日々農天気:2013年正月 庭の風景
2013年1月16日水曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 6.5 04:18 。ざっそう句:乾き畑 恵みの雪も 厄介者。宅内閑居。一昨日の雪は雨量換算で28mm。畑の作物も寒さと乾燥でかなり傷んでいる。先日、山東菜を収穫したが、枯れ葉を除去すると量が半分くらいになってしまった。野菜の高値が報道されているが、それ相当の理由があるわけだ。朝の外気温は0℃よりやや低かった。雪は半分くらいとけて、路面は凍結していた。WIKIPEDIAによると「雪は天から送られた手紙である」という言葉は中谷宇吉郎との事。姓「ナカタニ」だと思っていたが「ナカヤ」との事だ。寺田寅彦の「天災は忘れた頃来る」という言葉を普及させたのは中谷宇吉郎の功績でもあるようだ。寺田寅彦は中谷宇吉郎の恩師であった。
昨日の記事やリンク先を再読して追記:「雪 中谷宇吉郎著」の末尾に、「このように見れば雪の結晶は、天から送られた手紙であるということが出来る。そしてその中の文句は結晶の形及び模様という暗号で書かれているのである。その暗号を読みとく仕事が即ち人工雪の研究であるということも出来るのである。」とあり、「雪の結晶は、天から送られた手紙である」という言葉の出所が分かった。ここでは、単なる「雪」でなはなく、「雪の結晶」の事を言っている。その手紙は暗号で書かれていて、それを読み解く仕事が科学だというメッセージを伝えている。
2013年1月15日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 3.0 | |
TMAX= | 5.9 | 最高気温(℃) 6.5 04:18 |
TMIN= | 1.4 | 最低気温(℃) 0.4 10:57 |
DIFF= | 4.5 | |
WMAX= | 8 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 18.3(北西) 19:34 |
SUNS= | 8.2 | |
RAIN= | 0 |
「中谷宇吉郎。http://ja.wikipedia.org/wiki/中谷宇吉郎。WIKIPEDIAの中谷宇吉郎の項へのリンク。(最終更新 2013年1月1日 (火) 01:53 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「中谷 宇吉郎(なかや うきちろう、1900年(明治33年)7月4日 - 1962年(昭和37年)4月11日)は日本の物理学者、随筆家である。理学博士。元北海道大学教授。~人物 [編集]:石川県加賀市出身。旧制小松中学(現・石川県立小松高等学校)を経て1922年(大正11年)、第四高等学校を卒業し東京帝国大学理学部物理学科に入学。寺田寅彦に教えを受け、実験物理学を志す。卒業後は理化学研究所で寺田研究室の助手となった。 ロンドン留学の後、1930年(昭和5年)に北海道帝国大学理学部助教授となる。1931年(昭和6年)に京都帝国大学にて理学博士号を受ける。教授となった1932年(昭和7年)ころから雪の結晶の研究を始め、1936年(昭和11年)3月12日には大学の低温実験室にて人工雪の製作に世界で初めて成功。気象条件と結晶が形成される過程の関係を解明した。他にも凍上や着氷防止の研究など、低温科学に大きな業績を残した。」とある。
MEMO:WIKIPEDIAの中谷宇吉郎のURL=(http://ja.wikipedia.org/wiki/中谷宇吉郎 )だが、BLOG EDITOR やWZ EDITORが末尾の「中谷宇吉郎」まで取り込んでくれない。
試しに、WIKIPEDIA「寺田寅彦」のURL=(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E7%94%B0%E5%AF%85%E5%BD%A6)で正しくリンクが設定される。
「寺田寅彦。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E7%94%B0%E5%AF%85%E5%BD%A6。(最終更新 2012年12月14日 (金) 11:54 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「寺田 寅彦(てらだ とらひこ、1878年(明治11年)11月28日 - 1935年(昭和10年)12月31日)は、戦前の日本の物理学者、随筆家、俳人であり吉村冬彦の筆名もある。高知県出身(出生地は東京市)。」とある。
WIKIPEDIAの人物記事の中には、その人物の著作が青空文庫にリンクされている場合があるようで、参考になる。著作権が消滅した著作物は自由に利用できるのだが、それを利用しやすい形で提供しているボランティアの皆さまに感謝。
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日々農天気:2013年正月 庭の風景
正月気分も去って、日の長さも徐々に伸びている。目出度さも中ぐらいだが、無事新年が迎えられた。万年青の実は鳥に食べられずに正月を飾った。逆に、冬場を楽しませてくれるだろうと育てた葉ボタンは、芯の部分を鳥に食べられてしまった。育った苗が数本と少なかったので、鳥の被害も大きく感じた。今年は列植出来る程度の苗を確保したい。万年青は畑などに生えていた株を鉢で栽培している。野生株で、平常は目立たないが実が生るとそれなりの風情が出てくる。縄飾りは、新藁が確保できたので、何となく出来も良かったように感じる。
今年は初日の出をデジカメに収めた。まさに、太陽は「日々農天気」の根源だ。Googleで「日々農天気」を検索すると、「もしかして: 日々の天気 」とも表示してくれる。コンピュータも親切に微妙な意味解釈をしているようだ。「農天気」のうらにある「能天気」も気になる。「もしかして: 日々能天気 」と聞かれると虚をつかれるようでゾットするだろう。