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2021年6月24日 (木)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:嗚呼、半導体狂騒曲 このままで日本は大丈夫か;走り雨 濡れた男の ストリップ。20210624。

2021(皇紀2681年明治154年大正110年昭和96年平成33年)年6月24日(木)
昨日は曇り後一時晴れ夜雨。ざっそう句;走り雨 濡れた男の ストリップ。新聞を取りに行く。もう庭のスカシユリは見頃が過ぎそうだ。ヒオウギの花穂が伸びてきた。花が咲く前に気付いたことは余り無かった。そういえば、ザクロの花も散った。かみさんがあの黒い実はナンというのかと聞いた。最初は何か分からなかった。スモモみたいな...。あれか、あれはバイオチェリーだ。スモモとサクランボのアイノコだ。つい先日花が咲いたと思ったがもう食べる季節になったようだ。新聞を見るが、赤木ファイル公開の記事は小さく目立たなかった。オリンピックの記事も何となく滑稽だ。天気予報を見ると終日曇りらしい。傘を持たずに配り物に出かけた。散歩と近隣ウォッチングを兼ねて歩き出す。近くの墓地に立ち寄った。ほとんど行った記憶が無い。昔の通路が残っている。手入れがされてない無縁墓地らしいのがあった。人口が減って日本中、あちこちに無縁墓地が増えそうな予感がする。墓地を去り歩き出す。近道で畑の脇を歩いた。空を見上げると黒い雲が出ていた。程なく、パラパラと雨が降り出す。かみさんから携帯が入る。雨だから迎えに行くという。あと100メートル程だから要らんと返事。だが、配り終えた頃はかなり濡れてしまった。かみさんが着替えを持って向かえに来た。珍しい体験だ。帰宅後一服してパソコンに向かう。

Iob_2021_reuse__20210624_2
原ファイル名=「IOB_2021_REUSE_秋霜烈日_20210624.png」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:嗚呼、半導体狂騒曲 このままで日本は大丈夫か

現役時代は、半導体業界で飯を食っていたので、色々な事を体験した。一時は、半導体は産業の米、ネジ・クギとも言われ、需要量は大きいが、好況不況の波が大きく、難しい経営が迫られていた。この半導体需給循環はシリコンサイクルと言われ、オリンピック開催効果が大きかった。最近は、家電品でもオリンピック特需のニュース等は聞かない。

「シリコンサイクル(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/11/post-6f9c.html)。(2009年11月15日 (日))」で、「一方、半導体業界にはシリコンサイクルという好況が、オリンピックの開催年の四年毎に巡ってくると言われていた。確かにそのような傾向が何年も続いた。従って、半導体の生産計画を立てるときはシリコンサイクルの動向を見通して建てていた。当然、オリンピックは毎回開催国が変わるのであるから、半導体の需給がオリンピックに同期して世界的規模で変動した事を示していたと思われる。即ち、当時の日本は世界の半導体需要をまかなう実力のある国であったと思われる。しかし、半導体の生産能力を有する国が海外にも増加し、供給量が増大するとシリコンサイクルの重要性も余り言われなくなってしまったようだ」と書いた。

初期の半導体産業は、農業や軽工業的な色彩を持っていたが、刻々と変わる巨大市場で生き残るには、生産力とシェアが最重要な経営課題になった。しかし、日本の半導体は大企業の中の一部門に過ぎず、投資・専業化という点で、迅速果敢な経営判断が西欧や中国・台湾・韓国の半導体企業に後れを取ってしまったようだ。国の産業政策も集中と選択が不足していたと思われる。かくて、日本の半導体産業は、一時は半導体世界市場を制覇する勢いを持っていたが、現在は往時の隆盛は見る影も無く、敗残国のていたらくに成り下がってしまった。

「技術 回顧と展望(老人の寝言):日の丸半導体は親方日の丸が救うのか(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/02/post-ee1c.html)。(2013年2月 1日 (金))」で、「戦後の日本の豊かさの象徴であった半導体も原子力も今、曲がり角を迎えている。半導体も見方を変えれば技術の塊だ。そこには技術的な知的財やノウハウと共に技術者の体験・経験・思いも詰まっている。それが、二束三文の値段で外資にたたき売りされるのはなんとも哀れであり勿体なくもある。ただ、そのような姿に落ちぶれた原因は解明されるべきだろう。やはり、自分なりには国家や企業を指導する最高責任者の経営精神に問題があるのではないかと感じざるを得ない。」と書いた。

最近、日本の自動車産業で半導体不足で、生産台数が稼げないというニュースを聞くが、メーカーとしてサプライチェーンの整備を怠ってきたと弁明しているだけのようで、経営者の無能の証明では無いかと思わざるを得ない。その点、ジャストインタイムにこだわってきたトヨタ自動車は、半導体等のキーパーツの供給不足で苦い経験をしてきたようだが、その経験を活かしているのか、最近は市場の半導体不足の直撃を受けていないようだ。当然、適正在庫の確保と事故等による供給減を盛り込んだ開発・生産体制を構築しているのだと推測する。

そもそも論だが、企業が決算を発表するとき、経営者は増収・増益なら胸を張るが、減収減益の場合、いかに質問を乗り越えるか苦悩する。だが、逃げの経営をしている限り、成績は同業他社に追い越されてしまうだろう。減収減益の理由が半導体不足にあるという自動車メーカーの説明が他力本願にあるように思えて仕方が無い。スバル、日産の弁明が他人事のように聞こえる。

東洋経済ONLONEは、「スバル、復活シナリオに漂う「半導体次第」の暗雲 挽回生産でコロナ前水準へ回復を掲げるが・・・。;url=https://toyokeizai.net/articles/-/428330。( 中野 大樹 : 東洋経済 記者 2021/05/17 5:30)」というタイトルで、「打ち出されたのは、不安のくすぶる"挽回計画”だった――。 5月11日、SUBARU(スバル)が前2021年3月期決算を発表した。売上高2兆8302億円(前期比15.4%減)、営業利益1025億円(同51.3%減)と減収減益で着地した。 昨年春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、主力市場であるアメリカと国内で販売が激減。だが、その後の販売は急回復を遂げた。アメリカではコロナ影響を大きく受けた法人向け販売が少なく、比較的所得の高い個人客が多いため、需要の戻りも早かった。 そこに水を差したのが世界的な半導体不足だ。」と報じた。

スバルは、群馬県が創業地で、中島知久平の創業精神に惚れて、長らく富士重工の車を使ってきたが、スバルになってから何かおかしくなったように感じる。それは、松下電器がパナソニックになったときも同様であった。社名変更した経営トップは、社名を代えて、創業者の気分を味わっただけで、創業者の精神を引き継いだのか胸に手を当てて真摯に反省すべきでは無いか。最近のサラリーマン経営者のだらしなさに泣けてくる。

トヨタ自動車は系列内に半導体メーカーがあるが、日産自動車、スバルはどうなのか。半導体が自動車のキーパーツなら、当然リスク対策が必要だ。市場の需給が変動する中で、その変動を生産力で調整できれば最適だが、在庫で調製するのも現実的な対応になる。だが、完成品の在庫はリスクが大きい。その点、キーパーツの適正在庫は不可欠では無いのか。

BLOOMBERGは、「トヨタ、半導体不足で6月国内2工場で一時生産停止へ-2万台影響。;url=https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-18/QTAVRFT1UM1401。(稲島剛史 2021年5月18日 21:11 JST)」というタイトルで、「トヨタ自動車は18日、半導体不足の影響で6月に国内の2つの完成車工場で一時生産を停止することを明らかにした。生産停止の期間は2工場3ラインで計16日間になる。  トヨタの発表資料によると、生産調整に入るのはトヨタ自動車東日本の岩手工場と宮城大衡工場。広報担当の橋本史織氏によると、これにより2万台の影響を見込んでいるという。  年明け以降、自動車業界では車載用半導体不足のため減産に踏み切るメーカーが相次いでいる。3月下旬に発生した半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクスの那珂工場(茨城県ひたちなか市)の火災で状況が悪化。4月17日から生産を再開し、5月中に被災前の生産能力まで回復することを目指していた。」と報じた。

トヨタ自動車と言えども、半導体メーカーの工場火災までには対応できなかったようだが、今後自動車メーカーの体力差が顕著に表れてくる時代を迎えそうだ。このような状況で、突如生まれたのが、半導体議連だが、いかにも胡散臭い印象がする。まさに、線香花火の類いでは無かろうか。

時事通信は、「自民、半導体産業再興へ議連 最高顧問に安倍、麻生氏。;url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052101093&g=pol。(2021年05月21日19時11分)」というタイトルで、「自民党の「半導体戦略推進議員連盟」(会長・甘利明税調会長)は21日、党本部で設立総会を開いた。安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相が最高顧問に就任。半導体は経済安全保障に直結する戦略技術だとして、日本の半導体産業の再興を目指していくことを確認した。  日本企業は1980年代、半導体市場で世界トップの50%超のシェアを占めたが、韓国勢などの台頭を受け、存在感は低下。一方、デジタル化が進展し、米中の覇権争いが激化する中、半導体の戦略的重要性は高まっている。」と報じた。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 530.5 189 176 53854.7 22.1 25.5 19.1 6.4 5 1.4 32
時刻等℃ m/s H mm
伊勢崎 2021年6月23日(1時間ごとの値) 1年の 48% 経過       AMEDASへのリンク  
アメダスシステム変更(2021年2月24日より:エクセル処理は暫定)


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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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