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2013年1月

2013年1月31日 (木)

老人の寝言:理系学生の就職人気企業  家電・製造業の人気低落は本当か

2013年1月31日木曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 11.0 12:06 。ざっそう句:出ようにも 冬のぬる風呂 クシャミ出る。朝方は定例の仕事。朝6時、西風5.3m/s。AMEDAS気温3℃。27日満月になり、30日夜東に出ていた月が西に傾いていた。この条件で屋外作業を開始。体感温度は非常に寒かったが無事終了。昼前にお茶。断続してサイレンが鳴る。強風下の火災らしかった。「ダイヤモンド就活ナビ」が2013年の就職人気企業ランキングを発表したとの事でそのサイトを覗いてみた。

2013年1月30日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.5
TMAX= 11 最高気温(℃) 11.0 12:06 
TMIN= 1.9 最低気温(℃) 1.5 02:48 
DIFF= 9.1
WMAX= 7.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.8(北北西) 13:31 
SUNS= 9.7
RAIN= 0




老人の寝言:理系学生の就職人気企業  家電・製造業の人気低落は本当か

総務省・統計局ホームページは2005年国勢調査の結果を、「III 変化する産業・職業構造
 1 第3次産業の就業者数は引き続き増加。url=http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/sokuhou/03.htm。」というタイトルで、「15歳以上就業者数(6151万人)を産業3部門(注)別にみると,第1次産業は315万人(15歳以上就業者数の5.1%),第2次産業は1592万人(同25.9%),第3次産業は4138万人(同67.3%)となっている。 産業3部門別に15歳以上就業者数の推移をみると,第3次産業は調査開始以来増加が続いている。一方,第1次産業は昭和30年以降,第2次産業は平成7年以降,それぞれ減少が続いている。」と報じた。

理工系の人気が低落している事を憂慮しているが、この国勢調査の結果を見ると現実の厳しさを認識させられた。農林漁業、製造業の重要性が叫ばれているが、この2部門を加えても全体の1/3程度であり、第3次産業の比率が圧倒しているのが現実である。その原因は社会の需要を満たす「物」の生産はすでに限界に来ている事実を反映しているようにも見える。物余り、人余りが失業問題の基本にあるようだ。

その昔、第1次産業から第2次産業へ人口流入が起きた。その頃の第3次産業はまだ未熟な状態だったと思う。その流れが更に変わり、第2次産業から第3次産業への大きな流れが続いているのが現在のようだ。現政権が経済の活性化を最優先課題にしているが、このような産業構造の変化が起こっている現実に対して有効な手が打てるのか。

以下は、就職情報会社のダイヤモンド・ビッグアンドリードが「■2013/1/31 NEW!大学生が選んだ「ダイヤモンド就職先人気企業ランキング2013」(http://www.diamond-lead.co.jp/ranking13/index.html)」として、ホームページで公表した内容の一部引用である。理系・男子と女子をピックアップした。

就職人気企業ランキング ダイヤモンド・ビッグアンドリード

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クウハク

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理系

リケイ

男子

ダンシ

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2013 2012 2011 企業名
1 9 18 東日本旅客鉄道(JR東日本)
2 2 4 日立製作所
3 5 5 住友商事
4 7 8 NTTデータ
5 1 1 東芝
6 25 43 ロッテグループ
7 3 3 三菱商事
8 12 15 丸紅
9 18 24 東海旅客鉄道(JR東海)
10 10 22 伊藤忠商事

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クウハク

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理系

リケイ

女子

ジョシ

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クウハク

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クウハク

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2013 2012 2011 企業名
1 2 2 ロッテグループ
2 7 8 カゴメ
3 9 5 サントリーホールディングス
4 1 1 明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)
5 4 12 森永製菓
6 25 - ミツカングループ本社
7 5 - 日清製粉グループ
8 10 3 味の素
9 3 4 資生堂
10 23 - 森永乳業

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クウハク

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クウハク

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クウハク

空白

クウハク

(株)ダイヤモンド・ビッグ アンド リード調べ
(2013.1月リリース)

確かに、製造業は少なく、商社やサービス関係の人気が高いようだ。理系・男子の部では製造業では日立製作所(2位)、東芝(5位)と重電部門を持つ企業が上位に入っている。気になるこの二社は原発事業も手がけている。原発の廃炉には30年前後かかると言われる。長期間安泰で業績良好が期待できる企業に人気があるのは当然だろうが気にもなる。物は見方である。第1次産業と第2次産業の産物はまさに物その物。第3次産業も第1次産業と第2次産業というインフラの上に成立しているのも事実だろう。

最近、雑談で大学は何年かの社会人体験が無ければ入学できないようにしたら良かろうという冗談が出た。高校卒業で一度就職し、社会に出て、何を学ぶことが必要か自分の課題を明確にしてから大学で学んでも遅くない。明治維新前後はまさにそういう時代だったように見える。学問と仕事は同時進行だ。高校までの学力があれば社会に出ても不自由はしない。考える習慣が身につく。受験勉強は才能の浪費のように思える。そんな話だった。以前、有利な就職のためには修士を出なければならないと聞いたことがある。それでも就職できなければ博士。結局、修士・博士浪人も多いとか。これは本当なのか。

就職にも適材適所があるだろう。生涯一職種というのも過去の事だろう。職種も目まぐるしく生まれたり廃れたりしているのが現実だ。ランキングはあくまで一時的・一面的な現象だろう。人生全てが塞翁が馬かもしれない。何事もその時その時最善を尽くす以外にないだろう。

2013年1月30日 (水)

老人の寝言:榛名湖のワカサギとワカサギ釣り

2013年1月30日水曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 9.6 14:48 。ざっそう句:榛名湖の ワカサギ釣れぬ 異変かな。来客。会合。ニラを頂いた。有機栽培のニラとの事。肥料はキトサン等の成分を多く含む海産物を使用しているとの事。そのため、地中の微生物の活動が盛んになり地温も上がり、冬場の無加温栽培でも良く成長するとの事。以前、ニラを貰った時、ニラジュースを作った。「食べて生きる:伊勢崎発の地域ブランド発掘(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/11/post-a042.html。)(2010/11/13)」。「食べて生きる:ニラ+シークァーシャジュース(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/12/post-d4a8.html。)(2010/12/13)」。今年は、接ぎ木したシークヮーサーの木にかなり実が生っている。最近、生姜に人気が出ているとNHKが報じていた。その成分が、ジンゲロールやショウガオール。

2013年1月29日の天気(AMEDAS)

TAVE= 4.8
TMAX= 9.2 最高気温(℃) 9.6 14:48
TMIN= 1 最低気温(℃) 0.1 02:30
DIFF= 8.2
WMAX= 6.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.5(北北西) 11:21
SUNS= 10
RAIN= 0

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老人の寝言:榛名湖のワカサギとワカサギ釣り

上武道路が新規供用開始して、渋川の17号本道と接続するのも間近になったようだ。先日、走行した新規開通部分から撮影した榛名山を見ていると、榛名湖のワカサギ釣りにも気楽に行けるようになりそうだと感じた。

上毛新聞ニュースは、「 放射性物質検査の検体確保できず 榛名湖ワカサギ試し釣り。http://www.jomo-news.co.jp/ns/3313587783905598/news.html。(更新日時:2013年1月22日(火) AM 07:00))」というタイトルで、「高崎市の榛名湖で21日、放射性物質検査の検体確保に向けた試し釣りが始まった。ワカサギの検体量が足りず一昨年のシーズンを最後に解禁の延期が続いている。この日、榛名湖漁協の組合員ら20人で取り組んだが、釣果は1匹のみ。検査には50匹が必要とされ、22日以降も引き続き行う方針。 」と報じた。

ワカサギの不漁の正確な原因も不明なようだ。榛名湖の冬のワカサギ釣りは観光の目玉。放射能問題がなければ、湖面氷結状態だけでに問題がなければワカサギ釣り釣りは解禁できたのではないかと思うと観光地の思いも複雑ではないか。赤城大沼ではセシウム濃度が規定値を超えており、食用禁止という条件でワカサギ釣りを解禁したとおもう。魚体に含まれる放射性物質だけでなく湖水の放射性物質濃度も知りたい所だ。追記:「榛名湖 ロマンス亭
」のブログは、「2013 わかさぎ穴釣り
http://romansutei.kazelog.jp/。(2013年1月30日 (水)))」というタイトルで、「2013 今年のわかさぎ穴釣りの解禁は見送りになりました。」と報じた。
Harunasan_130128

2013年1月29日 (火)

ツルよ 飛んでおくれ(ちょっとした旅のおもいで&裾野は長し赤城山):イザ群馬県庁展望台から見物

2013年1月29日火曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 8.6 13:39 。ざっそう句:雪の日も 父母の如くの 赤城山。久しぶりに車で外出。目的地は群馬県庁展望台。地下の食堂で昼飯を食うこと。途中は気ままに赤城山ウォッチング。視界が開けて、建物や電柱が無いところから赤城山を見た。展望台の係りの女性に聞いてみたら色々な事を教えてくれた。条件が良ければ32階の展望台から東京スカイツリーが見えるとの事。望遠でスカイツリーを撮影した場所から眺めたが見えなかった。その方角に伊勢崎のクリーンセンター21や埼玉の太平洋セメント(光が点滅する)の煙突が見えるとの事。

2013年1月28日の天気(AMEDAS)

TAVE= 3.8
TMAX= 8.4 最高気温(℃) 8.6 13:39
TMIN= 0.9 最低気温(℃) 0.2 06:53
DIFF= 7.5
WMAX= 8.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.5(北北西) 12:11
SUNS= 9.2
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(ちょっとした旅のおもいで&裾野は長し赤城山):イザ群馬県庁展望台から見物

目的地は群馬県庁だったが、遠回りをして、最近上武道が伸びた部分の終端まで足を伸ばした。国土交通省関東地方整備局 高崎河川国道事務所の記者記者発表資料(http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000070011.pdf)によると、開通日時:平成24年12月22日(土) 14時で、・開通区間:(主)前橋大間々桐生線~(主)前橋赤城線間延長約4.7kmである。本道上では視界が開けているので赤城、榛名がよく見えた。デジカメ撮影しようと側道に降りるとがっかりした所もあった。

片道一車線で追い越し禁止。標識通りのスピードで走ったので後方にズラリと車列ができていた。合流地点から入ったトラックが前方に入った。それでも、スピードは変わらなかった。さすが、プロの運転手はマナーが良いと変に納得。途中、昼食時間をずらすためリリカ等に寄り道。

県庁駐車場に車を置いて、高浜公園で楫取素彦等の碑を見物。ここに、前橋の友好都市となっている萩市から贈られたナツミカンが植えられており、実を付けていた。ここに、ひっそりと「宮崎有敬翁紀功之碑」が建っている。この碑文を書いたのが楫取素彦。

県庁に戻って、最初に探したのが食堂。受付に聞くと、展望台と地下にあるとの事。迷わず、秘密の入り口から地下へ向かった。そこには、共済会が運営する売店や食堂があった。すでに昼食の時間は終わっているので、食堂の利用者はまばら。主要なメニューも売り切れ。ラーメンにかき揚げを乗せた、かき揚げラーメンという珍メニューを指定して、リッチな一時を過ごした。

上毛新聞ニュースは、「初代県令・楫取素彦の読本活用広がる  顕彰会が製作。http://www.jomo-news.co.jp/ns/3513580854979664/news.html。(更新日時:2013年1月14日(月) AM 07:00
))」というタイトルで、「初代群馬県令(知事)の楫取素彦(かとりもとひこ)(1829~1912年)の功績を知ってもらおうと、県民有志でつくる顕彰会がまとめた「楫取素彦読本」の活用が広がっている。前橋市は800冊を購入し市内の全小中学校に配布したほか、富岡、館林両市でも導入。楫取の出身地、山口県萩市の明倫小では、児童が手に取れるようにしている。群馬の近代化の礎を築いた楫取の入門書として徐々に浸透しそうだ。」と報じた。

ひょっとしたら、この読本が県庁2階の出版物売場にあるかもしれないと思い係りに聞いた。さっそく調べてくれたが、置いてないとの事。楫取素彦なら、県議会議事堂に展示があるとのことで5階の回廊から議事堂へ向かった。初めての場所で迷子になってしまった。受付と思って飛び込んだのが、何やら秘書室らしかった。事情を話すとその展示室へ案内してくれた。更に、庁内に煥乎堂の出張所があるからと在庫の有無まで調べてくれた。その間展示物を見た。

ずらりと並んだ歴代県議会議長の写真の初代が、楫取素彦が顕彰した宮崎有敬であり、第10代が下条弥一郎であった。共に伊勢崎出身で県政の初期に伊勢崎の出身者が活躍していたのを知って何となく誇らしい気持ちになった。宮崎有敬も下条弥一郎も伊勢崎の絹糸や絹織物が生んだ人材であったかと思いを新たにした。展示を見てから、議事堂の絨毯を踏んで正面玄関から退出。展望台からの見物はそれからであった。赤城山や榛名山がきれいに見えた。

群馬県議会ホームページは、「議会展示ホールがリニューアルオープンしました。http://www.pref.gunma.jp/gikai/s0700498.html。」というタイトルで、「1 オープン日:平成24年9月18日(火)、(5)企画展(第2代議長湯浅治郎と初代県令楫取素彦)」と報じた。この記事の中に展示会場の様子を示す写真がある。何と、この企画展は「八重の桜」やその時代の群馬県の動きを理解するには最適な展示ではないかと思った。

今回の「群馬県庁展望台から見物」は、予想外の県議会議事堂の「議会展示ホールの見学」も飛び込んできて、ちょっとした旅だが、充実したものになった。残念だが、退出時に、後ろを振り向かなかった。県議会議事堂ってどんな形?いなご研究所HP(http://takanoriinago.web.fc2.com/gunma1.html)にその外観が掲載されている。意外にシュールだ。
Susonohanagasi_akagiyama_maebasi_13

2013年1月28日 (月)

日々農天気:切るに切れないセンダンの大木

2013年1月28日月曜日

昨日は晴れ。最高気温(℃) 7.4 14:20 。やや強い風が吹いた。ざっそう句:センダンの 太枝切れば 見える過去。息子が幼少時に、どこからか見付けてきた小さな苗が大木になっている。大きくなりすぎないよう太枝切りをしている。寒風にさらされながらの仕事。他に、ミカン、夏みかんの収穫。夏みかんの皮を煮て砂糖まぶしにした加工品をもらった。夏みかんの材料は我が家の物。WEBで調べると「夏みかんピール」と言うらしい。苦味のある大人の味で実にうまい。手間と時間がかかるようだ。感謝。

2013年1月27日の天気(AMEDAS)

TAVE= 2.4
TMAX= 6.8 最高気温(℃) 7.4 14:20 
TMIN= -1.1 最低気温(℃) -1.2 07:08 
DIFF= 7.9
WMAX= 5.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 12.1(北北西) 13:36 
SUNS= 9.9
RAIN= 0

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日々農天気:切るに切れないセンダンの大木

植木には、それぞいれ何らかの記憶が残っており、簡単に切りがたい。我が家のセンダンもその例であろう。鉛筆一本程度の太さの雑木苗が、一抱えほどの太さになっている。

以下に関連記事を書いた。「センダン:いとしきもの(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/05/post-5262.html。(2010/5/9))」。「初めての植物育て(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/11/post-8218.html)。(2008/11/4)」樗(おうち)とも言うらしい。母が高山樗牛の滝口入道という本の話をしていたのを思い出す。

樗牛とはセンダン=双葉より芳しという関係で繋がっているのか。WEB辞書によると「1.木の名。にがき科の落葉高木。皮はあらく、材は柔らかくて白く、用途はない。葉に臭気がある。にわうるし。臭椿(しゅうちん)ともいう。昔、日本では、みつばうつぎ科のごんずいにこの字を当てた。
2.転じて、役にたたないもの。無用の長物。
3.<国訓>おうち。暖地に生ずる落葉高木。せんだん。平安時代、獄門に植えて罪人の首をさらした。 」とある。

「高山樗牛。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E6%A8%97%E7%89%9B。(最終更新 2012年10月17日 (水) 12:32 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「高山 樗牛(たかやま ちょぎゅう、 1871年2月28日(明治4年1月10日) - 1902年(明治35年)12月24日)は明治時代の日本の文芸評論家、思想家。東京大学講師。文学博士。明治30年代の言論を先導した。本名は林次郎。」とある。

「センダン双葉より芳し」という言葉から、秀才の譬えと思ったが、高山樗牛の「樗牛」からは「無用の長物」X「牛(鈍重)」と名前としては謙遜の二乗にもとれる。ところがWIKIPEDIAを見ると明治期の秀才で、余りの秀才故に疎まれたように感じる。WIKIPEDIAへのリンク⇒青空文庫や滝口入道とリンクを3つ辿ると「滝口入道」という作品まで行ける。便利な時代になったものだ。追記:WIKIPEDIAによると「樗牛の号は「荘子」に因むもので高校時代から用いていたといい、同人誌や山形日報などに評論、紀行などを発表。」との事。凡人の推測を超えている。

今回切った枝の一部に実が付いていた。花が咲いたらしいがそれを見ていない。植えた本人は、切って良いと気安く言っているが、大木になると切るのも一苦労である。太枝を切るだけで大変だった。脚立を使い、小さい枝から切り太い枝を最後に切った。危険なので、倒す時は木に近づかずロープを引っ張って倒した。落下予想地点から離れた点に落下したのでロープにして良かった。以前、樹勢を弱めようと幹に直角に鋸で切ったが、その切り口は膨らんだ口のようになっていた。大きな効果は無かった。センダンの材質は柔らかく切りやすかったが、切った枝葉の重量感はあった。

のびのびと伸ばして、紫色の花をそれとなく観賞したい気持ちにもなる。成長が早く、日陰を作るには適した樹木だろう。我が家でも、それが残っているもう一つの理由だ。
Sendan_edakiri_130127_3pix

2013年1月27日 (日)

半端道楽:入力したBLOG記事の「再利用化」はどこまで可能か

2013年1月27日日曜日
昨日は晴れ時々曇り。最高気温(℃) 5.2 13:19 。ほぼ終日5℃以下の寒い日だった。ざっそう句:白い息 風花の中 集金員。冬型の寒い天気だった。宅内閑居。BLOGの整理。

2013年1月26の天気(AMEDAS)

TAVE= 1.4
TMAX= 4.6 最高気温(℃) 5.2 13:19 
TMIN= -1 最低気温(℃) -1.4 07:17 
DIFF= 5.6
WMAX= 7.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.2(西北西) 17:34 
SUNS= 6.3
RAIN= 0

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半端道楽:入力したBLOG記事の「再利用化」はどこまで可能か

ITCとは「フルスペル:Information and Communication Technology、読み方:アイシーティー、別名:情報通信技術と言い、情報・通信に関連する技術一般の総称である。」との事だ。情報化社会では、ITCが社会の中で重要な役割を占めるようになった。その流れに乗り遅れると、デジタルデバイドとか呼ばれる問題も生まれてくる。

便利だが、その便利さの虜にされてしまうのがITCの功罪かもしれない。数年間BLOGを続けるとかなりの情報量になると思うが、調べてみると数十Mで、使える容量のたった数%であった。BLOGはパソコンの外部ディスク、万一パソコンが壊れても最悪の事態にならないようなデータバックアップの役割も期待している。最近、労力をかけて入力したデータを有効に使えないかと考えている。

そこで、色々な整理法を検討してみるが決定打がない。情報の整理整頓も一種のファイリングと似通っているようだ。基本は何がどこにあるかだ。「何」を決めるのがキーワードだ。キーワードさえしっかり管理すれば、検索で探しやすい。しかし、短く頻繁につかうキーワードだとヒット数が多すぎて、対象事項を選び出すのが困難になる。入力した記事の「再利用化」をするため目次を作ってみたが、どうも脱線しそうである。BLOG中に形成されているリンクをコピペして並べるだけの単調な作業だが、BLOG EDITORに張り付ける段階で行が乱れたりする。

2013年1月26日 (土)

がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来を選ぶのは町民以外にいない

2013年1月26日土曜日
昨日は晴れ一時曇り。最低気温(℃) -1.5 05:53 。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.3(西北西) 14:47 。冬型の天気で風が強かった。ざっそう句:コンビニは どこで借りたの ぐんまちゃん。朝方は定例の仕事。その後、電気チェーンソーで薪作り。前屈みの作業で腰が疲れた。太い枝は、更に鉈や薪割りで割った。薪割りは作業前に研いだ。最近はほとんど使用しておらず、刃先が錆びている。薪割りで、枝の頂部に薪割りの刃を命中させるのが難しい。近くにコンビニ店が開店した。老人モードで様子を見に行き景品をもらう。ぐんまちゃんが出演していた。店頭でポーズをとってもらいデジカメ撮影。おまけに握手もしてくれた。自転車は風で倒されていた。

2013年1月25日の天気(AMEDAS)

TAVE= 3.0
TMAX= 8.4 最高気温(℃) 8.9 10:32
TMIN= -0.9 最低気温(℃) -1.5 05:53
DIFF= 9.3
WMAX= 8.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.3(西北西) 14:47
SUNS= 7.7
RAIN= 0

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がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来を選ぶのは町民以外にいない

先日、上毛新聞に福島県双葉町の町長が辞職届けをしたという小さな記事が掲載された。議会が町長不信任を可決して、それに対して町長が議会を解散した。町議選後に町政が再開すると思われた。町議選は前職8名が立候補との予測だったようだ。議会が再度町長の不信任を可決すれば町長は失職する。それまでの経緯を、福島民報は、「井戸川双葉町長が辞職届 「信念曲げて続けられない」 3月末までに町長選。http://www.minpo.jp/news/detail/201301246195。(( 2013/01/24 09:15 カテゴリー:主要 )))」というタイトルで、「双葉町の井戸川克隆町長(66)は23日、埼玉県加須市の町埼玉支所で臨時庁議を開き、2期目の任期途中での辞職を表明した。町議会事務局に辞職届を提出した。福島民報社の取材に対し「放射線量などの問題で信念を曲げてまで町長を続けるつもりはない」と理由を述べた。地方自治法に基づき、2月12日午前零時で失職する。3月末までに町長選が行われる見通しだが、立候補しない意向を示した。町議会の不信任決議案可決を受け、井戸川町長が解散した町議会の議員選挙は予定通り24日に告示される。
」と報じた。

毎日新聞は、「福島県双葉町:町議選告示 9人が立候補して選挙戦に。(http://www.mainichi.jp/select/news/20130125k0000m040043000c.html))」というタイトルで、「福島県双葉町で24日、議会解散に伴う町議選(定数8)が告示され、無投票の公算から一転、9人が立候補して選挙戦に入った。井戸川克隆町長が23日に辞意表明(2月12日付で辞職)したばかりで、町長と町議会ともに「空席」状態となり、原発事故からの復興に向け、町政の正常化が急がれる。」と報じた。

前職が無投票で当選すれば争点が明確化されないことを危惧した元職が告示直前に立候補したようだ。福島県双葉町の町政の混乱に関して色々な意見や見方があり、唯一これが絶対正しいというものはないだろう。福島第一原子力発電所がそこに作られるようになるまでから、今日までの長い歴史・因縁がそこにある。福島県双葉町の町政の混乱もそのような長い歴史の中でより高い次元で収束される必要があるだろう。しかし、全町民が町外に避難しているという厳しい現実がある。町民は一人一人固有の事情を抱えている。町民全体の進むべき方向を多数決だけでで決めるわけにはゆかないだろう。昨年末、「がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来は日本の未来を照らす(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/12/post-38e1.html)(2012年12月28日 (金))」という記事を書いた。

福島県双葉町ホームページ町長メッセージ 「双葉町は永遠に 。http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20130123.html/。(平成25年1月23日)」で町長が辞職の弁を語っている。次回町長選挙には出馬せずとと伝えられており、多分、このメッセージが町長として最後のものになるのだろう。町長から町民への最後のメッセージとして、今後の町民生活や町政の参考になるだろう。かつて、地域内で起きた紛争で、互譲互恵、共存共栄の精神を訴えたことがあった。地域は共同体として、利害が対立したり、結束が分解する事態も起こりうる。地域住民が、それに気付かなければ地域の弱体化は見えないところで進んで行くのではないか。福島県双葉町では、町長も不在、議会も解散で機能せずという異例な行政の空白が生じるが、その期間こそ、町の未来を真剣に考える期間になってほしい。
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2013年1月25日 (金)

日々農天気:ローテクの薪炊飯器に特許があるか

2013年1月25日金曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 10.6 14:47 。ざっそう句:夕陽落ち ねぐら静まり おぼろ月。縮伐した枝を搬出。太枝は切って薪にしようとしたが、暗くなってしまった。昔は養蚕で使った桑の枝を炊飯に使った。現在、薪を使うのは餅つきの時だけだ。その分は確保出来そうだ。夕方は雲が厚くなった。畑の霜柱がとけてぬかるみになっている。27日が満月(望)となる。

2013年1月24日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.4
TMAX= 10.1 最高気温(℃) 10.6 14:47
TMIN= 1.5 最低気温(℃) 1.4 07:58
DIFF= 8.6
WMAX= 3.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.6(東南東) 14:55
SUNS= 8.3
RAIN= 0

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日々農天気:ローテクの薪炊飯器に特許があるか

仕事をしながら、切った木の枝の有効利用方法がないか考えてみた。ローテクの薪炊飯器は可能だろうか。電気釜と同じ程度に使えるローテクの薪炊飯器に特許があるか特許電子図書館にて調べてみた。「炊飯装置 木材」で検索しても該当無し。無人薪炊飯器が出来れば面白い。薪、石炭等々固形燃料は使いにくいのだろう。薪や木の枝を燃料にする時は番付きが必要。現代はこれだけでもNGなのかもしれない。下手の考え休むに似たりか。

「炊飯装置」に関する技術が 430件 見つかりました。
● 特許  ・・・  401件
● 実用新案  ・・・  29件

「炊飯装置 電気」に関する技術が 15件 見つかりました。
● 特許  ・・・  15件
● 実用新案  ・・・  0件

「炊飯装置 ガス」に関する技術が 32件 見つかりました。
● 特許  ・・・  29件
● 実用新案  ・・・  3件

「炊飯装置 木材」に関する技術は 0件 でした。
● 特許  ・・・  0件
● 実用新案  ・・・  0件

「炊飯機」に関する技術が 229件 見つかりました。
● 特許  ・・・  217件
● 実用新案  ・・・  12件

「炊飯装置 薪」に関する技術が 1件 見つかりました。
● 特許  ・・・  1件
● 実用新案  ・・・  0件

「ボイラー 薪」に関する技術が 13件 見つかりました。
● 特許  ・・・  9件
● 実用新案  ・・・  4件

「無人薪炊飯器」に関する技術は 0件 でした。
● 特許  ・・・  0件
● 実用新案  ・・・  0件

2013年1月24日 (木)

老人の寝言:宮本武蔵はモズの姿に何を見ていたか。20130124。

2013年1月24日金曜日
昨日は晴れ後曇り。ざっそう句:写さんと デジカメ取れば 百舌鳥は居ず。枯れた多行松の枝切り。桃の台木縮伐。多行松はかなり強く剪定し過ぎた結果か、枯れてしまった。引き倒しに使う幹を残して他の枝を切った。樹皮を見ると虫食いの跡が多く目立った。剪定で枯れたのか、松食い虫で枯れたのかはっきりしなくなった。桃の台木がかなりの高木になってしまった。穂木の部分は跡形もない。台木にとっては穂木は異物で、台芽を出して異物を排除しているように見える。冬の畑で農作業をしているときに、なぜか知らぬ間に百舌鳥が飛んでくる。それも、一羽だけで、鳴かずに、微かな羽音をたてて。
                              
2013年1月23日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.5  
TMAX= 8.9 最高気温(℃) 9.2 10:51 
TMIN= 2.9 最低気温(℃) 2.7 05:44 
DIFF= 6  
WMAX= 4.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.1(西北西) 10:22 
SUNS= 4.8  
RAIN= 0  

Q
Q

老人の寝言:宮本武蔵はモズの姿に何を見ていたか

畑仕事をしているとモズがどこからとなく飛んでくる。人間が作業すると、虫などが出てきて、それを餌にするためだろう。ところが、モズは警戒心が強く、人から大体3~4m以内まで近づくのを見たことがない。作業を止めると、それを察知してすぐに飛び去ってしまう。そんな事を数回繰り返してデジカメのシャッターを切ったが写っているだろうか、

そんなモズで思い出すのが、 宮本武蔵が描いたというモズの絵。その絵はどこにあるのかをWEBで調べたら、和泉市久保惣記念美術館所蔵の重要文化財との事だ。現役時代、五輪書をビジネス書として読んだ記憶があるが、良く理解できなかった。

「宮本武蔵。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E6%AD%A6%E8%94%B5。(最終更新 2013年1月18日 (金) 15:21 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「宮本 武蔵(みやもと むさし、天正12年(1584年)? - 正保2年5月19日(1645年6月13日))は、江戸時代初期の剣術家、兵法家。二刀を用いる二天一流兵法の祖。また重要文化財として指定された水墨画や工芸品を残している。」とある。

「鉄砲伝来。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E7%A0%B2%E4%BC%9D%E6%9D%A5#.E7.A8.AE.E5.AD.90.E5.B3.B6.E3.81.B8.E3.81.AE.E9.89.84.E7.A0.B2.E4.BC.9D.E6.9D.A5。(最終更新 2013年1月2日 (水) 22:58 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「種子島への鉄砲伝来 [編集]『鉄炮記』によれば、種子島への鉄砲伝来は天文12年8月25日 (旧暦)(1543年9月23日)の出来事で、大隅国(鹿児島県)種子島西之浦湾に漂着した中国船に乗っていた「五峰」と名乗る明の儒生が西村織部と筆談で通訳を行う。同乗していたポルトガル人(「牟良叔舎」(フランシスコ)、「喜利志多佗孟太」(キリシタダモッタ))の2人が鉄砲を所持しており、鉄砲の実演を行い種子島島主である種子島恵時・時尭親子がそのうち2挺を購入して研究を重ね、刀鍛冶の八板金兵衛に命じて複製を研究させる。形状についてはうまく複製できたものの、発射の衝撃に耐えるには強度が足りず、異人たちに娘若狭を嫁がせることで、「銃床をネジでふさぐ」という方法を教えてもらうことができた[6]。その頃種子島に在島していた堺の橘屋又三郎と、紀州根来寺の僧津田算長が本土へ持ち帰り、さらには足利将軍家にも献上されたことなどから、鉄砲製造技術は短期間のうちに複数のルートで本土に伝えられた。
」とある。

上記、「宮本武蔵」と「鉄砲伝来」の年代を重ねると、既に宮本武蔵の生きた時代には鉄砲が武器としては普及してきたように見える。戦いにも、集団間の戦いと個人間の戦いがある。物量か技量かという見方もできる。

「軍師。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E5%B8%AB#.E6.97.A5.E6.9C.AC。(最終更新 2012年11月15日 (木) 11:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。)」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「軍師(ぐんし)は、軍中において、軍を指揮する君主や将軍の戦略指揮を助ける職務を務める者のことである。このような職務を務める者は東アジアにおいては古代から軍中にみられたが、ヨーロッパでは近代的な軍制において参謀制度が確立するまで制度としては存在しなかった。 知将、策士などとも言われる。」とある。

宮本武蔵の五輪書を読みかじって、それが宮本武蔵が自分用に作ったマニュアルではないかと思ったことがある。「マニュアル。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/10/post-f6e6.html)。(2008年10月 3日 (金))」に、「そうして、最強のマニュアルとは自分が作って自分が実行するマニュアルである。宮本武蔵 五輪書もその類であろう。」凡人が五輪書を読んでもどれほど役立つか分からない。しかし、宮本武蔵が描いた「枯木鳴鵙図(こぼくめいげきず)」にも、宮本武蔵の精神が現れているように感じる。戦いも・武道もその精神を忘れては有害になってしまう。最近大阪で起こった高校生の自殺事件を思い出す。下記WIKIPEDIAによるとモズは大阪府の鳥との事だ。「枯木鳴鵙図」があるのも大阪府の和泉市。モズはどう猛なように見えるが行動は臆病に徹しているように見える。武道もスポーツも勝つのが目的ではないだろう。何事が来ても負けないための修練の中に武道の本質があるのではないか。

WIKIPEDIA「モズ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%BA#.E5.BD.A2.E6.85.8B)」によれば、全長19-20 cm[4]。との事。近くで見ていないので、スズメ程度の大きさと思っていた。ちなみに、WIKIPEDIA「スズメ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1#.E5.BD.A2.E6.85.8B)」によれば、全長は約14-15cmで、体重は18-27g[6]。との事だ。
Kobokumeigekizu_kubosou_m_s

 追記(2023/02/24):タイトルの末尾に投稿期日を追加。ランキング8位に入っている。10年前の記事だが読者がいたようだ。感謝。現在のアクセス数は62150。鳥類は進化で羽を得て三次元の世界に進出したが、地上を歩くときは警戒を怠らない。モズは武道とは何かを考えさせる。

現在使用中のディスク容量: 全体の56%でまだ余裕はある。

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2013年1月23日 (水)

読みかじりの記(歴史の転換):「The Meaning of the Showa Era  昭和を貫く 一本の糸(日本語訳)」 元駐日アメリカ大使 エドウィン・O・ライシャワー 著。(1989年1月15日 Vol4 No3(通巻150号)ニューズウィーク日本版-臨時増刊号 発行所 株式会社ティービーエス・ブリタニカ)

2013年1月23日水曜日
昨日は雨後一時晴れ。その後また曇り。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.8(北西) 15:45 。風がゴウゴウと吹く不安定な天気。ざっそう句:物置の 隅に潜んだ 宝物。物置の整理。一時的に仮置きしたものがそのままになっている。整理すれば収納量が増大する。紙袋に入っている本を段ボール箱に詰め替える。内容でなく大きさをそろえる。偶然、記念にとておこうとした週刊誌が出てきた。

2013年1月22日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.5
TMAX= 11.7 最高気温(℃) 12.0 14:49
TMIN= 2.6 最低気温(℃) 2.5 01:59
DIFF= 9.1
WMAX= 8.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.8(北西) 15:45
SUNS= 2.1
RAIN= 1.5

Q
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読みかじりの記(歴史の転換):「The Meaning of the Showa Era  昭和を貫く 一本の糸(日本語訳)」 元駐日アメリカ大使 エドウィン・O・ライシャワー 著。(1989年1月15日 Vol4 No3(通巻150号)ニューズウィーク日本版-臨時増刊号 発行所 株式会社ティービーエス・ブリタニカ)

臨時増刊号のタイトルが「昭和が終わった 天皇崩御」である。巻末にニューズウィークの住所等が記載されている。

Published by Newsweek,Inc.
444 Madison Avenue,New York,N.Y.10022

The Washington Post Campany
Katharine Graham,Chairman of the Board
Richard D.Simmon,President

平成になって今年で25年。昭和天皇崩御から四半世紀が過ぎた事になる。紙媒体のニューズウィークは廃刊され、WEB板へ移行すると報道されていたのを思い出し、改めてこの四半世紀の変化の大きさを痛感していた。、

「ニューズウィーク。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF。(最終更新 2012年12月8日 (土) 08:55 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「『ニューズウィーク』 (Newsweek) は、主に政治や社会情勢などを扱うアメリカの週刊誌。ニューヨークに本社がある。~2012年10月18日の発表によると、印刷版として提供される Newsweek は米国では2012年12月31日に発行されるものが最終号となり、以降は 「Newsweek Global」としてデジタル版のみの発行となる。
~日本版 [編集] :概要 [編集]日本版は1986年1月23日に創刊され、TBSブリタニカより発行したが、同社が2003年に阪急電鉄に事業を譲渡したため、現在は阪急阪神東宝グループの阪急コミュニケーションズより発行している。
価格:税込み450円
発売日:毎週水曜日
言語:日本語
編集長:横田孝」とある。

ちなみに、通巻150号の定価は350円となっており、当時はまだ消費税が無かったようだ。臨時増刊号に元駐日アメリカ大使 エドウィン・O・ライシャワーの特別寄稿「The Meaning of the Showa Era 昭和を貫く 一本の糸」が掲載されている。

著者は本寄稿を昭和天皇の在位が60年以上と長かった事から、本寄稿を始めている。その長い期間の間に、大きな歴史の変化があった。

「戦争と荒廃の暗い時代」の項で、「明治時代には共通の目標と理想の下に一つにまとまっていた日本の指導層は、政治家、官僚、軍人、知識人など、おのおのが独自の理念と目標を掲げ対立し合うエリート集団に分裂していった。」と記している。著者は「大正デモクラシー」の時代に天皇が人格形成を終え摂政に就任した事に注目している。

「復興日本の新しい悩み」の項で、日本は終戦後、経済・社会の面で大きな発展を遂げ、世界から日本がリーダーシップを取ることを期待されているが、「しかし今や、日本が世界的な責任を回避していられる時代ではない」と、それに対応できていないと指摘している。

「発展の基礎は明治期に」の項で、著者は日本の発展の基礎は明治期に作られ、その流れを歴史的に展望すれば、大正、昭和の時代にも連続していると指摘している。「日本の経済的成功を土台のところで支えたのがこの国の教育制度の発展である。」と述べている。一方、「軍部が社会の進歩を妨げ、その仕組みを前近代的な鋳型にはめ込もうとした時期もあったが、社会全体としては教育と同様めざましい進展がみられた。実際のところ、軍部が日本にもたらした戦争と混乱は、旧態依然たる共同体的連携と画一性を打破し、はるかに開放的で自由な生活様式への道を開く上で、計り知れない貢献をしたのかもしれない。その一例が昭和時代における女性の地位である。」と女性の社会進出を歴史家らしく前向きに評価している。この指摘は、ややもすれば否定的な見方をする人々がいるかもしれないが、今日でも女性の社会進出が遅れている現状を見るに付け、注目すべき見解だろう。

「世界の指導者の立場へ」の項で、著者は「昭和という時代は、明治時代に始まった変革が自然に花開いた時代であったが、変革のなかには毒を生み出したものもあった。~しかし、その他の成果はおおむね良好なものだった。」と日本が明治以来進めてきた政治、社会、教育等々の変革を歴史的な視点から肯定的にとらえているように感じる。「日本は今まぎれもなく、かつてまったく経験したことのない新しい時代に突入しようとしている。国際協調を進め、世界の指導者として以前とは比較にならない大きな役割を果たすことが求められる時代である。」と日本が世界の指導者として振る舞う事への期待感を述べている。

「自由主義者 、天皇の「心」」の項で、著者は「天皇は、昭和時代を一つに束ね、更にその前の時代と後に続く時代を結びつける最も重要な糸の一本であった――私にはそんなふうにおもわれるのである。」と述べる。

最後に、「日本国民を支えたもの」の項で、著者は「天皇はまず、継続性を体現する一本の糸としての役割を果たした。」とのべ、「~。また日本が安定した民主主義国家として大きな成功をおさめることができたのはなぜか――その秘密を解くカギの一つは、天皇その人の姿勢にある。」と結んでいる。

元駐日アメリカ大使 エドウィン・O・ライシャワーの特別寄稿を読んで、日本の歴史は、自らが選び取ってきたものであり、その中には成功も失敗もあるが、世界史的な広い視野からその失敗と成功を見直すことにより、日本は世界の指導者として、世界と共存できる継続的な発展が可能であるという、日本国民へのメッセージのように感じた。

WIKIPEDIA「エドウィン・O・ライシャワー。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BBO%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC)。」
Syouwatennou_hougyo_newsweek

2013年1月22日 (火)

日々農天気:聖護院大根の収穫

2013年1月22日火曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 8.2 15:37。ざっそう句:諦めて 生らぬ梨の木 芯を抜く。梨や雑木の縮伐をした。他にツツジの剪定。聖護院大根の収穫。作ってみて梨の栽培は病害虫との戦いのように感じた。芽が出て花が咲く頃までは順調と思うがその先がダメ。多分、WIKIPEDIA「赤星病(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%98%9F%E7%97%85」等ではないかと思う。その病原菌はビャクシンと梨の間を行き来しているらしいので始末が悪い。梨の産地ではビャクシン類は植えられていないのだろう。「ナシ産地では条例によりビャクシン属の植栽を規制しているところが多い(WIKIPEDIA)」との事だ。ビャクシン類は庭木としてどこにでもありそうだ。諦める以外になさそうだ。万年青の赤い実が無くなっていた。

2013年1月21日の天気(AMEDAS)

TAVE= 4.0
TMAX= 7.9 最高気温(℃) 8.2 15:37 
TMIN= -0.7 最低気温(℃) -0.8 06:53 
DIFF= 8.6
WMAX= 6.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 12.3(西北西) 04:01 
SUNS= 7.2
RAIN= 0

Q
Q

日々農天気:聖護院大根の収穫

百均の種子で余り期待しなかったがまあまあの収穫ができた。無農薬で、肥料は鶏糞少々だけ。冬の寒さで葉が枯れて株全体が小さくなったように見える。右側は枯葉を除去した後の撮影。
Syougoin_daikon_kareha_umu_130121

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)