半端道楽:写真俳句LING(写真+凡句):蟻の穴掘りは重労働?(真昼時 蟻の一穴 休みなし。)
2014年10月9日(木)
昨日は曇り後晴れ。最高気温(℃) 24.4 15:00。最低気温(℃) 16.0 07:07。ざっそう句:捏造に ノーベル賞も 夢の夢。白菜、大根区画の草掻き。スイカの後作で、腐ったスイカの種が発芽してきた。オクラの後作に、シュンギクを播種。東西畝にバラ播き。フルイで軽く覆土。最後に軽く灌水。播き時が遅いので、確実に発芽させる必要がある。皆既月食の時刻に空を見たが、雲が厚く月がかすかにぼやけて見える程度。上毛新聞朝刊に、青色LEDを発明した日本人科学者三名にノーベル賞という大見出しが掲載されていた。
「青いバラと青色ダイオード(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/04/post-6ee1.html)。(青いバラと青色ダイオード)」
朝日新聞は、「ノーベル物理学賞に赤崎勇・天野浩・中村修二の3氏。;http://www.asahi.com/articles/ASGB273RRGB2ULBJ068.html。(2014年10月7日23時49分))」というタイトルで、「スウェーデン王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル物理学賞を、赤崎勇・名城大教授(85)と天野浩・名古屋大教授(54)、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)の日本の3人に贈ると発表した。赤崎さんと天野さんは青色の発光ダイオード(LED)を初めて作り、中村さんが実用化につなげた。」と報じた。
中村修二氏は民間企業の技術者として青色LEDの実用化研究を行い、膨大な利益を会社にもたらした。しかし、発明者への利益還元が少ないとして訴訟を起こし、最終的には和解した。日本では、職務発明が適正に評価されず、科学技術者の発明意欲を損なっており、同氏の発明者の権利の為の闘争の恩恵を受けた出願者も少なくないのではないか。
Google英語版でキーワード「SLAVE NAKAMURA 」を検索(https://www.google.com/search?hl=en&btnG=search&tbo=1&q=SLAVE%20NAKAMURA)。
「SLAVE NAKAMURA 」は既に世界のキーワードだ。これじゃあ、日本へ来ようとする研究者も足が遠のくのではないか。残念だが、日本には奴隷技術者が権利を主張するのは怪しからんという風潮もあり、職務発明は法令で発明者の主人が召し上げるというような話題を耳にした記憶がある。今回の日本人研究者の受賞は、ノーベル賞級の研究者が脱日本で海外に新天地を求める時代の先駆けを告げる画期的ノーベル賞になるのか。
一方、理化学研究所発のSTAP細胞事件の暗雲はまだまだ晴れる気配が無い。たまたま、理化学研究所のホームページを覗いたら、理化学研究所にはノーベル賞受賞者が二名いた。「利根川 進 - RIKEN Brain Science Institute - 理化学研究所(http://www.brain.riken.jp/jp/faculty/details/81)。」STAP細胞ばかり社会の関心が集まっているが、「理化学研究所脳科学総合研究センターは脳科学研究を通して、科学的発見、新しい手法の開発、国際化に貢献しています。」という、脳科学も注目する必要がある。
理研報道発表資料=「光で記憶を書き換える-「嫌な出来事の記憶」と「楽しい出来事の記憶」をスイッチさせることに成功-(http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140828_2/)。(2014年8月28日)」
理研ニュース:「特別企画 独創性を生み出すために(野依良治VS利根川進 対談)(http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/publications/news/2009/rn200905.pdf)。(2009年5月号)」は読み甲斐があった。前記、理研報道発表の論文著者は利根川進氏であり、同氏が現役研究者でもある事に清々しい印象を受けた。
2014年10月8日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 19.5 | NO DATA |
TMAX= | 24.1 | 最高気温(℃) 24.4 15:00 |
TMIN= | 16 | 最低気温(℃) 16.0 07:07 |
DIFF= | 8.1 | |
WMAX= | 2.7 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.3(東南東) 18:21 |
SUNS= | 7.5 | NO DATA |
RAIN= | 0 |
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半端道楽:写真俳句LING(写真+凡句):蟻の穴掘りは重労働?(真昼時 蟻の一穴 休みなし。)
小学校の理科で、蟻の生態を学んで、蟻が勤勉であることに納得させられる。蟻がさぼっていては、大方の童話が成り立たなくなる。蟻の研究者の観察によると、蟻の集団の中にはサボっている蟻もいるとの事で、時にはサボるのも、何かの効用があるのだろうとほっとする。
蟻が、穴を掘ると、土をくわえて、穴の外に運び出すんだが、結構な重労働のように思える。土が、普通の砂粒より大きいように見える事もある。土の切り出し方だけでなく、土を粒状の加工しているのか知りたいところだ。夏に掘った蟻の穴も冬には閉ざされてしまう。これも働き蟻の仕事なのか。
「蟻の一穴」という言葉は、小さなほころびが原因で大きな事故や問題に通じる事を教えている。特に、水害には、イメージ的に合致する。水が、蟻穴をちょろちょろ流れているのを見過ごして、対策を怠ると、その穴が水でえぐられ、最終的には堤防等の決壊に通じる事を教えているのだろう。勿論、堤防も象徴的に理解する事も可能だ。ともかく、小さな原因はどうしても見過ごしやすいのだ。そう考えると、蟻が、せっせと穴を掘っている事が、蟻の一穴そのものに見える。蟻の穴掘りは蟻の生活空間の創造兼メンテナンスに見えてしまう。
追記(2014/10/22):本記事がランキング9位に入った。この日の記事のテーマにはノーベル賞と蟻の二つがあり、どちらの関心でこのサイトに到達したのだろうか。蟻は、害虫か益虫か時々考えるが、植物は受粉を蝶ばかりに頼っているのではなかろうと思っている。蝶が潜り込めない場所でも受粉が行われているような例があり、授粉の媒介では益虫とも思える。ただ、アブラムシと共生関係にあるのでアブラムシの影響が大きければ害虫に間違いなしだろう。
WIKIPEDIA「受粉。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%97%E7%B2%89)」。
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