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2011年1月 4日 (火)

雑草句録:モンジャ焼き

2011/1/4

昨日は知人が来て立ち話。前橋市が伊勢崎市との境界にある下増田にごみ焼却場を新設する問題に話が及んだ。前橋市が県に提出した環境影響評価に対して、県が前橋市に通知した意見が群馬県のホームページに掲載されていた。県としては客観的な意見を述べているように思われる。工場予定地は広瀬側と荒砥川合流地点である。河川は長い年月に流域を変える。地盤が脆弱で地震の場合、廃棄物が河川へ流出して二次災害の発生する可能性を指摘していた。また、群馬県にも活断層が走っており、地震の可能性は否定できない。大きな問題は地震による地盤の液状化である。新潟地震の時予想外の被害が発生して注目を浴びた。二つの河川に挟まれた地帯なので地下水は豊富にあるだろう。それを示すが如く、前橋市の「前橋市内の公共用水域採水地点図」という資料によると予定地近くにその地点が指定されている。万一地震でごみ焼却場が稼働停止になれば雪隠責めあって困るのは前橋市民だろうという落ちになった。気になって計算してみると、一日400台のゴミ搬入を15年間続けると延べ200万回以上になる。工場の一極集中になると、ゴミ搬入車が排気ガスと騒音をまき散らしながら市内を闊歩することになる。巨大なゴミ工場はまさにバベルの塔なのではないか。人口減少社会に向かって今のごみ処理体系が維持できるのか。

以下本題。

雑草句録:モンジャ焼き

■がやがやとコタツ囲んでモンジャ焼き

正月の家族団らんの一こまである。こたつと言えば、幼少の頃は消し炭を使っていた。薪を燃やした残りを火消し壺にいれて消して、残った炭を炬燵の暖房に使った。その後は、堅炭と言って燃料用に焼かれた木炭を使った事もある。これは、商品として買う物で大切に使った。その後は練炭、豆炭等を使った。I一時暖房としては石油ファンヒータを使った事があったが、電気炬燵を使った期間が一番長いようだ。石油ファンヒータの事故も記憶に残る。暖房機能があるエアコンも入れたが使うことは少ない。個室、個電という時代の流れで炬燵の団欒も少なくなったのだろうか。

○五つ六つ茶の子にならぶ囲炉裏哉     芭蕉

茶の子とはお茶受け。どうも炉辺には客人が居そうな雰囲気の句ではある。囲炉裏で俳諧談義なのか。

■缶茶にて尻落ち着かぬ世話話

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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