08C_老人の寝言

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2011年12月26日 (月)

老人の寝言:アメリカの若い滞日兵士さん故郷は恋しくないか

2011/12/26
昨日は晴れ。最近は寒さも本格化。最高気温と最低気温の差が10℃以上になっている日がポツポツあった。足の霜焼けが気になってきた。稲荷様への通路を確保するためにシノ刈りをしている。鉈鎌が役立っている。作業中ラジオを聞いていたが、たまたまダイアルを会わせた局がFENだった。

2011/12/25の天気

TAVE= 3.1
TMAX= 7.3
TMIN= -0.4
DIFF= 7.7
WMAX= 5.8
SUNS= 5.9
RAIN= 0

最低気温(℃)  -0.7  23:56
最高気温(℃)  8.2  12:45
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位)) 10.0(西北西)  15:17

老人の寝言:アメリカの若い滞日兵士さん故郷は恋しくないか

若い頃は英語の勉強の積もりでFENを聞いたことがあったが、最近はご無沙汰していた。本日はクリスマスソングの掛け流しのようであった。次から次へとクリスマスソングが流れたが何となく空しさを感じた。WIKIPEDIA「米軍放送送信所;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E6%94%BE%E9%80%81%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%89%80」によれば、この放送局は「所在地:東京(和光)、コールサイン: 非公表 、周波数:810kHz 、送信電力:50kW」を聞いているようだ。

一体、このラジオ放送を聞いている人数はどれほどあるのか。聞いている米軍関係者の人数はどれほどあるのか。軍人ならばクリスマス当日に軍務につている兵士もいるだろう。そんな事を考えていると、クリスマスソングの掛け流しのような大サービスが、兵士達の望郷の念を遮断しているようにも感じた。同時に日本には普段見えない治外法権の場所がまだあることにも気付いた。

今年は九州電力もヤラセ問題で世論の注目を集めた。社長は居座り、その結論も来年に持ち越しになりそうだ。そんな状況で、九州電力管内では厳しい節電が求められている。

asahi.comは、「九州電力の原発、全基停止 玄海原発4号機が検査入り;url=http://www.asahi.com/national/update/1225/SEB201112250013.html(2011年12月25日23時14分)」というタイトルで、「九州電力の原子力発電所で、ただ1基動いていた玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)4号機が定期検査に入り、25日深夜停止した。九電がもつ原子炉6基すべてが止まり、冬場の最大電力に対する余裕(予備率)は12月は0.4%、1月は0.8%とぎりぎりを見込む。このため九電は26日から2月3日までの平日(年末年始除く)、前年比5%以上の節電をするよう家庭や企業に求めている。 」と報じた。

今の国民の真情は、原発再開より厳しい節電の方を選択せざるを得ないというところにありそうだ。

2011年12月21日 (水)

老人の寝言:東京電力の節電の夏から関西電力の節電の冬へは何を意味するか

2011/12/20
昨日は晴れ。やや西風が強かった。ポット苗灌水。夏草の山を崩して畑の雑草の上に敷いた。防草、防風兼肥料。効果の程は分からないが。庭の落ち葉の掃き出しと剪定。リュウノヒゲが落ち葉に沈んでいたが、緑が見えてきた。夏は樹木の陰になっているので冬日光を当ててやる。

2011/12/20の天気

TAVE= 4.6
TMAX= 8.9
TMIN= 1.6
DIFF= 7.3
WMAX= 5.8
SUNS= 8
RAIN= 0

最低気温(℃)  1.3  00:08
最高気温(℃)  9.2  12:56

老人の寝言:東京電力の節電の夏から関西電力の節電の冬へは何を意味するか

asahi.comは、「冬の節電、関西で始動 「10%以上削減」求める;url=http://www.asahi.com/business/update/1219/TKY201112190472.html(2011年12月20日21時13分)」というタイトルで、「全国の原発の9割が停止するなか、関西電力管内で19日、政府要請による節電が始まった。家庭や企業は来年3月23日まで、最大電力を前年より10%以上削減するように求められた。九州電力管内でも26日から、5%以上の節電が始まる。政府要請のない東北電力管内でも需給は厳しく、冬の節電が本格化してきた。 関西電力は発電量の5割を原発に頼るが、11基のうち、現在稼働しているのは高浜3号機だけだ。来年2月には全部が止まる。関電は最大需要に対し、来年2月は8%、3月は6.1%が足りないとみている。 」と報じた。

東京電力管内での今冬の計画停電は無く、ようやく我慢の節電からは解放されそうだ。東京電力福島第一原子力発電所の事故のとばっちりを受けたのが関西電力なのか。

「日本の原子力発電所一覧;url=http://www.gensuikin.org/data/genpatuichiran.html((97年7月現在))」によると、関西電力の原子力発電所は下記の通りである。
関西電力  美浜  1号  福井県三方郡  PWR  34.0  70/11/28 
関西電力  美浜  2号  福井県三方郡  PWR  50.0  72/07/25
関西電力  美浜  3号  福井県三方郡  PWR  82.6  76/12/01 
関西電力  高浜  1号  福井県大飯郡  PWR  82.6  74/11/14 
関西電力  高浜  2号  福井県大飯郡  PWR  82.6  75/11/14 
関西電力  高浜  3号  福井県大飯郡  PWR  87.0  85/01/17 
関西電力  高浜  4号  福井県大飯郡  PWR  87.0  85/06/05 
関西電力  大飯  1号  福井県大飯郡  PWR  117.5  79/03/27 
関西電力  大飯  2号  福井県大飯郡  PWR  117.5  79/12/05 
関西電力  大飯  3号  福井県大飯郡  PWR  118.0  91/12/18 
関西電力  大飯  4号  福井県大飯郡  PWR  118.0  93/02/02

関西電力のホームページを見ると原子力発電所関係の情報開示が少ないか探しにくい。このような事態になっているのだから一般の利用者が容易にアクセスできるような開示方法が望ましいのではないか。運転状況は高浜3号機だけと分かるが(url=http://www1.kepco.co.jp/gensi/monitor/live_unten/u_real.html)、他の号機がなぜ運転停止しているのかが分かりにくい。

産経新聞は、「節電頼み、危うい今冬の電力需給 関電は来年2月に全原発停止;url=http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111101/biz11110120310040-n1.htm(2011.11.1 20:30)」というタイトルで、「 「この夏並みの(節電)協力をいただければ、冬は乗り切れると思う」。枝野幸男経済産業相は1日に開かれたエネルギー・環境会議後の会見で、冬の電力需給についてこう述べた。だが、この冬の需給は地域によっては極めて危うい状況が続く。枝野経産相も認めている通り、今冬の電力需給は“節電頼み”といっていい。 中でも、需給がもっとも厳しいのが関西電力管内だ。関電は稼働原発4基のうち、3基が年内に定検に入り、来年2月にはすべての原発が止まる。」と報じた。

奇しくも関西電力管内で来年には原発ゼロが実現しそうだ。一度停止した原発の再開には幾つものハードルがあるようだ。再開の賛否も別れている。関西からも目が離せない。

2011年12月20日 (火)

老人の寝言:テロ国家と決めつけた米国の戦略は変わるのか

2011/12/20
昨日は晴れ。朝は真冬の寒さ。最低気温は-3.0℃台で朝7時。宿題を片づけて引き渡し。温州ミカン収穫。果梗直下が膨れて皮が厚い。理由は分からないが、面の皮と同じで中味を守るためか。寒暖の差もあるにかも知れない。ヤブガラシの根を3本堀上げ。これがヤマイモならば掘る元気もでるのだが。瓦や石が出てきてこれを片づける。どうも意地悪爺さんのようだ。パソコンに向かっている時に、北朝鮮最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死亡ニュースがTVから流れた。その後はこの関連ニュースが続々と流れた。年末を迎えて世界の関心を集める出来事が起きた。

2011/12/19の天気

TAVE= 2.4
TMAX= 8.9
TMIN= -2.9
DIFF= 11.8
WMAX= 1.9
SUNS= 7.4
RAIN= 0

最低気温(℃)  -3.2  07:04
最高気温(℃)  9.8  15:11

老人の寝言:テロ国家と決めつけた米国の戦略は変わるのか

第二次世界大戦で東西に分断されたドイツは統合した。これも見方によれば国家間の力学が変わったから可能になったのであろう。一方、南北に分断された朝鮮は未だ統合の途上である。このような戦争による人為的な国境線の確定は大きな問題を残す。日本もその国境線問題が内政、外交の大きな課題になっている。

asahi.comは、「北朝鮮の金正日総書記死去 視察に向かう途中;url=http://www.asahi.com/international/update/1219/TKY201112190142.html(2011年12月19日15時2分)」というタイトルで、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記が17日朝、急死した。69歳だった。朝鮮中央テレビが19日正午、特別放送で伝えた。同時に、三男の正恩(ジョンウン)氏を中心とする体制に移ることを宣言した。だが、権力移行の展開によっては国内が混乱し、難民の流出や核兵器の行方をめぐって情勢が緊迫する可能性も排除できない。 」と報じた。

この記事はasahi.comの関連記事では早い部類だ。前半は事実を報道しているが、後半は新聞社のコメントだろう。今後、金正日総書記死去を受けて世界は活発な駆け引きが生じるのではなか。

東京新聞は、「米軍 イラク撤退完了;url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011121902000027.html?ref=rank(2011年12月19日 朝刊)」というタイトルで、「【カイロ=今村実】イラクの駐留米軍は十八日、最後の部隊が陸路で国境を越え隣国クウェートに入り、撤退が完了した。「テロとの戦い」を主張し始まり、九年近くに及んだイラク戦争は名実ともに終結した。ロイター通信などが伝えた。 部隊は、五百人余の兵士が約百台の装甲車などに分乗。イラク南部ナシリヤの基地を出発し、午前七時半すぎに国境を通過した。兵士の一人は「早く家族に無事だと知らせたい」と喜びを語った。 米軍は戦時中、最大で約五百カ所の基地に、十七万人が駐留。昨年八月に戦闘部隊が撤収し、その後は約五万人が、イラク側の訓練のため残っていた。 在イラク米大使館には、百五十人余の米兵が、イラク側への訓練のためにとどまる。 一方、北大西洋条約機構(NATO)も十七日、イラク人部隊への訓練任務を終了した。二〇〇四年に始まり、これまでに兵士五千人以上、警察官一万人の訓練にあたった。 米国は〇三年三月、当時のブッシュ大統領が、イラクのフセイン大統領が大量破壊兵器を隠し、国際テロ組織アルカイダと関係していると主張してイラク侵攻を始めた。
 同四月にフセイン政権は崩壊したが、大量破壊兵器は存在しなかったと断定され、「大義なき戦争」と言われる。 米兵の死者は約四千五百人。混乱は宗派対立を引き起こして一時、内戦状態に陥り、イラク人の死者は十万人以上とされる。」と報じた。

米国のイラクやイランへの派兵は結果として、ベトナム戦争と同じような結末をたどっているように見える。米国はオサマ・ビン・ラディンを殺害し、金正日(キム・ジョンイル)総書記が急死し、世界戦略の好敵手を失ってしまった。一国をテロ国家と指弾し、好敵手を正義の敵と名指すのは簡単だが、それは必要悪のようにも見える。これから弔問外交も活発におこなわれるだろう。北朝鮮の動きと共に、米国や他の大国がどのような動きを示すかが注目される。

金正日(キム・ジョンイル)総書記は中国訪問では航空機は使わず列車を使うのが常であったようだ。その理由は特に聞いた覚えはない。常識的には列車の方が安全だからではないかと思う。航空機を使うほどの緊急性もなければ、国家首脳が安全を優先するという点ではそれも常識だろう。しかし、一国の政治体制という観点からは、万一の事故で国家首脳を欠いた場合、北朝鮮では国家機能が十分機能しないという事を十分認識していた行動のようにもみえる。北朝鮮、韓国の民族分断も悲しい現実だが、日本もそう言う事態を歴史の運命で辛うじて逃れたに過ぎない。金正日(キム・ジョンイル)総書記は現地指導の列車の中で、心筋梗塞で急死したと伝えられている。ニュースは国民が慟哭している姿を報道している。朝鮮民族は情に厚い民族と聞く。国民が慟哭している姿に嘘偽りはないであろう。民族分断から民族統合に到るためには先ず国民が力を付けなければならない。しかし、民族の誇りを保つためには臥薪嘗胆に耐えなくてはならない。韓国、北朝鮮の新しい動きにも注目する必要がある。

2011年12月19日 (月)

老人の寝言:惨めの国の惨めな現実に国民はかじかんで耐えている

2011/12/19
昨日は晴れ。朝方の気温は-1.5℃台と冷え込んだ。用事外出。用事の前に「平成23年度「史跡上野国新田郡庁跡現地説明会」」の会場へ。時間がミッスマッチで、資料を貰い、道路から発掘現場を見ただけで帰る。太田市HPに「新田郡衙の発掘調査では、 郡衙の東限を区画する溝と 正倉北群(郡衙の倉庫)と考えられる建物跡が10棟以上、新たに確認されました。これらの成果を下記の日時で公開しますので、是非ともご参加下さい。」とある。戻って三軒屋遺跡へ向かう。現地説明会もあった筈だが人気なし。新しく掘った気配がある道路北側の田圃を一人で見学。ここが正倉の北限のようだ。南北に深く掘ってある。東西の溝を検出したらしい。

2011/12/18の天気

TAVE= 4.0
TMAX= 10.5
TMIN= -1.5
DIFF= 12
WMAX= 5.5
SUNS= 8
RAIN= 0

最低気温(℃)  -2.4  06:57
最高気温(℃)  10.9  13:38

老人の寝言:惨めの国の惨めな現実に国民はかじかんで耐えている

財団法人 日本漢字能力検定協会が選定した「今年の漢字」は「絆」との事だ。漢字をビジネス?にまで高めて、集めた金の処分で問題になった事を思い出した。ともかく「今年の漢字」はその一年を振り返る参考にはなるだろう。二位以下は次の漢字が続く:2位「災」、3位「震」、4位「波」、5位「助」、6位「復」、7位「協」、8位「支」、9位「命」、10位「力」。歴代の「今年の漢字」を調べると以下の通りであった。1995年 :震、1996年 :食、1997年 :倒、1998年 :毒、1999年 :末、2000年 :金、2001年 :戦、2002年  帰、2003年 :虎、2004年 :災、2005年 :愛、2006年 :命、2007年 :偽、2008年 :変、2009年 :新、2010年 :暑。

所で、「絆」の漢字のは「ひもをぐるぐるまいてからめる」事を意味するらしい。「絆きずな」という言葉の意味は、動物等が逃げないようにしばっておく綱が原義。それから、断つに忍びない恩愛。離れがたい情実という意味が派生したようだ。「今年の漢字」に「絆」が選ばれた理由は、動物等を束縛する物理的な綱というより、断つに断てない人間・人としての心理的な、見えない引力という意味が深いのだろう。仏教には四苦八苦と人生の苦の側面を捉えている。生老病死。今年はまさに生老病死も際立った年であった。更に、八苦の中に哀別離苦という苦がある。親、夫婦、兄弟姉妹、妻子という身近な人達と死別したり、生き別れしたりするという心の苦しみを意味するであろう。今年はまた、哀別離苦という苦も際立った年ではないか。「絆」とは「哀別離苦」という去って行くものを何とか引き留めようとする気持を表しているようにも見えるのだ。

自分なりに今年の漢字一文字キーワードを考えた見た。「惨」である。漢字「惨」の語義は心の中へ深くしみこんでつらい思いをあたえることだそうだ。東北関東大震災然り、政界財界然り、増税然り、巨悪を取り締まる検察界然り、社会面を賑わした殺人事件然り、東北関東大震災を見越した買い占め然り。検察の事件捏造ニュースを聞くと世は末だと思った人も少なからずあったのではないか。日本はどうしてこんなに惨めな国になってしまったのか。他人に親切、思いやり、やさしさ等々と耳当たりの良い言葉は絶えないが、現実はその裏返しになっている。自分中心、自分を含む利益集団中心と内向き志向がが視野を遮ってしまっているのではないか。本音と建て前の使い分けもその傾向を助長しているだろう。ともかく、世の中が、政治が、行政が信頼を失いつつあるときには、国民はかじかんで身を丸めてその災難が過ぎ去るのを待つ以外にない。「絆」の中に、「惨」さを緩和したいという切なる願いを見ざるを得ない年末ではある。

2011年12月17日 (土)

老人の寝言:延々と無駄金を飲み込む原発というブラックホール

2011/12/17
昨日は晴れ。夕方には雲かかった。用事で外出。店ではジングルベル等の曲が流れてなんとなくせわしさを感じてしまう。アメリカではクリスマス商戦が小売業の売り上げに占める比率が高い。クリスマスまで残すは1週間余。アメリカでのクリスマス商戦も楽観できる状況ではなさそうだ。昨日は福島原発事の冷温停止が宣言され、ロードマップのステップ2を達成したと首相が記者会見で述べた。

2011/12/16の天気

TAVE= 5.1
TMAX= 11.5
TMIN= 1.5
DIFF= 10
WMAX= 8.5
SUNS= 6.4
RAIN= 0

最低気温(℃)  1.1  04:31
最高気温(℃)  13.1  13:43

老人の寝言:延々と無駄金を飲み込む原発というブラックホール

壊れて底が抜けた原子炉に冷温停止等というのはばかげているというのが大方の専門家の見解のようだ。海外メディアも早速、福島原発事の冷温停止宣言について批評を流しているようだ。政府や当局の下心は完全に読まれている。日本のメディアも腹はちらりとしか見せないが面従しているようだ。

日経新聞は、「首相、原子炉「冷温停止状態」 廃炉に最長40年 福島第1原発 ;url=http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819481E3E4E2E1E68DE3E4E3E0E0E2E3E39F9FEAE2E2E2;bm=96958A9C93819595E3E4E2E2808DE3E4E3E0E0E2E3E39F9FEAE2E2E2(2011/12/16 21:10)」というタイトルで、「政府は16日、東京電力福島第1原子力発電所の事故収束に向けた工程表の第2段階(ステップ2)の完了を確認した。野田佳彦首相は記者会見で「原子炉が冷温停止状態に達し、発電所の事故そのものは収束に至った」と宣言。ただ「冷温停止状態」は、原子炉圧力容器内に燃料が閉じ込められ、水につかっている前提で使う通常の「冷温停止」の定義とは異なり、住民帰還のメドも立たない。廃炉には最長40年必要で、実態としての事故収束にはなお長い時間がかかる。 政府、東電が4月に作成した工程表は安定冷却までをステップ1、冷温停止状態までをステップ2とし、事故収束を目指してきた。ステップ1は7月に達成。ステップ2は来年1月の目標を1カ月前倒しで到達した、としている。 首相は本部長を務める原子力災害対策本部の会合後の記者会見で「闘いが終わったわけではない。廃炉に至るまで息を抜かず努力する」とも語った。除染作業の人員を来年4月をメドに3万人以上確保し、来年度予算案を含め1兆円超の費用を用意する考えを示した。」と報じた。

福島原発事故では壊れた原子炉を冷却するため日々注水し、日々放射能汚染水を生産している。更に建屋に地下水が流入し、この放射能汚染水も猛烈な勢いで日々増量している。そうして、この放射能汚染水の処理や保管にも抜本的な対策が整っていないようだ。薄めて生みに流すような案が出されたが、漁民の猛烈な反対に引っ込めたようだが、切羽詰まったらどうなることか。尻まくりして押し切るのではないか。

本当のハードルの高さをさておいて、目先のハードルを下げて、それを繰り上げ突破したというのは、まさに自画自賛に過ぎない。それにしても、廃炉まで何十年とかかる。それにかかる費用が何兆円かも予想がつかない。その原発が50基以上ある。事故が無くてもこれらの原子炉は老朽化で寿命を迎える。適正な保守をすれば寿命は無限だという説明もあるが、余りにも素人を馬鹿にした暴言ではないか。問題なのは、国民が汗水流して支払った血税が、何の生産的な的な効果を生まない事業に次々と飲み込まれてしまうことだ。国民の豊かさなどもう夢にさえみる事が出来なくなる。国民の精神的な活力も萎えてしまう。同時に原子力事業者は国におんぶにだっこで、モラールも崩壊し国家の寄生虫に堕してしまう。すでにその兆候が出ていないだろうか。

2011年12月16日 (金)

老人の寝言:今年の花粉症は放射能ですっ飛んだ?

2011/12/16
昨日は晴れ。穏やかで暖かな晴天。町内行事等。種子採取。チューリップの水栽培で、容器は縁側に置いてある。1個だけ根が出てきた。球根の外皮が無く白く見える物。他の3個は濃褐色の外皮がついている。これらの容器の水の色が褐色になってきた。外皮の成分が水に溶けだしているのか。多分、外皮もそれなりの役割があるだろう。頂上部から緑色の芽が少し見えるようになっているが伸びてこない。球根の脇から小さな芽が出ているのもある。マリーゴールドは完全に枯れてからからになった。来年のこぼれ種の発芽が楽しみだ。

2011/12/15の天気

TAVE= 7.7
TMAX= 16.3
TMIN= 0.5
DIFF= 15.8
WMAX= 6
SUNS= 8.7
RAIN= 0

最低気温(℃)  0.3  06:58
最高気温(℃)  17.2  13:39

老人の寝言:今年の花粉症は放射能ですっ飛んだ?

今年は、花粉の飛散が非常に多い年との予想があった。花粉症持ちの自分もそれなりに対策せねばとあせった。しかし、花粉が飛ぶシーズンが福島原発事故の放射性物質の飛散と重なり、花粉症がすっ飛んでしまったような印象が残った。東京都福祉保健局は今年の花粉の飛散状況を下記のように総括している。結果としては予想以上の花粉が飛び、「今春の飛散花粉数は、過去(昭和60年以降)2番目に多かった。」としている。それでは、自分が花粉症を余り実感しなかった理由はなんだったろうか。

東京都福祉保健局は、「平成23年春の都内スギ・ヒノキ花粉飛散状況の解析及び予測との比較検証;url=http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2011/10/60lap300.htm(平成23年10月25日)」というタイトルで、「 東京都では、花粉症の予防や治療を適切に行うことができるよう、花粉飛散予測を実施するとともに、飛散花粉数の観測を行っています。
 今般、東京都花粉症対策検討委員会により、今春の都内スギ・ヒノキ花粉飛散状況の解析及び予測との比較検証を行いました。

1 花粉飛散状況等
 今春の飛散花粉数は、過去(昭和60年以降)2番目に多かった。
2 予測との比較
 飛散開始日は予測どおり例年より数日遅く、飛散花粉数は予測を上回った。
1 花粉飛散状況等
今春の飛散花粉数は、都の観測史上2番目に多かった

 スギ・ヒノキ合計飛散花粉数の平均は、昨春の9.7倍、過去10年平均※1の2.7倍であった。
 これは、昭和60年から都が観測している飛散花粉数の中で、平成17年に次いで多かった。」、~「 千代田区で診療する1医院(耳鼻咽喉科)における、今春の初診花粉症患者数は、昨春の1.4倍であった。
 初診患者数と飛散花粉数の傾向は、例年と同様高い正の相関を示した。
飛散花粉数が「多い」以上の日は、昨春及び過去10年平均と比べて多かった」と報じた。

先ず、福島原発事故による放射性物質飛散が頭にあって、外出時はこまめにマスクを着用した。これが花粉症の症状を軽減したのかもしれない。子供は、家の窓の隙間にテープを貼って放射能を含んだ外気の進入を防止しようとした。放射性物質飛散の恐怖は忘れてはならない体験だ。当地では、ホウレンソウとコマツナから基準以上の放射能が検出され、出荷停止になった。この件に関しては、比較的単価の低いホウレンソウとコマツナが標的として狙われたのではないかと国や行政に対して不快感を抱いた。どうせ、出荷停止で損害賠償するならという低意が丸見えに思えたのだ。他の野菜類はデータが無いと言うことで放任された。安全をPRするために当局のお偉方が食べたのはハウスキュウリだ。露地栽培のブロッコリーでも食べて見せて貰いたかった。ホウレンソウとコマツナだけに放射性物質が選択的に降る事など物理現象としては考えられない。当局は放射線量分布の測定データを公表しようとはしなかった。民間が自主測定を始めて、それに押されて開始する始末であった。御用学者は民間の自主測定は信用ができない云々と難癖つけて阻止しようとしたが完全に面目を失った。民間測定で見えない物を見ただけで真偽をただす第一歩が踏み出せたのだ。これは原発事故から得た大きな学習効果だろう。

スギ花粉を飛ばすのは雄花。花粉症はアレルギー反応で、スギ花粉に対する抗体反応を弱めれば対策になりそうだと言うことで、杉の実茶を試してみた。これがどの程度効果があったかは不明だ。花粉症が自覚するほど出なかったもう一つの原因は、放射性物質飛散というより大きな問題が心理的な影響を与えたかもしれない。何が原因か、繰り返し実験が不可能な出来事なので、疫学的な研究しか出来ないだろう。ともかく、今年は有意にスギ花粉が多く、花粉症患者数(千代田区内、医院での調査)は、昨春の1.4倍だったとか。ひょっとすると花粉症体質が老化で軽減したかもしれない。

来年は花粉の飛散は少なそうだ。問題は福島原発事故の放射性物質がスギ花粉に取り込まれて飛散し、内部被曝をの原因になる可能性があるという懸念。花粉なら我慢できるが放射能はご免だ。

2011年12月15日 (木)

老人の寝言:政府が示す国民の幸福度とはなんだろうか

2011/12/15
昨日は晴れ。竹切り。倒れた三本の竹が蜜柑樹の上を覆っていた。日陰になるので切った。東向きに倒れているので西風に煽られたのだろう。根本に竹が密集しているので結局十数本切った。少し汗ばむ。次ぎに椿の生け垣の剪定。一部珊瑚樹もある。椿の蕾は大きく膨らんでいた。正月頃には開花しそうに見えた。咲いた花を切り落とすのも未練があるなと思いつつ作業。

2011/12/14の天気

TAVE= 5.6
TMAX= 11.4
TMIN= 0.9
DIFF= 10.5
WMAX= 2.3
SUNS= 6.8
RAIN= 0

最低気温(℃)  0.5  06:08
最高気温(℃)  11.7  14:48

老人の寝言:政府が示す国民の幸福度とはなんだろうか

YOMIURI ONLINE(コラム・ブログの中の日野原重明の100歳からの人生)は、「国民の豊かさとは何か ;url=http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=51695(2011年12月14日)」というタイトルで、「国民の幸福度高める方針、政府は発表し実行を 日本政府はこの際もっと国民の幸福度を高める方針を勇気を持って発表し、それを実行する行動力のある政党が望ましいと私は強く感じている。日本の過去には後藤新平や石橋湛山のようなすぐれたリーダーがあったが、それに対して、現在の日本は政治的リーダーシップが貧困であることを私は痛感している。」と報じた。

老いて益々盛んなのが文化勲章受賞者の日野原重明氏。満100歳を迎えているとの事だ。この娑婆食うことを除いたら楽しみは半減するだろう。著名人と関連する食べ物と言えば、池田勇人首相の麦飯、土光 敏夫経団連会長のめざし、日野原重明聖路加国際病院理事長、同名誉院長のステーキ。国民は同氏が幸福の絶頂にあるように感じていないだろうか。その同氏が上記のような記事を出しているのはちょっと違和感を感じる。今時、政府に上記記事のような要求をしても、麦飯さえ出ないのではないか。

昨日のNHKTVで定年の65才への延長方針を政府が決めたと報じていた。経営者団体は頭からこれに反対。これでは、労働者の働く意欲も上がらない。定年延長は年金の支給年齢の65才への引き上げの付帯条件に過ぎないだろう。一般の高齢者にとって老後は必ずしも明るいものではない。死を迎えるまでの期間が翁捨山姨捨山にならないようにと願うことしか出来ないのが一般人だ。それにしても、老いて益々盛んな人々が、既得権に安住して老害を振りまいているのも日本の現実だ。上をみても、いつになったら頂上に到達できるか分からないようでは、組織の活力は自然に減衰して自滅の道を進んでしまう。日本には、功成り名遂げ、齢に不足無くなれば、後進に道を譲るとう麗し風習があった。生涯現役も一つの理想ではあるが、役職や仕事が無限にあるわけではない。記事ではブータンの「国民の幸福度を示すGNH(Gross National Happiness)」を引き合いに出しているが、それは刺身のつまのようだ。幸福は絶対的な感情ではないだろう。ともかく、あなたの幸福がわたしの幸福というのが理想だが、その逆が日本の実状ではないか。

2011年12月12日 (月)

老人の寝言:COP17交渉難航の末に決着。土壇場を乗り切ったのはつわもの女性政治家か

2011/12/12
昨日は晴れ。今朝も零度以下となり、氷結があった。霜柱も立っていた。落葉樹の落葉が急に進んできた。別のカキの木から柿を収穫。今年はナリ年で、鈴なりに近い。葉はほとんど落ちて、青空に柿が浮かんでいる。数が多い分、実は小ぶりのように感じる。味もやや物足りない。かなり取ったが、数は余り減らない。高所には良い実があるのだが、それがとれないのが残念。他に冬越しの準備。

2011/12/11の天気

TAVE= 7.1
TMAX= 13.9
TMIN= -0.7
DIFF= 14.6
WMAX= 4.6
SUNS= 9.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  -1.0  03:00
最高気温(℃)  14.0  13:48

老人の寝言:COP17交渉難航の末に決着。土壇場を乗り切ったのはつわもの女性政治家か

COP17のスケジュールは(url=http://unfccc.int/meetings/durban_nov_2011/meeting/6245/php/view/schedule.php):COP 17 28 Nov - 9 Dec 2011 FCCC/CP/2011/1 documentsであった。この間に、幾つかの作業部会も並行して行われる。ちなみに、Conference of the Parties (COP)。会議の正式名称はThe United Nations Climate Change Conference。この会議の始まる前後はニュースに気付かなかった。会期末になって、交渉の結末がが混沌としてきたというニュースで注目するようになった。交渉を一日延長して協議を続行したが平行線。延長2日目に入っても進展無し。ニュース報道も決裂か延期かという悲観的な観測も流れた。

「京都議定書;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8;(最終更新 2011年12月11日 (日) 04:22)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「京都議定書(きょうとぎていしょ、英: Kyoto Protocol)は、1997年12月に京都市の国立京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)で同月11日に採択された、気候変動枠組条約に関する議定書である。正式名称は、気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書(英: Kyoto Protocol to the United Nations Framework Convention on Climate Change)。」とある。

COP17では2012年以降の枠組みの合意が最大の課題であった。先進国と後進国・新興国間の利害の対立がその合意の可否を決める状況となっていた。WEB情報では議長提案は京都議定書の延長と国別の差別のない新しい枠組みの構築で、妥協可能は目標を提示したとの事だが、交渉は難航した。ところで、国際間の交渉は、色々なカードを切りながら、自国に最も有利な目標を達成する事にある。そう言う目で見ると、日本は世界中が注目するCOP17という国際舞台で世界に何を訴えることができたのか理解できない。自称新興国のインドは先進国の対応(新興国と先進国を同等に扱う)を非難したようだ。

その人がインドの環境相Environment Minister Jayanthi Natarajan。調べてみるとインドのベテラン女性政治家。「Jayanthi Natarajan ;http://en.wikipedia.org/wiki/Jayanthi_Natarajan;(This page was last modified on 13 November 2011 at 05:04.)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「Jayanthi Natarajan (Tamil: ??????? ???????) (born 7 June 1954) is an Indian lawyer and politician. She is a member of the Indian National Congress and has been thrice elected Member of Parliament representing the state of Tamil Nadu in the Rajya Sabha. Since July 2011, she has been the Minister of Forests and Environment.」とある。1954年生まれの57歳。米国、中国は2020年から枠組みに入る意向で、時間的な余裕があり高見の見物か。ともかく両国はCOP17では新興国の非難の対象ではあるが、主たる交渉人ではない。

一方、EUを代表して交渉にあたったのがコニー・ヘデゴー。「コニー・ヘデゴー;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%87%E3%82%B4%E3%83%BC;(最終更新 2011年11月14日 (月) 08:34 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「コニー・ヘデゴー(Connie Hedegaard、1960年9月15日 - )は、デンマークのコペンハーゲン出身の政治家。現COP15担当大臣。欧州委員会の委員も務める。概要 [編集]: 23歳で最年少国会議員として当選。その後はテレビキャスター、ジャーナリストに転身後再び政界に戻る。2004年のアナス・フォー・ラスムセン首相の下環境大臣として初入閣。以降環境分野の主要ポストを歴任する。 第15回気候変動枠組条約締約国会議で議長に選出されるも1週間で解任となった。 2010年1月からはEUの閣僚ポストである気候変動担当欧州委員に就任予定。」とある。
1960年生まれの51歳。WIKIPEDIA英語版の方が詳しい(http://en.wikipedia.org/wiki/Connie_Hedegaard)。デンマークの環境行政を牽引しているスーパーレディのようだ。

COP17千秋楽でがっぷり4つに組んで進退極まらなくなった場面で、水を差してインド代表とEU代表の仕切り直しを命じたのがCOP17議長、南アフリカ国際関係・協力大臣(外務大臣)のMaite M Nkoana-Mashabaneヌコアナ=マシャバネで、女性政治家。「Maite Nkoana-Mashabane;http://en.wikipedia.org/wiki/Maite_Nkoana-Mashabane;(This page was last modified on 11 December 2011 at 10:15.)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「Maite Emily Nkoana-Mashabane (born 30 September 1963[1]) is a South African politician. She has been South Africa's Minister of International Relations and Cooperation since May 2009, taking over from Nkosazana Dlamini-Zuma. She is also a member of the National Executive Committee of the African National Congress (ANC).」とある。1963年生まれの48歳。

COP17の実際の舞台裏は覗けないが、これらの女性政治家は、それぞれのミッションを見事に遂行したように見える。WIKIPEDIAで見る限り、政治家としてのキャリアを積んでおり、日本では男の世界のような政治の世界での経験も豊富で、交渉人としての資格は十分ではないか。COP17という世界の大舞台で、世界を相手に丁々発止の交渉を行える女性政治家を、今現在見られるのは驚異に感じる。大方の日本の女性政治家なら、国際舞台の交渉だと最初に言葉で行き詰まってしまうのではないか。COP17は、ともかく女の戦争で何とか破局を避けられたのかもしれない。環境という非常に多くの要因と利害がある国際交渉では女性がその能力を十分発揮できる分野ではないか。そう言う意味で環境の時代は女性が活躍する時代になるだろう。若い女性が政治に志せるような国に日本も早くなって貰いたい。男女差も生物学的にはY染色体の有無の差にに過ぎない。人類の歴史においても、母性は子孫を生み育てるという役割を担い続けている。人類が滅びるか生き残るかという局面でこの母性という無意識の意識がCOP17の破局を救ったのか。

日本はCOP17で化石賞を献上されたらしいが、存在感が乏しかった。日本の主張も世界各国に伝わったか疑問である。COP17は国家間の責任だけでなく、民間の環境ビジネスにも影響を与える。日本の環境ビジネスの顧客になる国や国民にどのような印象を与えただろうか。エコノミックアニマルらしくその尻尾を見せて終わっただけでは、COP17というチャンスを無駄にしただけではないか。

2011年12月11日 (日)

老人の寝言:COP17の協議難航は何を示すか

2011/12/11
昨日は晴れ。メダカの容器にかなり厚い氷が張っていた。外に出て落ち葉掃きをした。通路に朴の落ち葉が吹き溜まっている。それを毎日踏んでいると何となく侘びしさを感じる。昼頃、氷が溶けると数匹の子メダカが水面に現れてきた。COP17は予定の9日までに合意が出来ず1日延長して最終的な詰めが行われているが楽観できる状況ではなさそうだ。

2011/12/10の天気

TAVE= 4.3
TMAX= 10
TMIN= -0.6
DIFF= 10.6
WMAX= 3.1
SUNS= 8.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  -0.8  05:41
最高気温(℃)  10.4  12:19

老人の寝言:COP17の協議難航は何を示すか

地球温暖化に賛成する国はないだろう。現在の国連加盟国総数は193カ国との事だ。世界の人口が70億人。日本の人口は:「【平成23年11月1日現在(概算値)】<総人口> 1億2776万人で,前年同月に比べ減少    ▲30万人   (▲0.23%);url=http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201111.pdf」である。これだけの人間が、地球上の食糧や空気、水等の環境資源を無料で使わせていただいている。この地上の国家の台所も、貧乏あり大尽あり。大国や大尽国はCO2の排出量も多い。それは先進国でもある。CO2を減らす責任を誰が持つべきか。総論賛成、各論反対には国際関係の歴史や利害もからむ。地球温暖化もCO2という環境に排出した負の遺産が誰の責任かという歴史的な側面も無視できない。国家の発展段階でも、先進国、開発途上国、後発開発途上国(最貧国)という分類がある。CO2排出に対する責任を一律に課すというのもしっくりしない面がある。そういう点で最大の二枚舌を使っているのが米国だろう。中国、インドも枠組みに入らない内に経済発展をさせようと、国際負担では、開発途上国、貧国を装っている。外国のWEB情報を見ると、米中がCOP17をハイジャックしていると言うような記事も目に付いた。しかし、米国の若者が、自分の国は自分たちの未来の事を考えて欲しいと行動を起こしているという記事もあった。COP17開催国の南アフリカでは、地球温暖化に関する意識も非常に高まっているようだ。しかし、交渉の行方はまだ混沌としている。

産経新聞は、「日本の事実上の離脱に産業界は「歓迎」;url=http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111210/biz11121021150005-n1.htm(2011.12.10 21:14 )」というタイトルで、「京都議定書延長からの日本離脱が確実となったことを受け、「議定書延長に断固反対」を訴えてきた産業界からは歓迎の声が上がっている。一方、先進国が途上国の温室効果ガスの排出量削減を支援した場合、自国の削減量に算入できる「クリーン開発メカニズム(CDM)」の仕組みを活用できるかについては解釈が分かれており、CDMの活用に積極的な大手商社は気をもむ展開になっている。 「(京都議定書の延長を受け入れれば)産業空洞化に拍車がかかり、致命的なことになる」(日本鉄鋼連盟の林田英治会長)と主張してきた産業界。「延長受け入れは生産の大幅な制限を強いられるに等しい。何とか踏みとどまった」。素材メーカーの幹部は胸をなでおろす。 日本が京都議定書延長に賛同すれば、日本よりエネルギー効率が劣る新興国が排出量を気にせず増産するのを指をくわえてみるしかない。警戒感を強めた産業界は、「同じ土俵で競争することが必要だ」(自動車業界)と訴えてきた。今回、日本に削減義務が課される現状は避けられる見通しとなり、「基本姿勢を貫いてくれた」(素材大手)と評価する。 延長反対だけではなく、日本の貢献をアピールするためにも、「省エネ技術の普及で存在感を示すべきだ」との声も多い。「排出削減につながるとともに商機拡大にもなる」(電機大手)と期待をかける。」と報じた。

上記、産経新聞の記事は日本の産業界の気分を述べているようだ。日本も総論賛成、各論反対のスタンスを取っているようだ。日本の報道機関も各社が取材班を派遣しているようだが、その報じる内容に生彩がない。会議の雰囲気と世界各国の動きをリアルタイムで伝えるような記者魂が欲しい。それにしても、COP17開催国議長が何とか会議の成果を出そうと言う涙ぐましい動きをしている姿は会期延長にも見えてくる。調べてみるとマシャバネ議長は名前はヌコアナ=マシャバネで、国際関係・協力大臣(外務大臣)という肩書きを持つ閣僚。url=http://www.za.emb-japan.go.jp/jp/Japan_SA/okada_2010.html(在南アフリカ共和国日本国大使館HP)にその写真があった。何と理知的で端正な容貌に堂々たる風格の漂う女性であった。協議が難航していると言うことは、弱小、貧国が確実に世界を動かす勢力になっている事を現している。残念だが地球の危機を実感しているのがこれらの国で、世界の強国は彼らの危機意識を共有できていないのだ。この流れを読まないと世界の大国も判断を誤るのではないか。10年間不平等のエゴを貫き通せるのか。そうはいかないとCOP17の協議が難航が語っているようだ。

urlの*.zaはどこの国を表すか調べると南アフリカ共和国であった。*.saはサウジアラビアだったか、他国に割り当ててあった。

2011年12月10日 (土)

老人の寝言:COP17の行方と大国のエゴ

2011/12/10
昨日は曇りのち晴れ。朝方は定例の仕事。メダカの容器を覗いたが子メダカも見えない。水温が下がって活動も停止、エネルギー消費量も低下するので、餌も食べないと魚類は魚類なりの生存様式がある。人類が寒冷な氷河期を乗りこえた方法、手段はなにか。衣類、住居、火、食糧、気候etc。

2011/12/9の天気

TAVE= 5.1
TMAX= 10
TMIN= 1.9
DIFF= 8.1
WMAX= 5.8
SUNS= 4.8
RAIN= 1.5

最低気温(℃)  1.6  22:11
最高気温(℃)  10.4  14:16

老人の寝言:COP17の行方と大国のエゴ

南アフリカのダーバンで開かれている気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)は12/9に閉幕する予定である。WEBでその動向を覗いてみたが、交渉が混沌とする中、議長国の南アフリカが議長案を提出する段階に来たようだ。世界各国の利害がからみあう複雑な交渉である。CO2の排出量が多い、インド、中国、アメリカの動きも注目されている。自国のエゴを通して行くと、先々世界の孤児となり、世界経済からも取り残される怖れもある。新興国が実力を付けつつあるのを一番良く知っているのは、他ならぬアメリカだ。インドも中国もかつては後進国の地位に甘んじていた。しかし、現在はアメリカにとり、インドも中国一蓮托生の関係も深い。そのような大国と言えども世界の多数の国から見放されれば立ち行かなくなる。経済成長には資源もエネルギーも必要だが、それを自前で賄えなくなってしまう危機が迫っている。COP17はEU案を中心に、延長という線でまとまりそうだが、日本はその枠組みを否定している。EUは会議を主導してその存在感を示そうとしているようだ。日本がその足を引っ張るようでは世界の中の日本地位に懸念を感じざるを得ない。ここで、ふと思ったのだが、日本の原子炉の全数フル稼働は絶望的になっている。それを補っているのが火力発電であり、確かにCO2の排出量は増加する。CO2の排出量を約束出来ないというのはそれなりの意味があろうが、もう少し、日本案として国際アピールできる方法はないのかと気になる。脱原発による再生可能エネルギーの拡充というような意欲的な目標を掲げることは出来なかったのか。初めから出来ないと言うカードを切っているようで、これが国際交渉なのか。結局、日本は議長国案に追従するだけで終わるのだろうか。

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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