07A_ざっそう句OR雑草句録:雑草のごとく

Feed

2011年11月27日 (日)

ざっそう句:渋柿

2011/11/27
昨日は晴れ。15時を過ぎると寒くなる。15:13.1℃、16:11.9℃だ。畑の清掃。散歩の夫婦と立ち話。ミカンをもいで試食しながら。庭の草むしり。種子採取。渋柿収穫。柿の古木を切った後からひこばえが生えてきてそれに実が生った。切られた古木の樹齢100年は前後はあったのではと思う。ヒコバエは台木そのもの。台木が渋柿だと分かった。台木の上に接がれた柿は盆ガキと呼んでいたと思う。小ぶりの甘柿で黒いゴマが入っていた。肉質が固いのでこりこりして歯触りは良かった。甘みはそれほど強くなかったが、食糧難の時代には結構とって食べた。ヒコバエが数本出ているので接木の実験台になっている。渋柿の味は?実を収穫してしまうと淋しい冬の風景が残っているだけ。観賞用にもなっていたようだ。渋柿で思い出したこと:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/09E_ISOBE_SOUKYUU.htmlにのせた大島麦邨氏の記事に俳句の「渋柿」があった事。外観はうまそうだが囓ってみると渋い柿も面白い。

2011/11/26の天気

TAVE= 7.7
TMAX= 13.6
TMIN= 3.6
DIFF= 10
WMAX= 3.3
SUNS= 9.4
RAIN= 0

最低気温(℃)  3.1  06:11
最高気温(℃)  13.9  13:57

ざっそう句:渋柿

■欲呆けの隠居爺の渋い顔
■タンニンが抜けきらぬうち身が落ちる
■潔く甘みに変わる柿の渋

2011年11月25日 (金)

ざっそう句:葉、葉、葉

2011/11/25
昨日は晴れ後曇り。外出。平地での落葉が始まっている。落葉樹の葉が落葉する前に変色する事を、その色毎に紅葉、黄葉、褐葉と言うようだが、それをまとめて何というのか。秋の葉で秋葉。春の若葉に対して枯れ行くのだから老葉。ローバというと叱られそうだ。自動車標識ではもみじマークに相当するのでもみじが正解か。対になる言葉にも微妙なミスマッチがあることに気付いた。

2011/11/24の天気

TAVE= 9.6
TMAX= 17.2
TMIN= 3.4
DIFF= 13.8
WMAX= 7.3
SUNS= 6.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  3.1  06:33
最高気温(℃)  17.3  12:05

ざっそう句:葉、葉、葉

■春若葉落ち葉朽ち葉の輪廻かな

老人の寝言:大きな事は良いことだは本当か

人間には約60兆細胞の細胞があるとの事だ。1個の細胞が二倍、二倍と増えると何回目に60兆になるか計算した事がある。その時のメモ:「メモ:倍々に増えたとき、10回目は2の10乗で1024となる。人間は約60兆個の細胞からなるとの事。最近頭の体操で何回目の細胞分裂で60兆個になるか計算してみた。2のX乗=60兆となるXを求めればよい。WINDOWS付属の電卓ソフトCALCで計算したらX=45.77002773425686670376789152731。倍々で増えると仮定すると46回目で約70兆余になる。人間は受精後から出生までにこの約60兆個の細胞数をそろえてしまうのだろう。細胞数というハードが揃ってからはソフトの段階に入る。」
追記:上記Xで逆算したら60000000000000.000000000000000005となった。かなりの精度。

リアルタイム財政赤字カウンター:url=http://www.kh-web.org/fin/
Last Modified 2011/11/21 15:43
1174兆9688億XXXX万YYYY円

このリアルタイムカウンターではXXXX万YYYY円は見る見る上昇している。借金が利子相当の仕事をするかしないかにかかわらず借金の残高は上がるだけ。

ヨタ  Y 24 一(じょ)、(し)
ゼタ  Z 21 十垓(がい)
エクサ  E 18 百京
1ペタ  P 15 千兆
テラ  T 12 1兆
ギガ  G 9 10億
メガ  M 6  百万
キロ  k  3 千
ヘクト  h  2 十
デカ  da 1 一

60兆を国際単位で表せば60テラという事になりそうだ。成人の場合、60テラ個の細胞は、生まれて増える物もあるが、死滅してしまうものもある。全体の収支は減少方向のようだ。システムが際限なく増えると許容限界に達する。その先には破滅しかない。原爆も核分裂が止められなくなった時に爆発して安定化する。癌も癌細胞が暴走して人の死で終わる。昔は、好景気と不景気が季節の如く循環していたような印象があるが最近は景気云々に実感が伴わない。赤字国債というのはどのような本質を持つのか。かつてデノミ論争があった。千円札を一円玉と扱えば千兆円の借金も一兆円に目減りする。通貨制度は余りにもバーチャルになりすぎた。自分が60テラ個の細胞で成り立っていることもついつい忘れているか、それさえも気付いていない。生物には必ず巨大に成りすぎないメカニズムが備わっている。財政赤字は21世紀の亡霊なのか。この亡霊を本気で退治しようとする人物がいないのが現代か。リアルタイム財政赤字カウンターを見ていると、破局へのカウントダウンカウンターに見えてくる。ともかく巨大な数も自分の実感で掴まなければわからない。財政赤字の約1200兆は人間細胞数の約20倍。

2011年11月11日 (金)

ざっそう句:野田の月

2011/11/11
昨日は曇り時々晴れ。ポット苗手入れと移動。サツマイモを焼き芋にして食べたが、胸焼けを起こしてしまった。WEBで調べてみると、サツマイモの甘さで胃酸の分泌が盛んになり、酸度が高まった胃液が逆流するためという解説があった。澱粉と繊維が多く、水分が少ないという特性も影響するようだ。薄切りにしてトースターで焼くだけで、ポテトチップに近い。焼いたときの香りは何となく郷愁を感じる。夕方から夜にかけて、東の空から満月が登ってきた。正確には11/11が満月らしい。雲から出たり、隠れたりで月に叢(むら)雲という風情。一昨日は暈(かさ)をかぶたような月であった。東日本大震災、東京電力福島原発事故で潜水していたTPPが忽然として姿を現し水面に浮上した。国民に対して説明もなく11月10日にTPP交渉参加表明を打ち上げていた首相は、党内外の反対に負けてその発表を11月11日に延期した。足元の問題を目眩ましにして、貴重な時間を空費するパフォーマンス。玉砕するならお一人でどうぞ。夢、国民を道連れにすることなかれ。

2011/11/10の天気

TAVE= 11.7
TMAX= 15.7
TMIN= 7.8
DIFF= 7.9
WMAX= 2.2
SUNS= 3.9
RAIN= 0

最低気温(℃)  7.7  06:28
最高気温(℃)  16.1  15:08

ざっそう句:野田の月

■腹減った仕事上がれば秋の月
■叢雲の湧いて発表肩すかし
■一晩で月は晴れるかTPP
■名月を取ちゃダメよと泣く子かな
■ひゅうひゅうと木枯らし寒し野田の月

2011年11月 4日 (金)

ざっそう句:汽笛

2011/11/4
昨日は曇り。蜜柑樹の傾きを補正するための誘引をした。竹の杭とマイカ線を使用。昼前遠くから汽笛の音が聞こえてきた。SLの記念運行があるとのニュースを聞いていたので、仕事をしながらあの汽笛がそうなのかと思った。調べてみるとurl=http://jres.jp/news/docs/11.08.24pursu_akirin.pdfにその記事があった。11/3文化の日、「C61が故郷、群馬県伊勢崎市に帰ってきました。C61が伊勢崎~高崎間を走ります。(往路EL牽引・復路SL牽引)」とあり、往路EL牽引は伊勢崎着10:59、復路SL牽引は伊勢崎発11:39であった。このSLは華蔵寺公園に保存されていたものが復元された。「国鉄C61形蒸気機関車20号機;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84C61%E5%BD%A2%E8%92%B8%E6%B0%97%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A20%E5%8F%B7%E6%A9%9F;(最終更新 2011年11月1日 (火) 03:02)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「廃車当時はSLブームであったこともあり、当機は国鉄から無償譲渡され、群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地で静態保存されることとなった。」とある。直線距離で3Kmほどあると思うが、駅からSLの汽笛の音が聞こえてきたのは何年ぶりだったろうか。偶然聞いたSLの汽笛の音だがなんとなく懐かしさを感じた。夜は講演会へ出かけた。久しぶりに夜空を見た。木星が南東の空、上弦の月が南の空に輝いていた。月の光で薄い影が出来ていた。

2011/11/3の天気

TAVE= 15.0
TMAX= 19.5
TMIN= 11.5
DIFF= 8
WMAX= 2.8
SUNS= 1.4
RAIN= 0

ざっそう句:汽笛

■夢現汽笛はるけし耳の奥
■SLの雄叫び悲しいつ滅ぶ
■老テクの蒸気機関に夢一つ
■夢乗せて汽笛一声なお走れ
■SLよ脱原発に復帰せよ

2011年11月 3日 (木)

ざっそう句:ムカゴ飯

2011/11/3
昨日は大体晴れ。夕方にかけて曇って寒くなった。朝方は定例の仕事。午後接木。接木ナイフを研ぎ始めた時に不注意で左中指先端にナイフの刃先が滑ってしまった。急いで押さえた。幸い傷は浅く出血もごく僅かで済んだ。傷絆創膏を用意していたのでそれを貼って作業を続行できた。ナイフが滑って指に当たるまで僅かだが短い時間あったと感じた。一瞬やった!と思ったが避けられなかった。怪我の反省をすると、やはり精神の統一が出来ていない。これから、ナイフを研ぐのだと始業点検を十分していなかった。行動と意識のベクトルを合わせなければならない。幸運にも玄米ムカゴ飯を味わった。玄米は新米。ムカゴもとりたて。素朴な味だが、贅沢な気分だ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01e_ITOSIKIMONO_TABEMONO.html)。

2011/11/2の天気

TAVE= 14.7
TMAX= 20.3
TMIN= 9.1
DIFF= 11.2
WMAX= 4.9
SUNS= 7.9
RAIN= 0

最低気温(℃)  8.9  05:44
最高気温(℃)  20.8  14:03

ざっそう句:ムカゴ飯

■味も香も色も姿も楚々のまま
■ころころと釜の中までムカゴかな
■山里へ記憶を戻すムカゴ飯
■飄々とトロロになれず丸くなる
■一回り遅れて親追う子の努力

2011年10月31日 (月)

ざっそう句:刃物研ぎ

2011/10/31
昨日は曇り一時小雨。地面が濡れる程度で雨量に出ない。通路の安全対策をした。トタン屋根が通路の上で、丁度人間の額位の高さになってる所がある。何人かそこにぶつかっている。自分も数回ぶつかった。怪我をしなかったのが幸いだが、何よりも対策が必要だ。一箇所は、空き缶2個と、板を目の高さに吊した。もう一箇所は空きペットボトルを2本吊した。ともかく、額の部分は意外な盲点でよくぶつかる。空き缶やペットボトルを目の前にぶら下げるのは一種の通路妨害だ。無意識の内に避けたり、歩行スピードを下げる事を期待した対策だ。通行は少し不便になるが、安全性は少し向上するだろう。これも技術的には一種のトレードオフだ。道具整理のため、道具等をつるすフックを板壁に取り付けた。それから剪定ばさみとノコギリを研いだ。剪定ばさみは初めてネジを外して分解して研いだ。研ぎ方はホームセンターの製品付属の研ぎ方を参考にした。WEB上にも情報があった。切り刃の裏は湾曲しているのでここを平に研ぐと切れが悪くなるらしい。平らなナイフの面を切り刃の裏に重ねてみると隙間ができたので湾曲が確認できた。粗砥で錆とヤニを落としてから仕上砥で小刃を研ぐ。刃が曲線なので研ぎにくい。ともかく、研ぎ上げてから組み立てて、試し切りをした。切れ味はかなり向上。錆止めにエンジンオイルを塗布した。ノコギリは土中の根を切ったままで泥と錆が多い。前処理はスチールワイヤブラシで泥を落とし、粗砥で錆び落とし。軽く仕上げ砥で平面を滑らかにしてからヤスリで目立てをした。こちらは試し切りはせずに、オイルを塗っておいた。切れない刃物を使っていると疲れれたり、危険だったり、作業品質が下がったり、弊害が多い。プロ用の道具を手入れをしながら使うのがベストだろうが、安物でも上手に手入れをすると使い勝手が良くなる。

2011/10/30の天気

TAVE= 14.3
TMAX= 16.7
TMIN= 10.9
DIFF= 5.8
WMAX= 1.9
SUNS= 0.7
RAIN= 0

最低気温(℃)  9.8  02:38
最高気温(℃)  17.0  12:42

ざっそう句:刃物研ぎ

■酷使する指をかばって刃物研ぎ
■楽々と使ってみたい馬鹿鋏
■剪定と鋏使いの奥深さ
■太古より鋏に代わる道具無し
■自然体秋思深々錆び落とし

2011年10月27日 (木)

ざっそう句:阿修羅

2011/10/27
昨日は晴れ。気象庁は東京に木枯らし1号が吹いたと発表。伊勢崎でも、最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位)) は 16.1(西北西)  03:18であった。いよいよ冬到来である。強い西風が吹くと何となく侘びしさを感じる。畑の中をまわり、アメリカセンダングサを集中攻撃。残っている株を引き抜いた。今年はかなり頑張ったので、ようやく追いかけられるより追いかける立場になった。気分的には楽であった。接木実験の続きを少し。まだ蚊がいる。防虫網をかぶって作業。視界の向こうにカマキリがいた。網の外だと思ったがよくよく見るとそのカマキリは網の中にいた。これにはギョッとした。静に防虫網をぬいでカマキリを追い出した。

2011/10/26の天気

TAVE= 14.0
TMAX= 18.1
TMIN= 9.5
DIFF= 8.6
WMAX= 8
SUNS= 9.6
RAIN= 0

最低気温(℃)  9.5  24:00
最高気温(℃)  18.7  12:19
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))  16.1(西北西)  03:18

NHKは、「近畿・東京で「木枯らし1号」;url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111026/t10013527451000.html(10月26日 18時11分)」というタイトルで、「冬型の気圧配置の影響で北寄りの風が強まり、気象庁は25日夜から26日にかけて、近畿と東京地方で「木枯らし1号」が吹いたと発表しました。27日の朝は、寒気の影響で26日朝より冷え込むところが多い見込みです。 気象庁によりますと、北日本を中心に冬型の気圧配置となり、25日夜から26日にかけて広い範囲で北寄りの風が強まりました。神戸市では25日午後6時半ごろ、東京の都心でも26日午後5時前に、いずれも15メートルの最大瞬間風速を観測しました。気象庁は「近畿で25日夜、東京地方では26日、木枯らし1号が吹いた」と発表しました。また、上空に寒気が流れ込んでいるため、26日朝は冷え込みが強まり、日中になっても気温があまり上がりませんでした。」と報じた。

ざっそう句:阿修羅

ギョッとしたカマキリから根岸苔雨の下記の句を思い出した。

■毛虫より みれば修羅かも 毛虫焼く  根岸 苔雨

ヘビも毛虫もカマキリも嫌われ者。生物界では一定の役割を持っているようだ。あのいやらしいゲジゲジと言われる毛虫の毛も、進化の途上で自己防衛に徹した結果だったのだろう。ヒトは防衛以上の殺傷を無心にしてしまう。

■虫網に捕らえられたりヒトの首
■カマキリと同居をしたりヒトの首
■カマキリはヒトの首見てギョッとする
■人の首捨てる者あり寒き街
■蟷螂の目には阿修羅か人の業

2011年10月25日 (火)

ざっそう句:メダカ人生

2011/10/25
昨日は早朝雨後曇り。屋外作業を避けて宅内作業。遅々として進まない宿題をする。何とか提出。一昨日は、メダカの容器を親と子に分けた。メダカをくれた人のアドバイス。放置すると親メダカが子メダカを食べてしまうとの事だ。秋になり親メダカの動きが見えなくなった。水底に姿を隠している。子メダカはまだ水面をウヨウヨしている。物音がすると水を蹴って逃げる。親子混生の容器Aの水をかい出し容器Bに入れる。水が少なくなったら目の細かい金属フルイで親メダカをすくい容器Cに入れる。残りの容器Aの水は容器Bに全部入れる。容器Aは洗う。その時、砂や枯葉に数㎜ほどの小さなアカムシ、ボウフラが付着していた。親メダカはこれらも餌にしていたかもしれない。親メダカの餌が十分あれば子メダカを食い尽くす事も無いようだ。子メダカの運動能力も大きい。屋外飼育なのでメダカ容器も一つの生態系を作っている。餌やりの仕事が増えた。

2011/10/24の天気

TAVE= 18.5
TMAX= 19.6
TMIN= 17.4
DIFF= 2.2
WMAX= 2.3
SUNS= 0
RAIN= 3.5

ざっそう句:メダカ人生

■宿題に解けぬ謎あり母子の縁
■親メダカ数匹寄れば雌雄あり
■子メダカは親より元気幼稚園
■教えてよメダカの如く生きる知恵
■長老に書き物渡す子メダカが

2011年10月22日 (土)

ざっそう句:ののひろ

2011/10/22
昨日も曇り。タマリュウの改植続き。ドクダミだけでなくノビルの球根もあるので除去。地下ではもう芽が伸びている。これがあると殺風景になる。昔はノビルを山菜のように食べたことがある。その後はアメリカセンダングサが多い区画の除草。アメリカセンダングサは黄色い花を付けたものから黒っぽい実を付けたものまで色々ある。小さい株はまだ蕾の段階だ。早めに駆除しようとしているところだ。衣類に実が付かないように化繊の上着を着用。ゴム手袋、化繊の腕抜きと対策してジャングルに入り込んだ。気温は20℃程度しかないが、放熱が悪く少し作業したところで汗が出てきた。福島原発事故現場で防護服に身を包んで仕事をしている作業員の苦労を思い出した。

2011/10/21の天気

TAVE= 16.4
TMAX= 20.1
TMIN= 12.1
DIFF= 8
WMAX= 2.3
SUNS= 0
RAIN= 0

最低気温(℃)  11.9  03:14
最高気温(℃)  20.4  14:16

ざっそう句:ののひろ

■ののひろの姿消す秋芽はのびる
■子供らはひがらいままに試し食い
■ののひろや素朴な味の油味噌
■引き抜けば根本で切れる悔しさよ
■本物になりそこなって畑の隅

2011年10月20日 (木)

ざっそう句:ドクダミ

2011/10/20
昨日は曇り。やや涼しくなってきた。庭のタマリュウの植え替え。タマリュウがグランドカバーとして雑草を抑圧してきれいな緑が保てることを夢見ているが、そのような理想の姿への道のりは遠い。ちょっとした隙間が出来ればそこに雑草がはえる。最も手強いのがドクダミ。根をあちこちに張り巡らせる。根が弱いので抜くだけでは地中に根が残る。そんなわけで昨日は全部堀上げてドクダミや雑草の根を取り除いて再度植え直した。ドクダミも見方を変えれば可憐できれいな花だ。ドクダミとタマリュウの混植も面白いかもしれない。ドクダミの茎葉は冬枯れるので冬場はタマリュウが見えるが、草刈りは必要になりそうだ。ともかくしっかりしたグランドカバーが出来ていれば草刈りも楽だ。ドクダミの生命力が余りにも強いので田圃の端に抑草対策で植えてみた。結果は期待した程ではなかった。その原因を考えてみたが、そこに生えてくる雑草の方がその場所に適しているからではないかと思う。コンクリート歩道の北面で日陰になりやすい、北風が当たる等が原因かもしれない。ドクダミは南面の暖かい所ではコンクリートや石に沿って根を伸ばす。タマリュウも日陰には耐えるが、日陰では成長が遅くなる。グランドカバーも適材適所で使う必要があるようだ。ヤブランは耐陰性に優れたグランドカバーになりそうだ。キウイフルーツの下のヤブランは面積が増えつつある。

2011/10/19の天気

TAVE= 14.2
TMAX= 16.9
TMIN= 11
DIFF= 5.9
WMAX= 2.8
SUNS= 0.7
RAIN= 0

最低気温(℃)  10.5  23:31
最低気温(℃)  10.5  23:31

ざっそう句:ドクダミ

■ドクダミはスタミナ並の根っ子持つ
■目の敵気分変わればドクダミ茶
■ドクダミに陣地譲れば憂いなし
■棲み分けも適材適所馬鹿笑う
■ドクダミの天ぷらもあり食の道

*************************
追記(2014/5/11): 「ざっそう句:ドクダミ(2011年10月20日 (木))」の記事がランキング10位に入った。ドクダミという植物は一言で言いにくい性格を持っている。記事に書いた通りだ。かつて、かみさんがドクダミ茶にこっていた。おかげで、そのおこぼれに与った。

WIKIPEDIA「ドクダミ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%80%E3%83%9F)」によれば、「クエルシトリン - 利尿作用、動脈硬化の予防作用」があるらしい。

かみさんは、ハーブとしてドクダミ茶を飲んだのか。それとも薬効を期待して飲んだのか。いつの間にか、ドクダミ茶は出なくなった。今じゃ、インスタントコーヒーをビンの底を叩いて直接カップへ入れている。おい、そりゃー何だ。

ところで、ドクダミのGoogle検索をしたら、今日は母の日。かわいらしいGoogleDoodleが検索窓の上に出ていた(下記画像=GoogleTOP PAGE/2014/5/11より引用)。かあちゃんドクダミ茶ありがとう。動脈硬化が心配だ。そろそろ、ドクダミ茶を再開しないか。

Mothersday2014international520043_4
昔の句を再読して大体の意味は分かったが、「棲み分けも適材適所馬鹿笑う」はどんな意味か分からなくなった。「馬鹿笑う」が問題だ。
*************************

BLOG TOPの 「アクセスランキング」へ飛ぶ

ページ先頭へ飛ぶ

検索サイト

NANDA?⇒物臭検索

  • ラベル(タイトル):最初は何も分からない
    なんだこりゃ?作成当時の記憶

エネルギー関係

ウェブページ

更新ブログ

PHOTO2(写真集)

  • Iob_fujijyuukouentotu
    たまたま出会ったもの2

PHOTO4(写真集)

  • Iob_minitomatodaruma
    果樹・野菜・花等

PHOTO5(写真集)

  • Iob_senteihasami_funsitu_sabi
    現在使われなくなった機器、農具、ガラクタ等。

PHOTO6(樹木等)

  • Iob_sendan_kiru_2013
    樹木の縮伐カット&トライetc

PHOTO7(写真集)

  • Iob_kaiko_ga_gazou
    BLOG関連写真2
フォトアルバム

MIKAN KUN

  • 赤城連山MAP
  • Fight_Fukushima
  • ISESAKI_PIGEON
  • MIKANKUN

Copyrighit

  • © Copyright 2006-2025  af06.kazelog.jp  All rights reserved.

健康関係:リンク&検索等

Favorites2

Favorites

Favorites3

Favorites4

やさしい科学・SCIENCE

  • 日経サイエンスのウェブページ
    「日経サイエンス」とは:「日経サイエンス誌は,1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。」
  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

ISESAKI  有情2

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

外国の博物館・美術館 外国語・国際関係(リンク)

TOOLS

地域産業・機関

地域興し関連情報

MEMO_TL_TEST

  • TOP PAGEの 「アクセスランキング(2015/6/8より表示再開)」へ飛ぶためのラベル
  • TEST END
    TEST_H23/10

アクセスランキング

リンク:ページ先頭へ飛ぶ

写真集へのリンク

MEMO 海外の博物館・美術館

  • https://www.artic.edu/collection?place_ids=Japan&page=6
  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)