半端道楽:写真で俳句る いとしきもの:草抜きの感触が何かおかしいぞ?(草抜いて 姿見てから 怖じけたり。)
2014年8月14日(木)
昨日は晴れ時々曇り。最高気温(℃) 30.9 12:41。最低気温(℃) 20.7 05:19。ざっそう句:盆棚に 萩百合西瓜 オクラ等。朝飯前に盆棚の組立をする。梁板を間違えて頓挫。逆戻りして組み直し。組立終了後朝食一服。萩を貰いに来た人あり。萩は地味だがそれなりの風情がある。今年は鉄砲百合も咲いていたのでそれも使った。仏壇から位牌等一式を盆棚に移す。お盆迎えは息子。西瓜、オクラ等の果菜を供え塔婆を立てるとようやくお盆らしい気分になる。墓地は草掻きをしたまま中断していたのでその続きをする。顔見知りが墓参に来て挨拶。其の後宅内閑居。資料整理。新盆を調べる。新盆は故人の霊魂が神仏になって始めて迎えるお盆で、地域により近隣を招き飲食をする等特別な風習があるようだ。相互扶助という意味もあったように感じる。新盆用の盆棚は別に作る。新盆のある家は対応が大変なので新盆見舞いの日を申し合わせで決めている例もあるとの事だ。地域の民俗誌によれば、昔は新盆宅へうどん三把や重箱に入れた小麦粉当を持って見舞いに行ったようだ。盂蘭盆はサンスクリットのウランバーナに由来しているそうで逆さ吊りの苦しみから解放されるための供養とか。1600年ほど前に始まったらしい。死後の世界のイメージが無いと風習も形骸化してしまうように感じる。本日は伊勢崎に空襲があった日でもある。敗戦の前日だった。
2014年8月13日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 25.6 | NO DATA |
TMAX= | 30.6 | 最高気温(℃) 30.9 12:41 |
TMIN= | 20.8 | 最低気温(℃) 20.7 05:19 |
DIFF= | 9.8 | |
WMAX= | 2.9 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.5(南東) 14:22 |
SUNS= | 6 | NO DATA |
RAIN= | 0 |
Q
Q
半端道楽:写真で俳句る いとしきもの:草抜きの感触が何かおかしいぞ?(草抜いて 姿見てから 怖じけたり。)
蛇や毛虫を怖がるのは先天的な本能なのか。今日の科学は、このような恐怖感を合理的に説明できるのか。一種の原始的体験が本能のように見えるだけなのか。
生物は、進化の過程で色々な防衛体制を形成してきた。その種が、今日存在するのも、その防衛体制のおかげかもしれない。捕食者を撃退できればその防衛体制は維持されるだろう。
先日、オクラを収穫する時、ツルが伸び始めているヤブガラシを引き抜いた。ツルと違った、フニャフニャした感触があった。そのツルを見ると、大きなイモムシがしがみついていた。ついそのツルを捨ててしまった。気を取り直して、デジカメに納めた。イモムシは毒も無いし、怪我をさせるような危険もないと理性的には思っているが、一瞬見た時の怖さがあるのも事実。
やはり、色と形と文様はイモムシの進化の過程での発明なのか。いまいましい、ヤブガラシを食べるイモムシは神様のように扱っても良いはずなのだが。