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2023年4月

2023年4月10日 (月)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:修験の世界は本当にあったのか;;ちょっと出た アドレナリンで 大騒ぎ。20230410。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月10日(月)
昨日は晴れ。
ざっそう句;ちょっと出た アドレナリンで 大騒ぎ。
岩波文庫の「サイバネティックス」が出てきた。少し拾い読み。
GPT-4が話題になっている。現代版予言者とでも言えそうだが、ノバート・ウィーナーの読みの方が深いかも知れない。AIが並みの評論家程度の予言をすれば、評論家は失業の危機に直面しそうだ。某国際政治評論家は自爆してしまったが、世の中とはそんな物か。
午前、ポストの郵便物確認。予定の用事外出の準備。
ご後から用事外出。帰宅してから忘れ物に気付く。
墜落した陸上自衛隊ヘリの機体と乗員の捜索は大々的に行われているようだが依然手がかりは掴めていない模様だ。こう言う場面にもAIが使えれば良さそうだが、そもそも論だが、困ったときにAI頼みはそれほど期待出来ないだろう。
LibreOffice-Calcのアメダスデータ処理にエラーが生じていた。セルが参照するデータがズレていた。なぜズレたかは原因不明。

Iob_20230410_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230410-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE22.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:修験の世界は本当にあったのか;20230410。

幼少の頃、自分の子守は主に曾祖母がしていた。年齢的には自我が育つ数歳頃だったと思う。まだ、幼稚園や小学校へ通う年齢では無く、精神世界も何か迷信などは普通に信じられていたように記憶している。当BLOGでも、思い出した事は書いたが、地域の行事や伝承として残っていることもある。三和町の民俗という調査資料によると、明治頃まで修験が行われていたようだ。最近、近くの無縁墓地らしい墓地の墓碑を見ると、大先達とかの肩書きが刻まれている墓石が残っていた。多分、その人は余所にある、より高位の施設へ研修に出かけて、修験の知識やノウハウを取得して、それで生活を支えていたのかも知れない。言い換えれば、古来のサービス業と言えるかも知れない。そんな、精神的風土が、戦後の経済高度成長時代頃までわずかながら残存していたのかも知れない。近代的合理主義は、迷信等は簡単に吹き飛ばしてしまったようだ。

迷信(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/10/post-f7e6.html)。(2009年10月10日 (土))」で、「こういう風習は迷信と思っていたが、理由を調べると合理的な意味もあるようだ。今日では歯科医に行くのは子供でも当たり前であるが、終戦後は子供が歯科医に行くのは虫歯が痛む時くらいだったかも知れない。歯列の矯正等は夢のような治療であったと思う。そう言う点で、自分の歯列も無修正のままだ。笑うと歯列の乱れが見える。これも個性の一つか。思うに、理想な姿を追求すると、スーパーの野菜のような無個性の物が跋扈するようになりかねない。」と書いた。

WEB情報によると、「https://kotobank.jp › word › 役行者-38333;役行者(えんのぎょうじゃ)とは? 意味や使い方 - コトバンク;日本大百科全書(ニッポニカ) - 役行者の用語解説 - 7世紀後半の山岳修行者。本名は役小角(えんのおづぬ)。役優婆塞(えんのうばそく)ともいう。日本の山岳宗教である修験道(しゅげんどう)の開祖として崇拝され、江戸末期には神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)の諡号(しごう)を勅賜された。」との事だ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 247.1 266 99 19504.1 10.3 16.1 5.3 10.8 8.4 12.1 0
時刻等℃ 14 4 11 86.43 mm
伊勢崎 2023年4月9日(1時間ごとの値)       1年の 27% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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2023年4月 9日 (日)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:俳句鑑賞;灌仏会;;接ぎし穂木 褐変したぞ 俺の負け。20230409。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月9日(日)
昨日は曇り一時晴れ。
ざっそう句;接ぎし穂木 褐変したぞ 俺の負け。
回覧板を回す。道路脇のドウダンツツジが開花していた。
ミカンの接ぎ木が気になり畑に出て観察。正常の穂木は緑色。冷凍穂木は褐変。勝負ありだ。
夕方前、二人来客。先月の仕掛けを回収して獲物を確認。予想外の成果で盛り上がった。
業者来宅。料金値上げの通知を置いて行く。
宅内閑居。用事外出の準備をした。
墜落した陸上自衛隊ヘリの機体と乗員は依然発見されていないようだ。

Iob_20230409_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230409-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE21.gif」
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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:俳句鑑賞;灌仏会;20230409。

ダイソーの運勢暦を見ると、昨日は灌仏会・花祭りであった。講談社の古本歳時記には例句無し。そこで、ネットで例句を探して鑑賞する。

摩耶夫人まだまだ若し仏生会    阿波野青畝

WEB情報によると、「摩耶夫人 - Wikipedia
摩耶夫人(まや-ふじん/ ぶにん、パーリ語またはサンスクリット: Māyā 、 म य 、マーヤー)は、ゴータマ・シッダッタ(またはガウタマ・シッダールタ 釈迦 )の生母である。」との事だ。

WEB情報によると、「聖母マリア - Wikipedia
聖母マリア (せいぼマリア、ヘブライ語: מ ר י ם , Miryām, アラム語: ܡܪܝܡ , Maryām, ギリシア語: Μαρία, María )は、イエス・キリスト(ナザレのイエス )の母、ナザレのヨセフの妻。ヨアキムとアンナの娘とされている。」との事だ。

WEB情報によると(https://ja.wikipedia.org/wiki/阿波野青畝)、「阿波野青畝(あわの せいほ、1899年(明治32年)2月10日 - 1992年(平成4年)12月22日)は奈良県出身の日本の俳人。本名は敏雄[1]。旧姓・橋本。原田浜人、高浜虚子に師事。昭和初期に山口誓子、高野素十、水原秋桜子ととも「ホトトギスの四S」と称された。「かつらぎ」主宰。  市井の生活を材に、鷹揚な表現で自在な句境を構築した。古典を素地にした叙情性も特徴。句集に『万両』(1931年)、『除夜』(1986年)など。 」との事だ。

マヤとマリヤは、何か関係があるのか。ともかく、東西の偉大な宗教家と言え、母の存在無しには生まれなかったようだ。釈迦が産湯を使ったときは、その母のマヤもまだまだ若かった筈だ。当然と言えば当然なのだろう。そんな、空想から生まれた俳句だったのかも知れない。

WIKIPEDIAは「四Sの他の3人のように革新的でなく[3]、仏教を好んで題材に取るなど(特に涅槃会の題材を得意とした)、四人のなかでも特異な立ち位置にあった[7]。」と指摘して、以下の作品を示している。

葛城の山懐に寝釈迦かな
なつかしの濁世の雨や涅槃像

WEB情報によると、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん[1][2]、または、てんじょうてんげゆいがどくそん[3])とは、釈迦が誕生した時に言ったとされる言葉。  釈迦は摩耶夫人の右脇から生まれた[4]とされるが、その直後に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地をさして「天上天下唯我独尊」と言った、という逸話から出てきたものである。しばしば釈迦を崇める言葉として使われる。 」との事だ。

世の中は、つい突っ込みを入れたくなるが、大らかに過ごしたい。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 343.5 #VALUE! #VALUE! #VALUE! 14.3 20.4 7.5 12.9 10.3 4.1 0
時刻等℃ 11 23 18 29.29 mm
0 1年の #VALUE! 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 

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追記(2023/04/10):エラーが発生?セルの属性が合っていなかった。コピーミスか?修正再録。

項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 335.3 267 98 19257.0 14.0 20.4 7.5 12.9 10.3 4.1 0
時刻等℃ 11 23 18 29.29 mm
0 1年の 27% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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2023年4月 8日 (土)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:たった一件ヒットした諸葛菜の句を再読;;引きこもり やや憂いあり 諸葛菜。20230408。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月8日(土)
昨日は曇り深夜小雨。
ざっそう句;引きこもり やや憂いあり 諸葛菜。
クシャミ、鼻水多発。そらはどんよりして冴えない。宅内閑居。
メール送信確認。
自衛隊ヘリが海上で墜落したらしい。
新学期、新年度が始まってこれからという時だ。
それなのに元気が出ない。
菜の花より紫の諸葛菜が気分に合う。

Iob_20230408_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230408-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE20.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:たった一件ヒットした諸葛菜の句を再読;20230408。

マンネリ、ネタ切れで、記事を書くのに無駄な時間がかかる。そこで過去記事を探す。そこが宝の山なのだ。過去は頭脳と感覚が若かった。数千件の記事の中でキーワード「諸葛菜」を含む記事はたった一件。丁度、昨年の四月馬鹿の日に書いた作品だ。

「老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草;独り漫歩吟行;四月馬鹿 嘘も言えない 箝口令。20220401。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2022/04/20220401-03c8.html)。(2022年4月 1日 (金))」で、「昨日は思い立って雑用と散歩を兼ねて独り漫歩吟行を試みたが、脚力は衰え、苦行になった。住み慣れた故郷ではあるが、その故郷も時々刻々と変わっているのを痛感した。ポケットに使い古しの手帳を入れたが、途中で書いたのは二行のみ。体験が蒸発しない早朝に書き留めた。」と書いた。

目前に 高貴な紫色 諸葛菜
咲き誇る 名前知られぬ 雑菜花
兵列か ラッパ水仙 無言なり

ついでに、当日のBLOG画像を加工して使おう。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 432.6 #VALUE! #VALUE! #VALUE! 18.0 23.3 14.3 9 6.1 0.2 1
時刻等℃ 14 5 23 1.43 mm
0 1年の #VALUE! 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 

追記(2023/04/10):エラーが発生?セルの属性が合っていなかった。コピーミスか?修正再録。

項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 417.6 268 97 18921.7 17.4 23.3 14.3 9 6.1 0.2 0.5
時刻等℃ 14 5 23 1.43 mm
0 1年の 27% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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2023年4月 7日 (金)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:夢よもう一度;日本はアメリカ市場を開拓できるのか;;七重八重 首も回らぬ 畑仕事。20230407。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月7日(金)
昨日の天気は曇り一時晴れ。ざっそう句;七重八重 首も回らぬ 畑仕事。アメダス最高気温TX=22.7℃、15。ノートパソコン2が認知症状態になった。タスクマネジャーも中々起動しない。要約起動してFIRE FOXが1.3Gもメモリーを抱え込んでいるのを確認。そのプロセスを解放。ようやくパソコンらしさが戻って来た。先ず、畑を見る。まだ夏の雑草は生えていない。夏が来ればジャングルが出現する。黄色の蝋梅の花が、菜の花と競っている。そこへ山吹の花も咲き出して参戦してきた。バテ気味だ。雑用も溜まってきた。そこで、思い付きで用事外出をすることにした。午前は用事外出の準備。午後、愛車にて出かける。先ず、コンビニで数件。次に大店街で数件。スマホの販売員に捕まった。宣伝印刷の無い真っ白のポケットティシュを配っていた。話を聞いたが、コリャダメだと諦めの雰囲気。百均店で数点。スーパーで見切り品探し。かくて一日が終わった。気温が上がり、厚着をしていたので少し発汗気味になった。夕食に、茹でたコゴミに胡麻だれをつけて食す。春らしい山菜で歯ごたえが良い。

Iob_20230407_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230407-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE19.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:夢よもう一度;日本はアメリカ市場を開拓できるのか;20230407。

1970年代にサラリーマンになり、半導体部門の開発部に配属された。開発とは色々なレベルがあるが、電子機器のシステム開発が主な仕事だった。当時、半導体が主に使われていたのが周波数が低い音響機器であった。回路技術者は、自分の仕事場として小さなシールドルームをあてがわれていた。そこに、測定器等が設置されていて、主にその部屋で仕事をした。その後、シリコンバレーの投資家として活躍したT氏も先輩技術者としてオーディオ関係の開発に従事していたようだがまだ交流は無かったようだ。

現役時代の最初の約10年間は主にテレビ関係の集積回路の開発を担当した。その後、1980年代に担ってから、当時の音声・映像分野から、その他・第三の分野を担当する部署に異動になった。その頃、T氏は販売部門へ異動して、米国市場の開拓に従事していたようだ。米国の半導体市場は日本のように民生品が少なく、ミリタリーや自動車が主要の市場であった。初期のテレビゲームに適するレギュレータを開発したが、市場の激変で全然売れなかった。営業部門も、ゲーム器の市場を予測するのは難しかったと思う。

初期のテレビゲーム(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/02/post-c6ec.html)。(2009年2月18日 (水))」で、「かって、アタリのゲーム器向けに、電源のバックアップに使えるレギュレータを開発した事があった。これもゲーム関連の集積回路であったが、ゲームの世界は余りにも変化が早い。集積回路が完成した時には、既に状況は変わっていた。開発の企画は当たったどころか完全に外れであった。アタリがハズレであった。しかし、当時ほとんど汎用のレギュレータしか無い時代に専用のレギュレータを開発したという経験は、後の専用品の開発に非常に役立った。汎用品は物量で価格競争に巻き込まれるのはどこの世界でも同じである。最初に授業料を払ってしまったが、この授業料は無駄ではなかったと思っている。」と書いた。

スープ皿の底(改題):会社生活断面記:一緒に仕事をしたカナダの青年技術者の心意気を思う;ススキ呉れ 饅頭貰う 十三夜。171101。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2017/11/post-fb1c.html)。(2017年11月 1日 (水))」で、「聞くところによると、欧米では技術者と技能者は格付けが完全に異なり、技術者は技能者の仕事はしないらしい。処遇から言えば技術者の方が数段優遇されているのである。その技術者の青年が本当に質素な仕草をしたのに感銘を覚えた。  きっと、生活、信仰、教育、文化等のしっかりした背景がなければあのような事は出来ないであろうと思う。開発が成功して、その青年から、満足できる製品が出来た事に感謝するというレターを頂いて、自分も良い経験をさせて頂いたことを誇りに思っている。  なにしろ、その製品は-50~+150℃まで動作する途方もない製品であった。誰もやったことの無い仕事。この仕事を上司から命じられたときは雑煮も喉に通らないほど悩みに悩んだ。  若さと退路を断った尻まくり。しかし、なんとかなった。その仕事を成し遂げた達成感は本人と同僚しか分からなかっただろう。今、思うと上司とは部下の責任をとるためにいたのであろう。チャレンジする機会を与えてくれたのだ。きっとあのカナダの青年技術者も重いミッションを背負って日本にやってきたのであろう。」と書いた。

上記製品は、民生用品ではなかったが、T氏によれば、開発した技術を展開すれば、自動車用に使えるので有望な市場が開けるというセールストークがあった。また、T氏はNASAにも売り込みをかけたようだ。我が社の民生用集積回路が宇宙用で使われたと喜んだ事があった。最近の国産人工衛星のコストダウンにも、宇宙用に特別設計された集積回路等の部品は使わずに、自動車用等の汎用部品が使われるとのことだ。

宇宙を飛んだ集積回路(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/02/post-5721.html)。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/02/post-5721.html)」で、「。微細化したDRAM等では宇宙を飛び交うα線等の粒子がメモリーの誤動作をさせる事が知られていた。従ってそのようなデバイスを宇宙で使用するには放射線対策をする必要があった。民生用集積回路ではそこまで対策
をしていない。宇宙での具体的な使用条件は皆目分からないので要求されたデータを測定して送った。チームでやった仕事はそこまでであった。実際にカメラを組み立てシステムに組み込むのは更に膨大な作業が必要であったと思う。今言えるのは、きっとあの集積回路は宇宙を飛んだに違いないという事だけである。宇宙で動作させる機器は高度の信頼性を要求される。巨費を投じて打ち上げられる搭載機器は修理して使わないのが原則的である。予定された期間確実に動作することが要求される。国産のH2Aロケットも商用運用されるときはコスト競争にさらされる。どのような集積回路が使われているか興味があるところである。」と書いた。

T氏は、日本の集積回路で米国市場を開拓しようと、米国市場で使われる集積回路の企画から売り込みまで海外営業部門で奮闘していた。それをサポートする国内部門も十分な体制が敷けなかった。三洋の海外営業部門を退職後はエンジェル投資家として活躍して成功したようだ。それを知ったのは、たまたま読んだ「挑戦せよ」という同氏の著書であった。

会社生活断面記:「挑戦せよ!平強氏最新ブログ」を読む。若者よ世界に目を向けよ。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/09/post-a524.html)。(2011年9月 2日 (金))」で、「平強氏はJungleeが起業された当時を振り返っているが、ベンチャー企業が借金を返せるまでに成長させるのは大変だろう。また、当然色々な面で行き詰まる事も多い。そういう場合の適切なアドバイスも成功には不可欠だ。自分も日本のベンチャー企業といくつかお付き合いをした事があるが、色々チャレンジするにも年齢という壁は必ず存在する。一度、チャレンジして失敗しても、再チャレンジができる程度の社会的なバックアップが整っていればチャレンジもしやすいのではないか。米国の場合、チャレンジして成功した人が、次ぎにチャレンジする人を支援しているようで日米の風土の差を感じてしまう。日本の若者も世界に目を向けて欲しいものだ。日本がだめならアメリカ/世界あるのではないか。そう言っても、平強氏の滞米生活と技術的なキャリアーは長い。やはり、外向きのチャレンジ精神も持ち合わせているのだろう。」と書いた。

関西経済同友会ホームページは、「エンジェル投資家 平強 氏 が講演。;url=https://www.kansaidoyukai.or.jp/event/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%AE%B6-%E5%B9%B3%E5%BC%B7-%E6%B0%8F-%E3%81%8C%E8%AC%9B%E6%BC%94/。(2016年9月29日)」というタイトルで、「本会では、米国在住の日本人ベンチャーキャピタリストとしてご活躍の平 強(たいら・つよし) 氏を講師に、「シリコンバレイの起業家サポートインフラストラクチャー~ベンチャーキャピタリストとエンジェルインヴェスターの活動について~」と題して講演会を開催しました。~。シリコンバレーで、どのように資金やエンジェル投資家が動いているのか、メンターや大学の重要性、また私たちのなすべきことなどについて多くの知見を得ました。」と報じた。

アメリカには巨大な市場があるが、その市場は過酷なようだ。かつての日本人もその市場に挑戦して、成功した人もいれば、失敗した人もいた。アメリカにはベンチャーを育てる風土があるようだ。しかし、企業自体が日々姿を変えているのが実情だ。アメリカで成功した起業家には移民も多いようだ。やはり、日米の企業文化に差があるのか。インテル創業者の一人アンドリュー・グローブもハンガリーからの移民であった。

日本の若者はどこへ向かうのか。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 403.0 269 96 18504.1 16.8 22.7 13 9.7 3.4 4 0
時刻等℃ 15 4 13 28.57 mm
0 1年の 26% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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2023年4月 6日 (木)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:7年前の過去記事を読む;時代遅れのデジタル妄想家;賓客の ウグイス去って キジが鳴く。20230406。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月6日(木)
昨日の天気は曇り一時晴れ。ざっそう句;賓客の ウグイス去って キジが鳴く。日向ぼこ新聞。耳を澄ましたがウグイスの鳴き声は聞こえてこない。代わりにキジが断続的に鳴いている。畑に出て接ぎ木した穂木の様子を見る。まだ、活着したか否かは判断出来ない。2~3週間経てば分かるだろう。接ぎ木苗床から良苗をミカン区画に移植した。接ぎ木時に切り取った台木の枝の上に剪定枝を載せて腐らせる。終日、圃場のメンテナンスで終わってしまった。ミカンの乾果を収穫した。石のように固いが食べられるか。トランプ前米大統領の起訴・罪状認否が始まった。疑惑のデパートのようでアメリカ政治のデタラメさを感じる。結果はどうアレ法律・司法は機能しているようだ。

Iob_20230406_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230406-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE18.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

時事通信は、「トランプ氏、無罪主張 記録改ざんで34件―「選挙妨害」と批判・NY。;url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2023040500115&g=int。(2023年04月05日11時15分)」というタイトルで、「 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州で起訴されたトランプ前大統領(76)は4日午後(日本時間5日未明)、マンハッタンの刑事裁判所に出廷し、罪状認否に臨んだ。検察が罪状を告げ、ビジネス記録の改ざんを禁じるニューヨーク州法に違反した34件の罪状で起訴されたと判明した。トランプ氏は全てで無罪を主張した。」と報じた。

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:7年前の過去記事を読む;時代遅れのデジタル妄想家;20230406。

WEB情報によると、「From Wikipedia, the free encyclopedia;For signal processing, see Digital transform.Digital transformation is the adoption of digital technology[1][2] by an organization to digitize non-digital products, services or operations. The goal for its implementation is to increase value through innovation,[3][4] invention, customer experience or efficiency.[1] 」との事だ。

デジタル、デジタル云々と言うと何か斬新な技術かと錯覚してしまうが、その一例は算盤で説明出来る。その延長上に、電卓や電子計算機があった。戦後の日本の文化・文明を支えてきた電話、ラジオ、テレビ、ビデオ等々の屋台骨としてアナログ技術があった。アナログ技術は、人間の感性や思考法に類似性があり、直感的に理解しやすかった。アナログ技術では日本が世界をリードしてきたと言っても過言では無いだろう。また、日本が生産したラジオ、テレビ、ビデオ等は広く世界に輸出され、外貨を稼ぎ、日本の経済成長に貢献した。

「永遠のアナログTV:身体で覚えたアナログ技術(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/post-433b.html)。(2011年4月 8日 (金))」で、「自分が技術者として生きた時代はアナログ技術の全盛の時代であったとおもう。主にTV関係の集積回路の開発に従事してきた。その時の体験や失敗を「アナログいろはカルタ」という形にまとめた。それを読み直してみると、アナログ技術の多くがカラーテレビの中に使われていることを改めて実感した。仕事もカット&トライで身体で学んだ部分が多かった。そんなわけで、アナログテレビ放送が終焉するという事には何となく自分の時代も一段と遠くなるように感じている。」と書いた。

アナログ技術全盛の時代に続いて、デジタル化が進んだ。アナログ技術はある種の職人芸の世界と共通する所があったが、デジタル技術はそこそこの性能の製品を安価に生産するのに適していた。日本のテレビ産業は、デジタルテレビの普及で終焉に向かってしまったのは何とも皮肉な現実であった。言わば、日本の電子産業はデジタルとアナログの再評価無くして再建は不可能なのだろ。それは、DXについても言える事と思われる。

「半端道楽:文字情報と画像情報;空欄に 夢を書くべし 暦読む。1604。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2016/04/post-2b80.html)。(2016年4月 6日 (水))」で、「検索に掛かるという点で文字情報はデジタル情報ともいえるだろう。  画像情報はアナログ情報。最近、コンピューターが囲碁の分野でも人間の能力を超えつつあるようだ。  だが、コンピューターを使って絵画や画像を楽しむ必要もない。自分の目玉以上に役に立つ視力は無い筈だ。」と書いた。

どうも、コンピュータやデジタル云々と騒がれると楽しい未来がすぐにやって来ると思ってしまうが、所詮デジタル概念は0,1で記述された無機質の世界でしかない。人はそれぞれ、真善美等のあらゆる価値を評価し、それを味わう固有の能力を備えている。先ず、自分の能力を信頼しない限り何も出来ないとさとるべきなのだ。

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2023年4月 5日 (水)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:果樹を楽しむ:カラタチのトゲはダテで無い;接ぎ木失敗株から学ぶ。;選挙戦 バカとアホウが 元気付く。20230405。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月5日(水)
昨日の天気は晴れ。ざっそう句;選挙戦 バカとアホウが 元気付く。朝飯後、玄関先の指定席で日向ぼこ新聞。ウグイスの鳴き声を誉めたが、昨日は一声も鳴かなかった。嗚呼、ウグイス君は誉められたのが恥ずかしくなり姿を隠したのか。畑に出て、イチジク区画の失敗台木にミカンの接ぎ木。リスク分散で、冷凍穂木と冷凍無し穂木の両方を使った。更に別区画の失敗株の再接ぎ木の準備。カナムグラが這い上がって枯れているが、小さな棘がいやらしい。軍手にへばりつく。更にカラタチの棘が仕事の妨害をする。まさに、出来の悪い奴の典型で、手間暇を取られるが、その手間暇を掛けるのが愛情と言えるかも知れない。昼過ぎまで続行して、腹具合で切り上げる。昼過ぎは休憩、YouTube等。夕方前、来客。羊羹とペット茶でしばしお茶会。雑談で盛り上がる。いつしか武勇談になってしまった。失敗談も無数に持っているが話せる人・聞いてくれる人はマレだ。夕方、散歩を兼ねて用事外出。用事が終わると街灯が点灯する頃になっていた。月も出ていた。久しぶりに月も眺めた。

Iob_20230405_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230405-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE17.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:果樹を楽しむ:カラタチのトゲはダテで無い;接ぎ木失敗株から学ぶ。20230405。

物価の優等生であった卵価が、鳥インフルエンザ、飼料の価格の上昇等で急上昇している。これは、米国でも例外では無いようだ。

ハフィントン・ポストは、「卵1パック600円は「正当な値上げか企業の欲か」。米生産大手の儲け8倍で議論に。;url=https://www.huffingtonpost.jp/entry/trans_jp_64262fd0e4b0ba5d60390797。(2023年03月31日 15時0分 JST;更新 2023年04月02日 JST)」というタイトルで、「 アメリカ最大手の鶏卵生産者「カル・メイン・フーズ」(本社・ミシシッピ州)が3月28日、2023年5月期第3四半期の決算を発表した。スーパーで販売されている卵の価格が高騰していることから、2022年12月?2023年2月の売上高が前年同期の2倍、利益は大幅増で8倍になった。  同社は「エッグランズベスト」や「ランドオレイクス」などの殻付き卵で知られ、1パック(12個入り)の平均価格は前年の1.46ドル(約195円)から3.68ドル(約490円)に跳ね上がったという。  卵価格の高騰の背景には鳥インフルエンザの発生がある。殺処分されるなどして鶏の数が減り、卵不足に。卵の価格は大きく上昇し、アメリカで2022年に値上がりした商品及びサービスの中でトップになるほどだった。アメリカ政府によると、スーパーでの卵の販売価格は2月に前月比6.7%下落したものの、平均4.20ドル(約560円)と高止まりが続いている。」と報じた。

この、タマゴの構造の中にヒヨコになるパーツが全て含まれているのは驚異と言う以外に無い。動物の卵に相当する植物の発明が種子である。

ミカン樹の増殖で台木の確保が問題であった。ミカン苗を購入して接ぎ木部が死滅した株から台木の側枝が出たのでそれを母樹としてカラタチの実を採種して、実から苗栽培を行った。通常、ミカン苗はカラタチ台木の幹部の長さは10㎝位と短い。カラタチ台木部から出る側枝は少なくなる。

だが、自己流接木術では、幼苗管理の手間をは省くため幹部の長さを相当長くしている。接ぎ木が成功すれば、穂木が順調に伸びて、カラタチの側枝は余り出ないが、失敗すると、台木の樹液は行き先を失い、カラタチ側枝が多数伸びてくる。

WEB情報によると、「カラタチの茎上の刺は以前は茎(枝)の変形とされていたのだけれど最近では葉が変形したもの(葉針)とされている。植物の葉腋からは普通は枝が伸び出してくるが柑橘類ではこの枝につく最初の葉が変化して刺になっているのが普通だと言われている。」との事だ。トゲは確かに最初は緑色をしており葉緑素を持っているようで、一部葉の働きをしているようだ。そのトゲの基部に芽が出来る部分があり、トゲは成長の原点を食害等から守っているのだ。多分、相当長期的な進化を経てトゲという発明をしたのだろう。

植物の生長もそのDNAにプログラムされた通り進む筈だが、接ぎ木をされるとそのプログラムが正常に機能しなくなる。苗の頂部を切るという園芸上の手法は広く行われている基礎技術になっている。
樹形を作り、空間の枝針を整え、採光を最適化する場合がそれだ。苗を買っても、切り詰めるのが勿体無く、そのまま延ばした事が多かったが、失敗株でその実験をしていたのだった。

まだ、実験する台木は十分あるが、気力体力の方が問題だ。トゲに刺される痛さは一時だ。実を収穫する楽しさを夢見て接木を続行しよう。


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2023年4月 4日 (火)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:俳句鑑賞:ウグイスの鳴き方。;今日も鳴く ここが天国 去り難し。20230404。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月4日(火)
昨日の天気は晴れ。ざっそう句;今日も鳴く ここが天国 去り難し。春爛漫。昨日もウグイスの声を聞きつつ日向ぼこ新聞。ウグイスがよく鳴くな~とつぶやく。遠くから別のウグイスの谷渡りの声。珍しく長期滞在している。その後は、通路の邪魔になりそうなイチジクのヒコバエを掘り上げて移植。芽が出かけている。調査業者、リサイクル業者等々が来る。日射しが強くなったので久しぶりに麦わら帽子を着用。少し早めに切り上げた。雨蛙が鳴き出し、モンシロチョウも複数飛んでいる。急に春らしくなった。先日収穫したイヨカンの乾果を食す。水分は抜けているが味は残っている。

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原ファイル名=「IOB_20230404-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE16.gif」
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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:俳句鑑賞:ウグイスの鳴き方。20230404。

今年は、ウグイスが我が家の周辺に長期滞留しているのか、鳴き声の変化が楽しめている。そこで、講談社の古本歳時記で気に入ったウグイスの例句を探した。ウグイス+他の物事という形式が多い。その中で、作者の表現法が面白いと感じた一句。緩急という対語をそれとなく使っているが、ウグイスの緩が勝っている。

ゆるやかに鳴く鶯に雉子(きぎす)急    島村茂雄

WEB検索したが、例句・作者の関連情報は下記。島村茂雄は俳人のようだが詳細は不明。

よく煮えて煮こぼれてゐて鮟鱇鍋    島村茂雄
玄関の清浄として賀客なく 島村茂雄
吹き通す風やゝあらく夏座敷 島村茂雄
思ふまま灯下親しく納戸耶蘇 島村茂雄
たかし忌の牡丹のいのち惜しみけり 島村 茂雄
昏れて行く水音山葵田にのこる/島村茂雄

WEB情報(https://saku-pub.com/rensai/rensai2.html)によると、「昨夏猛暑に閉口しつつ、子規全集の中の一巻「蕪村句集講義」を通読した。明治三十一年一月十五日から毎月一回、高浜虚子、河東碧梧桐、内藤嗚雪などが子規宅に集まり、当時まだ周知されていなかった蕪村句集の句を一句一句読み合ってゆくという座の記録で、子規没後の明治三十六年九月まで続けられ、当時の「ホトトギス」に連載されたものである。  これと同じ方法で続けられたのが、松本たかしの「茅舎研究」で、開始は川端茅舎(ぼうしゃ)没後七年を経た昭和二十一年一月十一日、場所は島村茂雄居で、この記録もたかしの主宰した「笛」に長く連載された。」との事だ。

WEB情報によると、松本たかしは「39歳の時に島村茂雄の誘いにより上京し、1946年に『笛』を創刊。1945年第四句集『石魂』で第5回読売文学賞を受賞しました。」、島村茂雄は「たかし全集 1;松本たかし,上村占魚,木村蕪城,志摩芳次郎,島村茂雄,松本つや女,田村鬼現,吉野秀雄」の著者との事だ。

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2023年4月 3日 (月)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:疑えば際限の無い裁判。;このウキ世 マンネリズムに ミをまかす。20230403。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月3日(月)
昨日の天気は晴れたり曇ったり。ざっそう句;このウキ世 マンネリズムに ミをまかす。春爛漫。ウグイスの声を聞きつつ日向ぼこ新聞。カオジロガビチョウも我が世の春と鳴いている。外来種だが、この地に住み着いて相当経った筈だ。侵入年代=初記録は1994年,群馬県赤城山の南面で(https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/20420.html)。カオジロガビチョウが鳴いているとウグイスも鳴き止みそうだ。県知事は外国人に県職員の全職位を解放すると打ち上げた。一体、どう言う魂胆なのか。黒い野心が透けて見える。群馬県は良くならない。日本国籍とは何なのかを考えさせられる。昨日は花曇りとでも言えそうな天気で、接ぎ木日和でもあった。穂木に不安があるが、ダメモト精神で接ぎ木を続行中だ。揚げ接ぎで台木の頂部に穂木を接ぎ木したが、失敗した株は四方にトゲのある側枝を延ばしている。それを切り取ってから接ぎ木をするので失敗株程手間・コストがかかる。失敗株は倍返し以上のお返しをしてくる。まだまだ努力が足らない。昨日は接ぎ木ナイフをTAJIMAのカッターナイフに代えて別区画の失敗株を接ぎ木し直した。精米したので米飯が復活。おまけに青いかき菜を食す。甘みがあり美味い。嗚呼、日本人で良かった。

Iob_20230403_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230403-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE15.gif」
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東京新聞は、「山本群馬県知事 外国人に県全職を解放。;url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/207144。(2022年10月8日 08時01分 )」というタイトルで、「群馬県職員の採用について、県は来年度実施の試験から国籍条項を全廃する方針を決めた。これまで知事部局三十六職種のうち十五職種で日本国籍を必要としていたが、外国籍の人にも開放し、採用後に公権力行使に関わる部署などへ配属をしない形で対応する。 県は現在、保健師や栄養士など専門性の高い二十一職種で、外国籍の人の受験を認めている。一方、行政事務や薬剤師など十五職種は、国の「公権力の行使、公の意思形成に関わる公務員には日本国籍が必要」という方針に従い、認めていなかった。
 県内の外国人住民数は、昨年十二月末現在で六万七百四十九人。県人口の3・1%を占めている。山本一太知事は七日の定例会見で「現実問題として、群馬の経済は外国籍の人がいないと成り立たない。国の方針に沿った上で活躍していただくことは、県の健全な発展にも必要だ」と意義を強調した。 県によると、外国籍の人の一部開放は一九九七年度の採用試験から始まったが、これまで受験者はいないという。全国では大阪府や沖縄県など八府県が既に国籍条項を全廃している。(羽物一隆)」と報じた。

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:疑えば際限の無い裁判。20230403。

袴田冤罪裁判の再審が確定したが、事件そのものの全部の疑問が間違い無く確定されているのか気に掛かった。殺害された被害者がいたのは厳然とした事実だとすれば、殺害した真犯人がいるはずだ。真相は時効の壁で隠されているのか。ともかく、裁判を疑えば際限が無いのだ。結局、裁判も現実社会の中では、一種の儀式で終わってしまうのでは無いか。当然、裁判の帰結を支配する司法権の掌握も権力闘争の中にあるのだろう。この世には白黒がはっきりしない事件が多すぎる。その闇の部分に利権が漂っているように妄想されてくる。その点は日米も変わらないだろう。

トランプ前米大統領が起訴されたというニュースに、さすがアメリカと感じた。日米の政治制度は類似点もあれば相違点もある。日本の安倍晋三元首相暗殺事件、米国のトランプ前米大統領起訴事件は両国の裁判制度の違いとして注目されると思われる。下記の記事で、「トランプ前米大統領を訴追するマンハッタンの検事」は公選されたと述べられている。日米の司法制度の違いを際立たせているように思う。報道に寄れば、安倍元首相銃撃事件の裁判は、裁判員裁判で行われるらしい。銃撃から死亡発表までの事実認定には多くの疑問点があり、一般国民から選任された裁判員がどこまで公正な判断が出来るか議論になる可能性もあると妄想されてくる。裁判の結果が、その時の政治状況に支配されては後顧の憂いを残すと言えるかも知れない。それにしても、裁判が始まるのが2024年以降とは余りにも遅すぎるのでは無いか。トランプ前米大統領の裁判との比較が注目される。

BBCは、「トランプ前米大統領を訴追するマンハッタンの検事とは。;url=https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65152671。(2023年4月2日)」というタイトルで、「金曜の夜に検察事務所を後にしたブラッグ氏は、集まった報道陣に対して無言だった。(罪状が連邦レベルか州レベルか地区レベルかを問わず)アメリカの大統領経験者を刑事事件の被疑者として訴追した史上初の検察官として、自分の名前が今後、歴史書に刻まれ続けるのは、本人も承知していたはずだ。 ブラッグ検事が率いる検察チームは、ドナルド・トランプ氏(76)と元ポルノ女優の間に交わされたとされる口止め料の支払いについて、捜査を続けてきた。」と報じた。

NHKは、「関西 NEWS WEB;安倍元首相銃撃事件 被告を追起訴 裁判に向け手続き本格化へ。;url=https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230330/2000072377.html。(3月30日 17時49分)」というタイトルで、「安倍元総理大臣が演説中に銃撃された事件で、殺人の罪などで起訴された山上徹也被告について奈良地方検察庁は、旧統一教会の関連施設の入る建物を銃撃したなどとして建造物損壊や銃刀法違反などの罪で追起訴しました。 一連の捜査は終結し、今後は裁判に向けた手続きが本格化することになります。」と報じた。

WEB情報によると、「www.jiten.info › dic › asia › kugatachi.html;くがたち、くかたち 盟神探湯 クガタチ (古代の裁判、神判 ...;クガタチ くがたち、くかたち 盟神探湯 >>関連項目一覧 日本の伝承、古代の裁判、神判。日本書紀にみられ、また大和朝廷時代から続くという甘樫坐(あまかしにいます)神社 では一年に一度神事として、「くがたち(盟神探湯)」を再現する。」との事だ。

思うに安倍三大スキャンダル=森友学園事件・加計学園事件・桜を見る会事件は、司法が適正に機能していれば、以後の政権腐敗を阻止できていた可能性があったっと妄想されてくる。トランプ前米大統領起訴理由は複数あるようだ。裁判が始まれば、起訴理由もこう公開されるだろう。

アメリカも日本も変な政界病が流行ってきた。司法がその病状を救ってくれるのか。

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2023年4月 2日 (日)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:どこまでも怪しいコロナ撤退劇。;ウグイスと どこか似ている 選挙カー20230402。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月2日(日)
昨日の天気は晴れ。ざっそう句;ウグイスと どこか似ている 選挙カー。朝飯を食い、玄関先で日向ぼこ新聞。鶯の声が聞こえる。上達してきた。県議選が告示され、候補者の実像が新聞紙面に現れてきた。接ぎ木をするには天気が良すぎる。四月馬鹿の日だが、接ぎ木を続行。良質の穂木を冷蔵庫に入れておいたが、間違えて-18℃ほとになる冷凍室に入れていた。それを取り出して解凍。穂木の細胞が凍死してしまったか気になるが、それしかない。無駄骨を承知でほぼ一日接ぎ木。こんなときこそと道具箱の中で秘宝の如く眠っていたVICTORINOX BUDDING KNIFEを使った。これぞ接ぎ木を始めたときの記念品だ。スイスの有名刃物企業製の接ぎ木ナイフだ。だが、道具でも技でも死んだ物は生き返らせることは不可能だ。成功する事を信じて行う事しかできない。エイプリルフ~ルの秀逸なニュースを探したが、それらしきものは見当たらなかった。ゲーム、エンタメ、電脳分野では関連の話題があるようだが、政治、経済、社会等の現実世界では日々が嘘まみれなのか。事実は小説より奇なのが現代の常識になってしまった。その点、群馬県の選挙は、カラスの入学試験のようでのどかなようだ。コンピュータ方式の選挙調査電話があった。まだ選挙カーのウグイスの鳴き声も絶頂には到っていないようだ。老鶯の連呼も誉めた物じゃ無いが。山菜のコゴミを食す。山菜が食えるだけでも贅沢だ。

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原ファイル名=「IOB_20230402-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE14.gif」
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WEB情報によると、「ピーチ・アビエーション(ピーチ)は4月1日、「エイプリルフ~ル記念 ウソみたいなホントのSALE!」を実施。就航11周年を記念して、国内11路線を対象に111席限定で片道11円からのセール価格で販売し、完売後は片道1111円から販売しています。」との事だ。

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:どこまでも怪しいコロナ撤退劇。20230402。

ネタ切れで、春の季語の接木の例句を講談社歳時記・古本で探した。WEB検索したが詳細不明。この例句は接ぎ木をした実感が出ている。自分の生活というリアリティがあるので貴重な一句。接ぎ木=春という公式で句作の描写に使っているだけとは違う。接ぎ木は精密作業だ。酒少しと趣が合う。

接木せし夕べの膳の酒少し   中野ゆたか

コロナパンデミックがほぼ三年半後に、終息に向かいつつあるが、コロナワクチンメーカーのまわし者のように振る舞ってきたWHOが公表した指針は何を示すのか。世界中がフェイクニュースと真実のニュースの区別が付かなくなった。そこに悪徳業者が介入して利権をむさぼった。日本が膨大な税金を投入して確保したコロナワクチンの30%が捨てられたというニュースが走った。

現代医学はEVIDENCE BASED MEDICENと宣伝されている。科学的証拠に裏付けされているから信頼され、その原理に基づき、医療に税金・公金が投入される根拠となっている。ところが、コロナパンデミックに関しては、事実よりタテマエが先行した。誰もがオオカミ少年になった方がより大きな利益が得られそうになった。WHOもそのお先棒を担いだのでは無かったと妄想されてくる。。

livedoorニュースは、「健康な成人のワクチン追加接種、2回以降「推奨せず」 WHOが指針見直し。;url=https://news.livedoor.com/article/detail/23956778/。( 2023年3月29日 10時23分:AFPBB News )」というタイトルで、「 2023年3月29日 10時23分:AFPBB News;
【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は28日、新型コロナウイルスワクチンの接種指針を見直し、健康な成人らへの追加接種(ブースター接種)について、有益性が限定的だとして2回目以降の接種を「推奨しない」とした。 WHOの予防接種に関する戦略諮問委員会(SAGE)は新指針について、新型コロナの変異株「オミクロン株」が主流となったことの影響に加え、感染とワクチン接種によって獲得された集団免疫を考慮したと説明している。」と報じた。

ブラックニュースではWHOはノーベル平和賞を狙っているという噂が流れた。ノーベル医学賞には、コロナワクチンが候補に上がったが候補で終わったようだ。そもそも論だが、オレ様にはノーベル賞自体がインサイダー取引のような秘密で組織運営をされており、極めて不明朗だ。世界中から公正な評価を得るには、受賞者と共に候補者名を全て公開すべきである。これこそフェアプレーの精神だろう。

コロナワクチンの後遺症や副作用で死んだり、障害を受けた膨大な被害者がいるが、当局は責任逃れのためその調査や対策を進めていない。まさに、人類史上最大の人体実験が行われたのがコロナパンデミックであった。WHOの方針転換は、責任逃れのポーズに過ぎないと妄想されてくる。現代の巨大組織は、個人の良心を圧殺し、組織悪を極大化する人類最悪の発明では無いか。

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2023年4月 1日 (土)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:どこまでも落ちれば必ずソコがある。;四月馬鹿 前代未聞 スキャンダル。20230401。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月1日(土)
昨日の天気は晴れ。ざっそう句;四月馬鹿 前代未聞 スキャンダル。日向ぼこ新聞。春爛漫。屋外活動に最適な天気だ。今年は桜の開花が一週間程早いようだ。倉庫部屋へは入らず畑に出てミカンの居接を続行。処分するには勿体無い低級苗を仮植えしておいたのが伸びて手が付かなくなっている。先ずふような枝を除去するのが一仕事。最後に穂木を接ぎ木して発芽を待つ。台木は新芽が出始めている。接ぎ木ナイフ用の砥石が所在不明で鎌を研ぐ砥石を使って研いだ。切れ味は今一つ。WEB情報によると、「カッターナイフでも使える」との事だ。昼過ぎも、休憩後続行。なんとか一区画終了。業者来客があり対応。ノーマスクで久しぶりに屋外作業をして杉花粉を大量に吸ったらしい。クシャミ、ハナミズが多発。今日から四月だ。杉花粉飛散予報では日中の飛散量は非常に多いようだ。エイプリルフールで秀逸なフェイクニュースに期待したい。トランプ前米大統領がスキャンダルで起訴されたというニュースが流れている。歴代大統領で最初との事でその快挙を祝福したいと妄想されてくる。

Iob_20230401_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230401-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE13.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:どこまでも落ちれば必ずソコがある。20230401。

どこまでも落ちれば必ずソコがあるというような文明論が、自信を失っていた日本人に勇気を与えてくれたというような能書きで、坂口安吾の「堕落論」をよんだような記憶がある。その、坂口安吾が桐生市と縁があったと知ったのは最近のように思う。

東京新聞は、「作家・坂口安吾が最晩年過ごした地 桐生市で初の「安吾忌」開催 長男が講演。;url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/232360。(2023年2月21日 07時32分 )」というタイトルで、「最晩年を群馬県桐生市で過ごした作家坂口安吾(一九〇六?五五年)の命日に当たる十七日、桐生?楽部(同市仲町)で第六十九回の「安吾忌」が開かれ、安吾の長男で写真家の坂口綱男さん(69)が講演した。   安吾は五二(昭和二十七)年二月に桐生市に転居。亡くなるまでの約三年を過ごした。   同市で生まれた綱男さんは、約七十人の参加者に、家族の写真などをモニターに映して紹介。安吾は綱男さんが幼少の頃に亡くなったが、「安吾忌に集まる檀一雄さんら著名な作家や編集者と触れ合い、父安吾の大きさが分かった」などと話した。 」と報じた。

日本経済新聞は、「安吾と電子顕微鏡;群馬・桐生 だんな衆が迎えた無頼派。;url=https://www.nikkei.com/article/DGKDZO37054660W1A201C1EL1P00/。(2011年12月7日 15:30 [有料会員限定])」というタイトルで、「織物産業で栄えた群馬県桐生市。作家・坂口安吾は晩年をこの町で過ごした。新潟で生まれ、東京で暮らした安吾がなぜ桐生に移り住んだのか。  生前の安吾も訪ねた古書店「奈良書店」の奈良彰一さん(65)によると、安吾と桐生を結びつけたのは顕微鏡だった。安吾は競輪にのめり込んだ時期がある。あるレースの判定に疑問を持ち、1951年に判定写真を桐生市にある群馬大学工学部の顕微鏡で調べようとしたという。」と報じた。

WEB情報(https://ja.wikipedia.org/wiki/無頼派)によると、「概略
無頼派の範疇を創り出した「新戯作派」という言葉は、坂口安吾による、戯作に対する数々の発言に端を発する。エッセイ『戯作者文学論』(1947年1月)、織田作之助への追悼文『大阪の反逆 – 織田作之助の死 – 』(『改造』昭和22年4月号)などで、坂口は文学における戯作性の重要性を強調した。漢文学や和歌などの正統とされる文学に反し、俗世間におもねった、洒落や滑稽と趣向を基調とした江戸期の“戯作”の精神を復活させようという論旨である」との事だ。

堕落論のこと(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/04/post-3c5d.html)。(2009年4月 6日 (月))」で、「あの戦争で落ちるところまで落ちて自分自身を発見し、自己救済を成し遂げた。終戦直後にこの新しい自己再生の原理を示したことに堕落論のすごさがあるのであろう。今、世界が、日本が直面している課題は政治が解決してくれるのであろうか。国やぶれて山河あり...。とことん落ち切れない所に現世の深い悩みがある。頭の真上から強光で照らされれば足下に影が出来ない。自分の影を見て恐れ、その影で恐れている自分を発見する必要はない。坂口安吾の堕落とは諸々の影を断ち切って自己が確実に残っていることを実感して自分の足腰で立ち上がる事だと言っているように思われる。」と書いた。

アメリカも日本も、随分落ちてきたが、まだまだソコが見えないように感じる。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 369.1 275 90 16314.5 15.4 21.5 9.9 11.6 3.7 9.5 0
時刻等℃ 16 4 14 67.86 mm
0 1年の 25% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)