111_がんばれ! ふくしま

Feed

2014年12月17日 (水)

がんばれ! ふくしま:田舎老人徒然草:12月に蚊を撮った!

2014年12月17日(水)
昨日は曇り後夕方雨。最高気温(℃) 6.9 22:31。ざっそう句:グンマーの 株吊り上げる 名士達。庭の清掃。枯れ草刈りと落ち葉掃き。昼飯は庭で残り物の雑炊。夏以来、エンジンはかかるが、力が出ない刈払機の手入れを始めた。キャブと吸気口まわりの清掃とグリース注入をしたが症状は改善せず。寒くなり屋内へ退避。今年は午年で、馬で盛り上がろうとしたわけではなかろうが、マスコットキャラクターのコンテストで群馬ちゃんが一位に輝いた。目先のニンジンは食ったが次の目標を失ったのかも知れない。この難問山積みの時に、あの腑抜けした風体の馬気のない着ぐるみに現を抜かしている連中の姿こそグンマーなのか。サラブレッドのような名馬中の名馬の活躍を期待したが、そんな名馬が出るのは千年先の事か。まさにグンマはグンマー化が急速に進んでいるのかも知れない。かみさん曰く、あの群馬ちゃんの着ぐるみを着る人の時給はいくらだんべ~。話は合わないが目の付け所は面白い。選抜試験や特技があるんかね~。そんな事知るかい。群馬ちゃんを見るとボロクソでも、お嬢さんをあんまりいじめないで。チョット待ったあの群馬ちゃんがお嬢さんかよ~?夢があって良いよ~。ついでに、かみさんの素朴な疑問。あの群馬ちゃんは外が見えるンかね~。

2014年12月16日の天気(AMEDAS)

TAVE= 3.1 NO DATA
TMAX= 6 最高気温(℃) 6.9 22:31
TMIN= 1.5 最低気温(℃) 1.1 02:44
DIFF= 4.5
WMAX= 6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.4(西北西) 19:40
SUNS= 0
RAIN= 1.5

Q
Q

がんばれ! ふくしま:田舎老人徒然草:12月に蚊を撮った!

夏の農作業では暑さと共に、蚊が仕事の障害になる。防虫ネットや蚊取り線香を使うが、対処療法に過ぎない。昔は、細菌や害虫による病気が多かったが、最近はその被害も少なくなったようだ。医療や保健が進み、環境も良くなっているためだろうか。

Iob_kamosq_1412 
だが、まだ蚊や蠅は出没している。蚊が出るのが6月頃から、約半年間である。最近、12月になっても飛び回っている蚊を打ちおとした。ついでに、その姿をデジカメのマクロ撮影したら、意外に鮮明に写っていた。

蚊や蠅も、気温が下がると動きが緩慢になり、一種生き物のわびしさを誘発するので、俳句のテーマにもなっていたようだ。打ち落とした蚊は、血を吸いに来たのでメスなのか。腹には何も入っていないように見える。追い払うと、しばらくどこかへ飛び去り、また戻ってくる。その一瞬を狙って、両手で叩いた。消えたなと思って探すと、珍しくテーブル上に落ちていた。本能かも知れないが、血を吸おうとする執念には感服する。

今年、日本で話題になった病気がエボラ出血熱とデング熱。両方ウィルスが病原体という事で、ウィルス病が現代でも、未開拓の分野のように感じる。すでに、細菌に有効な薬剤は相当あるが、ウィルスに有効な薬剤は少ないようだ。ウィルスは生物と非生物の中間の存在で遺伝子だけでできているとなると、ウィルスの遺伝子に働きかける薬剤が必要になるのか。ともかく、ハイテク医学と関係するのがウィルス病なのかも知れない。

WIKIPEDIA「エボラ出血熱。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1)」

WIKIPEDIA「デング熱。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%86%B1)」

WIKIPEDIA「黄熱。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E7%86%B1)」

WIKIPEDIA「野口英世。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E8%8B%B1%E4%B8%96)」

WIKIPEDIA「スピロヘータ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%98%E3%83%BC%E3%82%BF)」

黄熱病もウィルス病のようだ。一方、野口英世が研究した梅毒はスピロヘータという細菌の一種のようだ。細菌からウィルスの研究への流れで、野口英世は先駆者の立場にたっていたように感じる。野口英世は黄熱病に倒れたが、それがウィルス病と知っていたのか。当時は多分電子顕微鏡も無かったろうから、見えない病原体を探索していたのかもしれない。放射性物質も見えない。見えない物には常に危険が付きまとう。

福島原発事故の頃、福島県のホームページのトップには、野口英世の姿があったように思う。 「The Wayback Machine is an initiative of the Internet Archive」で当時の記事を検索したが、2011年のアーカイブは無かった。 こちらは2012年の物;https://web.archive.org/web/20120507043519/http://pref.fukushima.lg.jp/

 
ページ先頭へ飛ぶ

2014年10月31日 (金)

がんばれ! ふくしま:福島県知事選挙から見える未来

2014年10月31日(金)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 21.0 14:08。最低気温(℃) 4.8 06:14。朝の気温が低くなった。初霜が近くなった。ざっそう句:第九狂 もう始めてる 切符売り。AM用事外出。ヒマだからゆっくりしてゆけと言われ長話。昔話を聞くが、横には伝わるが、縦には伝わりにくい。帰宅してササゲの脱粒。全部終わった。次は選別だ。種子もピンキリ。PM来客。柿とシーカーシャを数個。先日、知り合いが第九の切符を持ってきた。かみさんは断りきれないのか数枚買ったようだ。転売するつもりか。今年も第九ヤモメになりそうだ。白菜が巻き始めた。昔は、白菜や大根を漬け物にした。冬の保存食だ。白菜は二種類種を播いた。キムチ用も播いたはず。キムチでも作ろうか。

2014年10月30日の天気(AMEDAS)

TAVE= 13.6 NO DATA
TMAX= 20.9 最高気温(℃) 21.0 14:08
TMIN= 5.3 最低気温(℃) 4.8 06:14
DIFF= 15.6
WMAX= 2.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.0(西北西) 22:02
SUNS= 10 NO DATA
RAIN= 0

Q
Q

がんばれ! ふくしま:福島県知事選挙から見える未来

東北地方太平洋沖地震に起因する、東北三大災害:地震、津波、福島第一原子力発電所事故から、3年7ヶ月以上過ぎた。その間に、御嶽山の噴火による未曾有の災害も起きた。東北三大災害も日毎に記憶から遠くなりそうだ。今年で、中越地震から10年が過ぎた。

WIKIPEDIA「新潟県中越地震。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E5%9C%B0%E9%9C%87)」このきじによれば、「新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)は、2004年(平成16年)10月23日17時56分に、新潟県中越地方を震源として発生したM6.8、震源の深さ13kmの直下型の地震である。」

この地震は、自分の人生の出来事と重なり、記憶に残っているが、それさえも時々忘れてしまいそうになる。最近、テレビでも関連情報が流された。

NHKは、「新潟県中越地震10年 土砂崩れ現場で献花。;http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141023/k10015630541000.htmlurl。(10月23日 11時56分))」というタイトルで、「新潟県中越地震の発生から10年となった23日、当時土砂崩れに巻き込まれた2歳の男の子が奇跡的に救出された長岡市の現場には、朝から地元の人たちが訪れ、亡くなった男の子の母親と姉を悼んで花を手向けました。」と報じた。

この時は、救出の様子がテレビで流されていたと思う。また山古志村が孤立した事も思い出す。日本は至る所災害が起こる可能性がある。その災害は山村だけに起こるわけでも無く、大中小の都市でも起こりうるのだ。最後の山古志村村長が、その後政治家になったのを思い出した。

WIKIPEDIA「長島忠美。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B3%B6%E5%BF%A0%E7%BE%8E)」

町村長と言えども、政治家には変わらない。当然、市や県の行政トップも政治家だ。福島原発事故の時、原発に近い双葉町は思い切った避難対策をとった。原発事故の時、どのような避難対策をするか、首長判断には重い物があるだろ。双葉町前町長が、今回の県知事選挙に立候補したのを知って、その行方に注目していた。

前町長の対策の是非は、簡単には決定できない。今後の歴史の中で評価されてくるのであろう。ただ、放射性物質の飛散状況が正確に分からない状況では、安全側の対策が不当だという論拠は成立しないのは明確だ。すでに、原発事故や原子爆弾で放射性物質の与える被害は証明されているのだから。

「がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来を選ぶのは町民以外にいない(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/01/post-9eeb.html)。(2013年1月26日 (土))」

今回の、福島県知事選挙の投票率は前回より向上したようだ。ただ、原発立地地域の投票率が5%以上減少した地域があるのに気付いた。やはり、民意は小さな変化ではあるが、変わっているように感じた。また、原発立地地域で前双葉町町長の得票数が、他の地域よりも高い結果となっているように見える。当然、相乗りの前副知事の得票数が数倍高いのだが、前双葉町町長の得票数が有意に高い点は無視できないだろう。以下の表は、福島県選管のデータから作成した。

福島県県知事選挙結果(地域・候補者別得票率)(PDF/295K)=

FUKUSIMAKENNCHIJI_SENKYOKEKKA_20141026.pdfをダウンロード

ページ先頭へ飛ぶ

2014年9月12日 (金)

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:福島原発の「放射能」と「被害」を忘れるな

2014年9月12日(金)
昨日は曇り一時晴れ。最高気温(℃) 26.1 15:00。最低気温(℃) 19.5 24:00。ざっそう句:ベニアズマ 試し堀りでも アバタ面。夏草で畑はジャングル並み。刈払機を出動して背丈の高い草を刈り、サツマ区画まで通路を確保。ベニアズマ数株を試し掘りしたが、芋は太らず、根だけの株もある始末。苗の品質不良・植え付けの不注意、除草の手抜き等々で悲惨な結果。少し早く掘ったが、できた芋の器量は相変わらず良くなくあばた面。センチュウ被害もあるようだ。早く掘れば外観は綺麗だろうと思ったがベニアズマは今年も期待薄だ。それでも、夕食にサツマイモ汁が出た。他は農林五号と太白だったか。こちらの試し掘りはもう少し先にしよう。朝、郵便局で印刷物郵送。田圃の様子を見ながら帰った。ほとんどの稲の穂が出ている。群馬県ホームページ「主要農作物作況調査報告(http://www.pref.gunma.jp/06/f0900016.html)」によると、8月15日の第二回調査までは水稲の生育状況は順調の様だが、それ以後の天候の影響が心配だ。コウロギの鳴き声は聞こえたが、セミの鳴き声は聞こえなかった。TPP交渉は真相がさっぱり分からない。TPPという舞台が自国の交渉努力を国内向けにPRする最適なツールになっているように見える。という事はいつになってもTPP交渉は結局まとまらないという事かもしれない。今月に北朝鮮と拉致問題の動きが出るのか。人道的支援で米を送るような場面があるのか。ともかく、米が国際政治取引の道具にされては稲作農家の気持ちは収まらないのではないか。

2014年9月11日の天気(AMEDAS)

TAVE= 22.3 NO DATA
TMAX= 26 最高気温(℃) 26.1 15:00
TMIN= 19.5 最低気温(℃) 19.5 24:00
DIFF= 6.5
WMAX= 2.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.2(南東) 21:28
SUNS= 1.6 NO DATA
RAIN= 0

Q
Q

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:福島原発の「放射能」と「被害」を忘れるな

東日本大震災、福島原発事故から三年半が過ぎた。この期間は日数で1280日。人生の中で最も大きな衝撃だと思ったが、少しずつ記憶から遠ざかっているのが実情だ。

思いつくままに、Google検索で、幾つかのキーワードのヒット件数の推移を調べてきた。このヒット件数が具体的に何を表すか自分にも確信が持てない。しかし、Googleという巨大企業の収益の源泉がGoogleの検索エンジンがはじき出す検索結果にあるのも事実だろう。

東日本大震災では生命・生活の基本となるインフラが大きな被害を受けて、このインフラに関するキーワードのヒット件数が急増した。Googleはあるキーワードの時系列を表示させるトレンド情報を提供している。

Iob_googlehitandtrends_fnp_ra_dg201

左からヒット件数、GoogleTRENDの福島原発放射能、同被害の順。

インフラの復旧・整備はかなり進んでいるようでニュースで報じられる件数は激減しているようだ。一方、福島原発事故の「放射能」や「被害」には、拡散した放射性物質の放射能半減期と関係し、複雑で長期的な問題が内在している。

「福島原発 放射能」、「福島原発 被害」と言うキーワードは事故発生直後は数千万件程の多さであったが、最近では100万件弱程になっている。大雑把に1/10程度の減少している。グラフでは目盛りを対数目盛にしている。事故が起きなければ、この組み合わせのキーワードのヒット件数も極少ないものと推測することが出来るだろう。事故後は、決して無視できる件数にはならないと思う。

Googleトレンドでは、事故発生時の最大値を相対化して100にしているようだ。そのトレンドグラフによると、「福島原発 放射能」も「福島原発 被害」も、減衰の早さでは同じ傾向を示すが、「福島原発 被害」の方が、減衰の余波が長引いているのが読み取れる。

問題は、Googleの検索エンジンが、情報の更新をどの程度正確に把握しているかである。WEB上の、「福島原発 放射能」や「福島原発 被害」というキーワードがこの3年半のピークから1/10程度に減少しているのが正しいのか、それともGoogleの都合も関係しているのか何とも予想がつかない。ともかく、これらの情報がかなり急速に一般人の記憶から遠ざかっているのは確かではないかと思う。

「福島原発 放射能」も「福島原発 被害」も身近にその被害を受けたり脅威を感じている人々からは、決して忘れ去る事はできないだろう。しかし、世論や一般人の関心が薄れると、事態がどう進んで行くのか予想もつかなくなる。歴史の悪い側面に沿って事態が進んでしまう心配もある。福島原発事故は人災であった事を再認識し、歴史の歯車の逆回転を阻止しなければ同じ事故が繰り返されるのではないか。そろそろ、記憶の希薄化を狙って色々な悪霊どもも復活しそうだ。その悪霊どもはアマ~イ言葉をささやき美味しいもので誘惑するのだから始末が悪い。

ページ先頭へ飛ぶ

2014年8月23日 (土)

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:老人の寝言:あれから三年半あれはその後どうなったのか?

2014年8月23日(土)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 36.0 14:50。最低気温(℃) 21.4 20:27。ざっそう句:雷神が 虚勢振りまく 晩夏かな。昼前来客。終戦の年に高校を卒業したとの事。もう一年年輩なら生きていなかったと語る。勉強をした思いより、わら人形を敵に見立てて銃剣で突撃する訓練等の毎日だったとか。その後宅内閑居。夜雷雨。雷光、雷鳴、雷雨あり。窓から風雨が吹き込んだ。手動でパソコン器具類を回線から切り離し落雷対策。結果としては無事だった。全知全能の荒ぶる雷神には勝てないが、その威力も季節が外れると衰えてくるようだ。自然界でも然り、人界でも然りだろう。来客曰く、日本は戦時中に中国人や韓国人に憎まれる事をしている。今更過去に戻るべきではないと。イザ、ネット接続。つながらない!トラブルチェックを起動。MODEMに問題ありの結果。AC電源を抜いてしばらく置いて再起動。それでもダメ。よく見たらMODEMのPC側のケーブルが抜けている。ケーブルを挿してOK。

2014年8月22日の天気(AMEDAS)

TAVE= 29.2 NO DATA
TMAX= 35.6 最高気温(℃) 36.0 14:50
TMIN= 22.8 最低気温(℃) 21.4 20:27
DIFF= 12.8
WMAX= 5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.5(西南西) 20:09
SUNS= 8.7 NO DATA
RAIN= 21.5

Q
Q

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:老人の寝言:あれから三年半あれはその後どうなったのか?

大災害も大事件も、それが起きてから、次々に新しい事件等が起こり、日々遠く感じて、風化が進むのを実感するばかりだ。所詮、庶民はその日の生活に追われていて、人様の悲劇や苦労からも疎遠になってしまう。

こういう現象は、一種の生理現象かもしれない。苦しみも、痛みも少しは時が癒やしてくれるかも知れない。しかし、そのような事態に巻き込まれた人の悩みはそう簡単には癒えないのではないか。

東北三大災害、東北地方太平洋沖地震に起因した地震、津波、原発被害をそう災害と呼びたいと思うが、東京電力福島原発事故は自然災害で無く人災であるというのは大方の日本人に共通した認識であると思う。人災であれば、その責任者は当然社会的な制裁を受けるべきではないかというのも庶民の感情ではないかと思う。

自分なりに、何とも納得できない事がある。東京電力の経営責任者があれほど大きな事故を起こしても、一般企業の不始末程度の責任でお茶を濁し、その上、膨大な損害賠償金を支払っている事である。社会常識では、責任の大きさと損害賠償額のバランスがとれる程度ではないか。ところが、東京電力経営者は金額的にどの程度の責任をとったのか。報酬のカット程度で済まされる問題で無い事は明らかだ。一般企業の経営者なら個人資産も投げ出して賠償する程ではないか。

そんな、国民の煮え切らない印象に対して、少しだけ朗報があった。「半端道楽:写真で俳句る(写真+凡句):カナブンとドウガネブイブイはどう違う?(食うならば 浮気はするな 虫どもヨ。)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/08/post-b0b0.html)。(2014年8月 5日 (火))」に書いた、検察審査会の前東京電力役員の刑事起訴相当という決定である。刑事責任が社会の末端の弱い者だけに重くのしかかるのはやはり、正当な人間観・世界観の上からも好ましくないだろう。検察審査会は、国民の声なき声を拾い上げてくれたのか。すでに、検察は動き出しているかも知れないが、一枚岩の検察がどう動くか予断を許さない。しかし、検察の正義ある動きはこの世を明るくする千載一遇のチャンスでもあろうと信じる。

ともかく、この世の中、時間稼ぎをして、逃げ切れればそれで良しという風潮が顕著になっている。マスコミが単なるニュース屋のレベルでは国民も付いてゆけない。どうも、「XXという事が分かった。」というニュースにマスコミの迫力は全く感じない。これじゃ、隣のニュース社のコピペ同然のように感じる。署名記事を多くしないとニュース社も先細りかも知れない。その点、中央紙ではなく地方紙が健闘しているような例も目に付く。是非、地方紙の特に若い記者には頑張って貰いたい。

福島民報は、「津波対策置き去り 汚染水流出の恐れ 第一原発。;http://www.minpo.jp/news/detail/2014081717494。(2014/08/17 08:31 ))」というタイトルで、「廃炉作業が続く東京電力福島第一原発は、津波による放射性物質の海洋流出を防ぐための十分な対策が講じられていない。原子力規制委員会は原発事故から3年余りが経過した今月、流出が以前から懸念されていたとして、9月にも東電に対応を求める方針を打ち出した。政府と東電が原発事故発生から3年以上、津波対策を後回しにしていた状況に、避難住民らは対応の遅れを批判する。」と報じた。

ところで、福島県ホームページによると、「人口は、2013(平成25)年8月1日現在で、1,948,597人となっています。 面積は、13,782平方キロメートルで、全国では、北海道、岩手県についで3番目の広さです。」との事。一方、群馬県は「住民基本台帳人口(平成26年6月末日現在)は2,014,612名」。隣県の群馬では、福島民報が報じた東京電力福島第一原子力発電所の津波対策は遠い世界のように感じてしまった。ともかく、福島民報には、全国一の地方紙を目指してがんばって貰いたいものだ。福島県民の頑張りが日本の未来を決める。特に原発問題で、今こそ福島県民は大きな存在感を示せるのだ。

福島民報サイト内でキーワード「検察審査会」を検索(https://www.google.co.jp/?gfe_rd=cr&ei=IGbwU9mfJoig8weLzoHwAw#q=%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A%E3%80%80site:http:%2F%2Fwww.minpo.jp%2F)。

東京電力福島原発事故の汚染水対策に関心を持ってきたが、東京電力はどうも最近になって汚染水の海洋投棄というシナリオを少しずつ実施に移しているように感じるようになってきた。要するに、薄めて流せば良いだろうという尻まくりしたシナリオだ。現実には、もっともらしいお化粧を凝らした理由を付けるが、結果としてやる事は、薄めて流すに尽きる。問題は、これを倫理基準としてどう見るかだ。東京電力は汚染水貯蔵タンクの能力を80万トンまで引き上げるとホームページに公開している。少しずつ、薄めた汚染水を海洋投棄して、実績を付けて、世間が忘れた頃からおおっぴらに大量に流し始めるのではないかと....気にかけている。貯蔵して濃縮処理をすれば、放射能成分は拡散せずに残るが、水に薄めて流すだけでは、放射能成分は環境に放出される訳だ。これが実績になれば、日本中いや世界中が東電方式を真似するだろう。その時、環境に放出される放射能は際限も無く増大するのではないか。地球規模の放射能汚染は必ず人間の長期的な遺伝に影響を与えるのではないか

こう考えると、日本は原発のセールスは早々に見切りを付けて、世界の原発の安心廃炉屋、原子炉の解体屋に徹するべきではないか。これから、廃炉を進める日本は廃炉技術では最先端の技術を開発できる可能性はある。原爆被爆国として、原子力は廃炉のみ行うという国家目標を明確にすれば、日本の平和国家としての世界の評価はますます高まるだろう。

久しぶりに、東京電力のホームページを見た。福島原発事故対策として、復興本社が出来たのは知っていたが、新しく「福島第一廃炉推進カンパニー」という部門が創設されたようだ。そこで、目新しいのが、『「廃炉・汚染水対策最高責任者」(CDO:Chief Decommissioning Officer)』という職位。組織いじりして、横文字が氾濫するとどうも怪しい雰囲気を感じてしまうのだ。設立が、今年の四月一日というのも何となく傑作だ。「Decommissioning」という英語は退役や撤退を意味するようだ。CEOなら胸を張れるが、CDOもブラックユーモア的な呼称ではないか。復興本社も福島第一廃炉推進カンパニーも東京電力の本気度がどの程度のものか知りたい所だ。ただ、組織図上では、上部の目に付く部分に配置されているが、本体を隠し、対応しているという姿を対外的にアピールするだけの飾りの組織に終わらないか要注意だ。数十年かけて廃炉を進めるのに、「福島第一廃炉推進カンパニー」という組織がいつまで続くのか見物だ。

東京電力が普通の企業として生き返るためには、自由主義社会の掟通り、破綻処理して出直す以外にないのではないか。その突破口になるのは、法治国家という当たり前の原則を徹底するだけに尽きるのではないか。法律があって機能しない国はまさに末世だ。

ページ先頭へ飛ぶ

2014年5月11日 (日)

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:華蔵寺祭り 『三遊亭兼好』復興支援寄席。20140511。

2014年5月11日(日)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 23.9 14:45。最低気温(℃) 13.9 03:07。ざっそう句:みちのくの 磯の香あわれ 若布汁。倒伏したパイプハウス(2号=P2)の修理を開始。こちらは、畑に近く、トラクターと農具の置き場に使っている。収穫したタマネギの保存にも使う。ジャッキでパイプを押し上げ農具を救出。パイプがトラクターに被害を与えているか確認。前半は煙突がシートから突き出ているが支障無し。後半が詳細不明。シートに浴そう2~3杯程度の水が溜まり、奥の方が見えず排水を優先。逆U字形の頂上部に直線パイプが貫通しているが、その先がコンテナの上に乗っていた。直線パイプも凹形に曲がり、シートが貯水プールになっていた。ジャッキで直線パイプを持ち上げコンテナを除去して排水完了。水の重量はトン単位であったろう。農具をP1へ移動して作業終了。P2はP1より古いのかパイプの腐食劣化のすすみ具合がひどい。先日、東北へボランティア活動で行ったおみやげのお裾分けの若布を頂いた。かみさんが若布汁にして皆で味わった。本日で東北三大災害は三年二ヶ月目となった。

2014年5月10日の天気(AMEDAS)

TAVE= 18.1 NO DATA
TMAX= 23.2 最高気温(℃) 23.9 14:45
TMIN= 14 最低気温(℃) 13.9 03:07
DIFF= 9.2  
WMAX= 8.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.0(北北西) 11:03
SUNS= 11.4 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

Q
Q

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:華蔵寺祭り 『三遊亭兼好』復興支援寄席

先日、恒例の華蔵寺祭りに出かけた。今年で第9回になるようだ。詳細は華蔵寺ホームページに掲載されている。

華蔵寺祭り2014年:http://kezouji.jimdo.com/華蔵寺祭り/華蔵寺祭り-2014/

華蔵寺祭りも、回を重ねる毎に定着してきたようだ。隠れた人気は、チャリティバザーのようだ。特に、お茶等は売り切れになるのが早いようだ。バザーを楽しみに来る人もいるらしい。

境内には、色々な樹木があり、スマホで樹種を調べている人がいた。萩、タイサンボク、キンモクセイ(天然記念物)は分かるが、葉が厚く、周辺にトゲがある樹木は何の木かと聞かれて、困った。ひょっとすると、郵便局の木かもしれないと答えた。珍しい木なので、「タラヨウ」という名前は覚えていた。さっそく、スマホで調べると、「はがきの木」が正解だったようだ。聞いた人が、葉の裏に文字を書いて、しばらくすると、その文字が黒く浮き上がってきたのにはびっくりした。更に調べると、タラヨウはお寺にも関係する樹木との事。

WIKIPEDIA「タラヨウ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%A9%E3%83%A8%E3%82%A6)」

「ハトよ 鳴いておくれ:花と実を楽しむ:知られざる伊勢崎郵便局の「ハガキ(タラヨウ)の木」(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/01/post-8657.html)。(2014年1月5日(日) )」

Iob_kezoujimaturi_rakugo_2014
今年の、華蔵寺祭りの目玉は、三遊亭兼好師匠の落語。もらったパンフレットを見ると、師匠は、福島県会津若松市の出身。それで、復興支援寄席だったのかと納得。今回の落語は、中間にお色直しが入った前後二話の豪華版。高座の真ん前で聞いたので、こちらが緊張してしまう。幸い、よくお笑いになる女性が前に座っていたので助かった。

「雑木の歌:東北を想う歌(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/17/)。(2011/4/17)」『■顧客にも 筋を通した 上司あり 品保部長の 肩書きしょって』

「クレーム(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/01/post-59b8.html)。(2010年1月31日 (日))」

「老人の寝言;東北の海よ:誰か故郷を想わざる  国際的破廉恥行為・放射能汚染水の海洋投棄を容認するのは誰だ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/07/)。(2013年7月29日(月))」

WIKIPEDIA「落語。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E8%AA%9E)」

話の中に、落語はお寺さんとも関係あり、落語鑑賞には想像力が必要云々とあり、落語という話芸を再認識する機会ともなった。インスタント流行の当世では、落語をじっくり鑑賞する機会も少なくなった。ともかく、寺の本堂の中からこぼれる笑い声の中にも、会津人の心意気が感じられた。演目終了後に、師匠と一言交わした。実は、自分の上司が会津人でして云々。師匠は、あの広い福島で、今まで福島はてんでんばらばらのようであったが、3.11で初めて福島という一体感を持ったのではないかと話した。

追記(2020/02/08):アクセスランキング8位。タイトルに投稿期日を追加。フォントサイズと色を変更。東日本大震災・東北三大災害も今年で9年目になる。

ページ先頭へ飛ぶ

2014年3月14日 (金)

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:届け3.11の黙祷!東日本大震災犠牲者へ

2014年3月14日(金)
昨日は朝方一時晴れ後曇り後雨。最高気温(℃) 11.6 09:42。最低気温(℃) 3.6 02:17。ざっそう句:我が背中 三寒四温で 伸び縮み。暖かかった天気が一変し、肌寒い天気になった。宅内閑居。気分も萎れがちである。東日本大震災の4年目を迎えている。その記憶も徐々に薄れてきているように感じる。BLOGを書いているが、古い記事は探すのが面倒だ。BLOG本体にも検索機能があるが、どうもキーワードは単一扱いのようだ。その点、Googleでサイト内検索を使うと、いくつかのキーワードで絞り込みが出来て便利だ。昨年だったか、「3さ(さんさ)」作戦というのを考えた。これは、環境関係の3Rのパロディー版でもある。サイト内でキーワード「「3さ(さんさ)」作戦」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E3%80%8C3%E3%81%95%EF%BC%88%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%95%EF%BC%89%E3%80%8D%E4%BD%9C%E6%88%A6%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。ここしばらく、MSIMEからATOK14に切り替えて、短縮登録語で入力しているが、XP機で使っていた古いATOKと同じ使用感が得られている。

2014年3月13日の天気(AMEDAS)

TAVE= 8.6 NO DATA
TMAX= 10.9 最高気温(℃) 11.6 09:42
TMIN= 4.3 最低気温(℃) 3.6 02:17
DIFF= 6.6
WMAX= 9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 17.2(北西) 23:06
SUNS= 2.2 NO DATA
RAIN= 3 NO DATA

Q
Q

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:届け3.11の黙祷!東日本大震災犠牲者へ

先日、老人モードで外出。体力に不安があったが、帰路の半分程度は歩いた。その他はバス。初めて歩いた道で、消防署の前にさしかかった。丁度、東北地方太平洋沖地震が発生した時刻が迫っていた。消防署ではこの時刻をどんな風に迎えるのかと思った。

Iob_sibukawashoubousyo_20140311

今年で、東北地方太平洋沖地震発生以来3年目を迎えた。この大地震と大津波が与えた被害は広範囲に及んだ。群馬県の我が家でも、庭の石灯籠や墓石が倒れた。最初の地震が来たときの揺れはかつて経験した事が無い恐怖感を与えた。テーブルのヤカンが飛び出して床に落下した。本震が止むまで動く気がしなかった。その直後に来た余震の大きさで危険を感じ裸足で外に飛び出した。

「いとしきもの2011年/3月の記事(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/)。」

「身辺雑記:東北地方太平洋沖巨大地震の脅威にふるえる(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-69ee.html)。(2011/3/12)」

3年前の記事を再読したが、記憶は徐々に薄れてゆく。いつまでも、過去に囚われるより、前向きな考え・前向きな行動が不可欠なのは言ううまでもないが、忘れてはならない過去はいくつもある。東日本大震災犠牲者への黙祷も、過去の大災害を想起し、その体験を伝え合い、被害の減少につなげることができるのではないか。

当ブログのランキングに「東北の海よ:ニューヨークタイムズが伝えた3.11東北三大災害(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/03/2012-2.html)。(2012/3/13(火))」がいきなり、4位に入った。3.11東北三大災害以来3年目で、WEB検索した人がいたのだろう。

この記事の追記事項として、消防署の3.11の黙祷の音声風景を掲載した。消防職員は災害発生時は身を挺して活動する。この音声は、道路を挟んで消防署の向かい側で再録した。雑音が多く聞きにくいが、こういう場面に遭遇したのは初めてであった。改めて、不断の防災活動が安心・安全の原点ではないかと感じた。

ページ先頭へ飛ぶ

2014年3月 2日 (日)

がんばれ! ふくしま:田舎老人徒然草:伊豆で会津の観光バスに会った

2014年3月2日(日)
昨日は曇り一時雨。最高気温(℃) 9.6 02:25。最低気温(℃) 6.4 07:44。ざっそう句:先に咲きゃ 先に散るのが 世の定め。宅内閑居。資料作成。先日、仕事のついでに鯉沼の倒木を見てきた。道路に横たわっていた木は片付けられ、切った枝が堰堤に積まれていた。交通は頻繁ではないが、それだけ散歩で通る人が多いのだ。また、この木の周辺はドライバーの休憩スポットとなっているようで、車の中で弁当を食べている姿は時々見かける。沼を一回りできるように歩道整備をして欲しいという要望も出ている。ついでに桜を植えて欲しいという話もちらほら。現に沼の東に数本の桜が植わっている。観光バスの添乗員さんの話では桜は根を深く張るので川の堤に良く植えられるとの事だ。そういえば河津桜も川の辺に沿って植えられていた。 

2014年3月1日

TAVE= 7.9 NO DATA
TMAX= 9.5 最高気温(℃) 9.6 02:25
TMIN= 6.5 最低気温(℃) 6.4 07:44
DIFF= 3
WMAX= 2.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.7(北西) 07:02
SUNS= 0 NO DATA
RAIN= 1.5 NO DATA

Q
Q

がんばれ! ふくしま:田舎老人徒然草:伊豆で会津の観光バスに会った

先日、小さな団体で伊豆方面を旅行した。とある買い物スポットで買い物を終えて、写真でもとって置こうかと広い駐車場をウロウロしていた。そこに大型観光バスがスーッと入ってきた。それと共に、何と会津交通という文字が目に飛び込んできた。

Iob_aizukoutuubus_izu_2

 さすが、伊豆という観光地は有名で、外国人や関西方面からの観光客も良く目に付いたのだが、会津交通のバスに会うとは思ってもいなかった。会津といえば、現役時代の上司を思い出す。バスを見た時思い出したのは、東京電力福島原発事故だったが。

サイト内でキーワード「会津 上司」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E4%BC%9A%E6%B4%A5%E3%80%80%E4%B8%8A%E5%8F%B8%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。

サイト内でキーワード「がんばれ! ふくしま」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%B0%E3%82%8C%EF%BC%81%E3%80%80%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。

我々グループは5~6分咲きの河津桜等を見物して一路出発地点へ向かう途中であった。実は、今回の旅行は大雪のため延期になり、コースも変更になっていたのだった。観光旅行はスケジュールが一度決まるとそれに沿って行動しなければならない。今回は小型バス一台で、いろいろな面で小回りが利いた。富士山も見えたし、桜も見たし、残るはお土産だけという場面で会津交通のバスに会った。

ひょっとすると、かの団体さんともどこかですれ違っていたかもしれない。同じ福島県でも、面積が広いだけあって、東日本大震災に対しての温度差は当然あるだろうと思った。それでも、ここで福島県のバスに会えて何となく明るい気分になった。伊豆で会津のバスにアうのもア~イー図じゃないかな。あ~イズだ。

河津桜の見物では、河津駅近くの桜の木に植物ホルモン剤処理して数本しか咲いてない場合も経験した。それに比べれば今回の見物は上々であった。待てば海路の日和がやってくる事も実感した。

ページ先頭へ飛ぶ

2013年1月26日 (土)

がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来を選ぶのは町民以外にいない

2013年1月26日土曜日
昨日は晴れ一時曇り。最低気温(℃) -1.5 05:53 。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.3(西北西) 14:47 。冬型の天気で風が強かった。ざっそう句:コンビニは どこで借りたの ぐんまちゃん。朝方は定例の仕事。その後、電気チェーンソーで薪作り。前屈みの作業で腰が疲れた。太い枝は、更に鉈や薪割りで割った。薪割りは作業前に研いだ。最近はほとんど使用しておらず、刃先が錆びている。薪割りで、枝の頂部に薪割りの刃を命中させるのが難しい。近くにコンビニ店が開店した。老人モードで様子を見に行き景品をもらう。ぐんまちゃんが出演していた。店頭でポーズをとってもらいデジカメ撮影。おまけに握手もしてくれた。自転車は風で倒されていた。

2013年1月25日の天気(AMEDAS)

TAVE= 3.0
TMAX= 8.4 最高気温(℃) 8.9 10:32
TMIN= -0.9 最低気温(℃) -1.5 05:53
DIFF= 9.3
WMAX= 8.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.3(西北西) 14:47
SUNS= 7.7
RAIN= 0

Q
Q

がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来を選ぶのは町民以外にいない

先日、上毛新聞に福島県双葉町の町長が辞職届けをしたという小さな記事が掲載された。議会が町長不信任を可決して、それに対して町長が議会を解散した。町議選後に町政が再開すると思われた。町議選は前職8名が立候補との予測だったようだ。議会が再度町長の不信任を可決すれば町長は失職する。それまでの経緯を、福島民報は、「井戸川双葉町長が辞職届 「信念曲げて続けられない」 3月末までに町長選。http://www.minpo.jp/news/detail/201301246195。(( 2013/01/24 09:15 カテゴリー:主要 )))」というタイトルで、「双葉町の井戸川克隆町長(66)は23日、埼玉県加須市の町埼玉支所で臨時庁議を開き、2期目の任期途中での辞職を表明した。町議会事務局に辞職届を提出した。福島民報社の取材に対し「放射線量などの問題で信念を曲げてまで町長を続けるつもりはない」と理由を述べた。地方自治法に基づき、2月12日午前零時で失職する。3月末までに町長選が行われる見通しだが、立候補しない意向を示した。町議会の不信任決議案可決を受け、井戸川町長が解散した町議会の議員選挙は予定通り24日に告示される。
」と報じた。

毎日新聞は、「福島県双葉町:町議選告示 9人が立候補して選挙戦に。(http://www.mainichi.jp/select/news/20130125k0000m040043000c.html))」というタイトルで、「福島県双葉町で24日、議会解散に伴う町議選(定数8)が告示され、無投票の公算から一転、9人が立候補して選挙戦に入った。井戸川克隆町長が23日に辞意表明(2月12日付で辞職)したばかりで、町長と町議会ともに「空席」状態となり、原発事故からの復興に向け、町政の正常化が急がれる。」と報じた。

前職が無投票で当選すれば争点が明確化されないことを危惧した元職が告示直前に立候補したようだ。福島県双葉町の町政の混乱に関して色々な意見や見方があり、唯一これが絶対正しいというものはないだろう。福島第一原子力発電所がそこに作られるようになるまでから、今日までの長い歴史・因縁がそこにある。福島県双葉町の町政の混乱もそのような長い歴史の中でより高い次元で収束される必要があるだろう。しかし、全町民が町外に避難しているという厳しい現実がある。町民は一人一人固有の事情を抱えている。町民全体の進むべき方向を多数決だけでで決めるわけにはゆかないだろう。昨年末、「がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来は日本の未来を照らす(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/12/post-38e1.html)(2012年12月28日 (金))」という記事を書いた。

福島県双葉町ホームページ町長メッセージ 「双葉町は永遠に 。http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20130123.html/。(平成25年1月23日)」で町長が辞職の弁を語っている。次回町長選挙には出馬せずとと伝えられており、多分、このメッセージが町長として最後のものになるのだろう。町長から町民への最後のメッセージとして、今後の町民生活や町政の参考になるだろう。かつて、地域内で起きた紛争で、互譲互恵、共存共栄の精神を訴えたことがあった。地域は共同体として、利害が対立したり、結束が分解する事態も起こりうる。地域住民が、それに気付かなければ地域の弱体化は見えないところで進んで行くのではないか。福島県双葉町では、町長も不在、議会も解散で機能せずという異例な行政の空白が生じるが、その期間こそ、町の未来を真剣に考える期間になってほしい。
Gunmacyan_7and11_130125

2012年12月28日 (金)

がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来は日本の未来を照らす

2012年12月28日金曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) -2.4 01:57。最高気温(℃) 7.9 15:16 。寒い一日。ざっそう句:古新聞 世相を流す 走馬燈。朝の屋外軒下の気温-3.5℃。室温3.3℃。宅内閑居。古新聞の整理等々。古新聞を拾い読みして、走馬燈のようにこの一年を振り返る。安倍第二次内閣が威勢良く始動。

今年の干支がタツ。来年がヘビ。タツは空想上の生物だが、ヘビは実在する生物だ。タツの姿はこれ以上スゴイク威勢が良い物はないというよな姿に描かれる。一方、ヘビは誰もが見て知っているのでヘビを絵にしてもそのスゴイ姿はタツに及ばない。まもなく今年の干支のタツが退き、次のヘビに代わる。古来、竜頭蛇尾という譬えがある。「竜頭蛇尾 出典=『景徳伝灯録けいとくでんとうろく』二一。「惜しむべし竜頭翻かえって蛇尾と成る」」WIKIPEDIA「景徳傳燈録(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AF%E5%BE%B3%E5%82%B3%E7%87%88%E9%8C%B2#.E3.83.86.E3.82.AD.E3.82.B9.E3.83.88)」によれば、「景徳傳燈録(けいとくでんとうろく、新字表記:景徳伝灯録、全30巻)は、中国・北宋代に道原によって編纂された禅宗を代表する燈史である。」一方、WIKIPEDIAによると、「燈史(とうし,新字:灯史)は、一般的に仏教界における歴史書、とりわけ禅宗史書を指す用語である。」との事。「惜しむべし竜頭翻かえって蛇尾と成る」は理想と現実の隔離を解いた禅の公案なのか。それにしても、1000年以上前に竜頭蛇尾の譬えがあったとは。

2012年12月27日の天気(AMEDAS)

TAVE= 2.0
TMAX= 7.8 最高気温(℃) 7.9 15:16
TMIN= -2.1 最低気温(℃) -2.4 01:57
DIFF= 9.9
WMAX= 5.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.1(西) 09:34
SUNS= 9.2
RAIN= 0

Q
Q

がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来は日本の未来を照らす

地域にとって重要なニュースも、全国ニュースとして流れる機会は少なく、見落としもある。最近、WEBの地方情報から、福島県双葉町の下記のニュースが目に入った。

福島民報(論説・あぶくま抄)は、「【双葉町長不信任】 混乱は復興の妨げだ(12月21日)。http://www.minpo.jp/news/detail/201212215585。(2012/12/21 08:42 ))」というタイトルで、「双葉町の井戸川克隆町長に対する不信任決議案が20日の12月定例町議会で可決された。井戸川町長は議会を解散するか辞職を迫られる。解散しなければ失職する。東京電力福島第一原発の所在地であり、全住民が町外に避難する。町政運営の両輪とされる町長と議会が決別する事態は不幸としか言いようがない。町を挙げて復興へ向かう態勢を早急に取り戻してほしい。 不信任決議案は6、9月の両定例議会にも提出されたが、いずれも否決された。今回は過去に反対した議員も賛成に回り、全会一致で可決した。決議は「町長は自分の町、自分の考えだけで事に当たろうとした」とする。全議員が一致して今月12日に出した辞職要求を拒否されたことも、3度目の決議案提出につながった。 両者が歩み寄る余地はあったはずだ。井戸川町長は6月の否決後「重く受け止める」、9月には「議会とよく意思の疎通を図っていきたい」と話した。今回の結果は、この半年、説明や意思疎通が円滑にいかなかったことを示す。 「十分な説明を受けていない」「一生懸命町民のために頑張っている」。井戸川町長は国、県、東電などへの不満や自らの奮闘を口にする。ならば、町議会へ説明し、理解と協力を得る努力をとことん重ねてほしかった。」と報じた。

河北新報は、「双葉町長不信任案可決 町議会で全会一致 進退、週明け判断
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121221t61007.htm。(2012年12月21日金曜日
))」というタイトルで、「福島県双葉町議会は20日、福島第1原発事故で役場機能を移した埼玉県加須市で12月定例会を開き、井戸川克隆町長の不信任決議を議員8人の全会一致で可決した。地方自治法で町長は10日以内に議会を解散しない限り失職する。井戸川町長は週明けにも進退を判断する意向を明らかにした。 不信任決議は、除染廃棄物の中間貯蔵施設の立地調査をめぐり、11月28日に福島市であった福島県知事と双葉郡8町村長の協議を井戸川町長が欠席したのが主な理由。当時、調査候補地に双葉町の2カ所を含む郡内12カ所が挙がっており、井戸川町長は双葉地方町村会長として協議を主導する立場だった。」と報じた。

WIKIPEDIA「双葉町(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E8%91%89%E7%94%BA)」によると、「福島第一原子力発電所(東京電力)の5号機と6号機が立地している。なお、1号機から4号機までは隣接する大熊町に立地している。 2011年3月11日の東日本大震災で被災し、これに誘発されて3月12日に発生した福島第一原子力発電所事故の影響を受けて、3月19日以後は、町役場は埼玉県内に移転した。詳しい経緯は「#歴史」を、最新情報等は町の公式ウェブサイト(#)を参照のこと。(最終更新 2012年9月24日 (月) 14:24 )」とある。

このWIKIPEDIA記事によれば、「総人口 6,310人(推計人口、2012年10月1日) 」であるが、長い歴史があり、今日に至っているのが分かる。その歴史の中で、東京電力の福島原発事故がいかに大きな出来事だったか。まさに、その長い歴史の中で存亡の危機に直面しているのが現在であろう。その存亡の危機の中にあって、自治体の首長とそれを補佐・監視する議会の責任は重大だろう。

福島民報は、町長と町会の意思疎通の不徹底を厳しく指摘しているようだ。社会や人を動かすには正当な権力や権利に従うのが民主政治の原点だろう。そうして、人・物を動かすには然るべき情報が不可欠だ。残念だが、複雑なシステムは分業体制が前提になる。そのシステム全体が、システムの目的に適合するよう働くためには、物と情報が協調して動かなければならない。ところが、その情報に格差が生じる。自己(または組織)に有利な情報は出したがらない。これは、一般的な傾向だ。ところが、存亡の危機に関する情報や将来を決める重要な情報は十分な説明を受けたいというのが住民の希望ではないか。首長が議会を軽視し、独断専行に走れば、大きな禍根を残す可能性もあるだろう。人口数千人の町政が分裂すれば、その影響は町民にも波及してくるだろう。

福島県双葉町のホームページによると、12月定例議会は「日程:平成24年12月18日(火)~12月20日(木)、場所:加須市騎西総合支所 3階 議場」(http://www.town.futaba.fukushima.jp/gikai/20121212_01.html/)で、行われたようだ。この結果町長不信任案が可決されたというサイト内記事は2012年12月25日火曜日現在で見あたらなかった。

「議会たより ふたば(http://www.town.futaba.fukushima.jp/gikai/pdf/20121101gikailetter_no102.pdf)」に前回は出席議員8名で賛成4、反対4で不信任案は否決されている。この号によると、会期4日間の傍聴者数は合計100名。内訳は双葉町民27名、町外14名、報道関係59名とある。

二元代表制で、地方自治体の首長と議会議員は有権者住民から直接選挙により選ばれる。このようなシステムはチェックアンドバランスとして暴走対策としての機能が盛り込まれていると言えるだろう。だが、首長と議員を選ぶ有権者が忘れられてはならない。その有権者も現在は、自分や家族の事で精一杯という所だろう。前回の議会では、報道関係の傍聴者数が多いが、双葉町民は27名が傍聴している。双葉町の町民は町外で分散生活をしていると思われるが、町長と議会の対立をどの程度知っているのか。町民不在で、物事が予想もしない方向に進んでしまう心配は無いのか。

福島民報は「井戸川町長は中間貯蔵施設をめぐり、現地調査受け入れを認めた県を批判する。会議に出席して見解を示すべきだったのではないか。自治体間で復興への考え方に温度差があるのはやむを得ない。相互理解を図り、調整しながら進めていくのが政治の役割だ。」と論じている。「混乱は復興の妨げだ」と混乱の早期収束を促している背景に「中間貯蔵施設」設置への設置への賛否がからんでいるようだが、これこそ住民が最も知りたいことかも知れない。

WEBを調べている時、「「反面教師にしてほしい...」双葉町井戸川町長インタビュー (http://www.youtube.com/watch?v=98sudW4C4m8)」に出会った。「アップロード日: 2012/01/16  福島第一原子力発電所のある福島県双葉町の井戸川町長は1月15日、脱原発世界会議に参加。OurPlanetTVのインタビューに応じた。」とのコメントが付いていた。福島原発事故発生後10ヶ月頃採録された長い映像だが、歴史の流れを伝えている。この映像を見て、多数の人命や安全が脅かされる過酷な原発事故が発生し、それに対処する情報が絶対的に欠けている場合、自治体の首長が、避難・誘導で安全側の行動指示をすることは当然の責任ではないかとの印象を持った。

町長も町議会議員も同じ町民だと思うが町民の声はどうなっているのか気になった。原発問題には対立・相反する多くの命題が含まれる。更に、信念や感情とも切り離せない。それを解きほぐして整理するだけでも時間と労力が必要だろう。今後の双葉町はどうなるのか、どうするのか注目したい。

第二次安倍内閣が発足した日のNHKTVは福島県双葉町井戸川町長が町議会の解散を決意したと極短いニュースを流した。

東京新聞は、「双葉町長が議会解散 中間貯蔵問題 不信任決議 「身を削る思い」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012122702000104.html。(2012年12月27日 朝刊))」というタイトルで、「東京電力福島第一原発事故で埼玉県加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長は二十六日、町議会を解散した。除染に伴う汚染土の中間貯蔵施設建設問題などをめぐり町議会に町長の不信任を決議されたため、町長は議会解散か、辞職や失職を迫られていた。 井戸川町長は会見で「解散は身を削る思いで苦渋の決断。だが町には、避難指示区域の見直しなど喫緊の課題が山積している。(町政を)中断するわけにはいかない」と主張。一方で「不信任は大変重いと受け止めている。町民に不安を抱かせた責任に対し、町が抱える課題解決に粉骨砕身取り組んでいく」と述べた。町選挙管理委員会は来年二月上旬を軸に町議選の日程を調整する方針。」と報じた。

町長の決断を受けて、新しい町政がスタートするのは福島原発事故が2年目を迎える頃になりそうだ。町長と議会の対立は、町民内部の対立を反映しているのか。町外へ避難した住民と残留した住民では見方・考え方が異なるだろうが、自分が住む町への思いに変わりはないと思う。同じ町内でも、場所により利害の相違もあるだろう。しかし、原発事故以前のままの復興も絶望的だろう。新しい出発が必要だろう。住民や議会で話し合うにも、正しく正確な情報は不可欠だ。当局は、住民の判断に必要な情報を即刻開示・説明すべきだろう。その上で、町民の総意で町が進むべき姿を描いてもらいたい。福島県双葉町は、多数の原発が立地する日本の中で、原発事故に基づく町づくりの先頭に立つことになるだろう。福島県双葉町の未来は日本の未来の象徴でもあろう。がんばれ! ふくしま。

2012年9月12日 (水)

がんばれ! ふくしま!:30年後の予測は外れても、朝陽はまた上る

2012年9月12日水曜日
昨日は晴れたり曇ったり。ざっそう句:自家採種 ダイコン蒔けば 雨恵む。最高気温(℃) 33.6 13:17 。真夏日。朝飯前に灌水、草退治と自家採種のダイコンの種まき(三回目)。夕方から夜にかけて雷雨。近くで暴れたので落雷対策。雨量も多いので作物にとっては救いの雨。昨日は東北地方太平洋沖地震から一年半。警察庁によると(url=http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/higaijokyo.pdf)死者15870人、行方不明2814人、負傷者6114人、建物全壊129423戸、半壊265156戸と発表されている。間接被害は想像を絶する。

2012年9月11日火曜日の天気(AMEDAS)

TAVE= 25.7
TMAX= 32.8 最高気温(℃) 33.6 13:17 
TMIN= 21.2 最低気温(℃) 20.8 16:50 
DIFF= 11.6
WMAX= 4.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.9(南西) 16:44 
SUNS= 5.1
RAIN= 25

Q
Q

がんばれ! ふくしま!:30年後の予測は外れても、朝陽はまた上る

昨日のNHKTVは、3.11災害を受けた東北地方各県で広汎に人口流出が起こっていると伝えた。

朝日新聞デジタルは、「30年後に4割減も 県人口試算
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001208290010。(2012年08月30日)」というタイトルで、「県内経済の回復にも影響か: 流出が止まらなければ、県の人口は30年後には最大で4割減となる――。県が29日公表した試算は、原発事故で加速した人口減少の深刻さを改めて示した。流出に歯止めがかからないと、県内経済の回復にも大きな影響を与えかねない。」と報じた。

この期に及んで、なぜこのような悲観的情報を中央マスコミが流すのか理解に苦しむ。また、県がなぜ、不確実な前提に基づいたシナリオをオニの首をとったように流すのかも理解に苦しむ。30年後を予測する机上の想定などいくつでも出せるが、その多くが思いつきの範疇を出ないだろう。県や国が、本気で人口流出対策したら、人口流出は抑えられるというもっと前向きなシナリオを発表し直してはいかがか。どうせ当たらないのか、当たってもそれが分かるのは30年後では余りにも情けない。責任逃れとセンセーショナリズムが背後にないか。人口流出を起こさせている原因は、もはや県や国にすがることもできないという県民のやるせない気持ちを表しているのではないか。30年後より、3ヶ月後、3年後を真剣に考えるべきではないか。「県内経済の回復」以前に、「県民の生活再建」が先ではないか。もっと切り込め。ジャーナリズムはいまこそ良い仕事をするチャンスではないか。どこかで拾ったような資料の垂れ流しでは県民も泣けてくる。

毎日jpは、「県外避難者:75%「故郷離れ移住も」 毎日新聞調査
http://mainichi.jp/select/news/20120908k0000m040096000c.html。(2012年09月07日 22時10分(最終更新 09月07日 22時27分))」というタイトルで、「東日本大震災で大きな被害のあった岩手、宮城、福島の3県から全国に避難している県外避難者への毎日新聞のアンケートで、回答者の7割強が「故郷を離れて移住を考えている」と答えた。また、6割弱が将来の家賃負担などを理由に住宅についての不安を抱いていることもわかった。11日で震災発生1年半。原発事故などで避難が長期化する中、生活の苦しさを感じている人も6割にのぼる。」と報じた。

上記記事は、県外避難者へのアンケートで、足で稼いだ記事として説得力がある。県外移住も、県外避難の長期化という様相を示している。ふるさとに戻りたいという強い願望も現実が許さないない苦渋の選択がこのアンケートに現れていると言えないか。人間は感情の動物というが、冷静な理性で物事を見ている面もある。口先だけの、きれい事を信じて行動した結果、とんでもない事態に直面したという苦い経験を持たない人は少ないだろう。疑心暗鬼。それが余りにも長く続くと心身も失調してしまう。経済も政治もそうだろう。自然運行という明日を信じて裏切られる事はないだろう。

検索サイト

NANDA?⇒物臭検索

  • ラベル(タイトル):最初は何も分からない
    なんだこりゃ?作成当時の記憶

エネルギー関係

ウェブページ

更新ブログ

PHOTO2(写真集)

  • Iob_fujijyuukouentotu
    たまたま出会ったもの2

PHOTO4(写真集)

  • Iob_minitomatodaruma
    果樹・野菜・花等

PHOTO5(写真集)

  • Iob_senteihasami_funsitu_sabi
    現在使われなくなった機器、農具、ガラクタ等。

PHOTO6(樹木等)

  • Iob_sendan_kiru_2013
    樹木の縮伐カット&トライetc

PHOTO7(写真集)

  • Iob_kaiko_ga_gazou
    BLOG関連写真2
フォトアルバム

MIKAN KUN

  • 赤城連山MAP
  • Fight_Fukushima
  • ISESAKI_PIGEON
  • MIKANKUN

Copyrighit

  • © Copyright 2006-2023  af06.kazelog.jp  All rights reserved.

健康関係:リンク&検索等

Favorites2

Favorites

Favorites3

Favorites4

やさしい科学・SCIENCE

  • 日経サイエンスのウェブページ
    「日経サイエンス」とは:「日経サイエンス誌は,1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。」
  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

ISESAKI  有情2

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

外国の博物館・美術館 外国語・国際関係(リンク)

TOOLS

地域産業・機関

地域興し関連情報

MEMO_TL_TEST

  • TOP PAGEの 「アクセスランキング(2015/6/8より表示再開)」へ飛ぶためのラベル
  • TEST END
    TEST_H23/10

アクセスランキング

リンク:ページ先頭へ飛ぶ

写真集へのリンク

MEMO 海外の博物館・美術館

  • https://www.artic.edu/collection?place_ids=Japan&page=6
  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)