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2013年6月11日 (火)

技術 回顧と展望:時の記念日に思うこと

2013年6月11日(火)
昨日は晴れ時々曇り。最高気温(℃) 30.6 13:27。ざっそう句:根性だ 雑草の根が 砂掴む。残りの自働蒔きダイコンの種子採種。二年子ダイコンの種子も採種。各、庭と圃場で乾燥。ダイコンの種子が入る莢は菜類よりも厚くかつクッションで保護されているようだ。従って爆ぜて飛び出しにくい。脱粒に工夫が要りそうだ。昨年採種した自働蒔きダイコンが育っているが、雑草に埋まっている。株の周辺を手でむしる。降雨が無く土は乾燥しているが雑草の根は良く張っていて、引き抜き難い。

2013年6月10日の天気(AMEDAS)

TAVE= 24.1 NO DATA
TMAX= 29.2 最高気温(℃) 30.6 13:27 
TMIN= 21 最低気温(℃) 20.7 04:35 
DIFF= 8.2 NO DATA
WMAX= 5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.2(東南東) 16:52 
SUNS= 6.4 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

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技術 回顧と展望:時の記念日に思うこと

6月10日は時の記念日である。我々が住んでいる時空が1次元の時刻と3次元の空間で成り立っている事には疑いがない。しかし、科学者はそれも疑っているのかもしれない。

WIKIPEDIA「時の記念日。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%81%AE%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5)」

時の記念日には、実利的な背景があるようだ。その最大の目的は、出来事の後先を一義的に決める事だろう。不用意に、出来事の後先が不正確に決められては、社会生活や取引に影響が及び利害関係による問題も生じてくる。時刻と期日を公権力で管理するのが標準時や標準暦と言うことだろう。

最近、時計は正確になった。我が家のXPパソコンと電波時計も指示している時刻の差は2~3秒である。XPパソコンはどこかのタイムサーバーに接続して正しい時刻を聞いてくるようだ。日付と時刻のプロパティを見ると「time.windows.com」のようだ。電波時計の方は「E」のマークが出ているので東部の標準電波を受信している。この2~3秒の差違がなぜ生じるのか。多分、厳密に追求すればその原因もはっきりするだろう。

ともかく、最近は技術の進歩で、標準時とトレーサビリティがとれる状態に近づいているように見える。東京証券取引所ホームページによると、通常の発注注文:数ミリ秒、コロケーションサービス:15.7マイクロ秒、プロキシミティサービス:260マイクロ秒との事だ。
一般人にとっては、1秒が1年にも相当する早さで株の取引が行われているようだ。ともかく、正確な時刻が刻めるようになって、株の売買のスピードもまさにコンピュータワザの世界になってしまった。

かつては、短波BANDでJJYというコールサインで標準電波が流されていて、それをラジオで受信した事がある。電波を扱うアマチュア無線でも時間と周波数の正確さが求められていた。現在は、長波標準電波が放送されており、各種時計の時刻合わせ等に使用されている。

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「おおたかどや山標準電波送信所http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A9%E3%82%84%E5%B1%B1%E6%A8%99%E6%BA%96%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%89%80。(最終更新 2013年4月4日 (木) 10:35 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「停波[編集]:標準電波の停波そのものは、普段から機器のメンテナンスなどのために行われており、数秒間から数時間程度の短いものであれば年に数十回ほど起きている。しかし、本施設は2011年3月から5月にかけ、以下のように長期間にわたって停波する事態となっていた。

東日本大震災による停波[編集]本施設は福島第一原子力発電所事故に伴う避難指示(半径20km圏内に該当)に従い、通常なら24時間常駐して保守管理に当たるスタッフが全員不在となる事態となる為、2011年3月12日19時41分に停波措置を取った。東北地方太平洋沖地震をめぐっては発生直後(揺れている最中)および余震が続いた中の3月11日14時48分31秒から16時40分12秒にかけ、地震及び地震被害回避を期して実施された措置に続く停波である。その後、4月21日13時53分に暫定的に送信を再開[1]。ところが25日正午過ぎに落雷を受けて機器が破損、再度停波した。5月9日一時立ち入りを行い、暫定的に送信を再開したが雷の発生など気象条件の悪化等が予想され、継続的な送信を行った場合には機器の損傷のおそれが高いため、5月10日12時40分再び停波。その後、5月13日17時32分から暫定的に送信を再開したが、不安定な運営状況が続いている。なお、2012年4月1日に田村市・川内村は警戒区域を解除した。

2011年3月11日~5月28日の運用状況 日時(2011年) 時間 運用状況
3月11日14:48 1秒間 東北地方太平洋沖地震のため停波
3月11日14:48 3秒間 送信再開
3月11日14:48 - 16:40 2時間 東北地方太平洋沖地震のため停波
3月11日16:40 - 3月12日19:41頃 27時間 送信再開
3月12日19:41頃 - 4月21日13:53頃 40日間 福島第一原子力発電所事故により避難命令が出されたため停波
4月21日13:53頃 - 4月23日17:03頃 51時間 暫定的に送信再開
4月23日17:03頃 - 4月24日09:13頃 16時間 落雷による被害を避けるため停波
4月24日09:13頃 - 4月24日16:03頃 7時間 暫定的に送信再開
4月24日16:03頃 - 4月24日18:44頃 3時間 落雷による被害を避けるため停波
4月24日18:44頃 - 4月25日11:43頃 17時間 暫定的に送信再開
4月25日11:43頃 - 5月9日13:08 14日間 落雷による被害を避けるため停波
5月9日13:08 - 5月10日12:40 24時間 暫定的に送信再開
5月10日12:40 - 5月13日17:32 77時間 落雷による被害を避けるため停波
5月13日17:32 - 5月16日17:15 72時間 暫定的に送信再開
5月16日17:15 - 5月17日09:02 16時間 落雷による被害を避けるため停波
5月17日09:02 -  暫定的に送信再開(これ以降通常運用) 」とある。
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東日本大震災の時は、我が家の電波時も、おおたかどや山標準電波送信所からの電波を受信できない事があった。「歴史の転換:東日本大震災に関する情報量(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/post-fa42.html)。(2011/4/22)」

感覚的な時刻と科学的な時刻では大きな差があるが、同じ時刻を共有する重要さは今も昔も変わらない。ところで、東京証券取引所のコンピュータ株取引は休むことなく続いているのだろうか。

日本経済新聞は、「東証システム障害、高速取引と安全のジレンマ 。http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC0700L_X00C12A8EA2000/。(2012/8/7 21:29 ))」というタイトルで、「東京証券取引所で7日、システム障害が起き、株価指数や日本国債の先物などデリバティブ(金融派生商品)の取引が約1時間半、全面停止した。今年2月に241銘柄の株式取引を半日停止した大規模障害からわずか半年で、取引所の生命線ともいえるシステムの根幹部分の弱みが浮かび上がった形だ。来年1月の大阪証券取引所との統合を前に課題を残した。 取引システムは午前9時22分から同10時55分まで停止した。当初は9時18分からと発表していたが、その後修正した。」と報じた。

最近は、株価や通貨の乱高下が続いている。売り買いは何回でも自由とはまさに証券会社の論理。コンピュータで分解可能な時刻まで売買時間を短くしてそのあげくに経済が不安定になるのは何かおかしい。一日で売買できる回数を制限したらどうかと考えてしまう。ともかく、生活や取引の基本になる所まで、ハードとしての技術革新が進んでいる。対応できないのはそれに対応するソフトのようだ。

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
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    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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