日々農天気:コンニャク芋を植える!;ドロンとは 忍者かいなと 聞く与太郎。
2015年4月24日(金)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 26.6 14:22。最低気温(℃) 13.0 05:12。ざっそう句;ドロンとは 忍者かいなと 聞く与太郎。いよいよ農作業に最適な天気になった。花粉症もそろそろ忘れそうだ。百均とブランド品のコーンの種を蒔いた。雑草を退治して蒔き場所を確保するのが大仕事だ。もう一袋あるが収穫時期をずらすため遅まきにしよう。気候が良いと遅蒔きでも、早蒔きに追いついてしまう時がある。野菜も後生畏るべしだ。ミカンの接ぎ木がどうなるか観察しているが、ようやく小さな芽が伸び出した穂木もある。これは、居接ぎの株だった。揚げ接ぎはどうか。移植したミカン樹は枯れそうだ。移植前に小枝を切り落としておけば良かったのかも知れない。ミカン区画の雑菜の株を引き抜いた。こちらのミカン樹も発芽を始めている。
ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン(WSJ)は、「ヒラリー氏にのしかかる「TPP破棄」の重圧。;http://jp.wsj.com/articles/SB11702692451560034542404580597923572419754。(2015 年 4 月 23 日 17:16 JST))」というタイトルで、「ヒラリー・クリントン前米国務長官はオバマ政権が進める環太平洋経済連携協定(TPP)でジレンマに直面している。TPPを支持して民主党の支持者から怒りを買うか、反対してかつて仕えた大統領に反旗を翻すか――。」と報じた。
この記事によると、アメリカでもTPPに対して、賛否両論があるようで、一枚岩でないことが分かる。そもそも、オバマ」大統領が、TPPに後乗りしてきたのは、アメリカがそれを主導できない事の証明にすぎないのではないか。アメリカでもTPPは国益でも何でもなく、政権の隠れ蓑に過ぎないのではないか。それを強引に推し進めれば、政権の自滅の道が待っているだけではないか。
NHKは、「TPP 米の交渉権限の法案が上院委通過。;http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150423/k10010057991000.html。(4月23日 13時02分))」というタイトルで、「TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉加速につながるとされる、アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案の審議が、アメリカ議会で本格化し、22日、まず上院の委員会で法案が可決されました。 アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案はTPPの交渉加速に欠かせないとされ、22日、通商政策を扱う議会上院の財政委員会が法案の審議を行いました。 審議では、TPPに慎重な立場の与党・民主党議員から、輸出を増やすために意図的に通貨を安く誘導する市場介入を行った国を罰する措置を求めた修正案などが大量に提出されました。このため審議は夜遅くまで続き、最終的に法案は賛成20、反対6で可決されました。」と報じた。
この記事も上記WSJの記事と同様、TPPが一筋縄で進まないと予感させる。国境がある限り、TPPは貿易の理想論と何ら変わらないのではないか。だが、外交は損得という冷厳さが付きまとう。理想論に、酔ってしまうと~。今後の、交渉の成り行きに注目だ。
2015年4月23日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 19.3 | NO DATA |
TMAX= | 26.2 | 最高気温(℃) 26.6 14:22 |
TMIN= | 13.2 | 最低気温(℃) 13.0 05:12 |
DIFF= | 13 | |
WMAX= | 6.5 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 11.6(北西) 08:49 |
SUNS= | 12.1 | NO DATA |
RAIN= | 0 |
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日々農天気:コンニャク芋を植える!
先日、あるホムセンへ行ったら、コンニャク芋が並んでいたので、衝動買いしてしまった。手作りのコンニャクを貰ったので、我が家でもできないかと思った。昔は、我が家でも祖母が手作りでコンニャクを作っていた。
調べて見ると、コンニャクはサトイモ科でサトイモに近いようだ。WIKIPEDIAによれば、「原産地はインドまたはインドシナ半島(ベトナム付近)とされ、東南アジア大陸部に広く分布している。」との事で、暖かい方が作りやすそうだ。
WIKIPEDIA「コンニャク。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%82%AF)」
収穫出来る大きさまで育つのに2~3年かかるとの事だ。雑草対策で、畑の隅に植えっぱなしにできれば最高だ。昔の栽培風景を思い出すとそんな使い方のよう思える。
コンニャクの産地はやや標高が高く、気温も冷涼なのか、冬期は掘り上げて保存しているようだが、越冬栽培の例もWEB情報としてあった。サトイモも寒さに弱く、越冬に工夫が要る。
買い求めたコンニャクの生子は、個数と全重量から、平均で50g程度のようだ。ジャガイモ程度の大きさだ。説明書を見ると、水はけが良く強風が当たらない所が良いようだ。昔は、畑の隅や、家の近くに植えられていたように記憶している。親芋が育つと小芋の生子ができるのもサトイモと同じらしい。
ともかく、芋類は、種芋が必要で、種子から育てるような生産方式が現実的で無いので、生産効率は余り良くないのだろう。葉菜類なら種子から栽培できるので効率が良い。営利栽培で利益を出すには、品種改良、規模拡大、コストダウン、品質・歩留まりの向上等々が必要で、それに成功したのが、コンニャク生産量全国一位の群馬県のようだ。群馬県としては、外国産の安いコンニャクの輸入に神経をとがらせている。以前、JAより組合員農家へ、外国産コンニャク輸入反対運動の支援としてカンパがまわって来た事があった。今では、そのJAも叩かれ、TPPが政権の隠れ蓑になりはてている。
「日本こんにゃく協会(http://www.konnyaku.or.jp/)」
最近の報道ではTPP交渉が佳境に入っているように報じられているが、群馬県特産のコンニャク栽培が減産に追い込まれる可能性も捨てきれない。WEB情報によると、コンニャクの主要生産国はミャンマー、ラオスとの事だ。ミャンマー、ラオスはTPP交渉参加国ではないが、日本の米の関税がアメリカによりこじ開けられると、コンニャクに及ばないとまでは言えなくなるだろう。某国首相の訪米のお土産に何を持ってゆくのか注目されるが、もはやそんな外交は、世界に通用するものではないだろう。
数年後に、目出度く植えたコンニャク芋が収穫出来た時、TPPはどのような結果になっているのだろうか。