ハトよ 鳴いておくれ(愛しき古里):小さな発見大きな感動:伊勢崎市の旧時報鐘楼の足下にある物は何?
2013年6月7日(金)
昨日はくもり。最高気温(℃) 26.5 15:25。ざっそう句:空梅雨や 週間予報も 雨がない。道路沿いの刈りゴミを撤去。枝切りで残した黒松の新枝を下方に誘引。枝垂れ松らしいので実験。種を播いたホウセンカが数本育ったので移植。夕方M区画草むしり。サクランボの枯れ木を圃場より撤去。数本植えたが全滅。
2013年6月6日の天気(AMEDAS)。
TAVE= | 21.9 | NO DATA |
TMAX= | 25.5 | 最高気温(℃) 26.5 15:25 |
TMIN= | 18.6 | 最低気温(℃) 18.2 04:38 |
DIFF= | 6.9 | NO DATA |
WMAX= | 2.8 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.5(東北東) 16:28 |
SUNS= | 0 | NO DATA |
RAIN= | 0 | NO DATA |
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ハトよ 鳴いておくれ(愛しき古里):小さな発見大きな感動:伊勢崎市の旧時報鐘楼の足下にある物は何?
伊勢崎市指定文化財となっている旧時報鐘楼は赤石楽舎の敷地内にある。また、赤石楽舎は伊勢崎市立北小学校に隣接している。北小学校は明治初期に学制が始まった時、赤石学校として発足した。北小学校西側で広瀬川東岸に伊勢崎市立図書館があり、この地域全体が歴史のある文教地区と言えるだろう。
赤石楽舎は地域交流センターという位置づけらしい。たまたま、先日行ったときは既に閉門時刻を過ぎていたようで、人影はまばらであった。おかげで、旧時報鐘楼をじっくり見ることができた。
この、旧時報鐘楼は戦争の爪痕も残しているとの事で、それを念頭に煉瓦の色を見ると戦火で焼けて煤で黒ずんだ煉瓦があるのが分かった。もう一つ、時報鐘楼なのに、なぜ鐘が無いのかという謎がある。
殖蓮史談会会長の話によれば、その鐘は戦争用の金属資源として供出させられ、鋳潰されてしまったとの事だ。そこで、同会長氏は、鐘(英語でBELL)が無いという史実をもっと積極的に活用しよう。例えば、旧時報鐘楼がある通りを、ノーベル(英語でNO BELL STREETか)通りと命名して云々と夢を描いている。この飛躍のある発想がユニークだ。
鐘がないなら、今日のシミュレーション技術で、鐘の音を合成してみるのも面白そうだと調査した事があった。既に日本の梵鐘を有限要素法で研究している研究者がいるのが分かった。ともかく、文化財も、その歴史や背景を追求すると多様な活用方法がある事に気付く。
ところで、旧時報鐘楼をぐるりと回って色々な角度から見て、ふと足元を見ると絵入りのタイルがはめ込まれていた。その絵に相当する英語も入っている。小学生から英語教育が行われるという時勢を先取りしている快挙に見えた。更に、円周率の数字を並べたブロックもあった。
田舎老人が小さな発見大きな感動と言っても余り面白みはないだろうが、子供にそれとなく発見の喜びを与える仕掛けというのはあちこちにあっても邪魔にはならないと思う。殖蓮史談会会長は、あのノーベル通りで思索した子供達の中からノーベル賞受賞者がでる可能性もあるのだからともう一つ大きな夢を語った。
ところで、不完全なデジカメ画像が数枚あった。古いデジカメで不調なのかもしれない。一枚だけ真っ黒な画像があった。その画像は何だったか。それを見付けるのは次回の楽しみにしたい。
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