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2009年5月29日 (金)

げんのしょうこ

2009/5/29

げんのしょうこ

幼少時は病院や医者に行くことは比較的少なかった。軽い病気の時は買い置きの薬、置き

薬、薬草等を使ったようだ。腹具合が悪い時はひまし油を飲まされた。どろどろしていて味も

良くない。これをスプーンで口の中に入れられるので泣いて反抗した。下痢が激しいときは浣

腸をされた。これもいやでいやで逃げ回った。げんのしょうこという薬草があり、これを煎じて

飲まされたこともあったようだ。その薬草の生えている所を覚えておき必要な時に使ったよう

だ。草かきを手伝ったときこれが薬草のげんのしょうこだと母から教えられた事があった。良

く効くのでこういう名前だとも聞かされた。ドクダミを煎じて飲まされた時もあった。一時、細君

が健康薬草として飲んでいた事もあったがいつしか止めている。最近、げんのしょうこらしい

雑草が畑にいっぱいはえている。調べてみると、どうもアメリカフウロという外来種のようだ。

雑草で大きくなると駆除するのが大変だ。細君はげんのしょうこだと思い大切にしていたのだ

が。昔はいざというときに薬草を覚えさせたようだ。草刈りで手を切ったりしたときは血止め

草を使った覚えもある。しかし、今日薬が直ぐに手にはいるので薬草とは無縁になってしまっ

た。

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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