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2008年10月17日 (金)

はさみ研ぎ

2008/10/17

はさみ研ぎ

はさみ研ぎ切れ味鈍る秋の暮れ     夢野照緑

大抵の刃物は研げば少しは切れ味が良くなる。ナイフや包丁の一枚刃はこの類である。しか

し、二枚刃の鋏の類は研ぐのが難しい。今時、仕立てなどあまり行うことが無いのでラシャ鋏

の出番はほとんどない。これを、紙切り等に転用しているのだが切れ味が良くない。日頃

から道具の使い勝手はメンテナンスで決まると思っているので、自己流で研いでみた。残念

ながら研ぐ前より切れ味が悪くなってしまった。しかし、刃物研ぎは仕事の合間の気分転換で

行う場合が多い。くだんのラシャ鋏研ぎは古い道具の機能復活の試みであったが、難しそう

なのであきらめた。長く使い込んでいる道具はそれがないと何となく仕事に集中しない。自分

の場合接木ナイフなどがそれである。これは気合いをいれてその都度研ぐ。しかし、ちょっと

した仕事には何はともあれ道具さえあれば何とか間に合う。道具が無ければ仕事にならな

い。結局100円ショップの鋏を使ってしまう。じっくり研いで往年の道具を復活させたいと思っ

ているがその時がいつになるか定かではない。道具としてまともに機能しないがそこにあるこ

とにより歴史をかたってくる。そういう道具があっても良いと思う。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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