雑草句録:エリマキ
2011/2/23
最高気温は上昇している。今年は天気の推移と花粉の飛散に注目してみたい。
昨日の天気
TAVE= | 5.2 |
TMAX= | 12.9 |
TMIN= | -1.7 |
DIFF= | 14.6 |
WMAX= | 3 |
SUNS= | 10.5 |
RAIN= | 0 |
以下本題。
■100円のエリマキなれどありがたし
冬は外観より防寒。
○乾鮭も空也の痩も寒の中 芭蕉
音と語とその連結イメージで芭蕉最高傑作の一つとの事。基調は寒さ。
■幼き日足袋と半纏二本ばな
追記:百円ショップで先行したダイソーは、当初代金精算の時、点数だけでレジの計算をしていたと思う。最近は均一価格ではなく、高価な物も売っている。物によっては一般店の方が安い商品もある。経営戦略を高付加価値化に舵を切ったようだ。当然、レジシステムも変更になり、レシートには商品情報が細かく記載されるようになっている。昨年、山崎パンも扱い始めたとダイソーの店頭に張り紙が出ていた。コンビニショップに変身して行くのか。しかし、百均で頑張る店もある。消費者がどちらを選ぶかである。びっくりしたのはYAMADAデンキ。相当広いフロアに本を並べていた。店員に聞くと、5%のポイントが付くからお得ですよとの事。実質の値引き販売である。書籍の価格は再販制度に守られている。本の値段表示は、業界方針なのか本体価格と消費税額を分けて表記している。出版業界にとっては本の値段は聖域な筈だ。出版業界と家電業界と書店業界の関係は今後どうなるのか。結局、大店舗化で小さな店は消えてしまったのが現実である。人体に例えれば毛細管が切れてしまった状態だ。それでは血液の流通が止まり組織は壊死してしまう。消費者は大型店に行く必然性はない。必要な物が、適正・納得できる価格で買えればよいのではないか。小売業の将来を推測すると分散化した総合サービス業の姿が浮かんでくる。