2011年11月19日 (土)

科学ニュースに独り言:アゲハチョウが産卵植物を見分けるメカニズム

2011/11/19
昨日はAM曇りPM晴れ。雲はやや厚めであった。カキを収穫した。既に落葉が終わり、色付いた実だけになっている。今回は高所の部分を取るので、高枝切りを使った。ロープと滑車で刃を動かして枝を切る方式のものだ。枝が混んでいると操作がしにくいが、竹竿よりましだ。昔は、長い竹竿の先端を二つに裂いて、その間に細い枝をはさんで、ハサミ状の間にカキの枝を入れてねじり切った。カキの木は何本かあるが、その実はほとんど鳥が食べている。食べ始めると結構美味い。

2011/11/18の天気

TAVE= 10.0
TMAX= 15
TMIN= 4.6
DIFF= 10.4
WMAX= 2.9
SUNS= 2.4
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最低気温(℃)  4.4  04:54
最高気温(℃)  15.6  14:24

科学ニュースに独り言:アゲハチョウが産卵植物を見分けるメカニズム

夏は我が家のミカン苗によくアゲハチョウが産卵にくる。なぜ確実に産卵に適する樹木を見つける事ができるのかと気になっていた。数日前に上毛新聞にその記事が出ていたのを思い出して調べてみた。

毎日新聞は、「<アゲハチョウ>産卵植物選別の仕組みを解明;url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111116-00000001-mai-soci(毎日新聞 111月16日(水)1時0分配信)」というタイトルで、「アゲハチョウのメスが前足の「感覚毛」を使って、幼虫が食べられる植物を選別して産卵する仕組みを、JT生命誌研究館(大阪府高槻市)と九州大などの研究チームが解明した。害虫が農作物に産卵しないよう改良する方法を開発する手がかりにつながると期待される。15日付の英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」電子版で発表した。 アゲハチョウのうち例えばナミアゲハのメスは、ミカン科の植物の葉に産卵する。その際、「感覚毛」で幼虫が食べられる植物を特定するが、これまで未解明だった、こうした仕組みをつかさどる遺伝子を見つけた。 同館の尾崎克久研究員(分子生物学)によると、「感覚毛」の根元にある神経細胞では約1万種類もの遺伝子が働いている。このうち植物に含まれる成分を感じ取るとみられる遺伝子を特定。別の細胞で働かせてみたところ、ミカン科植物に含まれる酸味成分「シネフリン」と触れると、細胞内に変化が生じるのが見つかった。
 今度はシネフリンを塗った人工葉を準備し、そこにナミアゲハを放したところ、約7割のメスが産卵。一方、この遺伝子の機能を失わせたメスは約2割しか産まなかった。こうした実験結果から、メスがこの遺伝子の働きでシネフリンを見分け、その情報が脳に伝わることで産卵を促すと結論づけた。
 ナミアゲハ以外にも同様の手法で産卵したり、食べたりする植物を選別する昆虫は多く、こうした能力を担う遺伝子や反応する植物の成分もそれぞれ異なると見られている。尾崎研究員は「同じ方法で、他の昆虫でもこうした遺伝子を見付けていけば、遺伝子操作で農作物に産卵したり食べたりしないようにできるかもしれない」と話している。」と報じた。

上毛新聞記事では、この共同研究には大阪大学も含まれていたので、検索。NG。九州大学のサイトを検索。九州大学のサイトは、「アゲハチョウが植物を味で見分けて産卵する仕組みを解明;url=http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2011/2011_11_10.pdf()」というタイトルで、「本研究成果はNatureの姉妹紙のオンライン科学誌「Nature Communications」(11月15日付)に掲載されます。」と報じた。

そこで、更に検索するとurl=http://www.nature.com/ncomms/archive/category/article/index.htmlにその情報があった。記事はurl=http://www.nature.com/ncomms/journal/v2/n11/pdf/ncomms1548.pdf。だが難解。

JT生命誌研究館:プレスリリースurl=http://www.brh.co.jp/oshirase/pdf/pressrelease20111116.pdf。この記事は分かりやすい。研究を主導したのはここのメンバーのようだ。

この記事によると研究のポイントは「○全ゲノムが解読されていない昆虫から、世界で初めて味覚受容体遺伝子を発見。○培養昆虫細胞で発現させることにより、受容体が認識する化合物を特定。
○味覚受容体がチョウの産卵行動の誘発に関わっていることを世界で初めて解明。」である。

ここで疑問になったのは、シネフリンが産卵刺激物質で、ミカン類に特異的に存在しているようだ。しかし、観察していると産卵するのはミカンの葉が多いのだが、ミカンの葉とシネフリンの関係がピント来なかった。アゲハチョウにはシネフリンが有利な物質だろうが、ミカン類の樹種はなぜシネフリンが多いのか。要するにミカン樹はアゲハチョウを引き寄せてなにかメリットがあるのかという点。

「シネフリン;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3;(最終更新 2010年7月6日 (火) 12:17 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「シネフリン(Synephrine)とはフェネチルアミン誘導体。 ミカン科ウンシュウミカン、ナツミカン、ダイダイ、ゴシュユの果実に含まれている酸味成分。 気管支を拡張させ、のどの風邪にも効果があるとも言われる。脂肪分解酵素のリパーゼを活性化するとも言われる。脂肪の代謝を促進するとも言われる。食欲を抑える働きもあるとも言われる。」とある。この項目は書きかけ項目であった。

ミカン類似品は、葉の中にシネフリンという酸味成分を含んでいるので、他の樹種より害虫が付きにくいように感じる。そうなると、アゲハチョウは他の昆虫が苦手にしている部分を逆手にとって、それを種族繁栄の産卵に利用しているようにも見える。進化の段階から見ると、アゲハチョウは他の昆虫よりより進化した段階で出てきたのではないか。そのため、ミカン類はいまだ、アゲハ対策が万全ではないのだろう。それならば、ミカン類も進化の点では後発組なのかもしれない。植物側から進化に迫るのも面白そうだ。

2011年11月18日 (金)

老人の寝言:羊の皮を纏った虎は世界中にはびこっているのか

2011/11/18
昨日は終日晴天。ケヤキの落ち葉が多くなったてきたが、まだ葉が樹上に残り、骨格である枝の先端の方が見えてきた段階。町内行事。先日、八幡沼に浮かぶカモにデジカメを向けたらカワウが飛び上がって逃げ去った。その点、カモは集団で泳いでいるので安心しているのか警戒心はカワウほど強くないようだ。カワウは鮎等の川魚を食害するので漁業者の目の敵となり、時には銃砲を向けられる事もあるようだ。カワウは鳥体も大きいので食べる量も多いので、被害も多いのだろう。その点、白鷺や白鳥等は同じように餌をたべてもそれほど目くじらをたてる人も少ないようだ。灰色の羽毛を持つ五位鷺は夕方や夜に活動する。子供の頃から、五位鷺が夜鳴きながら飛んでいたのは知っているが、振り返るとその姿は余り見ていない。ともかく、カワウの警戒心も人間との関係で学習した部分もあるのではないか。今年は、熊や鹿の猪の出没や被害も目立った。これらは野生のほ乳類で、自然界では体位が大きい部類だ。生物の多様性云々が叫ばれているが、身体が大きい物は生物界ではピラミッドの上位にいるようだ。そこでヒトと利害が衝突している。カワウからヒトをみると、ヒトは怖いのだろう。

2011/11/17の天気

TAVE= 11.7
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SUNS= 9.6
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最低気温(℃)  4.8  22:31
最高気温(℃)  17.3  13:59

老人の寝言:羊の皮を纏った虎は世界中にはびこっているのか

WEB記事を何となく見ていたら以下のような記事があった。いつか延暦寺の句を作った記憶があった。それを探したら、

■暴力団も回向をしたり延暦寺

という句であった。祖先を敬い回向を手向けるのは人間の心情として否定しがたいものがあるだろう。冒頭の句は丁度その頃作成した物だったようだ。この記事に書かれたように香典として多額の金が動いたとは知らなかった。この記事から、それが事実なのか、疑惑なのか、犯罪なのかよくわからない。暴力団は法律に規定されているのだから会社と同じ類という皮肉な見方もある。記事にあるように、「10月までに全国で暴力団排除条例が施行。」され、暴力団に対する攻勢の体制が充実してきたのだろうか。延暦寺だけでなく、神社関係も暴力団との関係を見直すという趣旨を同記事が伝えている。

asahi.comは、「歴代組長の位牌参拝を拒否 延暦寺、山口組に通知;url=http://www.asahi.com/national/update/1117/OSK201111170131.html(2011年11月17日22時5分)」というタイトルで、「天台宗総本山・比叡山延暦寺(大津市)が指定暴力団山口組(総本部・神戸市)に対し、寺が安置している歴代組長の位牌(いはい)への参拝を控えるよう伝えていたことが、寺への取材でわかった。家族の参拝も断る、としている。山口組側は了承したという。 延暦寺によると、位牌は初代~4代目のもので、阿弥陀堂に安置されている。2006年4月、直系組長ら約90人が集まって開かれた法要の際、まとめて永代供養を頼まれたという。滋賀県警は、香典として数千万円が山口組に上納された疑いがあるとみている。 この法要を引き受けたことについて、「軽率な行為」などとの批判を受け、翌5月、寺の執行部7人全員が引責辞任。その後は「個人の参拝まで拒むのは難しい」として毎年、組側からの連絡を受けて親族の参拝を受け入れてきた。 しかし、滋賀県警によると、親族ではない組関係者の参拝も確認されたという。寺は、山口組が仕切る法要が定例化したことを危惧し、排除に向けて昨年から検討。今年5月、家族を含めて関係者の参拝を一切認めないことを決め、6月下旬に組側へ文書で通知。組側から7月上旬、承諾する旨の文書が届いたという。 延暦寺の小林祖承総務部長は位牌の扱いについて「宗教上、返還は許されない」と安置を続ける意向を示しつつも、「社会の一員として、暴力団排除について誠実に対応をしていく」と話した。 10月までに全国で暴力団排除条例が施行。天台宗も加盟する全日本仏教会(東京)は12月1日の理事会で、暴力団排除への取り組みを再確認する予定だ。 」と報じた。

最近は、暴力団の手口も巧妙化しているようだ。一方では警察と暴力団の癒着という事件も起きている。同じような現象は、マルチ商法にもありそうで、国会で質疑があった。自分から手を下さず、一次、二次、三次、四次と下へ下へと実務の実行は遠いところでさせるようになったのも最近の現象のようだ。自分から手を下さなければ、悪いことをしても少しは良心の咎めが薄まるからなのだろうか。それにしても良心が薄まってしまったのも現代のようだ。というより、良心という羊の皮を被り、追跡が及ばない遠いところで悪事を働くという悪知恵に過ぎないのか。

追記:最初のタイトル「老人の寝言:虎の皮をまとった羊は世界中にはびこっているのか」と、入力ミスで虎と羊が入れ替わっていた。投稿後検索してみたら早速、「「いとしきもの: 老人の寝言:虎の皮を纏った羊は世界中にはびこってい」」とGoogleに取り込まれていた。その間の時間は短い。訂正後再チェックすると、更に、「 もしかして: 老人の寝言:羊の皮をまとった虎は世界中にはびこっているのか 」というリンクも表示されている。これには参った。コンピュータ侮り難し。

2011年11月17日 (木)

半端道楽:子供にもさせたいチューリップの水栽培

2011/11/17
昨日も晴れ。穏やかな晴天。夕方は夕焼けとなった。前橋気象台によると赤城に初冠雪。仕事は昨日同様。ラジオで国会中継を聞く。前回植えたチューリップの球根の残りがあった。どうしようかと考えたら、水栽培のアイデアが浮かんだ。

2011/11/16の天気

TAVE= 9.7
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TMIN= 6.2
DIFF= 7.7
WMAX= 6.3
SUNS= 9.8
RAIN= 0

最低気温(℃) 6.1 23:54
最高気温(℃) 14.3 13:28

半端道楽:子供にもさせたいチューリップの水栽培

Mizusaibai_tulip

子供の頃、学校で水栽培をした記憶がある。正式にはガラス製の専用の容器を使う。昔はそんな便利な物もなかった。ある先生が、ガラスビンを使った、水栽培容器の作り方を教えてくれた事を思い出した。ニクロム線をビンを切る部分に巻いて電気を通して暖める。次ぎに、ニクロム線をほどいて、ビンを水中に入れると、ガラスが急激に収縮してビンが二つに切れる。そうして、切れたビンの口の部分を逆さにしてビンの胴体の部分の上に置いてその上に球根を乗せると水栽培ができる。水栽培の面白いところは、球根から根が出て伸びる様子がよく見える事だ。楽しみながら理科の観察ができる。電気を使ってガラス瓶を切るのも大変だ。そこで思い付いたのがペットボトルを使った水栽培容器。切るのは金ノコを使った。金切りハサミでもOKだった。最近のペットボトルは薄いので普通のハサミでも切れると思う。もう一つは酒が入っていた徳利を使ってみた。球根を置く台座の部分だけペットボトルの上部を切って使った。後はじっくり花が咲くのを待つばかり。子供になった気分だが、子供にも出来そうだ。花を見て綺麗と言うのは当然だが、大抵は花を見て根の事までは考えない。こういう実験は子供も面白ろがり、理科も好きになるのではないか。

2011年11月16日 (水)

老人の寝言:世界が注目する国家首脳の会談で言った言わないの腹芸が通用するのか。111116。

2011/11/16
昨日は穏やかな晴天。夕方の風に冬の寒さを感じた。AMEDASの気温は13℃台だった。タマリュウ改植。ハナダイコン移植。しばし、プラ容器のメダカをながめた。親メダカの方は姿をみせないが、子メダカの方は元気に泳ぎ回っている。子メダカの数はかなり多そうだ。40~50匹はいそうだ。大きさのばらつきがかなりある。メダカの産卵は一度に一斉にするのではなく、継続的に産卵するらしい。大きさのばらつきは産卵時期のばらつきになるのだろう。

ポケットラジオで国会中継を聞いた。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議から帰国した首相を迎えての国会討論で、自民党の山本一太議員の追求には気迫迫るものがあった。ラジオだから顔色はうかがえなかったが、総理の顔面が一瞬蒼白になったのでは思った部分もあった。それでも、言った言わないの腹芸の世界に失望した国民は多かったに違いない。

2011/11/15の天気

TAVE= 12.4
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DIFF= 8.9
WMAX= 5.4
SUNS= 8.3
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最低気温(℃)  8.3  23:17
最高気温(℃)  17.9  13:59

老人の寝言:世界が注目する国家首脳の会談で言った言わないの腹芸が通用するのか

あの山本議員も言いそびれた事が一つあったのではないか。というより、感情的より、クールにロジカルに攻めるという工夫も出来たのではないか。

いやしくも、米国大統領と日本国首相の会談である。発表する文書の文言は、発表前に両国で綿密に確認された筈だ。先ず、最初にその事実を確認しなければならないようだ。確認してなければ、それだけで外交の失点だ。確認して、「Prime Minister Noda's statement that he would put all goods, as well as services, 」という文言が事実や首相の意図に反するのであれば、その時点で、主張を主張しなかったと言う点で、これも外交の失点だ。

しかし、問題はさらに奥深いのではないか。発表が事実に反し、首相の主張にも日本の国益にも反するならば、首相は日本国と自分の名誉にかけて、謝罪と訂正を求めるべきだ。

首相の国会答弁では謝罪も訂正も求める意向がないらしい。外交文書はお互いの成果を誇示する目的も持つ。オバマさんは国内向け・大統領選挙向けに大きな得点が誇示できる内容だ。野田さんのポイントはなんだろうか。日本はTPPに入れてくれ入れてくれとおねだりしており、オバマさんがそれを歓迎した。これで、外交の得点をしたと誇示できるのか。前首相の失点も回復できない。

もし、日米両当局がこの発表内容に同意していたとすれば、主張のすれ違いを認め合い、口裏合わせで両国の国民をだまそうという事にならないか。

ところで、問題の文書はホワイトハウスが発表したこれではないか(http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2011/11/12/readout-press-secretary-presidents-meeting-prime-minister-noda-japan)。その全文は以下の通り。

「The White House

Office of the Press Secretary
For Immediate Release
November 12, 2011
Readout by the Press Secretary on the President's meeting with Prime Minister Noda of Japan
The President and Prime Minister Yoshihiko Noda had a good discussion today on a range of issues, including APEC and the upcoming East Asia Summit, and next steps on Futenma relocation.  The leaders also talked about Japan's interest in the Trans-Pacific Partnership (TPP) agreement.  Prime Minister Noda noted that he had decided to begin consultations with TPP members, with an eye to joining the TPP negotiations.  The President welcomed that important announcement and Japan's interest in the TPP agreement, noting that eliminating the barriers to trade between our two countries could provide an historic opportunity to deepen our economic relationship, as well as strengthen Japan's ties with some of its closest partners in the region.  The President noted that all TPP countries need to be prepared to meet the agreement's high standards, and he welcomed Prime Minister Noda's statement that he would put all goods, as well as services, on the negotiating table for trade liberalization.  The President noted that he would instruct USTR Kirk to begin the domestic process of considering Japan's candidacy, including consultations with Congress and with U.S. stakeholders on specific issues of concern in the agricultural, services and manufacturing sectors, to include non-tariff measures.  Prime Minister Noda also explained the steps he had taken to begin to review Japan's beef import restrictions and expand market access for U.S. beef.  The President welcomed these initial measures, and noted the importance of resolving this longstanding issue based on science.  We are encouraged by the quick steps being taken by Prime Minister Noda and look forward to working closely with him on these initiatives.」

これをGoogle翻訳で翻訳した結果。
「ホワイトハウス

報道官のオフィス
即時リリース用
2011年11月12日
日本の総理大臣野田と大統領の会談に関する記者長官による読み出し

大統領と総理大臣野田佳彦は、APECと今後の東アジアサミット、そして普天間の移設について、次の手順などの問題の範囲に今日は良い議論がありました。リーダーはまた、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定における日本の関心について語った。首相は野田氏は、TPP交渉への参加を視野に、TPPのメンバーとの協議を開始することを決定したことに留意した。大統領は両国間の貿易障壁を排除することだけでなく、中の最も近いパートナーの一部と日本の関係の強化、我々の経済関係を深めるための歴史的な機会を提供することができることを指摘し、その重要な発表とTPPの合意で、日本の関心を歓迎地域。社長は、すべてのTPPの国が合意の高い基準を満たすために準備する必要があると指摘し、彼は貿易自由化交渉のテーブルにすべての物品だけでなく、サービスを、置くことを内閣総理大臣野田の声明を歓迎した。大統領は、USTRカークは、非関税措置を含むように、議会とし、農業、サービスと製造業部門における懸念の特定の問題に関する米国の利害関係者との協議を含め、日本の立候補を考慮の国内プロセスを、開始するように指示することに留意した。首相は野田氏はまた、日本の牛肉の輸入制限を検討し、米国産牛肉の市場アクセスの拡大を開始するためにとった手順を説明した。社長は、これらの初期の措置を歓迎し、科学に基づいて、この長年の問題を解決することの重要性を指摘した。我々は、内閣総理大臣野田で撮影し、これらの取り組みで彼と密接に働くことを楽しみにされている簡単なステップによって奨励されています。」

この翻訳は機会機械(コンピュータ)翻訳で滑稽な部分もあるが、問題の部分は、「社長は、すべてのTPPの国が合意の高い基準を満たすために準備する必要があると指摘し、彼は貿易自由化交渉のテーブルにすべての物品だけでなく、サービスを、置くことを内閣総理大臣野田の声明を歓迎した。」と首相の説明より明快に思える。首相は牛肉解放というお土産も持って行ったが、問題はそれだけではない。農業もサービスも対象とある。アメリカの手の平の中で踊っている姿が哀れだ。それが日本の現状か。腹芸はいつまでも続くのか。

*************************
追記(2017/11/15):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等
タイトルの文字サイズ拡大、文字色変更、文節に分けて読み易くした。投稿期日を追加。丁度6年程前の記事だ。内閣総理大臣は3.11東北三大災害時は菅直人、そしてその後はあのドジョウで名を馳せた野田佳彦に代わっていた。現在は、当時の民主党政権から自民党政権に代わっている。民主党野田政権から始まったTPP参加問題は、米国が離脱をして、残りの11ヶ国が発効を目指して協議中だ。輸出・輸入・関税は国家の存在そのものの反映である。関税は国家や国力のアンバランスを調整する調整弁だ。それを取り払うという発想は一見理想的に見えるが、国境を無くし世界を一つの国にする理想と瓜二つで、現実を見ればそれが人類の夢の段階に過ぎない事が直ぐ分かる。やはり、世界を平和に繁栄させる為には、無数の地球国民が無数の調整弁を少しずつ調整する以外に方法はないだろう。

「老人の寝言:日本のTPP参加はOBAMAさんを助けるだけなのか(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/11/tppobama-61db.html)。(2011年11月15日 (火))」(この記事へのリンク

YOUTUBE:「H23.11.15 参院予算委・山本一太 1/2【TPP参加表明について】(https://www.youtube.com/watch?v=anXOGmbsgsQ)。(eight2525:2011/11/15 に公開;視聴回数 24,555 回)」(このサイトへのリンク

2/2へのリンク

2011年11月15日 (火)

老人の寝言:日本のTPP参加はOBAMAさんを助けるだけなのか

2011/11/15
昨日も穏やかな晴天。ポット苗手入れ。種子採取。落果していた渋柿を食べてみた。中が黄色で水分が多いものは渋みは抜けていてが、甘みが少なかった。中が茶色でゴマが入ったようなものは、ねっとりとしており甘みも抜群であった。やはり渋柿も種が入った方がうまいのか。そこまで注意してみなかった。カキの種も、人間や動物を介して種の拡散・子孫繁栄を実現している。そうなると、種子が沢山出来ている方をより美味くする事は目的にかなっていると思う。柿の木がそう思って養分の分配を行っているのかは分からないが、何か違いがあるとき、その違にはどういう理由があるのだろうと考えてみるのも面白い。カキの本を読んでいたら、猿蟹合戦に出てくる柿木は渋柿だろうと述べていた。柿の専門家はやはり、柿ならば色々な事に興味を持つのかなと思った。

2011/11/14の天気

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SUNS= 7.5
RAIN= 0

老人の寝言:日本のTPP参加はOBAMAさんを助けるだけなのか

TPP交渉は既に始まっている。日本はその交渉に途中乗車しようとしている。その乗り物の性格が分からないのに交渉に飛び乗ってしまった。最初からの交渉なら色々条件は出せるだろう。交渉の筋道も理解できる。ところが途中から乗せて下さいでは立場が弱くなるのは世界の常識だろう。国論が真っ二つに割れているのに、途中下車も出来るとも言う人物が政権の要職についている。政権内の意志を統一・決定できないで、まだ腰が定まっていないのだ。米国内にも、そんなトラブルメーカーになりそうな国は交渉が決着してから入れた方が良いという意見もあるようだ。そうなれば、日本は交渉権を行使できないのは自明だ。要するに途中乗車という不完全な交渉権、外交に弱いという政権の特徴、外交実績に乏し首相いというトリプル不安要件が揃っているのが日本が参加しようとするTPP交渉なのだ。以下は日本の動きをアメリカがどう見ているか気になって覗いてみたワシントンポストの記事の頭と尻の部分。

Washingtonpost.comは、「Japan will take part in trade talks, PM Noda says;url=http://www.washingtonpost.com/world/japan-will-take-part-in-trade-talks-pm-noda-says/2011/11/11/gIQANw63BN_story.html(By Chico Harlan, Published: November 11)
というタイトルで、「TOKYO ― Prime Minister Yoshihiko Noda announced Friday that Japan will participate in talks on a broad, U.S.-backed Asia-Pacific free trade agreement, a divisive move that could both aid an ailing economy and fracture the government’s ruling party.
 By joining negotiations on the Trans-Pacific Partnership (TPP), Japan would clear the way for potentially major changes to its economy, the world’s third-largest, such as slashing tariffs, allowing cheaper imports and lowering prices for consumers.
But the pact also threatens to level Japan’s farming industry, whose many powerful advocates say that Noda is threatening national unity ― and ultimately eroding his base of support ― by making big decisions on his own. Japan’s involvement in the talks marks a boost for President Obama, who set a goal of doubling U.S. exports over five years, and helps Washington strengthen its ties to Asia. Noda and Obama will discuss the pact when they meet Saturday during the Asia-Pacific summit in Hawaii.」と報じた。そうして最後を「“As for TPP, I am fully aware of both great benefits and numerous concerns,” he said, adding: “I love Japan from the bottom of my heart. My mother’s family are farmers. . . . I still remember the smell of the soil.”Special correspondent Ayako Mie contributed to this report.」と締めくくっている。

YOMIURI ONLINEは、「TPP合意目標時期は2012年7月?;url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111114-00000610-yom-int(最終更新:11月14日(月)15時11分)」というタイトルで、「【ホノルル=岡田章裕】シンガポールのリー・シェンロン首相は12日、大枠合意に達した環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、ホノルルで一部記者団と会見した。 TPP交渉の合意目標時期について、米大統領選が本格化する前の2012年7月との見方が各国内で出ていることに対し「交渉を早め、長引かせない圧力になる。早期に合意するための一つの手法だ。野心的だが、強い意志があれば可能だ」と積極的に評価した。」と報じた。」【ホノルル=岡田章裕】シンガポールのリー・シェンロン首相は12日、大枠合意に達した環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、ホノルルで一部記者団と会見した。 TPP交渉の合意目標時期について、米大統領選が本格化する前の2012年7月との見方が各国内で出ていることに対し「交渉を早め、長引かせない圧力になる。早期に合意するための一つの手法だ。野心的だが、強い意志があれば可能だ」と積極的に評価した。

WEB情報によると大統領選挙は2012年11月6日らしい。すでに大統領選挙の前哨戦が始まっている。Washingtonpostの言っている、「Japan’s involvement in the talks marks a boost for President Obama, who set a goal of doubling U.S. exports over five years, and helps Washington strengthen its ties to Asia. 」という言葉は、日本のTPP交渉参加表明はオバマさんの政策翼賛になるのだ。オバマさんが再選されれば、オバマさんに恩を売って置いた事が役立つ。俺の政権寿命もいつまで持つか分からない。野田内閣は2011年(平成23年)9月2日発足。菅内閣は2010年6月8日~2011年(平成23年)9月2日。せめて菅さん並の寿命をと次元が低い覚悟をされては泣くにも泣けない。負け戦を承知で戦場に向かうのか。Washingtonpostの締めくくりは「My mother’s family are farmers. . . . I still remember the smell of the soil.」という一節だ。いまだ土の香りを思い出すだけでは、農業など苦もなく切り捨てられそうだ。

TPP交渉で完全な盲点になっているのが知的所有権やサービスだ。すでに遺伝子特許等については読みかじりの記で書いた。特許に関税は無関係かもしれないが、特許が通商の障壁となる可能性は避けられない。攻める側では特許は障壁であるが、守る側ではまさに自国産業保護の生命線になる。アメリカは、たとえばビジネス特許等を国内でどんどん成立させ、それを武器に乗り込んでくる可能性も大きい。ビジネスモデル特許はアメリカが最も得意だ。IT関連のビジネス特許で攻められたら日本のIT産業は崩壊しないだろうか。当然、アメリカの弁護士や弁理士、会計士もどんどん乗り込んでくる。日本は弁護士が多すぎて失業云々と言っているが、弁護士業界などはTPPに対して何の対応も出来ていないだろう。言語障壁を作るな等と言って、アメリカの弁護士が膨大な英語文書を突きつけて乗り込んできてたら、弁護士は失業するし、裁判所はパンクするしで、日本のサービス分野の業種もアメリカに席巻される心配もある。かつて、半導体業界ではテキサス・インスツルメントが保有するキルビー特許に怯えた事があった。喧嘩をしても勝ち目はない、それよりも、物を作って稼いだ金で特許料を払えば良いと安直に考えたのだと思う。大半の日本の半導体メーカーはTIにキルビー特許の特許料を払ったと思う。現在、その日本の半導体メーカーは、青色吐息の状態で半導体部門は事業の足枷になっている。

「キルビー特許;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%BC%E7%89%B9%E8%A8%B1;(最終更新 2011年6月20日 (月) 02:17 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「キルビー特許(キルビーとっきょ、Kilby patents)とは、テキサス・インスツルメンツ (TI) のジャック・キルビーが発明した半導体集積回路の基本特許。キルビー特許と言うときは、半導体集積回路の重要な基礎技術として捉える側面のほかに、日本では特許の成立が遅くなり、普及した技術を用いる製品に対して多額のライセンス料が課せられた、言うなればサブマリン特許に近いイメージで捉える側面がある。」

キルビー特許でアメリカは濡れ手に粟の如くに膨大な特許収入を手に入れた成功体験を持っている。日本はその時を黒船として眺めているだけでどれだけの対応をしているのだろうか。つまらない特許侵害ででも、中小企業を訴えれば、中小企業はたちまちお手上げになるだろう。特許と裁判が連携すると、とんでもない影響力を発揮するのだ。アメリカの裁判事情は色々伝えられているが、ビジネスとなれば、禿げたかの如く、奪える物は尽く奪われてしまうのではないか。日本では製造や技術云々と大企業から中小企業までTPPに賛成のようだが、製造や技術云々の稼ぎより、その上を行く、特許料や知的所有権に基づくサービス料が今後は圧倒的に増大するのである。口先でお題目を唱え、無策、無思想で政権延命を図るだけでは、日本の将来に希望が持てないのだ。

2011年11月14日 (月)

文化と文明雑感:伊勢崎藩郷学を支えた町民の心意気。20111114。

2011/11/14
昨日は晴れ。朝方は気持ちよい快晴。サイクリングをかねて、寄り道をしながら自転車で三軒屋遺跡シンポジウムが行われる赤堀芸術文化プラザに向かった。シンポジウムには多数の聴講者が参加した。自分がこのシンポジウムが行われると知ったのはたまたま市役所に行き、配布物置き場でパンフレットを見たので。多分広報にも出たと思う。講師もパネラーもとびきりの適任者で充実したシンポジウムだったと思う。エッそんなのあったのと残念がる古代史愛好家もいるかも知れない。これだけのシンポジウムを行うならもうすこしPRしても良かったのでは思った。帰路のついでに、赤堀歴史民俗資料館に立ち寄る。

2011/11/13の天気

TAVE= 15.7
TMAX= 19.6
TMIN= 10.3
DIFF= 9.3
WMAX= 2.6
SUNS= 6.8
RAIN= 0



文化と文明雑感:伊勢崎藩郷学を支えた町民の心意気

丁度、訪問した日は、「本年330周年を迎える伊勢崎藩主酒井家の関係資料を展示」する企画展の最終日、それも閉館間際であった。館長が数名の見学者の説明している所に入れてもらった。天明年間の浅間焼け?浅間山の噴火の時に伊勢崎藩家老関重嶷父子の行った危機管理の説明等を熱心に説明していた。

以下はコトバンクからの引用:
「関重嶷 せき-しげたか:1756-1837* 江戸時代中期-後期の武士。宝暦6年9月3日生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)伊勢崎藩家老。儒学を村士玉水(すぐり-ぎょくすい)にまなび,史学にも精通。天明3年の浅間山噴火の記録「沙降記」,地誌「伊勢崎風土記」をあらわす。天保(てんぽう)7年12月17日死去。81歳。字(あざな)は子岐。通称は助之丞。号は喚醒,睡?。名は「しげさと」ともよむ。(http://kotobank.jp/word/%E9%96%A2%E9%87%8D%E5%B6%B7)」

更に、伊勢崎藩の郷学についても説明があった。江戸時代の伊勢崎は寺子屋が盛んであった。寺子屋は私塾。私塾には私塾の限界があった。そこで藩独自でも藩内各所に学問所を開設した。それが郷学らしい。その郷学のテキストとなった「小学」が展示されていた。それを印刷する版木も展示されていた。ところが、その版木を作るには相当の費用がかかる。館長は和綴じの本を取りだして山折りになっている部分を平にしてそこに刷り込まれている人名があることを見せてくれた。一枚一枚の版木作成の費用は町民有志の寄付でまかなわれていたとの事だ。伊勢崎の文化を支えた町民の心意気を感じた。この本を読んだ生徒も勉強に気合いが入ったのではないか。この学問所が明治政府が定めた学制として新時代の学校になってゆくとの事だ。もっと話を聞きたいところだが閉館の時間となった。

************************
追記(2020/05/18):タイトルに投稿期日を追加。アクセスランキング8位に入った。読者に感謝。上植木には主静堂という郷学があったらしいが詳細が分からない(下記の資料参照)。寺子屋も幾つかあったようだ。

« 愛しき古里:地域の教育力:明治中期の地域小学校校長だった矢島昇を知る(8):三和町堤区の共有墓地にある筆塚?;寒風が 頻尿招く 座業かな。171206。

以下は数少ない伊勢崎市の郷学情報。リンクを張っておく。
伊勢崎領郷学の設営経過・組織形態と教育活動=1_KJ00009272584.pdfを入手できた。

(1)伊勢崎領郷学の設営経過・組織形態と教育活動 - J-Stage
www.jstage.jst.go.jp ? kyouikushigaku ? _article ? -char
(1)伊勢崎領郷学の設営経過・組織形態と教育活動. 高井 浩. 著者情報. 高井 浩. 群馬大学. ジャーナル フリー. 1958 年 1 巻 p. 7-41. DOI https://doi.org/10.15062/kyouikushigaku.1.0_7. 詳細. 発行日: 1958/10/10 受付日 : - 公開日 : 2017/06/01 受理日 ...
高井浩 著 - ?1958

2011年11月13日 (日)

老人の寝言:これは便利だと安穏に暮らしている先に落とし穴がある

2011/11/13
昨日は晴れ。夕方から雲が多くなった。ポット苗手入れ。ゴム手袋をして除草。使い捨てのポリ手袋が疲れなくて楽らしい。起床時には指先がこる。少しストレッチをしてから起床する。秋が深まっている。ケヤキやカキの葉が落ち始めている。葉が紅葉・黄葉するのは落葉樹。植物の葉が緑色に見えるのは、日光の赤色と青色の成分を吸収するためらしい。葉緑素という色素がその波長の光を吸収する。それなら、葉が赤や黄色に色づくのはなぜか。

2011/11/12の天気

TAVE= 15.4
TMAX= 19.5
TMIN= 9.9
DIFF= 9.6
WMAX= 3.1
SUNS= 6.8
RAIN= 0

最低気温(℃)  9.3  06:06
最高気温(℃)  20.0  13:08

「紅葉;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E8%91%89#.E7.B4.85.E8.91.89.E3.81.AE.E5.8E.9F.E7.90.86;(最終更新 2011年11月6日 (日) 02:39)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「紅葉の原理 [編集] :葉の赤色は色素「アントシアン」に由来する。アントシアンは春から夏にかけての葉には存在せずに、秋に葉に蓄積したブドウ糖や蔗糖と、紫外線の影響で発生する。
黄葉の原理 [編集] :葉の黄色は色素「カロテノイド」による。カロテノイド色素系のキサントフィル類は若葉の頃から葉に含まれるが、春から夏にかけては葉緑素の影響により視認はできない。秋に葉の葉緑素が分解することにより、目につくようになる。なお、キサントフィルも光合成によってできた糖から出発し、多くの化学変化を経てできたものである。
褐葉の原理 [編集] :黄葉と同じ原理であるが、タンニン性の物質(主にカテコール系タンニン、クロロゲン酸)や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと総称される褐色物質の蓄積が目立つためとされる。黄葉や褐葉の色素成分は、量の多少はあるがいずれも紅葉する葉にも含まれており、本来は紅葉するものが、アントシアンの生成が少なかったりすると褐葉になることがある。」とある。

百姓をしていて疑問なのは、葉緑素が光合成をするのだが、緑の葉が作った栄養分は落葉前に根や幹、枝に環流、蓄積して、落葉モードに入る条件は気温だけなのかということ。植物は惜しみなく落葉するように見えるが、落葉する前に葉の中の養分は本体に全部送ってしまうのではないか。従って葉に残る養分は極少ないのではないか。もう一つは、発色する色素物質は葉だけで合成できるのか。色素分子が合成されたり、分解されたりで葉の色が変わるのも不思議だ。樹種による黄葉・紅葉・褐葉の違いが色素の合成やそのさじ加減で変わるのが面白い。

老人の寝言:これは便利だと安穏に暮らしている先に落とし穴がある

IT技術の発展でこの四半世紀は便利になった。半世紀前は自分は青少年時代で、世界中を自由に飛び交う事が出来る電波にあこがれがあった。小学生の頃にゲルマラジオを作って電波の不思議を感じたこと。我が家の真空管ラジオを改造して短波放送を受信できるようにしたこと。中学生時代は友人とアマチュア無線の国家試験を受けて揃って落第したこと。思い出すと色々な記憶がよみがえる。家庭に電波機器が入ってきたのは、コードレス電話頃からだろうか。コードレス電話は盗聴の問題が指摘されていたと思う。コードレス電話の子機の機能を大幅に拡大したのがPHSだったと思う。PHSの前にポケベルが大流行した事もあった。ポケベルはカエルコールで使った事があった。会社でも夜勤の時に持たされた。PHSになったときは、出張の時も使うようになった。その次は携帯である。携帯は自社製品の販促で0円で買った。まさに欲呆け商法の典型。その携帯も退職してほとんど出番がない。契約料だけは取られている。この間にインターネットも普及して、LANも当たり前となった。最近では無線LANも数千円で、初期の頃の1/10程度の値段になっている。配線も不要、手間も省けて、見栄えも良い。そろそろ無線LANにしようかと誘惑を感じる。

YOMIURI ONLINEは、「グーグル、ストリートビュー撮影時に通信傍受;url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111112-OYT1T00019.htm?from=main2(2011年11月12日07時30分  読売新聞)」というタイトルで、「インターネット検索大手「グーグル」(東京都港区)が、街並みの画像を閲覧できるサービス「ストリートビュー」作成のため全国を車で撮影して回る傍ら、他人の通信を傍受していたとして、総務省は11日、電気通信事業法に基づき、同社に傍受したデータの廃棄と原因を究明するよう指導した。」、「同社は「誤って情報を集めた」と説明している。 同省によると、同社は2007年末から昨年5月まで、全国を車で回り、ストリートビュー用の映像を撮影。この際、車に無線LAN受信アンテナを搭載し、通信を傍受していた。駅構内やカフェなどに設置された無線LANでパソコンやスマートフォンを使っている人のメール送受信やウェブサイト閲覧記録が含まれるとみられるが、同社は収集したデータ量や内容を明らかにしていない。」と報じた。

このニュースを見てびっくりした。Googleは世界有数のIT企業ではないか。世界有数といえども、通信の秘密は先ず第一に守られなければ、正常な社会生活は成り立たなくなる。当局の指導は生ぬるいのではないか。違法行為を行っているのなら摘発して徹底的にその犯罪を暴かなければ安心できない。

ところで、傍受するだけで犯罪になるのだろうか。何事も自己責任なのか。当然、無線LAN関連業者は判読に困る位の小さな字で傍受される旨注意事項を書いているかもしれない。しかし、何事もなかったように傍受され、その情報が密かに使われているとなると心安らかではない。

調べてみると以下のような情報があった。メール盗聴とその確認法もそのページにあった。データの暗号化で安心というが、それを解除するソフトを提供する業者もいる。これはパソコンウィルスと同じ。便利さの盲点にビジネスありなのか。

「2.無線LANの通信傍受:有線LANと同様に無線LANにもパケットスニッファがいくつか存在します。しかも有線LANと違って、電波さえキャッチできれば外からでも傍受が可能です。もちろんこうし危険を考慮して、無線の場合にはWEPキーによるデータの暗号化が施されていますが、これもAirSnortなどで解除可能といわれており、過信は禁物です(url=http://web110.com/cyberacademy/ch06_2.html。)」

ともかく無線LANも極論すると人間の会話と同じ。声が電波に変わって見えないだけだ。ところで、ウェブサイト閲覧記録がこっそり盗まれたらどうなるか。

2011年11月12日 (土)

文化と文明雑感:Pay-It-Forward-Culture と「恩送り」

2011/11/12
昨日は終日雨。雨量もまとまって多かった。宅内でデジカメデータの整理等で過ごす。一度、HDDが満杯になるので、CD-ROMに焼いて保管していた。そうすると宝の持ち腐れになってしまう。古いパソコンから追い出された数ギガのHDDをUSB HDDに改造してデジカメデータバンクにしたが、もう一杯になりそうだ。最近では2TBのHDDが1万円を割っている。16GBのUSBメモリーも1千円台。物欲は際限ないが、自分が持っている有限の資源を極限まで使ってみるのも面白い。11/11総理はTPP交渉参加を表明した。本日、上毛新聞朝刊の一面に予定稿がドカンと踊っているが何となくうら寂しい。野田政権は東日本大震災からの復興を最大課題と口では言うが、東北地方はTPPに大反対をしてる。これほど矛盾し、反対の多い政策を独断専行するのも最高権力者の特権と誤解しているのだろか。

芥川龍之介の侏儒の言葉(http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/158_15132.html)に、
「軍人は小児に近いものである。英雄らしい身振を喜んだり、所謂光栄を好んだりするのは今更此処に云う必要はない。」、「この故に軍人の誇りとするものは必ず小児の玩具に似ている。」とある。政治家は軍人以上に偉いのだ。最近の与党歴代総理もこの美酒に酔って、身を崩してしまった。二度あることは三度あるという格言は正しいのか。国家の最大の政策課題を小児の玩具にしてはならない。

2011/11/11の天気

TAVE= 11.0
TMAX= 12
TMIN= 10.3
DIFF= 1.7
WMAX= 2
SUNS= 0
RAIN= 25.5

最低気温(℃)  10.0  00:08
最高気温(℃)  12.0  24:00

文化と文明雑感:Pay-It-Forward-Culture と「恩送り」

最近、「挑戦せよ:元技術者でエンジェル投資家の平強氏のブログ」を訪問したら、Pay-It-Forward-Culture について述べていた(http://tsuyoshitaira.com/?p=509)。話題はやはり、S.Jobsについて。ついでだが、この記事の前の「起業家必読の書:徳田虎雄著 『母の力』」も印象深い(http://tsuyoshitaira.com/?p=494)。S.Jobsが駆け出しの頃、物心で支援してくれた人物にIntel 創立者、Dr. Robert Noyce 、hp社の創業者Hewlett さんについて述べていた。自分が学生の頃だったか、出世払い云々と言いつつ自分に対する支援を前向きにとらえていた先輩がいた。ともかく、技術者といえ、駆け出しの頃は、金も協力者も、信用も十分ではない。起業をする時は支援者が必要になる。堀江貴文氏が起業するときは元彼女の父親が出資したと同氏の本にあった。物心で何らかの支援を受ければそのお返しが必要なのは世界の常識。Pay-ItのItとは物心の支援。その支援をしてくれた人に返すのがPay-Back。Pay-It-Forwardとは自分が受けた支援(恩)を自分と同じような立場の人、他者に支払うこと。アメリカでもこのような文化がある。むしろ、日本より盛んなようである。利他の精神。

「恩送り;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E9%80%81%E3%82%8A;(最終更新 2010年1月24日 (日) 18:18 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「恩送り(おんおくり)とは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること[1]。「恩」とは、めぐみ、いつくしみのこと[2]。」、「また、「恩送り」と意味が相当程度に重なる別の表現が古くから日本人にはしっかり定着している。『情けは人の為ならず』というものである。」とある。

最近、地域出身のF先生の講演時の質問で、日本より外国の方が災害の時の寄付やボランティア活動では積極的な場合も見られると回答していたのが印象に残っている。要するに、外国でも困ったときは助け合うのはお互い様という道徳観があるようだ。『情けは人の為ならず』を裏から読むとPay-Backを暗に期待しているようにも感じる。こういう習性も社会が安定しているから、銭金勘定で済むためなのだろうか。ともかくPay-It-Forwardという考え方を少しは理解できた。どうも、日本の恩義等はWETで古風な印象があるが、Pay-It-Forwardという考え方も納得できるので共通する部分があるのだろう。

昔は、よその子供を叱ったり、お世話をしたりされたりと、お互い様という感覚があった。当然助けたり、助けられたりもお互い様。Pay-It-Forwardを実践するにもそれなりの蓄えが必要だ。もう一つ、GIVE AND TAKEも必要。支援を受ける人は支援を与える人に何をGIVEできるか。それは夢かもしれない。自分が実現出来ない夢の実現にチャレンジする人を支える、それがメンターの文化だろうか。

MENTOR=an experienced person who gives help and advice to someone with less experience

メンターとは訳しにくい単語だ。師匠という訳語もある。上記、英英辞典の「gives help and advice 」という所がポイントなのだろう。財界の長老も、最近はお強請りばかりだ。

2011年11月11日 (金)

ざっそう句:野田の月

2011/11/11
昨日は曇り時々晴れ。ポット苗手入れと移動。サツマイモを焼き芋にして食べたが、胸焼けを起こしてしまった。WEBで調べてみると、サツマイモの甘さで胃酸の分泌が盛んになり、酸度が高まった胃液が逆流するためという解説があった。澱粉と繊維が多く、水分が少ないという特性も影響するようだ。薄切りにしてトースターで焼くだけで、ポテトチップに近い。焼いたときの香りは何となく郷愁を感じる。夕方から夜にかけて、東の空から満月が登ってきた。正確には11/11が満月らしい。雲から出たり、隠れたりで月に叢(むら)雲という風情。一昨日は暈(かさ)をかぶたような月であった。東日本大震災、東京電力福島原発事故で潜水していたTPPが忽然として姿を現し水面に浮上した。国民に対して説明もなく11月10日にTPP交渉参加表明を打ち上げていた首相は、党内外の反対に負けてその発表を11月11日に延期した。足元の問題を目眩ましにして、貴重な時間を空費するパフォーマンス。玉砕するならお一人でどうぞ。夢、国民を道連れにすることなかれ。

2011/11/10の天気

TAVE= 11.7
TMAX= 15.7
TMIN= 7.8
DIFF= 7.9
WMAX= 2.2
SUNS= 3.9
RAIN= 0

最低気温(℃)  7.7  06:28
最高気温(℃)  16.1  15:08

ざっそう句:野田の月

■腹減った仕事上がれば秋の月
■叢雲の湧いて発表肩すかし
■一晩で月は晴れるかTPP
■名月を取ちゃダメよと泣く子かな
■ひゅうひゅうと木枯らし寒し野田の月

2011年11月10日 (木)

読みかじりの記:「特集 アナログテレビ放送の終焉」 ***著 (2011年 一般財団法人 情報処理学会)

2011/11/10
昨日は晴れ。朝の気温が低くなってきた。残りのサツマイモを堀上げた。その後は苗置き場の手入れ。昼食時に収穫したサツマをふかしたものを頂く。ベニアズマで、ほくほくしてうまかった。先日聞いた話では、芋をたくさん付けるにはある程度ツルを間引く必要があるとの事。ツルの元気が良すぎると、栄養成長でツルの成長だけに養分が使われて、芋の肥大がおろそかになるらしい。今回は、切り取ったツルを水刺しして発根させた株も堀上げた。小さいが芋は付いていた。かなり多く芋がついたのも一株あった。遅れて2回目に作った苗は芋まで進んでいなかった。苗を早めに植えれば、そのなかの元気が良いツルを苗として使う事も可能と分かった。

2011/11/9の天気

TAVE= 11.9
TMAX= 17
TMIN= 6.9
DIFF= 10.1
WMAX= 3.2
SUNS= 7.4
RAIN= 0

最低気温(℃)  6.4  06:31
最高気温(℃)  17.8  12:46


読みかじりの記:「特集 アナログテレビ放送の終焉」 ***著 (2011年 一般財団法人 情報処理学会)

表記記事は「情報処理 2011 Vol.52 No.7 通巻556号」に掲載されている。***著の著者は単独、連名であり省略する。総勢14名の執筆である。「アナログテレビ放送の終焉」というタイトルにつられて、ついつい手にした学会誌である。もう現役を離れているが、2011/7/24の「アナログテレビ放送の終焉」には感慨深いものがある。今の自分の興味は技術を離れ、もっと広い意味でアナログとデジタルという二つの代表的なモノの見方、感じ方、表現の仕方に向かっている。この記事は個人的なメモ書きに過ぎない。それにしても最近のテレビ放送のつまらなさには失望する。コンテンツを作る人や組織が死にかけているのか。「どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ」。いくら頑張っても、デジタルテレビも所詮ただのテレビ。だが、アナログテレビ放送にはテレビの全てが含まれていたような感じがする。その中にはデジタルテレビのアイデアもあったろう。テレビは所詮電子紙芝居。何を発信するかそのメッセージこそがメディアの生死を決めるのだろう。

○1:ハイビジョンからデジタルハイビジョンへ
かつて会社でごつい名前の数十万円もするハイビジョンテレビを紹介販売せよという檄が飛んだことがあった。それ以来、ハイビジョンとは無関係であり、今後も無関係だろう。ハイビジョンで流されたコンテンツは今までどれほどのインパクトを人々に与えてきたのだろうか。しかし、消えてしまうかもしれない事象をハイビジョンに残すのは非常に有意義な事だろう。コストとベネフィットという問題が付きまとう。

○2:地上波テレビジョン放送のデジタル化への取り組み
デジタル化の有利性が多いのは確かだが、地デジへの移行が末端のテレビユーザー不在で強行されたことに疑問が残る。情報処理とは情報の入り口から出口までを扱うのだろう。その処理には必ずハードが伴う。そのハードの流れも情報処理として捉えられれ、システム的な対応が必要だ。物流としての映像装置の生産から廃棄まで、環境の世紀という点では無視できない。エネルギーの消費量も同様。自分はNTSC方式が白黒とカラーのコンパティビリティを維持した技術開発を高く評価している。やはり技術開発とその成果の導入は最低でも視聴者の懐具合を勘案して頂きたいところである。当然システムの寿命は個別のハードの寿命より長い。しかし、今後の日本では、総合的なシステム設計が国の命運を握るだろう。ハードだけでは道半ば以下だろう。半世紀以上蓄積されてきたアナログTVコンテンツ(情報資産)の保存と利用は緊急な課題であろう。

○3:地上デジタル放送の研究開発と海外展開
デジタルとは強引に切った貼ったをする技術であることには間違いないだろう。もともと自然に存在しない技術だから新しい技術には特許とか知的所有権が付き物。本項ではそのデジタル製品の市場に言及している。方式を売り込むのはかつては政治問題でもあった。現に世界にはいくつものテレビ方式がある。コンテンツを方式変換するだけでも当初は大変だった。国際機関も方式決定までの権限を持たないのだろう。しかし、技術の進歩はやがて方式の壁は乗りこえるだろう。日本の研究開発のコンセプトと収益モデルが本項だけでは理解できない。南米だけで海外展開出来た理由も不可解。やはりもっと強いライバルに向かう必要があるのだろうか。

○4:ISDB-Tmm放送技術とサービス
聞いたことのないサービスだ。2012年から始まるらしい。ISDBにはISDNの響きが残る。ISDまで同じ。NがB(BROADCASTING)にとって代わった。mmはMOBILE MULTIMEDIA。それではTは何か。アナログTV放送を追い払って確保した貴重な電波資源である。ISDNのように腰折れにならないよう望むばかりだ。利権の巣で終わっては余りにももったいない。

○5:VHF-LOW帯マルチメディア放送 ~アナログてれび放送終了後の周波数有効利用に向けて~
既にアナログTV放送電波帯域は明け渡されているが、この帯域の利用方法は答申の段階らしく、いつから利用されるかの具体的な記述がない。これでは、有限の電波資源を国が隠匿しているのと変わらず、多数のアナログTV放送利用者に負担を強制した大義名分が通らない。あれもできるこれもできるとシーズはあっても、どれだけのニーズがあるか全く不明である。視聴者が専用受信機を買うだけの魅力あるコンテンツを提供するシステムも不明。今までマルチメディア云々と騒がれてきた例はあるが、テレビに勝ったマルチメディアはなく、そのテレビも衰退傾向である。一層のこと、新に確保された帯域を公共チャンネルとして国民の主体的な利用・緊急放送等のために解放したらどうか。当然NHK、民放、新聞社等の巨大マスメディアはこの帯域利用から除外しなくてはならない。

○6:700MHz帯を使った新しいITSアプリケーション
電波帯域を確保したが実用化のプロセスが不明なのは「VHF-LOW帯マルチメディア放送」と同様。現状は貴重な電波資源を休眠させるだけ。交通用となるとインフラ整備と信頼性の確保が最重要課題だろう。そんな事を考えると実用化はどんどん先に延びるだけだ。利用者負担も問題だ。車載電子機器は高機能化がすすむ。カーラジオ、カーナビ、レーダー探知機等多彩だ。しかし、これらの機器で共通する部分も多い。共通化は限られた車スペースの有効活用、電池エネルギーの省エネ、重量の削減等で環境・資源面で大きな効果が期待できる。車載電子機器のオプションとして取り付けられるような全体システムとしての位置付け、技術動向、買い換えサイクル等を盛り込んだ段階的実用化方針・ロードマップを作るのが先決だろう。運転者が使いたくなる応用を段階的に導入して欲しい。車車間間通信では「お先にどうぞ」と「ありがとう」という超日常的コミュニケーションにも不便をする。高度の技術より、このような人間的な応用が最も、事故防止や快適な運転に効果があるのではないか。人間不在の技術は不要だ。

○7:デジタルテレビはどう変わるか ~通信機能によるテレビの進展~
デジタルであれもできるこれもできると宣伝されているが、通信機能もその一つだろう。しかし、本格的な通信機能はすでにインターネットや携帯、スマートフォンが押さえている。デジタル化の隠れた意味は課金の容易性等にあると考えられるが、サービスを多様化して、付加サービスに課金したり、視聴者を選別すると公共性は損なわれ、結局コンテンツの劣化・視聴者離れをもたらし、究極的にはデジタルテレビはインターネットに飲み込まれてしまうのではないか。テレビに通信機能が付けば便利と考えるのか、パソコンがテレビになるのが便利と考えるのか、で立場が逆転する。テレビとして買った消費者がその通信機能を使うことはほとんどないのではないか。デジタルテレビ放送はあくまでも電波というメディアを究極的に使い切るという土俵で勝負して貰いたい。そういう土俵こそその他のメディアが攻め込めない聖域ではないか。

○8:デジタルケーブルテレビ関連技術およびサービス動向
ケーブルテレビの三種の神器は映像、インターネット、電話との事だ。これを支えるインフラが同軸ケーブル。ともかく、作成された情報を再配信するテレビがそのサービスの基本だ。結局、このような大きな枠組みの中でどのような付加価値の高いサービスを生み出すかが今後の課題のようだ。

○9:新しいメディアとしてのIPTVサービス
可能性としては面白いかもしれない。最近の衛星テレビ放送では通販番組が多くなっているとの事だ。メディアの歴史も述べているが、ともかく、テレビは音声と映像。人間の五感の内の、視覚と聴覚だけが疑似情報とメディアを流れるようになったのが20~21世紀。視覚も聴覚もマヒ寸前だ。テレビの前にはお化粧された虚像が際限なく流れるが、テレビの画面から目を離せば、そこにハイビジョン以上の真実の世界がある。

本書の発行日が2011年6月15日。著者諸氏は東北地方太平洋沖地震という強烈な印象を受けつつ原稿を書いたのではないかと思う。最近の国会中継をテレビとラジオを同時に視聴してみた。地デジテレビは音声が遅れているのが確認できた。アナログTV放送実施中、アナログテレビと地デジテレビを同じフロアで写している場所に行った事があり、地デジテレビの遅れを自分の眼で確認した。このような信号の遅延はアナログ信号のデジタル化処理をするために起こるらしいが、本特集ではこのような問題とその解決法が取り上げられていなかったのは残念である。地震、津波等の緊急情報を伝達するには時間が命である。緊急情報のある程度の遅延対策は可能のようだが、対応に金が掛かるので放送局側での対応比率は低いようだ。「情報処理」という技術からはこのような課題について解説するのには格好の時期とテーマではなかった。かつてのアナログTV放送では時報を流す時にはアナログクロックの画面も出ていた。この時の時報の音と秒針の指示を合わせるのにも工夫があったようだが、そのような時代は終わってしまった。

2011年11月 9日 (水)

目に留まった風景:新田荘遺跡 太田圓福寺周辺散策 廿二夜の碑の謎

2011/11/9
昨日はやや雲があったが晴れ。柿を収穫した。品種は多分「富有」と思うが正確には分からない。熟度が進み、うんだらガキになったのもかなりある。ヒヨドリ、ムクドリ等がにぎやかになるシーズンだ。今年の夏、ラジオ子供相談室で鳥類の祖先は恐竜だという話をしていた。鳥類は恐竜時代から渋いモノより甘いモノが好きだったのかとふと考えた。今年はナンテンやピラカンサスの実が良くなっていて、目を楽しませている。鳥にも食べる順序があるようで、まだナンテンやピラカンサスの実までは食べていない。柿や他の餌がなくなってから、ナンテンやピラカンサスの実を食べにくるのではないか。昨日は立冬だったそうだ。いよいよ寒さへの備えが必要になる。投票所でもらった石竹の種が育って、ようやく最初の花を着けた(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-8971.html。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01f_flower_and_seeds.html)。霜が降る前の滑り込みセーフ。

追記:リンクが合体してリンク先に飛ばない。urlの連記は「:(コロンではだめ?)」。転んではだめ!
セミコロンで試し。

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-8971.html&http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01f_flower_and_seeds.html)。

セミコロンでもダメ!?  「&」がおかしい?

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-8971.html;http;//af06.kazelog.jp/itoshikimono/01f_flower_and_seeds.html)。

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-8971.html。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01f_flower_and_seeds.html)。

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-8971.html。

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01f_flower_and_seeds.html
)。

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-8971.html。

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01f_flower_and_seeds.html

これならOK。

リンク1:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-8971.html。(だめ)

     http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-8971.html。(OK)

リンク2:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01f_flower_and_seeds.html

2011/11/8の天気

TAVE= 14.2
TMAX= 18.4
TMIN= 9.5
DIFF= 8.9
WMAX= 6.7
SUNS= 6.8
RAIN= 0

目に留まった風景/愛しき古里:新田荘遺跡 太田圓福寺周辺散策 廿二夜の碑の謎

DSC:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/02A2_FUUKEI_ATG.html

特に目的もなくぶらりと訪問する事をHAPPY CALL と言い、そういう時に思わぬ拾い物があると、何かのビジネス書で読んだような気がする。そこは圓福寺であった。下車してから看板を見て庭に入った。そこで庭の掃き掃除をしているオジサンに、新田氏累代の墓はどちらですかと聞くと丁寧に教えてくれた。ぶらりと歩き始めると、「廿二夜」という石碑があった。その下に、「當村女人講中」とあり、文化年代の建立であった。石像に何か不可解なモノが刻まれていたのでオジサンに聞いてみた。実は地元の人間ではないのでその由来は分からないとの事だった。桐生の出で、当地で定年後の生活をしており、庭掃きはボランティアでしているとの事だ。「廿二夜」、「當村女人講中」、「文化年代の建立」というキーワードを念頭に、帰宅してWEBで調べてみるとあの石像は如意輪観音のようだ。どうもあの石像の不可解なモノは出臍ではなさそうだ。それならばと、その部分にデジカメを向けたが丁度電池切れになった。あの、石像の図章の意味をだれかが解明しているのだろうか。石段を上がると、鐘があった。だれもいなかったので突いてみた。その余韻はかなり長かった。その鐘には、大東亜戦争死者供養之鐘、昭和32年4月と記されていた。そうか、そう言う意味かと思い、もう一度供養の気持を込めて鐘を突いた。ついでに余韻が続く時間を計った。1分35秒だった。大東亜戦争応召軍馬供養塔というのもあった。気分は時空を超え、当時の雰囲気にワープしてきていた。一人でぶらりの楽しい一時であった。それにしてもここが円福寺茶臼山古墳だとは気付かなかった。

太田市ホームページには、「円福寺茶臼山古墳;url=http://www.city.ota.gunma.jp/005gyosei/0170-009kyoiku-bunka/bunmazai/otabunka45.html」というタイトルで、「太田市西部、宝泉(由良)台地の西端に造られた長さ168mの大前方後円墳です。墳頂部や墳丘裾部は、後世の寺や神社等の建物を造った時に削られて、原形がそこなわれていますが、市内では天神山古墳に次いで第2位、県内でも第3位の規模を誇っています。中程にある平坦面には円筒埴輪が立て並べられています。墳丘の周りに巡らされた堀はほとんどが埋まっていますが、後円部の北側に今もその名残りがあります。造られた時期は、5世紀前半頃と考えられています。「宝泉茶臼山古墳」、「別所茶臼山古墳」とも呼ばれます。 なお、昭和46年に、群馬県指定史跡に「円福寺茶臼山古墳及び伝新田氏累代の墓附石幢」として指定されていました。しかし、平成12年11月1日に「新田荘遺跡」として国から史跡指定を受けたことに伴い、県指定は解除されました。」とあった。

2011年11月 8日 (火)

東北の海よ:ダライ・ラマさんありがとう

2011/11/8
昨日は晴れ。11月としては暖かい天気だ。チューリップの球根を植えた。品種はオックスフォードとラベルにあった。色は赤。タマリュウと混植した。これは植え場に足を踏み入れないようにするためでもある。球根ならば何年も持つだろうという省電力化が頭にある。球根サイズも管理しないと年々
小さくなってしまうかもしれない。高校の歴史だったか、先生がイギリスの名門校がオックスフォードとケンブリッジ。ケンブリッジは剣橋と書くと教えてくれたがオックスフォードは忘れている。調べてみると牛津(オックスフォード)剣橋(ケンブリッジ)らしい。オックス:牛;フォード:津では漢字の意味を当てたようだが、ケンブリッジは音+意味のようだ。ニラをもらった。さっそくおすそわけ。

2011/11/7の天気

TAVE= 17.7
TMAX= 22.8
TMIN= 14.6
DIFF= 8.2
WMAX= 5.9
SUNS= 5.5
RAIN= 1

東北の海よ:ダライ・ラマさんありがとう

ダライ・ラマについては断片的にしか知らない。しかし、チベットという遠い西域の国というイメージの中で関心があった。仏教が日本にもたらされたルートの中でもチベットは重要な位置を占めている。日本へは色々なルートで仏教が伝えれたと思うが、本当に仏教を学ぼうとした人達は海を渡ってそのルーツを追った。先日の講演会の講師のF先生も最澄や空海の姿を留学生として、自分の留学時代を語っていた。ダライ・ラマの著書は日本語訳があり、ツンドクしている。探検家の矢島保治郎は同郷の人であり、関心があったがほとんど知らない。最近母の友人と散歩中に会い、雑談した。矢島保治郎の話を聞いたら、なんと本人に会った事があるとの事だった。前橋で事業をしたこともあったとの事だ。風貌はあか抜けて芸術家のようであったとの事だ。最近、写真家 小松健一氏がチベット探検家の矢島保治郎関係の記事を上毛新聞に書いており、矢島保治郎生誕130年記念イベントの開催を呼びかけていたのが記憶に残っていた。そんなことが頭にある中で以下の記事を目にした。

河北新報は、「ダライ・ラマ、石巻で慰霊法要 「心の痛み分かち合う」;url=http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111106t15004.htm(2011年11月06日日曜日)」というタイトルで、「東日本大震災の復興を祈願するため東北入りしているチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(76)は5日、震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市門脇町にある西光寺を訪れ、慰霊法要を行った。
 ダライ・ラマは本堂に入って礼拝し、般若心経を唱えた。出席者約1000人に「心の痛みを同じ人間として分かち合いたい」と語り掛けた。太平洋戦争末期の原爆投下による広島と長崎の惨状にも触れ「焼け野原から立ち直ったときと同じように、勤勉な国民性と協調性で力強く立ち上がってほしい」と励ました。」と報じた。

「ダライ・ラマ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E。(最終更新 2011年9月7日 (水) 05:06 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「ダライ・ラマ(Dalai Lama, ????????????,taa-la’i bla-ma)は、チベット仏教において最上位に位置する化身ラマの名跡。また17世紀(1642年)に発足したチベット政府の長として、チベットの元首としての地位も保有。チベット動乱の結果、1959年に発足した「チベット臨時政府(のちチベット亡命政府)」においても引き続き元首としての位置づけを受けている。」とある。

「ダライ・ラマ14世。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E14%E4%B8%96。(最終更新 2011年11月6日 (日) 04:41 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「ダライ・ラマ14世(1935年7月6日(チベット暦5月6日) - 、在位1940年 - )は、第14代のダライ・ラマ[1]。インドのダラムシャーラーに拠点を置くチベット亡命政府ガンデンポタンの長である[2]。法名はテンジン・ギャツォ(チベット文字:??????????????????; ワイリー方式:Bstan-'dzin Rgya-mtsho)。 またチベット民族のあいだで尊敬されているチベット仏教を代表する最高指導者であり、宗派を超えて大きな影響力を持つ[3]。また、チベット仏教のゲルク派の最高位の仏教博士号(ゲシェ・ラランパ)を持つ僧侶でもある。チベット仏教の全宗派の伝統の教えを継承し研鑚を積んでおり、教え・実践両面のすべての領域における最高の権威者(チューキ・ギャルポ;法王)として広く認められている。また世俗的な称号としては、フランスパリ名誉市民、名誉博士(ニューヨーク州立大学バッファロー校)などがある。」とある。

「矢島保治郎。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E5%B3%B6%E4%BF%9D%E6%B2%BB%E9%83%8E。(最終更新 2010年7月4日 (日) 01:17)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「矢島 保治郎(やじま やすじろう、1882年(明治15年)8月23日 - 1963年(昭和38年)2月13日)は日本の探検家、軍人。四川省からのルートで初めてチベット入りした人物であり、ダライ・ラマ13世の厚遇を受けてチベットの軍事顧問に就任した。 文献によっては名前が「保次郎」となっているものもあるが、矢島が使っていた名刺や親族からの手紙などには「保治郎」が使われている。」とある。

「チベット自治区。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%8C%BA。(最終更新 2011年10月26日 (水) 08:12)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「チベット自治区(チベットじちく、西蔵、チベット語: プー・ランキョン・ジョン[1], チベット文字:???????????????????; ワイリー方式:bod rang skyong ljongs)は、中華人民共和国(以下、「中国」)の西南部を占める区域自治区である。」とある。

ダライ・ラマ法王日本代表部ホームページ:url=http://www.tibethouse.jp/home.html

ダライ・ラマ14世はチベット仏教の最高指導者であるとともにチベットの元首でもある。しかし、中華人民共和国はチベットをチベット自治区として、独立を認めていない。日本国も中華人民共和国との関係でダライ・ラマ14世のチベットの元首としての入国を認めていないようだ。チベットもダライ・ラマ14世も大きな歴史の流れの中にある。ダライ・ラマ14世は、1989年にノーベル平和賞を受賞している。ダライ・ラマ14世は何度も日本を訪れている。日本が仏教国でダライ・ラマ14世に親近感を覚えるが、ダライ・ラマ14世の活動は世界的である。そんななか、矢島保治郎は当時は未知の国であったチベットへ向かい、ダライ・ラマ13世と親交があった。これも日本とチベットの関係で重要な歴史であったに違いない。河北新報の記事を読むとダライ・ラマ14世が、平和の実践者であることを改めて感じる。

2011年11月 7日 (月)

老人の寝言:TPPは血液凝固阻止剤「ワーファリン」ではない。劇薬を飲むより体質改善が先だ。

2011/11/7
昨日は曇り時々雨。AMEDASでは、3~4、14~16時に雨が記録されている。宅内で雑用をして過ごす。夕方話し相手が来て雑談。話は世界情勢から歴史とあちこち飛んだ。EUはギリシャが国民投票を回避して何とかEU内部の結束が保たれた。ところがイタリアが危ないというニュースも耳に入る。

2011/11/6の天気

TAVE= 16.5
TMAX= 18.2
TMIN= 15.5
DIFF= 2.7
WMAX= 2
SUNS= 0.1
RAIN= 7

老人の寝言:TPPは血液凝固阻止剤「ワーファリン」ではない。劇薬を飲むより体質改善が先だ。

ユーロとはまさに通貨のTPP版だろう。EU内部では無条件にユーロが闊歩する。EU構成国の経済力が均衡していればお互い様だが、不均衡だといつ問題が勃発するか分からない。通貨レートも関税もその不均衡を調整するための調整弁である。その調整弁を無くそうというのがTPPだから、無謀という以外にない。これは、人体や生物が安定して機能するように働くホルモン等から類推すれば自明な事だ。採血をするとき、血液をサラサラにする薬を飲んでいますかと聞かれる。血液も血管内をがんがん流れれば良いというモノではない。適度の粘性と凝固性を持たなければ生体に大きな負担を与え、ついには生体システムは暴走してしまうだろう。21世紀はIT革命の時代でもある。通貨レートが固定レートから変動制になったのも、経済の動きが早く、通貨レートの固定制ではコレステロールのような役割しか果たせなくなったからだろう。国家間の関税もIT技術で、時々刻々と変えれば、潤滑な経済の流れが実現することは目に見えている。TPPを「ワーファリン」のつもりで丸飲みするようでは国も国際関係も持たない。「ワーファリン」はそれを必要とするものに必要量だけ処方すればよい。

2011年11月 6日 (日)

読みかじりの記:「エンジニアが30歳までに身につけておくべきこと」 椎木一夫 著 (2005年 株式会社 日本実業出版)

2011/11/6
昨日は晴れ後曇り。温暖な天気だった。AM弔問。その足で外出。久しぶりで、スーパーモールに行ってみようと思い、脇道に入った。距離感覚を失い、目的地を通り越して、見知らぬ幼稚園の近くに出た。その南側になにやらお寺があった。しばらくそこを散策して、百目柿の苗を買ったりして帰宅。

2011/11/5の天気

TAVE= 16.1
TMAX= 19.8
TMIN= 11.7
DIFF= 8.1
WMAX= 1.7
SUNS= 3.9
RAIN= 0

読みかじりの記:「エンジニアが30歳までに身につけておくべきこと」 椎木一夫 著 (2005年 株式会社 日本実業出版)

本書カバーの著者の肩書きは慶應義塾大学理工学部教授。巻末の著者略歴によれば、専門は固体物理、磁気センシング。日立中央研究所を経て大学に戻った。産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなどの資格を持つとあり、本書を読み進める参考になる。本書を読みかじったのも自分の人生をレビューしてみる意味もある。

本書のタイトルから本書が30歳より若いエンジニアを主たる対象に書かれているのだろうと思う。さらに対象を絞れば、大学を卒業してエンジニアとして出発した人となるだろうか。大学という人材育成の現場から、大学を卒業した若きエンジニアへのアドバイスを述べた本ともいえるだろう。自分が就職する当時にこのような本があれば大いに役だったのではないかと思う。

各章の構成は以下の通り。

序章 二十代のうちに早く意識改革を!
第1章 技術者魂こそ、エンジニアの証
第2章 自分のキャリアは自分でマネージメントする
第3章 一流エンジニアの仕事の進め方
第4章 味方を増やすコミュニケーション術
第5章 プレゼンテーションを成功させるコツ
第6章 知的所有権に強くなろう

自分が技術者として余り意識しなかった項目は、「第2章 自分のキャリアは自分でマネージメントする」、「第5章 プレゼンテーションを成功させるコツ」だったかもしれない。日本は終身雇用の国という意識がほとんどの労働者にあったと思う。いわば、職制に乗っていればなんとか食い損ねる事はないと思いこんでいた。従って、ある意味では技術やノウハウが個人に集積できた。自分の若きエンジニア時代に、リースマンの「孤独な群衆」という本を読みかじり、SOCIAL LADDAERというのがアメリカにもあると知ってショックを受けた。また、実務の面でも、エンジニアと作業員の格差がある事を知った。これは、欧米の会社と集積回路を共同開発したときの事だ。日本の技術者が、自分からデータを採ったりと、泥臭い仕事をしているのに、欧米の技術者はそのような仕事を作業員/OPERATORにさせているとの事だった。欧米では技術者の社会(階層)的に高い位置にいるように感じたのであった。従って、技術者になるには、がむしゃらに勉強して、大学に入り、就職をしても、知識や技術を追求する、そうして、より高いサラリーとより高い技術を求めて転職をする。当時、仕事で付き合った印象に残っているカナダのエンジニアの名前を検索したらそれらしい人物があった。やはり、キャリアを積み重ね、SOCIAL LADDAERを上がっていったようだ。

本書の「はじめに」で、著者は「技術大国ニッポンの面影は薄れつつある。」それでも、資源の乏しい日本では技術立国が必要。若者の理工離れも進む中で、本書が「若者たちがエンジニアの仕事について考えるきっかけになれば幸いである。」と述べている。文明という大きな時代の流れの中で、日本のエンジニアの地位も生き方も代わりつつあるのかも知れない。日本では技術も学会も閉鎖的な面が多い。人間の動きでも同じ傾向が強い。そのような見えないバリアーもやがて引力を失ってくる。理工離れも嘆いているだけでは改善できない。そういう意味では本書を前向きに読んで自分の力を蓄えるのも結構だろう。

先日聞いた講演もそういう意味では興味を持って聞いた。講師は当地域の出身で大学卒業後渡米。専門は農学だったようだ。その後JICAの支援事業で世界各国で活動。更にその後は教育界に転進。教育学部系の出身でなかったたので、教育の本道以外でも仕事をされて、現在では大学系の高校の校長。講演後の質疑応答で、いじめの話になった。そのような相談員の資格もとって、数年間相談業務も経験したとの事だ。いじめがあったら必ず関係者に報告して相談しなさい。いじめは見えないままにしては解決しない。専門家に相談すれば必ず解決しますと言う心強い回答があった。これは先生のキャリアから生まれた確信のようだった。ともかく、人生の先輩が若者達に、助言をするのも良し、苦言を呈するのも良し。ヒポクラテスの言葉:「人生は短し、されど芸術は長し」。この「芸術」とは技術の誤訳らしい。医聖ヒポクラテスにとっては医術だったかもしれない。全ての技術に人間のありかたが問われているのではないか。

これから、人生100年という長寿社会になるのも現実味をおびてきた。仕事が全てではない。長い人生の中で、自分に最適な仕事はなにかと、いくつかの仕事を変えたり、新しい仕事にチャレンジすることも可能になるだろう。むしろそれが望ましいのではないか。大学、大学院等は人生の途中の、リフレシュ期間、次の仕事へのギアチェンジの期間であっても良いのではないか。自分の人生を振り返っても、受験勉強という非生産的な仕事に貴重な青春時代を浪費してしまったという少なからぬ悔いが残っている。これが先憂後楽という事なのか。青春時代は創造的に悩んでみたい。全ての可能性に挑戦してみたい。人生後半の切符を人生前半にもらってしまいそれに人生がとらわれてしまうのも勿体ない。エンジニアという一見近代的な職だが生涯現役を貫くのも難しい。そういう意味では、一丁前のエンジニアになるより先に、一丁前の人間にならなければならない。S.Jobs、Bill.Gatesはエンジニアなのだろうか。

2011年11月 5日 (土)

半端道楽:ブログのファビコンを作る

2011/11/5
昨日は晴れ。好天だが午前中は宅内で午後外出。スーパーの店頭に筆柿が並んでいた。愛知県産だった。今年は我が家の筆柿も数個実を付けた。うまそうなオレンジ色になっているのでもいでかじってみると渋かった。調べてみると筆柿は不完全甘柿との事。記事:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/02e2_kaki_TREES.html。店頭に並んでいる筆柿は選別したり脱渋したりして付加価値を付けている。我が家の筆柿はスッピンだ。一昨日、汽笛の音を聞いて、我が家のかみさんは煙が見えるか二階にあがったと、新聞記事を見ながら話した。上には上がいるものだ。それにしても二人が共通体験をしたので、空耳で無いことが確認できた。

2011/11/4の天気

TAVE= 15.5
TMAX= 22.6
TMIN= 9
DIFF= 13.6
WMAX= 2
SUNS= 9.7
RAIN= 0

最低気温(℃)  8.7  06:27
最高気温(℃)  23.0  12:56

半端道楽:ブログのファビコンを作る

現在WEB閲覧には、IE6.2とFIRE FOX7.0.1を分けて使っている。FIRE FOXは色々な機能を追加できるとが売りらしい。IEはOSのおまけ。自分が最初に使ったブラウザは多分NET SCAPEだったと思う。それ以前はPROVIDER専用の接続ソフトを使っていた。これはADSL以前のパソコン通信の時代だと思う。

最近、FIRE FOXでは同じブログでも、URL表示部分に何か気になるマークがでるサイトがあるのに気付いた。IEだとその表示がない。IEのアイコンが出るだけ。これはウイルスかと疑った。調べてみるとファビコンというアイコンの一種との事。簡単に出来るとあるので試してみた。

グリーンダルマ(MIKANKUN)の画像は1年ほど前にPAINTとマウスで作った。これを少し加工して使って見た。このファビコンを作くってくれるサイトがあり、そのサイトに接続して問題はないかと気になった。WEB上にはピンからキリまで多様な情報が氾濫している。ともかく何とか作成したファビコンが画面に現れた。このグリーンダルマは元々は、七転び八起きを目指して赤のダルマを作ったのを改造した。もう真っ赤になって踏ん張る歳でもなさそうだ。失敗にめげず、何度失敗しても安全にという願いを込めて色グリーンにした。勿論シンマイや蜜柑の意味も込めている。

検索サイト

NANDA?⇒物臭検索

  • ラベル(タイトル):最初は何も分からない
    なんだこりゃ?作成当時の記憶

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    「日経サイエンス」とは:「日経サイエンス誌は,1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。」
  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

公開資料

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)