222_ツルよ 飛んでおくれ

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2013年6月 4日 (火)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):「鶴舞う 形の 群馬県」をイメージした童謡の父石原和三郎が見た桑の葉

2013年6月4日(火)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 29.4 14:25。ざっそう句:無手勝で たわわに実る モモを切る。桃の木枝切り。ヤブガラシを堀上げる。落葉果樹の整姿剪定は冬の仕事だが。冬では葉が無いのでイメージが浮かばない。夕方、視界確保のため、畑の三角部のベニカシワを堀上げる。広辞苑によると無手勝流とは、塚原卜伝の故事から生まれた「戦わずに勝つ」極意戦法のようだ。 ヤブガラシを掘る極意は、茎が地上に出た所を探し、そこから10㎝ほど指で掘り下げて、横方向に走る根を掴んで引き抜く。地下横方向に這う根は意外に無防備のようだ。ふかふかの土の場合有効。ヤブガラシはビンボウカズラの異名があるが、ヤブガラシに負けてしまうと、悲惨な気持ちになり、ビンボウカズラを思い出す。

2013年6月3日の天気(AMEDAS)。

TAVE= 21.2 NO DATA
TMAX= 29.2 最高気温(℃) 29.4 14:25 
TMIN= 13.6 最低気温(℃) 13.1 04:46 
DIFF= 15.6 NO DATA
WMAX= 4.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.1(東南東) 17:33 
SUNS= 13.1 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):「鶴舞う 形の 群馬県」をイメージした童謡の父石原和三郎が見た桑の葉

群馬県人にとって、上毛カルタの「鶴舞う 形の 群馬県」という一札は、自分を古里群馬と結びつけてくれるキーワードになっていると思われる。

昨年、「ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):「鶴舞う 形の 群馬県」のルーツを探る(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/10/07/)。(2012年10月7日日曜日)」という記事を書いた。そのルーツを探ると、石原和三郎の「上野唱歌」の挿し絵まではたどれそうだ。

その「上野唱歌」の表紙に描かれたのは「桑の葉」と蚕が蛹からかえった「蛾」の姿であり、とまどってしまった。しかし、その絵は、養蚕の繭という成果がでる過程で欠かせない段階を示している教育的見地からは意味深いメッセージを込めているのではないかと思った。

自分も少年期には家の手伝いとしてクワツミをさせられた。両手の人差し指にクワツミ

Kuwatumi_1

の刃を挿して、桑の木から葉を一枚ずつ摘む単調な作業であった。摘んだ桑は、竹で編んだカゴにぎゅうぎゅうに詰めて家に持ち帰り、計りで測った。その重量から、カゴの重さを引いた正味の作業量に応じて小遣いをくれた。頑張れば、頑張っただけ多くもらえたので、兄弟で競争するように頑張った。

「上野唱歌」の表紙の桑の葉の形状を見ると、葉の切れ込みがかなり深いのが気になっていた。切れ込みが深すぎるのではないかと思った。最近、境界木として残ってる桑の木に、桑の実がなったので、それをつまんで食べてみた。それほど甘くはないが、ほのかに桑の香りがした。

ついでに、改めて、その桑の木の葉を調べてみた。同じ木だが、切れ込みの深い葉と、切れ込みのない葉があった。その理由ははっきりしないが、「上野唱歌」の表紙の桑の葉も忠実に描かれているように感じた。その桑の葉を並べてみた。蛾の姿も正確に描かれているように感じる。
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2013年5月30日 (木)

ツルよ 飛んでおくれ:前橋東部(国道50号南面笂井周辺)の麦秋

20135月30(木)

昨日は曇り時々雨。最高気温() 23.7 12:30。ざっそう句:微雨あって 梅雨入り嬉し 農夫かな。AM宅内閑居。土の色が白から黒に変わる程度の雨でも嬉しい。灌水はさぼり。午後用事外出。帰路、同行者と華蔵寺公園と本関町の国道462号の拡幅工事現場を見る。江戸後期に作られた吉右衛門橋という石橋が掘り出されたとの事で、工事現場で状況確認ができた。大きな6本の直方体の石材を、川を横断するように並べ、その両側に低い直方体の石材を欄干として置いた構造が推測される。欄干に橋の名前が掘ってあった(「吉右衛門橋」の赤字は目視確認)。八幡沼の水を流す関掘りの上に架けられた橋であり、当時沼の開鑿だけでなく、周辺の交通路整備が行われていた事を示す貴重な遺物と言えるだろう。

2013529日の天気(AMEDAS

TAVE=

20.1

NO DATA

TMAX=

22

最高気温(℃) 23.7 12:30

TMIN=

18.6

最低気温(℃) 18.6 05:06

DIFF=

3.4

NO DATA

WMAX=

4.3

最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.5(南東) 12:53

SUNS=

0.1

NO DATA

RAIN=

2

NO DATA


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ツルよ 飛んでおくれ:前橋東部(国道
50号南面笂井周辺)の麦秋

日本の農政は経済の高度成長期頃から減反政策(減反政策 - Wikipediaへのリンク)が中心になった。昔は、コメの裏作として小麦が作られた。農家が採算をとれる麦価だったのだろう。

農林水産庁のデータでは小麦の自給率は11%との事だ。麦価と生産コストの問題でこういう数字になっているのだろうが、農地があって麦作が可能であっても、農地を遊ばせているのが現状である。

農林水産庁ホームページは、「品目別自給率。http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/011.html。」というタイトルで、「品目別自給率 以下算定式により、各品目における自給率を重量ベースで算出。 品目別自給率=国内生産量/国内消費仕向量(=国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(又は+在庫の減少量)) (例)小麦の品目別自給率(平成23年度)=小麦の国内生産量(74.6万トン)/小麦の国内消費仕向量(670.1万トン)=11%」と報じた。

以前、水田用の水路に興味があって、前橋東部(笂井周辺)の田圃を見たことがある。季節は丁度、6月の麦秋の頃。麦の刈り取りが終わると、直ぐに田植えの準備が始まる時期である。広い水田は、一面が、まさに小麦色だった。多分、連続する水田が広く集団化・合理化が可能という名目で助成金が出るので、作付けが可能になっているのだろう。集団化ができない水田は助成の対象にならず、農家は麦作をしても採算が合わず、転作する以外にない。

しかし、水田は、気候や土地の条件があり、群馬県では米の裏作が麦というのが一番合理的な作型になるだろう。他の作物を転作するとなると、農機具から変える必要が出る場合もある。さらに技術の蓄積、販路等々で大きなリスクがかかってくる。

政府はTPP参加を決断したが、日本がTPPのルール作りに参加出来る期間は極限られているようだ。結局、国益重視が当たり前の国際政治で、既に参加している諸国は、口で美辞麗句を並べても日本の影響力を弱めるような行動をとるだろう。気になるのは、あの麦秋をいつまで見られるのかという事だ。
前橋東部の麦秋 (画像リンク)

Bopix_bakusyuu_maebasitoubu_090608
(ワードで編集⇒BLOG EDへ張り付け:画像はコピーされない。HTML編集)

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2013年5月16日 (木)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):最近の男井戸川調整(調節)池工事の進捗状況

2013年5月16日木曜日
昨日は晴れ時々曇り。最高気温(℃) 26.2 15:17。ざっそう句:ふと見れば ミカンの枝に 白い花。竹でホースローラーを作る。灌水。移植スペースを耕起。午後葬儀。トウモロコシとサルビアの種子購入。採取して播いた自働蒔きダイコンの種子が発芽していた。順調に育てば良いが。接ぎ木したハチヤガキが発芽して枝が伸びてきた。発芽状態にバラツキがある。

2013年5月15日の天気(AMEDAS)

TAVE= 20.7
TMAX= 25.3 最高気温(℃) 26.2 15:17
TMIN= 17.3 最低気温(℃) 17.2 02:59
DIFF= 8
WMAX= 4.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.9(東南東) 17:14
SUNS= 6.3
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):最近の男井戸川調整(調節)池工事の進捗状況

男井戸川調整(調節)池の事業主体は県との事だ。その理由は、男井戸川が一級河川で県の管轄下にあるためらしい。男井戸川調整(調節)池より更に上流に関するある用件で、お願い事があった。とりあえず市が担当する業務なので市に相談した。係りはその扱い範囲を確認するのでと電話をしばらく待たされた事があった。結論は市の扱いだった。一級河川でも上流の中小河川扱いになると、河川の扱いも県と市の境界がどこかにあると初めて知った。

「06BD_男井戸川調整(調節)池と利活用(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/06bd_OIDO_RIV_AND_RIKATU.html)。」

先日、外出途上工事の様子を見た。池周辺に提体を巡らせ、その提体は散歩道にもなる。また、その提体を介して、池の内部へ上り下り出来る階段を設置するという構造が見えてきた。男井戸川調整(調節)池の設計前から住民の意見を盛り込んで、多目的利用を図るという新しい方式を採用したとの事。これから、更に、当初の計画に沿って細部が現れてくるだろうと注目している。

見た当日が丁度、学校の登校時間であった。池の西方には提体に沿って通学路が走っている。学童達が、三々五々学校に向かっていた。帰りは、子供達も一人で帰り、池内部で遊ぶこともありうる。万一ではあるが、そんな時急激な増水となる場合も考えられる。是非、水位計に連動した警報システムを導入して欲しいという意見もあった。

あの広大な男井戸川調整(調節)池は、自然との共生を学習する貴重な場所でもある。また、運動もできる場所にもなる筈だ。内部にはビオトープも作られており、その観察会にも参加した事があった。遠方から見学に来た人もいた。その人に聞くと魚に興味があるとの事だ。このような多目的な実験的施設であるが、万一事故が起きて、池周辺が柵で覆われてしまうと、巨大な威圧的施設に一変してしまう。すべて、今後の利活に関係するのだろう。丁度、両毛線に伊勢崎駅方向に向かう電車が通過した。
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2013年4月13日 (土)

ツルよ 飛んでおくれ:高山彦九郎が詠んだ赤城山。20130413。

2013年4月13日土曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 2.7 04:52。ざっそう句:藤の花 咲かす淑女は 暴れ龍。朝方の定例の仕事は休み。藤の花のツボミが膨らんできた。もうじき咲きそうだ。つるから葉も出始めている。見苦しいのでつるの剪定をした。放任するとそのつるが周辺の樹木等に這い上がって行く。その様はまさに龍。そうなると、成長モードが勝り、花も咲かなくなる。竹藪の北側の日陰気味の場所に藤を植えたが、竹の上の方まで這い上がっても咲かなかった。苗箱を灌水しやすい場所に集約した。昨年蒔いた実生苗の移植。草原からの救出だ。ノビルも一緒に堀上げている。かみさんが収穫した人参を丸ごと入れたラーメンを作った。名付けて、アゴのキントレラーメン。即NGが出た。葉っぱが固いのでアゴの筋肉のトレーニングになる。現役時代は鳥取に良く出張した。おみやげに買ったのがアゴの竹輪など。鳥取では飛び魚をアゴと呼んでいた。人間、頑張ったり緊張したり、瞬発力を出す時(プロ野球のバッター等)、顎に相当大きな力がかかると昔読んだ記憶がある。昨日、米国がTPP交渉開始の手続きに入ったと発表があった。安倍さんにもアゴのキントレをおすすめしたい。

2013年4月12日の天気(AMEDAS)

TAVE= 9.1  
TMAX= 15.5 最高気温(℃) 16.4 14:56
TMIN= 2.9 最低気温(℃) 2.7 04:52
DIFF= 12.6  
WMAX= 9.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.0(西北西) 17:56
SUNS= 9.8  
RAIN= 0  

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ツルよ 飛んでおくれ:高山彦九郎が詠んだ赤城山

先日、外出したら赤城山は冠雪していた。既に桜は散っていたのだが。「ひさかたの~」という名歌、「ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心(しづごころ)なく 花の散るらむ」は『古今集』紀友則の歌との事だ(『ちょっと差がつく百人一首講座』:http://www.ogurasansou.co.jp/site/hyakunin/033.html)。

この歌には、緊張から解放されて、一人物思いにふけるような風情がある。それも満開を過ぎて散り際のようだ。老人モードで外出して見た赤城山で思い出したのは「高山彦九郎 歌と生涯」の記事にあった高山彦九郎が赤城山について詠んだ歌だ。

自分も一度、伊勢崎の歌人須永義夫が書いた「高山彦九郎 歌と生涯」を読み、それを鑑賞した記憶がある。Googleによる「赤城山 高山彦九郎 歌と生涯site:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/」の検索でその記事に出会えた(http://www.google.co.jp/#q=%E8%B5%A4%E5%9F%8E%E5%B1%B1%E3%80%80%E9%AB%98%E5%B1%B1%E5%BD%A6%E4%B9%9D%E9%83%8E%E3%80%80%E6%AD%8C%E3%81%A8%E7%94%9F%E6%B6%AF%E3%80%80site:http%3A%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F&oq=%E8%B5%A4%E5%9F%8E%E5%B1%B1%E3%80%80%E9%AB%98%E5%B1%B1%E5%BD%A6%E4%B9%9D%E9%83%8E%E3%80%80%E6%AD%8C%E3%81%A8%E7%94%9F%E6%B6%AF%E3%80%80site:http%3A%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。

当日は、粕川東岸をサイクリング気分で一人風景を楽しんだ。携帯の鉄塔(中継アンテナ・基地局)が建設中であった。あのどでかい鉄塔は威圧感を与える。むき出しの鉄のかたまりだ。クレーンでつり下げて作業中だった。これが文明の威力だ。金はばっちり稼がせてもらうぜ。「ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心(しづごころ)なく 鉄塔が建つ」

高山彦九郎の赤城山の歌をもう一度鑑賞しよう。
「読みかじりの記:(高山)彦九郎 歌と生涯(3)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/12/post-aada.html)(2010/12/11)」

○「御所の荒廃を詠む」の章
■立ち出づる 心も晴れて あかぎ山 風も来よとて 木葉吹くらし
■白雲を ふみ分け来ても 赤城山 空より高く 落つる瀧つ瀬
Bopix_akagi_kanransya_denpatou_1304

追記(2019/04/24):この記事の本日のランキングが8位であった。タイトルに記事の日付を追加。五月の新緑の季節になると、新緑が赤城山を登って行くのが見える。また、粕川縁では、この季節に鯉のぼりが上がる。令和元年初日の鯉のぼりも見物したい物だ。

ハトよ 鳴いておくれ:愛しき古里:粕川を泳ぐ鯉のぼり

ハトよ 鳴いておくれ:赤堀堀下町の超ロング鯉のぼりをパノラマ見物;納豆と モヤシで凌ぐ ABENOMIX。

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2013年4月 2日 (火)

ツルよ 飛んでおくれ(技術 回顧と展望):富岡製糸場の煙突から煙が?

2013年4月2日火曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 16.4 14:47。ざっそう句:菜花摘みゃ 汁の具になる 端境期。AM、現場確認後パート3物件修理の買い物。二人で。PM、ホウセンカ、マツバボタンの種まき。ニンジン、二年子大根の草むしり。鶏糞施肥。二年子大根と菜花を収穫。菜花は品種不明。勝手に生えている物。カキナが端境期になり我が家の菜っ葉に出番が来た。一昨年、福島原発事故により規定値以上の放射能が検出されて、群馬県ではカキナとホウレンソウが出荷停止になった。県知事はキュウリは安全と言ってそれを食べて見せた。前者は露地物(施設物もあるようだ)、後者はハウス物(露地物はないだろう)だ。露地栽培のキュウリの3月出荷は不可能だろう。余りにも消費者をバカにしたパフォーマンスではなかったか。一昨年の今頃の事であり、もう一度回顧してして置きたい。

当時の安全宣言が群馬県ホームページに掲載されている。その一部:「「群馬県産農産物」安全宣言!ホウレンソウ、カキナの出荷停止が解除されました。 日頃より、群馬県産農産物をご愛顧いただきありがとうございます。群馬県産ホウレンソウ及びカキナについては、3月21日に原子力災害対策本部長から出荷停止が指示されておりましたが、4月8日の安全検査の結果、3週続けて暫定規制値を下回り、原子力災害対策本部長から出荷停止が解除されました。(http://www.pref.gunma.jp/contents/000134077.pdf)」

群馬県ホームページは、「放射性物質に係る群馬県産農産物の安全性について(第1報)。http://www.pref.gunma.jp/05/f0100190.html。(平成23年3月25日))」というタイトルで、「日頃より、群馬県農産物をご愛顧いただきありがとうございます。 福島第一原子力発電所の事故により、群馬県産農産物においても、3月20日にホウレンソウ、カキナで、暫定規制値をわずかですが上回る放射性物質が検出されました。 暫定規制値は、それを上回る食品を食べた場合であっても、直ちに健康に悪影響が生じるというものではないとされていますが、群馬県では、食の安全確保と消費者の皆様の健康を考慮し、直ちに、当該作物の出荷自粛を行いました。」と報じた。

上記の記事を読むと、ホウレンソウとカキナがSCAPEGOAT(いけにえ)にされたように感じる。放射性物質の飛散濃度が均一という事は当時の気象条件からあり得ない事であり、それを一律規制する事自体が不合理である。ホウレンソウとカキナは露地栽培が多い。零細な農家は露地栽培に頼らざるを得ないのだ。それを思うと泣けてくるのだ。

2013年4月1日の天気(AMEDAS)

TAVE= 10.8
TMAX= 15.9 最高気温(℃) 16.4 14:47
TMIN= 3.3 最低気温(℃) 3.2 06:07
DIFF= 12.6
WMAX= 5.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.8(北西) 03:45
SUNS= 10.1
RAIN= 0


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ツルよ 飛んでおくれ(技術 回顧と展望):富岡製糸場の煙突から煙が?

先日、県庁へ行ったついでに、ロビーで行われていた「富岡製糸場と絹産業遺産群」の展示会を見学した。富岡製糸場の伝道師の方が説明してくれた。パネルは数十枚並んでいたが、「富岡製糸場の煙突」という切り口のものは無かった。

日本は、動力、エネルギーと言う点では、保守的過ぎたように見える。当然、それを延長した軍事にも同じ事がいえるだろう。支配者は、保身のため、動力・武力を自分が支配できる上限以下に抑制する政策をとり続けた着た。島国だから強力な外敵が来ない限りそれで間に合った。

しかし、世界の技術進歩は、止まらなかった。気が付いたら、黒船、大砲、蒸気機関という、人力では太刀打ちできない近代文明の時代になっていたわけだ。「富岡製糸場と絹産業遺産群」関係の展示をみていても、近代化への切迫した雰囲気がなかなか理解できない。

富岡製糸場は官営であり、国家として産業の動力革命を試みたのだろう。一方、民間の製糸業は人力と人間を動力源とする道具を使い、資本投資があまり必要としない方式が中心だったようだ。時代の流れは当然、科学技術に基礎を置く動力化に向かった。当時の富岡製糸場の錦絵を見ると、製糸場の中央にある大きな煙突が、国家の象徴のように描かれている。

伝道師に聞くと、あの煙突も何回か立て替えられているとの事だ。煉瓦からコンクリートになり煙突の耐久性が上がったようだ。煙突が本格的に稼働したのは蒸気機関が主流だった時期。その後、動力は電気になった。現在の煙突は、まさに過去の栄華を語っているわけだ。

煙突は、富岡製糸場にゆけば自然に目に入るが、蒸気機関やモーターはその気にならないと目に入らない。こういうのが展示されていると理解しやすいのにと言うと、復元中との話だった。出来たら、並べるだけでなく、写真パネルだけでも、今出来る事をやってもらいたいところだ。一時的なフィーバーはすぐ冷めてしまう。見学者の頭の中にインプット出来る形で情報を提供できればその効果は長持ちするのだろう。

上毛新聞は、「製糸場の心臓部「ブリュナエンジン」レプリカ製作へ 。http://www.jomo-news.co.jp/ns/1013452945601499/news.html。(更新日時:2012年8月19日(日) AM 07:00))」というタイトルで、「1872年の旧官営富岡製糸場の創建時に動力として使われた蒸気機関「ブリュナエンジン」を復元しようと、富岡市と富岡商工会議所が、市内企業にレプリカ製作への協力を呼び掛けている。製糸場の心臓部ともいえる重要な機械だが、現物は博物館明治村(愛知県犬山市)で展示され、里帰りは難しい状況。正確な設計図がないなどハードルは高いものの、地元企業の技術力を結集して近代産業のシンボルを復活させ、〝工業都市・富岡〟をアピールしたい考え。 」と報じた。

ここで、変なアイデア浮かんでしまった。つい先日、新しいローマ法王が生まれた。それを知らせるのが、煙突から立ち上る煙の色。コンクラーベとは後継法王を決める会議のようだ、。

日本経済新聞は、「新ローマ法王決まる コンクラーベ 。http://www.nikkei.com/article/DGXNASGR10002_T10C13A3000000/。(2013/3/14 3:10 ))」というタイトルで、「 【バチカン市=原克彦】新ローマ法王を決めるローマ法王庁(バチカン)の法王選挙会(コンクラーベ)は13日午後(日本時間14日未明)、システィーナ礼拝堂の煙突から新法王の決定を告げる白い煙を出した。同日中に選出された人物と、新法王名が公表される予定だ。 今回のコンクラーベは前法王ベネディクト16世が2月末に退位したのを受けて開催。12日に開始し、5回目の投票で法王が決まった。1000年以上にわたり法王の座を占めてきた欧州以外の枢機卿が選ばれるかが注目されている。」と報じた。

「conclave(http://dictionary.reference.com/browse/CONCLAVE?s=t&path=/)」
「con・clave/?k?nkle?v, ?k??-/ Show Spelled [kon-kleyv, kong-] Show IPA
noun
1. a private or secret meeting.
2. an assembly or gathering, especially one that has special authority, power, or influence: a conclave of political leaders. 
3. the assembly or meeting of the cardinals for the election of a pope.
4. the body of cardinals; the College of Cardinals.
5. the place in which the cardinals of the Roman Catholic Church meet in private for the election of a pope. 」

「富岡製糸場と絹産業遺産群」がユネスコ遺産に選定されたあかつきには、あの煙突からもくもくと煙を上げて日本と世界の発展を願い祝福しよう。
Bopix_tomiokaseisijyou_entotu_3pix
写真左:国会図書館所蔵富岡製糸場の錦絵、中:「富岡製糸場と絹産業遺産群」展示パネル、右:富岡製糸場の煙突。

追記(2014/1/11):
動画の風景=http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/0a2_MOVIES_FUUKEI.html
富岡製糸場の煙突から煙を出させる実験動画
mob_entotukemuri_ts_exp.mpgをダウンロード
ファイル=1.12 MB (1,179,648 バイト)

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2013年3月19日 (火)

ツルよ 飛んでおくれ:やっとデジカメに収めた群馬県議事堂

2013年3月19日火曜日
昨日は曇り一時晴れ。深夜に降雨があったようだ。最高気温(℃) 24.6 14:32。ざっそう句:春彼岸 祖霊ましませ 仏の座 。用事外出。ついでにタウンウォッチング。マスクと再生紙のトイレットペーパーを買った。二年前、このような生活用品も品薄になっていたのを思い出した。勇気を出してゲームセンターを覗いてみた。かつて、ホームセンターだった頃は良く買い物に行った。ゲームセンターは二三度位は覗いたろうか。卓球台やリモコンカーレース場らしき施設もあった。何と老人優遇制度もあるようだ。その隣のリサイクルショップで一品購入。入り口がレトロで、手動。引き戸を開けようとしたが、重くて開かなかった。外で一服中の人が開けてくれた。店その物が異次元をイメージしたような作り。入り口が、そのわくわくどきどき感の演出なのか。対応してくれた店員はフツーの女性だった。帰宅後生け垣のツバキの枝切り。来客あり立ち話。漬け物を貰った。

2013年3月18日の天気(AMEDAS)

TAVE= 15.0
TMAX= 23.6 最高気温(℃) 24.6 14:32
TMIN= 8.5 最低気温(℃) 8.0 03:30
DIFF= 15.1
WMAX= 3.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.5(東南東) 18:08
SUNS= 3.7
RAIN= 3.5

Q
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ツルよ 飛んでおくれ:やっとデジカメに収めた群馬県議事堂

先日群馬県庁に出かけたが、今度こそ県議会議事堂をしっかり見ようと思った。どこかに出かけても用事が終わると、後ろを振り向く事は少ない。奇抜なデザインだが、それが議事堂だと意識したことは一度もなかった。人間、見たい物だけを見ているのかもしれない。

「ツルよ 飛んでおくれ(ちょっとした旅のおもいで&裾野は長し赤城山):イザ群馬県庁展望台から見物(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/01/post-acf4.html)。(2013年1月29日火曜日
)」

偶然にも、その議事堂の中を徘徊する機会があった。たしか、あのUFOのような構造物の下はホールだったと思う。楫取素彦関係の展示もあった。群馬県庁訪問時に巡ってみるのに最適のコースかもしれない。しかし、どうも敷居が高いようでそれをまたぐのに勇気が要る。県議会を傍聴するという目的があればしっかり見るのではないか。上を眺めれば摩天楼。足下には何と「ニューイヤー駅伝2013 in ぐんま(http://www.pref.gunma.jp/01/z8700037.html)。」の歴代優勝チームの記念プレートが埋め込まれていた。
Bopix_gunmakencyou_5pix_s

BOPIX_GUNMAKENCYOU_5PIX.jpgをダウンロード (拡大画像)

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2013年2月 8日 (金)

ツルよ 飛んでおくれ:富岡製糸場と絹産業遺産群 荒船風穴の知られざる謎。130208。

2013年2月7日金曜日
昨日は曇りのち晴れ。最高気温(℃) 9.4 18:01 。ざっそう句:残雪に 風穴思う 庭の隅。まだ、あちこち残雪がある。宅内閑居。会合。最近BLOGの手入れをしている。一度書いた記事もついつい忘れてしまう。それを掘り起こして再利用したいと思っている。その記事を探すのに検索機能を使いこなせれば楽になると思うのだが。デジカメの画像を探すのが大変。画像認識して探してくれるようになると便利だとおもうが、現実的にはファイル名に検索用のキーワドを追加することくらいしか思い当たらない。

2013年2月7日の天気(AMEDAS)

TAVE= 4.9  
TMAX= 9.4 最高気温(℃) 9.4 18:01 
TMIN= 0.8 最低気温(℃) 0.7 02:15 
DIFF= 8.6  
WMAX= 4.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.0(北西) 22:19 
SUNS= 3.5  
RAIN= 0  




ツルよ 飛んでおくれ:富岡製糸場と絹産業遺産群 荒船風穴の知られざる謎

上毛新聞は、「「富岡製糸場と絹産業遺産群」推薦書 ユネスコに提出
http://www.jomo-news.co.jp/ns/2913596484617322/news.html。(更新日時:2013年2月1日(金) AM 07:00))」というタイトルで、「政府は31日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を外務省で開き、2014年の世界文化遺産登録を目指し、本県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦すると最終決定。ユネスコに正式版推薦書を提出した。  文化庁によると、正式推薦書は昨年9月にユネスコに提出した暫定推薦書から大きな変更はなく、連絡会議でも全会一致で提出が決まった。推薦書は既にパリのユネスコ日本政府代表部に届いており、31日に代表部から世界遺産センターに提出された。 」と報じた。

「富岡製糸場」、「田島弥平旧宅」、「高山社跡」はその中核を成す建築物が存在していて何となく理解しやすく感じる。一方、下仁田町にある「荒船風穴」は養蚕関連施設であるが、自然の冷房効果を使っているという点で他と比較すると異色であり、なぜ冷風が発生するのかまだ十分解明されていないようで、その謎の部分が興味をそそる。

昨年末、あるイベントで下仁田町教育委員会が発行した「国史指定 荒船風穴(注:荒船風穴と西野牧の位置関係は本資料1ページ)」というパンフレットを頂いた。このPDF版は同町のHPにもあった(世界遺産登録に向けて:荒船風穴測量結果 PDF 版 =http://www.town.shimonita.lg.jp/sozai/file/kyouiku/hurusato/Arahune-huketu.pdf)。資料としては詳しく、謎を考えるのには参考になるだろう。今後、専門家の調査研究による謎の解明に期待したい。

そのパンフレットに風穴内部の温度変化のデータが掲載されていた。データは2~9月まであり、他の月の分が分からない。実用性を考慮したデータだったのか。ともかく、冬のヒヤリとした寒さが夏も維持できる事はそのデータから読みとれる。

それでは、風穴の外部の温度と内部の温度にどんな関係があるのか知りたいところだ。幸い、近くに気象庁の西野牧という気象観測所があり、データが気象庁ホームページに掲載されている。2001~2011年の各月の単純平均を求めて相関図を作成してみた。1号風穴のデータを使い、欠けているデータは、直線的に変化していると推定して補足した。厳密なデータというより、傾向が見たいので、それで我慢。

普通の月ごとのグラフでは、風穴の外部と内部だけを独立に示しているので、関係が掴みにくい。前年の一月と次年の一月のデータが同じと仮定すると、相関図が野球のばっとのよういな一筆書きの図になった。外部の気温が最高になるのが8月に対して風穴内では9月最高になる。1ヶ月の遅れが生じている。また、外気温が上昇するバットの下側では、風穴の温度上昇が緩やか。外気温が下降するするバットの上側では、風穴の温度下降が急であるのが分かる。こういう傾向が生じる理由としては、風穴の内部に冷気が生じていると推定できそうだ。

じつは、パンフレットをもらったとき、風穴が出来る理由を聞いたら、同じ様な回答をしてくれたので、結果的には同じ結論になったのかと思った。要するに外部の熱と内部の熱が混じってしまうと冷気を保存できない。風穴を単なる倉庫と考え、何のしかけも無ければ外気温と庫内温度は接近して行く。中に氷を入れて密閉し、暖めてから冷やすという気温変化を外部から与えてやると、相関のカーブは行きがなだらかで帰りが急になると予想できるだろう。逆に、中に暖かいお湯のような物を入れて同じ操作をすれば、逆の傾向が出るのではないか。

以上は、風穴をブラックボックスとして考えたときの事だ。要するに、冷たい熱源を想定する必要がある。どこかに、解けない大量の氷があるのかも知れないという人もいた。魔法瓶のように熱の出入りを防げれば冷気を保てるだろうが、人が中に入って作業しても冷気が保たれるためにはやはりどこかに冷たい熱源があるのかもしれない。

もらったパンフレットに風穴の断面構造図が記載されている。穴全体を山の岩が取り囲んでいるようだ。見方によれば、この岩山全体が冷熱源になっている可能性もあるだろう。問題はその岩盤の熱抵抗だ。その岩が金属のように熱抵抗が低ければ、風穴に多少の暖気があっても、岩盤に蓄積された冷気が岩盤を伝わって供給されるので、風穴の温度は岩盤の温度に近くなる。

熱の移動性の良否は電力半導体の熱設計で遭遇する問題でもある。半導体の場合は熱源を想定するが、風穴の場合は冷熱源を想定すればよい。厳密には岩盤を加熱する太陽光や外気を遮蔽している樹木や気候条件も関係しているだろう。樹木等は太陽熱を遮断し岩盤の温度上昇を抑制しているのだろう。周辺の河川や水分を保持している植物の蒸散熱による冷却効果も考えられる。更に冷熱の発生源としては氷や雪がある。雪氷解け水はほぼ零度に近いはずで、雪氷解け水が流れる河床が風穴の岩盤へ冷熱を供給して蓄積し、風穴に連結している岩盤経由で冷熱が風穴に供給されている可能性もある。当然、夏に蓄積される暖熱にうち勝つだけの冷熱が供給される事により風穴の冷蔵庫作用が生まれる筈だ。

ある関連するX(t)とY(t)の二つの量(数値)の関係から、時間を消去してX-Yのグラフにすると行きの曲線と帰りの曲線が異なる場合がある。そのような現象をヒステリシス(履歴)現象と言う。学生時代、変圧器の磁性を測定して、B-Hカーブというデータを取ったことがある。荒船風穴も同じ様な発想で考えてみた。B-Hも素材により色々な特性を示す。荒船風穴も色々なデータをとるとそのメカニズムに迫れるのではないかと思った。荒船風穴と気象庁の西野牧観測所の距離や立地条件が異なるので、正しい結論は勿論直ちには出ないだろう。また、無謀なデータいじりかもしれない。ただ、荒船風穴も色々な見方・解釈が可能だろう。

風穴の冷蔵庫作用を解明するためには、結局、三次元の熱伝導微分方程式を解くことに帰着するのではないかと想像が羽ばたく。是非、若い人にもこういう謎に挑戦して貰いたいと思う。理論は別として、明治時代の先人達は、このような自然現象を巧みに利用して、養蚕を大きな産業にまでそだてたのは歴史的事実だ。今日の科学技術の力を借りれば荒船風穴の知られざる謎は解けるだろう。是非、その謎を解き明かしてもらいたい。それこそ、荒船風穴の歴史的価値だけでなく、科学的な価値を与える事になるのではないだろうか。さらに突き詰めると、地球温暖化や環境問題をより良く理解する糸口も与えてくれるのではないかと思う。
Arafune_fuuketu_naigaiondo_soukanzu
注記:グラフ中の「西牧野」は記入ミスで「西野牧」に訂正。

追記(2018/06/30):この記事がランキング10位に入った。タイトル文字の変更と投稿期日の追加をした。日付ミスを修正。前日日付のコピペ入力のままであった。

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2013年2月 6日 (水)

ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):県都前橋はどんな夢を見るのか

2013年2月6日水曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 3.3 06:53 。ざっそう句:花粉症 対処は一つ 自然体。宅内閑居。そろそろ杉花粉が飛ぶ時期が近づいてきたようだ。花粉が目に見えないだけ始末が悪い。花粉症に苦しむ人も多いと思うが、その対策に日本中でどの位金がかかっているのか興味がある。一昨年は、花粉が飛ぶ時期と福島原発事故の放射性物質飛来が重なり、意識的にマスクを着用をした。その年は飛散量が多いという予測があり、我が家にある杉の実を煎じて飲んだ。マスク着用か杉の実茶のどちらが効いたのか、それほど苦しまずに済んだ。昨年は飛散量が少ない年だったらしくやはり苦しまずにシーズンが終わった。今年のシーズンは昨年の夏が猛暑だったので飛散が多いと予想されている。いつ頃から花粉症が自分に出てきたのかはっきりした記憶がない。最初の頃はクシャミとハナが出るので風邪かと思っていた。花粉症も一種のアレルギー反応で、見方によれば外部の抗原と自分の内部防御作用である抗体との戦いだ。高齢になると、この抗体が弱まるのか。高齢者の花粉症が気になる。戦前は赤城山まで燃料の木を取りに行ったと聞いた事がある。それ故花粉症が目立つようになったのは植林した杉が成木になってからなのか。当然杉の木も伐採され、日本中の山が禿げ山に近かったので杉花粉が少なかったという推測は成り立つのか。

2013年2月5日の天気(AMEDAS)

TAVE= 6.6
TMAX= 10.6 最高気温(℃) 11.1 13:45
TMIN= 3.4 最低気温(℃) 3.3 06:53
DIFF= 7.2
WMAX= 9.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 18.2(北西) 05:13
SUNS= 8.7
RAIN= 0

Q
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ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):県都前橋はどんな夢を見るのか

前橋市から大型商業施設、サティとイトーヨーカドーが撤退し、買い物難民等の問題が明るみに出た。サティの後に、「前橋リリカ」がオープンして1年以上経過した。イトーヨーカドー後には、「エキータ」等がオープンしている。両施設とも、食品スーパーが入店し、買い物難民問題は幾分かは改善したのかもしれない。「前橋サティ」と「前橋リリカ」に関しては以下に、情報があった。

「前橋サティ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E6%A9%8B%E3%82%B5%E3%83%86%E3%82%A3。(最終更新 2012年9月9日 (日) 10:22)」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「前橋サティ(まえばしさてぃ )とは、かつて群馬県前橋市にあった株式会社マイカル(現:イオンリテール)が運営していた総合スーパーである。2010年(平成22年)10月17日に閉店した。[2]」とある。

グンゼ株式会社は、「前橋リリカ 12 月8 日オープン。http://www.gunze.co.jp/upfile/pdf/20111104001_4601457535.pdf。(2011 年11 月4 日))」というタイトルで、「グンゼ株式会社(社長:平田 弘、本社:大阪市北区)のグループ会社であるグンゼ開発株式会社(社長:赤木庸二、本社:兵庫県尼崎市)が運営するショッピングセンター「前橋リリカ」(群馬県前橋市)のリニューアルオープンの日程および主なテナントが決まりましたので、お知らせいたします。~1.リニューアルオープン日、2.主なテナント:1階=カスミ=食品スーパー 約1,700 ㎡、2階=パシオス=実用衣料品 約1,350 ㎡、3階=ブックオフスーパーバザー=総合リユースショップ 約7,050㎡」と報じた。

「ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):前橋駅前の復活はどこまで進むか。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/11/post-af82.html)。(2012年11月30日金曜日)」

昨年末、イトーヨーカドー後、今年始めにサティ後で買い物をした。扱う品目を見ると、堅実的な内容になっているのではないかと感じた。今後、人口縮小社会に突入する中で、商業も縮小均衡の流れが定着するのではないかと感じた。

前橋市のホームページにあった人口データ(http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/533/002/p001138_d/fil/H23-02.xls)から総人口と人口密度をグラフにしてみた。そのデータを見て、行政区としては、合併や編入で、面積と人口は増加しているが、人口密度が激変しているのにびっくりした。ともかく、行政としては公平な行政サービスが原則となると思うが、現実的にはそんな理想は実現不可能に見えてしまった。企業も行政も大きいことは良いことだと、つい数年前まで規模の拡大路線が盛んだったのが、企業も行政も縮小均衡の時代に突入してしまったようだ。ともかく、巨大な商業施設が空き家になるという事態は解消したがその先のビジョンは見えているのか。市街地住民は中心部がゴーストタウンになる前にビジョンを示してもらいたいのではなかろうか。

最近、リユース品の販売が定着した。リリカの店頭に沢山の老人用手押し車が並んでいるのには圧倒された。老人用手押し車は、利用者の体力と関係するだろうが、製品として十分使える状態で再度市場に現れ「再利用化」されるのだろう。その分、新製品の売上数量は減少するだろう。これは、類似の寿命の長い商品の全てにあてはまるだろう。リユース品の利用が一般化すれば、ほぼレンタルと同じ感覚で、物を買わない・買っても不要になればすぐ手放すという生活スタイルが普通になる可能性もある。でも、見方によれば、それが当たり前なのではないか。
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2013年1月29日 (火)

ツルよ 飛んでおくれ(ちょっとした旅のおもいで&裾野は長し赤城山):イザ群馬県庁展望台から見物

2013年1月29日火曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 8.6 13:39 。ざっそう句:雪の日も 父母の如くの 赤城山。久しぶりに車で外出。目的地は群馬県庁展望台。地下の食堂で昼飯を食うこと。途中は気ままに赤城山ウォッチング。視界が開けて、建物や電柱が無いところから赤城山を見た。展望台の係りの女性に聞いてみたら色々な事を教えてくれた。条件が良ければ32階の展望台から東京スカイツリーが見えるとの事。望遠でスカイツリーを撮影した場所から眺めたが見えなかった。その方角に伊勢崎のクリーンセンター21や埼玉の太平洋セメント(光が点滅する)の煙突が見えるとの事。

2013年1月28日の天気(AMEDAS)

TAVE= 3.8
TMAX= 8.4 最高気温(℃) 8.6 13:39
TMIN= 0.9 最低気温(℃) 0.2 06:53
DIFF= 7.5
WMAX= 8.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.5(北北西) 12:11
SUNS= 9.2
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(ちょっとした旅のおもいで&裾野は長し赤城山):イザ群馬県庁展望台から見物

目的地は群馬県庁だったが、遠回りをして、最近上武道が伸びた部分の終端まで足を伸ばした。国土交通省関東地方整備局 高崎河川国道事務所の記者記者発表資料(http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000070011.pdf)によると、開通日時:平成24年12月22日(土) 14時で、・開通区間:(主)前橋大間々桐生線~(主)前橋赤城線間延長約4.7kmである。本道上では視界が開けているので赤城、榛名がよく見えた。デジカメ撮影しようと側道に降りるとがっかりした所もあった。

片道一車線で追い越し禁止。標識通りのスピードで走ったので後方にズラリと車列ができていた。合流地点から入ったトラックが前方に入った。それでも、スピードは変わらなかった。さすが、プロの運転手はマナーが良いと変に納得。途中、昼食時間をずらすためリリカ等に寄り道。

県庁駐車場に車を置いて、高浜公園で楫取素彦等の碑を見物。ここに、前橋の友好都市となっている萩市から贈られたナツミカンが植えられており、実を付けていた。ここに、ひっそりと「宮崎有敬翁紀功之碑」が建っている。この碑文を書いたのが楫取素彦。

県庁に戻って、最初に探したのが食堂。受付に聞くと、展望台と地下にあるとの事。迷わず、秘密の入り口から地下へ向かった。そこには、共済会が運営する売店や食堂があった。すでに昼食の時間は終わっているので、食堂の利用者はまばら。主要なメニューも売り切れ。ラーメンにかき揚げを乗せた、かき揚げラーメンという珍メニューを指定して、リッチな一時を過ごした。

上毛新聞ニュースは、「初代県令・楫取素彦の読本活用広がる  顕彰会が製作。http://www.jomo-news.co.jp/ns/3513580854979664/news.html。(更新日時:2013年1月14日(月) AM 07:00
))」というタイトルで、「初代群馬県令(知事)の楫取素彦(かとりもとひこ)(1829~1912年)の功績を知ってもらおうと、県民有志でつくる顕彰会がまとめた「楫取素彦読本」の活用が広がっている。前橋市は800冊を購入し市内の全小中学校に配布したほか、富岡、館林両市でも導入。楫取の出身地、山口県萩市の明倫小では、児童が手に取れるようにしている。群馬の近代化の礎を築いた楫取の入門書として徐々に浸透しそうだ。」と報じた。

ひょっとしたら、この読本が県庁2階の出版物売場にあるかもしれないと思い係りに聞いた。さっそく調べてくれたが、置いてないとの事。楫取素彦なら、県議会議事堂に展示があるとのことで5階の回廊から議事堂へ向かった。初めての場所で迷子になってしまった。受付と思って飛び込んだのが、何やら秘書室らしかった。事情を話すとその展示室へ案内してくれた。更に、庁内に煥乎堂の出張所があるからと在庫の有無まで調べてくれた。その間展示物を見た。

ずらりと並んだ歴代県議会議長の写真の初代が、楫取素彦が顕彰した宮崎有敬であり、第10代が下条弥一郎であった。共に伊勢崎出身で県政の初期に伊勢崎の出身者が活躍していたのを知って何となく誇らしい気持ちになった。宮崎有敬も下条弥一郎も伊勢崎の絹糸や絹織物が生んだ人材であったかと思いを新たにした。展示を見てから、議事堂の絨毯を踏んで正面玄関から退出。展望台からの見物はそれからであった。赤城山や榛名山がきれいに見えた。

群馬県議会ホームページは、「議会展示ホールがリニューアルオープンしました。http://www.pref.gunma.jp/gikai/s0700498.html。」というタイトルで、「1 オープン日:平成24年9月18日(火)、(5)企画展(第2代議長湯浅治郎と初代県令楫取素彦)」と報じた。この記事の中に展示会場の様子を示す写真がある。何と、この企画展は「八重の桜」やその時代の群馬県の動きを理解するには最適な展示ではないかと思った。

今回の「群馬県庁展望台から見物」は、予想外の県議会議事堂の「議会展示ホールの見学」も飛び込んできて、ちょっとした旅だが、充実したものになった。残念だが、退出時に、後ろを振り向かなかった。県議会議事堂ってどんな形?いなご研究所HP(http://takanoriinago.web.fc2.com/gunma1.html)にその外観が掲載されている。意外にシュールだ。
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2013年1月10日 (木)

読みかじりの記(ツルよ 飛んでおくれ):「風景  山村暮鳥 著」(青空文庫 底本の親本:「聖三稜玻璃」人魚詩社。20130110。

2013年1月10日木曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 11.3 14:26 。ざっそう句:初春や 庭の万年青に 赤い実が。庭の手入れ。ザクロ、サルスベリ、ウメモドキの縮伐。落葉樹なので冬が作業適期。思い切って太枝を切り全体の樹形を小さくする。サルスベリは樹皮がツルツル。その太枝から芽が出るのか心配だが。旨く行かないときの保険に、全部の枝を切らず半分程度残す。ウメモドキは雌雄異株だったか。実は白と赤の物がある。樹高が高くなりすぎてその実を鑑賞した記憶がない。こちらも樹皮がなめらか。木蓮の蕾が膨らみ始めている。

2013年1月9日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.1  
TMAX= 10.4 最高気温(℃) 11.3 14:26
TMIN= 1.5 最低気温(℃) 1.4 02:05
DIFF= 8.9  
WMAX= 5.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.0(北西) 23:57
SUNS= 6.9  
RAIN= 0  


Q
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読みかじりの記(ツルよ 飛んでおくれ):「風景  山村暮鳥 著」(青空文庫 底本の親本:「聖三稜玻璃」人魚詩社
   1915(大正4)年12月10日発行)

昨年10月、上毛野はにわの里公園で行われた古代東国文化サミットに出かけた。公園の一角に歌碑や詩碑があった。そこにあった、山村暮鳥の詩碑がデジカメに残っていた。暮鳥という名前は知っているが、作品は何も知らない。この公園の北の方には土屋文明記念文学館がある。こちらは、国定忠次関係のイベントで一度だけ訪問した記憶がある。この公園にも土屋文明の歌碑があったが、「いちめんのなのはな」とひらがなで書かれた詩碑の方に目が移った。文明という大木の下で、いじらしくいきている雑木の風情を感じるが、「いちめんのなのはな」という言葉から、明るい春の景色を連想した。実は、その一連のムードのなかに銀色の世界がちりばめられているようだ。

「山村暮鳥。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9D%91%E6%9A%AE%E9%B3%A5。(最終更新 2012年9月14日 (金) 11:58 )」、『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「山村 暮鳥(やまむら ぼちょう、1884年(明治17年)1月10日 - 1924年(大正13年)12月8日)は、明治・大正期の詩人、児童文学者である。本名、土田八九十(つちだ はくじゅう)、旧姓は志村。」とある。

明治の文学者なら青空文庫に作品があるだろうと調べた。
『聖三稜玻璃(http://www.aozora.gr.jp/cards/000136/files/731.html#32)』の「風景
純銀もざいく」という題名である。菜の花の色とその明るさが、「金」なら、「銀」とは何か。一連の「いちめんのなのはな」という句行の中に、一行だけ異なる句行をちりばめている。「かすかなるむぎぶえ」懐かしい響きを連想する。「ひばりのおしやべり」楽しそうな場面だ。「やめるはひるのつき」分からない。「ひるのつき」は「昼の月」だろうか。それでは「やめる」とは何か。ここで、細部に踏み込むと詩情を損ねてしまいそうだ。その謎を解くカギが「純銀もざいく」なのだろうか。

「聖三稜玻璃」とはどんな意味か。「三稜」から三角柱を連想する。さらに踏み込むと、プリズムを思い出す。物理のプリズムは太陽光を七色の光に分解する。玻璃とは、仏教では七宝の一つの水晶。また、ガラスの意味もある。神聖でガラスのような三角プリズムは、言葉で言葉をスペクトルに分析する。

「 FUTUR」という、散文詩のような作品の中に、「何といふ痛める風景だ。何時(いつ)うまれた。どこから來た。粘土の音(ね)と金屬の色とのいづれのかなしき樣式にでも舟の如く泛ぶわたしの神聖な泥溝(どぶ)のなかなる火の祈祷。盲目の翫賞家。自己禮拜。わたしのぴあの[#「ぴあの」に傍点]は裂け、時雨はとほり過ぎてしまつたけれど執着の果實はまだまだ青い。」という部分がある。「やめるはひるのつき」と「何といふ痛める風景だ。」とは繋がっているのか。

「いちめんのなのはな」の中に、1/9だけ純銀の渋さと落ち着きをちりばめた作品のようにも見える。計算したら1/9=0.11111111~と無限小数になる。全27行の最後の一行は1/27=0.037037037037037037037037037037037とこちらは無限循環小数となった。偶然の一致だろうが、一つの詩が発生するスペクトルは無限に多いように見える。
Ichimennonanohana_shihi_121020
Q
Q
追記(2020/04/25):ランキング8位に入ったが、自分のサイトからのアクセスをカウントしているようだ。この記事の詩碑を改作して「いちめんのますくだ」の記事を書いた。

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:マスクって何だ?ズバリ仮面だ;いざ進め コロナが流行る 激戦地。20200423。

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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)