を1216万キロワットとした。最大電力は1143万キロワットだった。 」と報じた。

東北電力の2011/9/13の電力事情は以下のグラフの通り。かなり厳しそうなことは推測できる。電力他社からの電力融通が需給の安定化に果たしている役割が理解できる。
20110913_juyo_tohoku_ttl_s

サチーナは、「東北電力、今週一週間は東京電力から30万kWの電力融通を受電;url=http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0912&f=column_0912_003.shtml(2011/09/12(月) 07:23)」というタイトルで、「東北電力は2011年9月9日、東京電力から東北電力への電力融通について、同年9月12日から16日までの間、30万kWが行われることを発表した。これは従来東京電力が北海道電力から受電している融通分を、東北電力に譲渡したものである。また気温の上昇などで電力需給が厳しくなる場合、この30万kW以外に全国融通で追加の電力融通を受け取ることも検討している」と報じた。

上記サチーナの記事によれば、電力各社の間で電力が売買されている事が分かる。日本では戦後の電力再編以来地域一社に限定した電力独占体制が依然維持されている。東京電力福島原発事故の発生を契機に日本の電力体制も見直しが叫ばれている。その一例が、発電事業と配電事業の分離である。日本では電力の相互融通すら不十分のようだ。エネルギー基本政策の中で早急に見直しが必要だろう。

ざっそう句:十六夜の月

■夕焼けがやけに切ない空の雲
■夕焼けて十六夜の月昇り出す
■壊れ眼や怪しい月影形正す
■陽と月が一体になる我が地球
■大汗だシャツもパンツも足らぬ夜

2011年9月13日 (火)

ざっそう句:十五夜

2011/9/13
昨日は晴れ。真夏日。D_区画の除草。先ずそこにアクセスするため通路の草刈り。アカザ、ハルジオンは背が高い。その上にヤブガラシなどの蔓草が覆う。現場に踏み込むにも気合いが要る。桃の木も剪定した。枝が多すぎて風通しが悪い。その上にイシミカワが覆っている。イシミカワを引きずり降ろすと実がぽろぽろ落ちる。苗が姿を現すとほっとする。お茶の木が白い蕾を付けていた。由来は不明だが大きめの古株でまだ生き残っている。竹やぶ?⇒庭⇒畑と居場所を変えている。どこから来たのか、品種はなにか等は不明。自分が買ったヤブキタチャもどこかにあるはずだが。樹木も存在感が出るまでには相当な期間がかかる。コジュケイの親子が草むらの中にいて、飛び去った。1~2mの低空滑空。一度産卵した巣を放棄したのでどこかへ行ってしまったと思っていた。ともかく草ぼうぼうの畑が鳥には住み易そうだ。

2011/9/12の天気

TAVE= 28.0
TMAX= 33.1
TMIN= 24.3
DIFF= 8.8
WMAX= 2.9
SUNS= 8.3
RAIN= 0

最高気温(℃) = 33.5  (15:09)

昨日は暑い日で月曜日。東京電力の電力使用量をホームページで調べた。⇒2011/9/12,14:00,4551。
余力はありそうだ。ホームページの冒頭の社長のメッセージが、福島原発事故後半年の区切りとして更新されていた。

以下その後半~末尾までの一部(url=http://www.tepco.co.jp/index-j.htmlの冒頭より)
「東北地方太平洋沖地震発生から半年経過に際して:平成23年9月11日、東京電力株式会社
社長 西澤 俊夫 、~、

現在は「ステップ2」に移り、目標である「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられている」状態を目指し、引き続き、取り組みを進めているところです。
 今後とも、避難されている方々に一日も早くご帰宅いただけるよう、全力で取り組んでまいります。

 あわせて、10月から開始いたします本格的な賠償を迅速かつ公正に実施するために、引き続きしっかりと準備を進めるとともに、今後も、政府・自治体と緊密に連携をはかりつつ、各方面からのご支援をいただきながら、当社グループの総力をあげて取り組んでまいります。」

ここで、「全力で取り組んでまいります」、「総力をあげて取り組んでまいります」という言葉に形式だけで心に響く誠意を感じられないのは自分だけであろうか。末尾の文は、「何に取り組むのか」主語、目的語すらはっきりしない迷文ではないか。何兆円もの賠償資金を東京電力のポケットから出すのならば、当然株主に対する責任も生じる。その責任は東京電力は未だ明確にしていないのではないか。東京電力が最初に行うべきは何兆円もの損失を生じさせた経営責任の明確化ではないか。


ざっそう句:十五夜

■十五夜やススキを探し走るつま
■植え置きしススキ一むら今は無し
■饅頭も月見も無縁草むしり
■若人の老後にありや季節感
■コジュケイの親子は観たか秋の月

2011年9月12日 (月)

ざっそう句:栗拾い

2011/9/12
昨日は晴れたり曇ったりの天気だったが、真夏日となった。別区画の下草刈り。小区画なので一日で終わった。その一角に栗の実が一つ落ちていた。近くの栗の木のものだった。ついでに蔓草退治をしながら栗拾いをした。蚊が多くて閉口する。虫食いや野ねズミが食べた実もあった。秋の味覚が楽しめそうだ。XPパソコンのCD-ROMからME機で使い慣れたソフトをインストールするとディスクを読まずに停止してしまった。原因はAUTO-RUNだろうと推測。CD-ROM(DVD兼用でデフォルトではDVDとして認識されている)が読めないので、ME機でUSBメモリーにコピーして、USB経由XPパソコンにインストール。OKだった。XPパソコンのDVDとCD-ROMの切り替えがうまくゆかないようだ。

2011/9/11の天気

TAVE= 27.9
TMAX= 31.4
TMIN= 25
DIFF= 6.4
WMAX= 4.3
SUNS= 4.1
RAIN= 0

最高気温(℃)=  32.7  (13:36)

ざっそう句:栗拾い

■雑草の中にちょこんと栗一つ
■栗の実は木の卵だと新発見
■一尺の栗の幼木親の陰
■虫鼠人にも恵む木の実かな
■一本の木が育つにも実は何万

2011年9月11日 (日)

歴史の転換:東北関東大震災発生後6ヶ月と米国同時多発テロから10年

2011/9/11
昨日は晴れ。真夏日となった。午前に打合せあり。朝夕別区画の雑草退治をした。太くなったアカザやアメリカセンダングサは抜くのが大変だ。苗の救出。できるだけ早く日光にあててやりたい。植えた苗も少しずつ実付け始めている。摘果はしていないので実が生りすぎて枝垂れしている木があった。樹勢が弱まるので後日摘果したい。1週間ほど前にモズの高鳴きを聞いた。自分の縄張りを知らせるために鳴くようだ。秋の気配は日々深まってきている。数日前キジバトが木の枝をくわえているのを見た。これから巣作りをして産卵するのだろうか。野鳥の繁殖期は春と思っていたが。

2011/9/10の天気

TAVE= 28.6
TMAX= 34
TMIN= 23.4
DIFF= 10.6
WMAX= 3.4
SUNS= 10.6
RAIN= 0

最高気温(℃) = 34.4  (14:48)

歴史の転換:東北関東大震災発生後6ヶ月と米国同時多発テロから10年

本日、東北関東大震災発生後6ヶ月と米国の同時多発テロから10年となる日が重なった。二つの事象も既に起こってしまった事であるが、その影響は今日も続いている。この地上のあらゆる現象も、物質の運動という自然現象という事実からは孤立できない。無数の原因と結果が今日の世界を動かしている。

2011/9/10現在の警察庁ホームページによる「東日本大震災[2011年9月10日]」によると死者は15781人、行方不明は4086人、負傷者は5932人となっている。一方、福島原発事故による被災者数の統計資料を未だ見ていない。人的被害と物的被害と機会損失的な被害等色々な被害が発生しているがそれを正確に把握しない限り復興のシナリオさえ描けないのではないか。当局は東北関東大震災と福島原発事故に関する一元的な統計資料・データベースを早急に作成して発表すべきではないか。「震災発:url=http://www.shinsaihatsu.com/url=http://www.shinsaihatsu.com/data/110311gaiyo.html」に「東北地方太平洋沖地震・東日本大震災 データで見る概要 (8/28)暫定値」があった。

福島原発事故に関してその被害の全容をどのようにして把握できるのか。大きな事故・事件も10年も経過すると人々の記憶から薄れて行く。しかし、福島原発事故の影響は確実に今後10年、20年、..と何年経っても完全な収束はないだろう。米国は同時多発テロの発生から大義の無いテロとの戦いを始めた。どこかかの政治家の暴力装置云々という発言の通り国家自体が他国に対する暴力装置を持っている事実は今も昔も変わっていない。その暴力装置を他国に向けることから、実態の分からないテロにも向けたのが同時多発テロ以後の米国であった。

サーチナは、「中国が日本を抜いて米国債保有国1位に;url=http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1119&f=business_1119_038.shtml(【経済ニュース】 2008/11/19(水) 17:27 )」というタイトルで、「米国財務省が発表した最新の国際資本流動報告(TIC)によると、9月末までに中国の米国債保有額は5850億ドルに達し、中国は日本に取って代わって米国債の最大保有国になった。
 中国は9月に米国債の持ち高を436億ドル増やした。これは前月の買い増し額の223億ドルの約2倍で、今年の米国債の月間買い増し額の記録が再び更新された。1月から9月には、合計1074億ドルを買い増し、7月以降の買い増し額は大幅に伸びている。 一方でこれまで米国債保有残高が首位だった日本は2カ月連続の売り越しとなり、持ち高は8月の5860億ドルから128億ドル減の5732億ドル。イギリスは3384億ドルで3位を維持している。」と報じた。

第二次世界大戦後の米国はその物資の豊富さと経済力、軍事力の卓越性を世界に誇示してきたが、明らかにこの10年は没落の傾向を示してきたのではないか。経済力の基本である米国のドル通貨自体が世界経済の不安要因になっている。軍事的な仮想的国であった中国が米国国債の最大保有者になっている。中国が保有する米国債をどのように扱うかで米国自体が大きな影響を受ける環境が生まれてしまった。米国は経済の血液である石油も輸入に頼っているのが現実だ。国内の原油は使い惜しみしているようだがエネルギー多消費型の経済体質からの脱却に米国民が耐えられるか分からない。そのためには、何が何でも石油権益の確保が必要だ。戦前の日本と同じ状況に米国がなりつつある。もはや中国が喧嘩の相手ではなくなった。米国の軍事力はどこに向かうのか。その結論がテロとの戦いだったのだろうか。銃弾より札束。下手に銃弾を使うと大変な事になる。その点、中国の札束の使い方にはいかにも老大国の狡猾さを感じるが、それが現実だ。

東北関東大震災、福島原発事故からの復興も巨額の国費を投入する。その国費がどのように循環するかが、本当の再生から復興に、更に次への成長へとつながる生き金になるか、単なる焼け石に水程度の効果で終わるかの分岐点になるだろう。そのためには、復興資金の使い方にもゼネコンを排除し、現地雇用を徹底する等々の枠をはめて、資金が地域復興のために効率的に循環するよう徹底する必要があるのではないか。その最も確実な方法は、全資金の活用を地方自治体に任せ、その運用の監視を地域住民にさせる事に尽きるのではないか。

この十年間で世界は大きく動き出したのではないか。2000年。21世紀の始まりとして世界の人々の希望がふくらんだ。以下のスマトラ島沖地震も津波が日本だけでないことを教えてくれた。

尚、スマトラ島沖地震 (2004年)(WIKIPEDIA:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%A9%E5%B3%B6%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87_%282004%E5%B9%B4%29#.E5.90.84.E5.9B.BD.E3.81.AE.E8.A2.AB.E5.AE.B3.E7.8A.B6.E6.B3.81(最終更新 2011年9月2日 (金) 12:55))に記載されている、インド、スリランカ、タイ王国、ミャンマー(ビルマ)、マレーシア、モルディブ
その他各国の死者・行方不明者の概数を計算すると23万8千人であった。

東北関東大震災、福島原発事故、米国同時多発テロも新しい歴史にふさわしい転換点になってほしいものだ。

2011年9月10日 (土)

老人の寝言:電力制限令が9月9日で全面解除されたが、皮肉にも9月中旬の高温気温予報に耐えられるのか

2011/9/10
昨日は晴れ。連続で真夏日が続いている。苗箱にビニールシート等を敷いたので、ポットの水持ちが少しよくなたったように感じるが、土が乾きだしたようなので久しぶりに灌水した。定期業務後に、8月にした挿し木のようすをみるとカビが生えていてがっかり。しかし、緑枝の色はまだ残っているので穂木の細胞はまだ生きているようだ。

2011/9/9の天気

TAVE= 26.5
TMAX= 31.2
TMIN= 21.2
DIFF= 10
WMAX= 2.6
SUNS= 8.9
RAIN= 0

最高気温(℃) = 32.3  (14:36)

老人の寝言:電力制限令が9月9日で全面解除されたが、皮肉にも9月中旬の高温気温予報に耐えられるのか

毎日新聞は、「電力制限令:9日で全面解除 9月末まで自主節電呼びかけ;url=http://mainichi.jp/select/biz/news/20110910k0000m040128000c.html(2011年9月9日 22時00分(最終更新 9月9日 22時06分))」というタイトルで、「夏場の電力不足に備え、東京電力と東北電力管内の企業など大口需要者向けに政府が発動していた電力使用制限令は9日午後8時に全面解除された。東電管内では当初、制限令の解除を22日としていたが、暑さが峠を越し、電力需給に余裕が生じたため、前倒しで解除した。ただ、経済産業省は「残暑が戻る可能性もある」として、制限令の対象外の家庭とともに9月末まで自主的な節電を呼びかけている。」と報じた。

一方、「関東甲信地方 1か月予報(9月10日から10月9日までの天候見通し)=平成23年9月9日 気象庁地球環境・海洋部 発表」によれば、「<特に注意を要する事項> 1週目から2週目にかけて、気温が平年よりかなり高くなる可能性があります。」と注意を喚起している(http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/103_00.html)。ここで、問題となるのは政府の「電力制限令」の発令と解除に対する判断基準である。発令当時に、「電力制限令解除予定日を平成23年9月22日」と決定したのは、それなりの根拠に基づく筈だ。電力制限令は東京電力と東北電力管内を対象に7月1日に発令された。即ち、この時点で、供給可能電力を上回る電力需要を生じると予測したのが基本原因であるだろう。更に電力需要決定の主要要因が気温だろう。当然、、解除日を「平成23年9月22日」に決定したのは、天気の長期予報や気象統計データを使っているだろう。それならば、予定より約2週間繰り上げて解除した根拠はなにか。やはり、未だ起こっていない気象現象の予測が根拠にあるのか。それとも、供給可能電力が大幅に向上したためなのか。毎日新聞が伝える「暑さが峠を越し、電力需給に余裕が生じたため」という理由は余りにも安直な理由のように思われる。

サンケイ新聞は、「東電、電力制限令の緩和・解除を政府と協議 9月の需給に余裕;url=http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110826/biz11082619270026-n1.htm(2011.8.26 19:23)」というタイトルで、「東京電力は26日、9月の電力需給に余裕が出ることが見込まれるとして、管内の大口需要家に対して節電を義務づける電力使用制限令について、9月22日の解除時期の前倒しや15%の削減幅の緩和が可能か、経済産業省と協議を開始したことを明らかにした。 東電は同日、9月の電力需給予想を経産省に初めて報告。最大電力需要は、昨年の需要実績から節電効果分(900万キロワット程度)を差し引き、4890万キロワットと見込んだ。」と報じた。

上記、サンケイ新聞の記事によれば、「電力使用制限令」を政府にもちかけたのは東京電力という事になる。上記記事の続きに「一方、供給力については5500キロワット前後を確保できるため、需要に対する余力を示す予備率は、安定供給に必要とされる8%程度を上回る10~13%を維持できる見通し。 このため東電は「9月の電力需給は相当緩む」(幹部)と判断。」とある。

よくよく、考えてみると、政府が「電力使用制限令」を発令し、それを解除したのも、東京電力と東北電力の電力供給能力以内に電力需要を押さえ込むだけの需給調整のためで、政府は電力会社の言いなりに従っているに過ぎないようで非常に後味の悪い結果のように思われる。気になるのが気象庁が発表した最新の長期予報であり、それが的中したときどうなるのかと言う点である。予測に関しては事後に検証する以外にないが、余りにも安直に「電力使用制限令」が発令されたり、解除されたりすると、電力利用者の計画も立てられなくなる。

2011年9月 9日 (金)

技術 回顧と展望:独占の弊害と後発医薬品

2011/9/9
昨日は晴れ。真夏日。暑いがパソコンに向かった。その後ビデオデッキのチェック。古い方は一度画像・音声が出たが途中でテープが止まってしまった。ヘッドのクリーニングが必要かも知れない。ともかく、我が家の家電は依然アナログが主流。デッキが使えなくなると残っているテープも使えなくなる。時々ハードの方をチェックしておかないといざという時に使えなくなりそうだ。DVDにコピーしたらどうかとおもうが、これもビデオデッキが動くのが前提だろう。

2011/9/8の天気

TAVE= 24.9
TMAX= 30.1
TMIN= 19.9
DIFF= 10.2
WMAX= 2.9
SUNS= 9.1
RAIN= 0

最高気温(℃)  =30.8  (14:44)

技術 回顧と展望:独占の弊害と後発医薬品

この世の中は代用、代理等々類似の物や機能が二つ以上あるので、一方が他方の置き換えができる場合が多い。事実そうしないと、現実が順調にまわってゆかない。いわば、機能の連続性、選択の余裕度を確保するための手段と言えるだろう。東北関東大震災ではニセ医者が摘発された。患者にとって医師資格の有無より、治るか治らないかが究極の問題だ。そう考えると、何事にも本物も偽物もある事に気づく。薬にも本物と偽物がある。薬が有効かを試験するために無害無益の本物と類似したニセ薬が使用されることもある。薬は一種の化学製品だが、人間用に使われる医薬品はその量の割には高額な印象を受ける。肥料と農薬を比較するとやはり農薬の方が割高と感じる。高齢者は、何種類もの薬を飲む場合が多い。慢性的な疾患のため一度飲み始めると、その薬を止めると心配で、ついつい薬を減らしたいと思うがそれが出来ずにいるのが現実だろう。新しい病気が加わると、更に薬の種類や量が増える。薬代も馬鹿にならない。そこで、何とか同等の効果があり値段が安い薬はないかと考える。そこで登場するのが後発医薬品(ジェネリック医薬品)である。

「後発医薬品;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E7%99%BA%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81;(最終更新 2011年8月31日 (水) 03:23)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「後発医薬品(こうはついやくひん、Generic drug)とは、特許が切れた医薬品を他の製薬会社が製造或は供給する医薬品である。ジェネリック医薬品とも言われる。特許の対象は、有効成分、製造方法、効能効果、用法用量など多岐にわたる。なお、後発医薬品に対して先発の新薬は先発医薬品と呼ばれる。」

WIKIPEDIAの記事は参考になる。上記WIKIPEDIAの「日本での経緯」の項には「後発医薬品の普及率は、アメリカ、イギリス、ドイツなどの国では数量ベースで5割近くを占めるのに対し、日本では1割程度に留まっていた。これはブランド嗜好が強い国民性やパターナリズム(家父長主義)が浸透していた医療の現場において医師が、情報提供が少なく信頼性に不安を感じる後発医薬品よりも、長年の育薬に基づく豊富な情報が提供され、後発品に比べて薬効・供給量の安定している先発医薬品を処方した為と考えられる[7][8]。医療費に占める薬剤費比率は、上昇傾向の欧米諸国に対し、日本は薬価差(=保険請求価格-購入価格)削減により低下傾向を示し、既に仏・伊より低率となった。しかし依然、高めな理由は投薬の種類・量が多い為ではなく、先発医薬品の薬価が高すぎる為であり、経済産業省もこれを国際的に適正な額にまで引き下げれば、1兆5千億円程度削減できる、との試算を発表している」とある。

以前、通院先で後発医薬品の相談をしたが、新薬で後発医薬品はないとの事であった。同じ質問を薬剤師会も参加した何かの機会に聞いた事がある。お宅の年齢は何才ですかと聞かれた。怪訝に思ったが、安い後発医薬品が出る前に、保険料負担率が下がる年齢の方が早く来るというような返事であった。後発医薬品と言っても、新規参入の製薬会社から見れば新製品で、後発医薬品以上の価格は付けないだろうが、極端に安い値段を付ける事もなさそうだと後で思った。医薬品の場合、食品等と場合と市場構造は明らかに異なるだろうが、やはり適度の競争が必要なようだ。競争が無いと、独占に安住して、技術開発で医薬先進国に遅れをとる心配もある。最近、医療機関等でも「ジェネリック医薬品」のご相談に応じますというような掲示を見るようになった。最終的には利用者が合理的な精神を持つことが何よりも大切なのかもしれない。

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  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)