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2011年8月 5日 (金)

会社生活断面記:同期の同僚

2011/8/5
昨日は昼間晴れ。暑さが戻り、アブラゼミが元気になってきた。昼間で下草刈り。シャツが重くなる位汗をかいた。塩分は梅干しで補給。マリーゴールドを水差し。茎の下部は少し気根が出かけている部分があった。発根しやすい草花のようだ。

2011/8/4の天気

TAVE= 27.0
TMAX= 31
TMIN= 23.6
DIFF= 7.4
WMAX= 4.8
SUNS= 5.1
RAIN= 0

最高気温(℃) =32.5 (13:14 )

ざっそう句:セミ

■独身で夜鳴くセミの寂しさよ
■アブラゼミ鳴けば鳴くほど汗が吹く

中日新聞は、「京大チーム、iPS細胞で精子作製 世界初、マウス誕生
;url=http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011080590012128.html(2011年8月5日 01時54分)」というタイトルで、「京都大の斎藤通紀教授(分子生物学)らのチームが、マウスのiPS(人工多能性幹)細胞から精子を作り出し、その精子で正常なマウスを誕生させることに世界で初めて成功した。4日付の米科学誌セルの電子版に発表した。不妊症の解明などに役立つほか、ヒトのiPS細胞などから精子や卵子を作る研究も加速するとみられる。命の誕生に直結する研究だけに、倫理面での議論も活発になりそうだ。」と報じた。

iPS(人工多能性幹)細胞の研究が急ピッチで進んでいるようだ。上記の発表記事では遺伝子そのものを操作しているのか否かははっきりしない。ともかく、完全な精子と完全な卵子を作るにはオス、メスという個別の成体が必要なようだ。それが不要になると遺伝子から工場のようなところで生物が作られるようになってしまいそうだ。精子、卵子にとって、成体そのものが生きて行く環境なのだろう。人工的に色々な操作で色々な生命ができたとしても、自然の中で歴史的に作られてきた生命は、それなりに優秀、タフで洗練されてるのではないか。人間には、自然が当たり前にやっている事が見えないだけではないか。余り急ぎすぎて、実用化や利益を追求しすると原発の二の舞になりそうな不気味さを感じる。

東北の海よ;会社生活断面記:同期の同僚

会社生活で付き合いは長いが意外に知らない部分のあった人がいる。もう、同期の同僚は元の会社には一人もいないだろう。何かの縁で同じ会社に入り、また入社以前のように別れていった。同期入社でも部門や部署が違うと付き合いの濃淡は変わる。回路屋でもラジオが中心の同僚がいた。大学が東北方面らしかったので生まれもそうだったのだろうと今になって想像している。自分の分野はTVや汎用ICだったので直接的な仕事上の関係は余り無かった。分野や部署が近いのでそれなりに付き合いがあった。そんな彼は「ごめんネ」という言葉をよく使っていた。いわば、この言葉が彼の呼びかけ言葉で、トレードマークのようでもあった。中には「スイマセン」と言う人もいたが、「ごめんネ」がいつも口から出ている人は少ないのでは。東北の人はそういう呼びかけをするのだろうか。今となって、自分なら同僚にどういっただろうかと思う。すぐに浮かんでこない。「ヤー」、「チョット」、「アノー」とか言ったのではないだろうか。「ごめんネ」とはとうてい言えなかったと思う。良くシールド室に入って、コイルを巻いたり、プリント基板を作ったり、疑似ループアンテナで測定したりと地味な仕事を黙々とこなしていた。ラジオも高周波。テレビもVIFとなると高周波で共通する一面がある。確か「ごめん」という時も「ごめんネ」という時もあったがその使い分けはすっかり忘れている。彼氏は営業部門に出されていた事もあった。営業部門に出てともかく「ごめんネ」とへりくだるのも大切な事は理性的には理解できるが、それを実際の社会生活で貫くのは大変だ。東北人らしさはこういうところにもあるのだろうか。ビジネスフレーズで「申し訳有りませんが」はATOKの辞書登録しているがそれを使うことも少なくなった。やはり、会社生活で、俺俺と、放言丸出しで元気が良かったのは関西人のようであった。

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CEEK.JPにて「地デジ」キーワードにてニュース検索:2011/8/4
最初の2~3日部分のみ引用。(記事が折り返し表示されれない。)

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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