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2016年1月

2016年1月21日 (木)

身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。1601。

2016年1月21日(
昨日は雪後晴れ。ざっそう句;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。底冷えがする寒さだった。また雪が降り出した。宅内閑居。雪のおかげで時間ができた。WEBサーフィン。遠い過去の事を調べようとするも、時間の壁は厚い。降雪予報で雪は山間部だったが、平野部も10センチ前後の積雪があった。かみさんは車で出かけると言うが、こういう時は家ごもりすべしと意見。しばらくして中止の電話。別件では老人モードで出かけた。無事帰宅。本日の予定も延期すると電話があった。こういう場合、無理をしないのが自分のためであり、人の為にもなる。WEB情報を見ると、昔のロッキード事件を思い出す情報があった。ブルータスお前もかと叫びたくなるのは誰か。

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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天

米じいさんの昔話は、先代や先々代からの伝説である。米じいさんに二人の娘がいたという話は聞いていたが、終戦後は米じいさんの奥さんや娘の消息は絶えていた。もう二十年近く前の事で、当時の事はすっかり忘れかけている。記憶を辿って思い出すと、現役時代で、会社で出張の準備をしている所に、自宅から電話が入った。米じいさんの娘が亡くなったという内容であり、最初は何の事か分からなかった。

米じいさんの娘(仮名美津子)さんの訃報は最初に、叔父の所に本人が住んでいた防府市から電話があったようだ。市は本人と身寄りが一番近い生存している縁者を探して電話をかけてきたようだ。同時に、遺骨の引き受けについても問い合わせがあったようだ。出張と晴天の霹靂が重なってしまったので、とりあえず叔父さんと関係者が防府へ行く事になった。翌日の出張先は関西方面で、出張が終わってから、防府に向かった。

ビジネスホテルで一泊して、駅で立ち蕎麦をたべて、公園で一服。公園にあった記念碑の、「雨の日の故郷ははだしで歩く」という種田山頭火の句がメモに残っている。亡くなった美津子さんの境遇、そのほとんどを知らずに過ごしてきたが、この山頭火の句が胸にせまる思いがした。

この句を検索すると、青空文庫の「草木塔 種田山頭火」に、「雨ふるふるさとははだしであるく」と出ていた。(http://www.aozora.gr.jp/cards/000146/files/749_34457.html)(このサイトへのリンク

美津子さんの終の棲家になった防府の病院の方によると、独り身ではあったが、充実した平安な生活を送ったとの事で、その言葉に安心した。幼少の時に、父親に死別し、戦前に適齢期を迎えたが、結婚もせずに、平成の時代まで生きてきたのだろうが、その数奇な運命について何も知る事ができないのであった。ともかく、父と娘は死に別れてから、70年以上すぎてから、ようやく天国で一緒に住めるようになったのだ。

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追記(2019/02/21):BLOG記事で移民と海外への出稼ぎを話題にした。そこで、下記記事にリンクを設定してアクセスしやすくした。    
検索結果    
「炬燵で聞いた遠い遠い昔話」で検索した結果、以下の記事/ウェブページが見つかりました。    
タイトル 投稿日 タイプ
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(24):J.Ohga はJunji Ohgaらしい!;春霞 秘書は金持ち 雲霞。1602。 16/02/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(23):広島の女と群馬の男;重力波 捕らえた如し 猫の髭。1602。 16/02/23 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(22):米じいさんの手紙に残されたキーワード;タコ銀が 食い詰めて食う 自他の足。1602。 16/02/22 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(21):米じいさんの奥さんの面影を求めて;雨水かな そぼ降る雨は 憎からず。1602。 16/02/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(20):米じいさんが娘に付けた名前;起きて見りゃ 夢物語も 夢の中。1602。 16/02/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(19):米じいさんの恋人の手紙の一節を読む;立ち話 行き着く先は 墓の事。1602。 16/02/19 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(18):米じいさんの伝説:閑話休題;後ろ指 指されて燃える アホもアホ。1602。 16/02/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(17):関東大震災がニューヨークまで影響した!;春一番 吹けどお寒い このお国。1602。 16/02/15 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。1602。 16/02/14 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(15):米じいさんが貿易に挑戦;裏の顔 知って納得 スキャンダル。1602。 16/02/11 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(14):米じいさんが隣町のビジネスマンに遭遇;スクープを 打てずに放つ サルダマシ。1602。 16/02/10 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(13):米じいさんに逆風が吹いたのか;尋ね人 ぽっと出てくる 貰い本。1602。 16/02/09 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達;老醜を 写す鏡は 日々曇る。1602。 16/02/08 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(11):米じいさんが米国で出会った女性の謎;立春の 薄暮に大根 抜いてやる。1602。 16/02/07 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(10):海を渡る風(海風);世も末だ 借りて利子取る エゲツ無さ。1602。 16/02/03 記事
     
0B1_炬燵で聞いた遠い遠い昔話(目次) 16/02/01 ウェブページ
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(9):米じいさんの初恋は?;盆栽狂 咲いた椿の 腕自慢。1602。 16/02/01 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(8):The Japanese Christian Institute, Inc.とは何か;雪融けて 畑が恋いし 黒い土。1601。 2016-01-31 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(7):母から渡された玉手箱を開く;雪溶けて キケン・キタナイ ウラの道。1601。 16/01/27 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(6):米じいさんの奥さんの謎;きけよきけ わだつみのこえ いまこそは。1601。 16/01/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。1601。 16/01/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。 16/01/18 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。 16/01/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。 16/01/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。 16/01/12 記事
     



2016年01月20日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 0.6 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 4.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -4.3 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 9.2 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 7.7 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 4.8 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 3.5 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -4.6 6:25
最高気温(℃) 5.7 15:24
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 17.6(西北西) 15:33

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2016年1月20日 (水)

身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。

2016年1月20日(水)
昨日は晴れ。ざっそう句;大砲の 音よりましな 落雪だ。宅内閑居。資料作成。超老人モードでコンビニプリント。交通量が多い車道の雪は消えていいるが、歩道には数センチの雪が残っている。浸水防止で穴が空いた長靴に新聞紙を追加していざ出発。足跡を見て、この道を何人が歩いたろうかと考える。数人、多くても十人程度か。のんびり作業をしていると、後ろに紳士風な人が順番を待っていた。ザクザクと雪を踏みしめて往復。折角のプリントに誤字があり、手書きで修正。トホホだ。夕方配布。交通量の少ない小道は路面凍結もあり転倒に注意しつつ、ペンギンになったようにヨチヨチ歩いた。結構歩いた。半分冷や汗、半分本当の汗。夕方来客。ビデオ一本鑑賞。屋根からの落雪でズドンという音と共に地響きがする。それでも、大砲の音よりましだ。今朝、起きてみるとまた雪だ!粉雪に近い雪で積もると心配だ。

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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式

聞き伝えによると、米じいさんが死亡した年齢は40の中頃で、葬式はキリスト教式だったらしい。不思議に感じるのは、墓には仏式の戒名が刻まれている事だ。当時の事情を考えると、古里を遠く離れた場所で、不慮の死に遭遇して、同じキリスト教の信徒達が、葬儀を執り行ってくれたのではないかと思われる。本人の生家の方は仏教徒だったので仏式で葬儀を行ったのではないか。戒名には、大志を抱いて海外渡航をしたととれるような文字が並んでいる。

もう一つ聞き伝えの話があった。それは、米じいさんが学生時代の話で、同級生に、後に講談社を創業者した野間清治がいたという話である。米じいさんは、野間から、出版の仕事を一緒にやろうと誘われたらしいが、米じいさんは、お前は本を作って人を育てれば良い、俺は学校を作って人を育てると言って、別々の道を歩む事になったと言う話だ。

米じいさんを知る人は、女子師範の学生との恋に破れたので渡米を決意したのではないかと推測していたが、今になってはその真相を知る由も無い。だが、その恋人が、米じいさんに宛てた手紙によると、当時女子教育が時代の脚光を浴びていたようであった。在米中、仕送りした金で、女学校を建てると言うような話も伝わっている。全ての話が、伝聞であり、点と線が結びつかない状況が続いていた。

色々な点をつなぎ合わせると米じいさんの渡米物語は、単なる学生の恋物語とは違うのではないかと感じるようになった。だが、調べようとしても手がかりは無く、周辺からは、そんな事を調べても何の足しにもならないから止めておけと忠告も受けた。

追記(2019/02/21):BLOG記事で移民と海外への出稼ぎを話題にした。そこで、下記記事にリンクを設定してアクセスしやすくした。    
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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(24):J.Ohga はJunji Ohgaらしい!;春霞 秘書は金持ち 雲霞。1602。 16/02/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(23):広島の女と群馬の男;重力波 捕らえた如し 猫の髭。1602。 16/02/23 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(22):米じいさんの手紙に残されたキーワード;タコ銀が 食い詰めて食う 自他の足。1602。 16/02/22 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(21):米じいさんの奥さんの面影を求めて;雨水かな そぼ降る雨は 憎からず。1602。 16/02/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(20):米じいさんが娘に付けた名前;起きて見りゃ 夢物語も 夢の中。1602。 16/02/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(19):米じいさんの恋人の手紙の一節を読む;立ち話 行き着く先は 墓の事。1602。 16/02/19 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(18):米じいさんの伝説:閑話休題;後ろ指 指されて燃える アホもアホ。1602。 16/02/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(17):関東大震災がニューヨークまで影響した!;春一番 吹けどお寒い このお国。1602。 16/02/15 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。1602。 16/02/14 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(15):米じいさんが貿易に挑戦;裏の顔 知って納得 スキャンダル。1602。 16/02/11 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(14):米じいさんが隣町のビジネスマンに遭遇;スクープを 打てずに放つ サルダマシ。1602。 16/02/10 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(13):米じいさんに逆風が吹いたのか;尋ね人 ぽっと出てくる 貰い本。1602。 16/02/09 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達;老醜を 写す鏡は 日々曇る。1602。 16/02/08 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(11):米じいさんが米国で出会った女性の謎;立春の 薄暮に大根 抜いてやる。1602。 16/02/07 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(10):海を渡る風(海風);世も末だ 借りて利子取る エゲツ無さ。1602。 16/02/03 記事
     
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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(9):米じいさんの初恋は?;盆栽狂 咲いた椿の 腕自慢。1602。 16/02/01 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(8):The Japanese Christian Institute, Inc.とは何か;雪融けて 畑が恋いし 黒い土。1601。 2016-01-31 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(7):母から渡された玉手箱を開く;雪溶けて キケン・キタナイ ウラの道。1601。 16/01/27 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(6):米じいさんの奥さんの謎;きけよきけ わだつみのこえ いまこそは。1601。 16/01/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。1601。 16/01/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。 16/01/18 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。 16/01/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。 16/01/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。 16/01/12 記事
     



2016年01月19日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 3.5 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 5.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -0.5 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 6.4 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 7.1 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 9.4 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -0.5 0:00
最高気温(℃) 6.8 2:46
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 12.9(西) 13:41


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2016年1月19日 (火)

身辺雑記:田舎老人徒然草:老人の寝言:2016年初雪で大雪だ!;白い歯が 雪に映えます 郵便屋。1601。

2016年1月19日(火)
昨日は雪後一時晴れ。ざっそう句;白い歯が 雪に映えます 郵便屋。朝から天気予報通り雪。早めに出かける用事があったが延期してもらう。宅内閑居。夕方頃から雪かきを始めた。まだカイドに雪があったので若い郵便屋さんが歩いて届けた。その笑顔と白い歯がまぶしい。

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身辺雑記:田舎老人徒然草:老人の寝言:2016年初雪で大雪だ!

自分は、早々に予定をキャンセル。大雪で無理しても良いことはないと気をもみながら達観。

かみさんが、門かぶりの松が倒れたと報告。昨年は手入れをしていないので枝葉が伸び、積もった雪の加重に耐えられなくなった。もう切ろうと思い続けてきた。切るのはいつでもできる。ホットケと一言。

Iob_ooyuki201618
かみさんがTVが映らなくなったと騒ぐ。アンテナに浸水して一時的なショートが発生したらしい。節電できて結構と手出しはせず。

老木となり弱っていたネムノキの太い枝が折れて落下した。樹齢40年前後だろう。近所の植木屋さんに頼んで植えて貰った。

既に、花を咲かせる二代目が育っている。もう初代のネムノキも引退時期が近づいているようだ。

映らなかったTVもしばらくして復帰した。かみさんは、TVが県内の農業用ハウスの倒壊も報道していたが伊勢崎は出なかったと報告。前日夜の電話の効果かと話し合った。

昼過ぎ雪が止み、ちょっとだけ晴れ間が見えたようだ。朝10センチ前後の降雪が20センチ前後になっていた。常緑樹は積もった雪の加重で被害がありそうだ。通路やカイドが凍結すると危険で不便だと思い雪かきを始めた。

雪はかなりサラサラした雪質であった。雪だるま式に丸めて片づけようと試したがうまく固まらず、ダルマにならなかった。かみさんがそれを見て、なんで遊んでるんかと、チリトリを持って参戦。

ばかアマめ、チリトリじゃあ、終わる頃雪が融けちゃうぞ。前回の大雪で倒伏して、つっかい棒で立っている物置からアルミの土かきを出して渡す。今回の雪では物置はまだ立っている。かみさんは息子も呼び出した。

息子は、先の丸いシャベルで参戦。先が平坦の土かきを持って、ぼけっと立っているおやじと道具を交換して頑張った。

途中、喉が渇いたので、畑のミカンをもいで、皆に配給。樹上完熟だから美味いぞと言うと、かみさん曰く、取り残しじゃあね~かい。いや、残り物には福があるんだ云々。

かみさんも息子も、目鼻が付くと直ぐに家に引っ込んだ。バカども、どんな仕事にも、画竜点晴があるんだと独り言。ナヌ、それをオヤジに残してやったと。こりゃ、当分隠居もできそうにない。

外で、雪かきをしていると、救急車のサイレンがしばらく鳴り続いていた。久しぶりのお湿りで、枯れそうになっていたレタスの苗も元気を取り戻すか。

2016年01月18日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 2.5 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 7.3 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 0.3 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 6.9 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 1 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 44 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 0.2 7:47
最高気温(℃) 8.4 19:49
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 11.4(西北西) 15:11


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2016年1月18日 (月)

身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。

2016年1月18日(月)
昨日は晴れ後曇り。ざっそう句;大雪の 注意伝える 黒電話。宅内閑居。パソコンに向かい調べ事をしつつ物書き。翌日の用事の準備を始めるが、うまく進まない。粘ってようやく半分が済む。「 大雪に対する国土交通省緊急発表:平成28年1月17日」が出た模様。当局より、ビニールハウス等の倒壊に注意と連絡が入った。我が家では、以前倒伏した物置ハウスをつっかい棒で支えている。さあ、どうするか。早起きをして外に出て様子を見る。降雪は10-15㎝程度か。5時AMで雪はまだ降っている。

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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物

日本人が海外で活動し、その子女が海外で教育を受けて帰国すると、日本国内と海外での教育格差などが問題となり、帰国子女への関心が高まった時代があった。当時、そう言えば、米じいさんの娘も帰国子女の走りだったのかも知れないと思った事があった。米じいさんの死亡後は、その奥さん(仮名志津香)とはほとんどつきあいも無く、消息も分からなかったようだ。断片的に聞いた話では、実母と生活していたようだ。実母は、防府の学校の前で、文房具等を売る店を開いていたという話も聞いた。多分それは戦前の事と思われる。

終戦後、志津香さんかその母から便りがあったが、落ち着いて付き合いができる状況ではなかったようだ。もしも、米じいさんの事などを聞ければ良かったと思ったが時代がそれを許さなかった。だが、大志を抱いて米国に渡った人物が近くにいる事は、周辺に色々な刺激を与えてくれる。米じいさんと近い年齢の地域の人物には矢島保治郎がいる。米じいさんは矢島保治郎より、何歳か先に生まれているようだ。米じいさんと矢島保次郎との間で何か交渉や影響があったかはっきりしないが、年齢、地域を考えると、その可能性も排除できない。昨年、偶然に近くの墓地で矢嶋昇の墓碑に出会った。

米じいさんは自分にとっては幼少時代から、立派だが謎の人物でもあった。矢島保治郎を知ったのもここ数年の事であった。矢嶋昇(文久3年:1863-明治33年:1900)昨年、偶然にも近くの墓碑をデジカメで撮影して初めて知った所だ。既に、この墓碑に注目して、調査をされた方がいる。その記事がGO! 伊勢崎に「矢島昇君墓碣之銘」として掲載されている(http://www.go-isesaki.com/hist/syosi/hibun/30syakai/37/37-3yazima/37-3-yazima.htm)。その墓碑は、ここ十数年の間に移設されたようだ。写真を比較すると、背景がすっかり変わっている。(このサイトへのリンク

Iob_yajimanoborubohi
地域の矢島保治郎や米じいさんが、明治の中頃から後半にかけて、海外渡航を志した背景に何があったのか興味を覚えた。調べると、その頃一種の渡米熱が盛んになっていたようだ。今まで、矢嶋昇という人物が、地域にいたとは全く知らなかった。「矢島昇君墓碣之銘」によると、佐波郡東村に生まれ、殖蓮邨の矢嶋家を嗣ぐ身分になったようだ。学問を好み群馬師範学校を出て、教職に就き、殖蓮尋常小学校の校長になったが、若くして37才で病死したようだ。

佐波郡 殖蓮村郷土誌(明治43年稿 伊勢崎郷土文化協会 昭和57年発行)によれば、矢嶋昇は殖蓮尋常小学校に明治二十年九月に就職、仝三十三年十二月十八日退職(死亡)とある。矢島保治郎や米じいさんの少年時代が丁度、矢嶋昇の教員としての在職時代に重なるのではないかと思われる。矢島保治郎や米じいさんは、まだ若い矢嶋先生から、外国の話を目を輝かせて聞いのではないかと想像されてくる。そうして、二人は後に外国渡航を果たしたのである。

追記(2017/11/28):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等
タイトルに投稿期日追記。下記記事へリンク設定。

愛しき古里:地域の教育力:明治中期の地域小学校校長だった矢島昇を知る(1):墓碑を通して地域の歴史を知る試み;霜柱 ザクザク踏んで 畑に出る。171126。 を読む


追記(2019/02/21):BLOG記事で移民と海外への出稼ぎを話題にした。そこで、下記記事にリンクを設定してアクセスしやすくした。    
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タイトル 投稿日 タイプ
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(24):J.Ohga はJunji Ohgaらしい!;春霞 秘書は金持ち 雲霞。1602。 16/02/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(23):広島の女と群馬の男;重力波 捕らえた如し 猫の髭。1602。 16/02/23 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(22):米じいさんの手紙に残されたキーワード;タコ銀が 食い詰めて食う 自他の足。1602。 16/02/22 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(21):米じいさんの奥さんの面影を求めて;雨水かな そぼ降る雨は 憎からず。1602。 16/02/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(20):米じいさんが娘に付けた名前;起きて見りゃ 夢物語も 夢の中。1602。 16/02/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(19):米じいさんの恋人の手紙の一節を読む;立ち話 行き着く先は 墓の事。1602。 16/02/19 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(18):米じいさんの伝説:閑話休題;後ろ指 指されて燃える アホもアホ。1602。 16/02/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(17):関東大震災がニューヨークまで影響した!;春一番 吹けどお寒い このお国。1602。 16/02/15 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。1602。 16/02/14 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(15):米じいさんが貿易に挑戦;裏の顔 知って納得 スキャンダル。1602。 16/02/11 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(14):米じいさんが隣町のビジネスマンに遭遇;スクープを 打てずに放つ サルダマシ。1602。 16/02/10 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(13):米じいさんに逆風が吹いたのか;尋ね人 ぽっと出てくる 貰い本。1602。 16/02/09 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達;老醜を 写す鏡は 日々曇る。1602。 16/02/08 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(11):米じいさんが米国で出会った女性の謎;立春の 薄暮に大根 抜いてやる。1602。 16/02/07 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(10):海を渡る風(海風);世も末だ 借りて利子取る エゲツ無さ。1602。 16/02/03 記事
     
0B1_炬燵で聞いた遠い遠い昔話(目次) 16/02/01 ウェブページ
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(9):米じいさんの初恋は?;盆栽狂 咲いた椿の 腕自慢。1602。 16/02/01 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(8):The Japanese Christian Institute, Inc.とは何か;雪融けて 畑が恋いし 黒い土。1601。 2016-01-31 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(7):母から渡された玉手箱を開く;雪溶けて キケン・キタナイ ウラの道。1601。 16/01/27 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(6):米じいさんの奥さんの謎;きけよきけ わだつみのこえ いまこそは。1601。 16/01/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。1601。 16/01/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。 16/01/18 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。 16/01/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。 16/01/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。 16/01/12 記事
     

2016年01月17日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 3.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 7.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -1.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 9.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 3 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 4.6 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 2 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -2.2 6:53
最高気温(℃) 8.2 14:37
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.1(東南東) 21:18


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2016年1月17日 (日)

老人の寝言:身辺雑記:田舎老人徒然草:阪神淡路大震災より21年目;大吟醸 冷や冷や飲んで 口滑る。1601。

2016年1月17日(日)
昨日は晴れ。ざっそう句;大吟醸 冷や冷や飲んで 口滑る。散歩。その足で地区集会。昨年来、気になっていた丸塚山古墳の中腹の横穴を登って見る。近くにワナらしい物が仕掛けてあった。穴とワナに関係はあるのか。先日、若いおまわりさんが回ってきて、家庭状況を聞き取った。万一の時、警察が助けに来てくれるのか。戦前の警察にならぬよう願うばかりだ。幼少の頃、聞いた話だが、実直なお巡りさんが、生活に困り、闇米に手を出して、免職になった事があったとか。心情的には、こういう弱い所がある人間的なお巡りさんには親近感を感じる。きっと、家族を養って行くという責任感で止むに止まれず犯した罪だろう。

Q
Q

老人の寝言:身辺雑記:田舎老人徒然草:阪神淡路大震災より21年目

WEBニュースで、本日が阪神淡路大震災より21年目だと、思い出した。本日はセンター試験の二日目の日でもある。運命の分かれ目になる事象は、震災や試験だけではなく、無限に多くあるだろう。人間の運命はひょっとした事で大きく変わってしまう。先日のスキーバス事故もその例だろう。運命は選べないが、小さな運命に前向きに立ち向かい、日々形成して行くことは可能なようだ。

理想と現実にはズレが付きまとう。NFB制御理論で目標値を理想に置き換えると、人間の行動を理解するにも参考になる。ズレが大きすぎると制御系も暴走してしまう。株価の暴騰暴落もその類だろう。余りにも機械的に物事を見ると、どこかに見落としが生じる可能性がある。だが、システムの構成要素とその機能を明確にしない限り、システムをまともに扱う事は不可能だ。

現実はどうか。まさに、我田引水の情報戦で、我が方に都合の良い事だけが強調され、貧乏人、弱者は切り捨てられる。貧乏人、弱者を助けると高言する輩の下心も疑わざるを得ないのが実情だ。

一部週刊誌では、予想より予言に近い記事を流布している。だが、予期せぬ自然の大災害も政治・経済の大混乱が現実に起きたのも事実だ。阪神淡路大震災で父の戦友新井正明氏の事を思い出した。どんな運命でも前向きに生きれば道は開けると信じたい。新井正明氏と父は同郷の群馬生まれ。ノモンハンの戦場で同じ飯を食った戦友でもあった。父は二十歳頃、新井正明は25才前後。ノモンハンの戦場で片足を失ったが、それを克服した。阪神淡路大震災で新井正明氏が無事である事を確認して、あの世に旅立った。

「かみつけ女流歌人 雅:絆(きづな);歴史の転換:阪神淡路大震災を越えた東北関東大震災の死亡者数(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-5171.html)。(011年3月19日 (土))」(この記事へのリンク

戦友との付き合いも美談ではあろうが、やはり戦争がもたらす大きな不幸を考えると、日本は二度と戦争をするべきではない。こういう事は、戦争に行かされ、生きて帰って来た者には口幅ったく、言いにくい事だったと思う。だが、その気持ちは痛いほど分かるのだ。戦争で失われた命や戦傷を負い、家を焼失する等の身体・財産上の諸々の不幸は、どんな美辞麗句でも償えないのだ。

2016年01月16日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 4.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 11.5 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -1.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 13.2 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 5 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 9.1 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -2 6:50
最高気温(℃) 11.6 13:00
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.9(北) 15:19


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2016年1月16日 (土)

身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。

2016年1月16日(土)
昨日は晴れ。ざっそう句;事故初め 地獄に向かう スキーバス。宅内閑居。ある件でWEB調査。そこへ来客。縁側でひなたぼっこをしながら雑談。宿題一件預かる。半ぼけで欲も半分になれば結構だが幾つになっても欲は残る云々と高尚な話題で渋茶をすする。一緒にキウイフルーツを収穫。樹上で柔らかくなり始めている。夕方、来客。DVD鑑賞を始めたが途中で解散。テレビニュースは死者十数人になった長距離バスの転落事故を報じていた。運転手二名は死亡し、バス会社に捜査が入ったたらしい。以前起きた長距離バス事故の再発防止対策が不徹底で、いまだにその教訓が生かされていないと思った。

信濃毎日新聞は、「軽井沢、バス転落14人死亡 スキーツアー、負傷27人。;http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160115/KT160115ASI000014000.php。((1月15日) )」というタイトルで、「15日午前1時55分ごろ、北佐久郡軽井沢町の国道18号碓氷バイパスの入山峠付近で、スキー客を乗せたバスが対向車線にはみ出して道路右側の崖下に転落した。県警や佐久広域連合消防本部によると、乗客39人(男性24人、女性15人)、乗員2人の計41人のうち、乗員2人を含む男性9人と、女性5人の計14人が死亡。ほかの27人は重軽傷を負い、同町や佐久市、小諸市、群馬県内の九つの病院に搬送された。」と報じた。(このサイトへのリンク

事業者、それを監督する当局も含めて構造的問題はないか大いに気になる。

Q
Q

身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国

米じいさんの話を聞いたのは、本当にあった昔話をそれなりに理解できる年齢の十代頃になってからだと思う。その時点で、すでに半世紀以上の前の事であった。父が生まれた頃、米じいさんは既に米国におり、米じいさんが帰国した頃は、父が小学生ほどの年齢であり、帰国後一年ほどで米じいさんは亡くなったので、父にとっても米じいさんは伝説の人に近かった。従って、この伝説も色々な人の記憶を介して伝わってきたようだ。

米じいさんは滞米20年程で、その間に帰国したという話は聞いていない。従って、ほとんどの人が米国で何をしていたのかはっきり分からなかった。ただ、国際郵便等で地元とのつながりはあったようだ。滞米期間が丁度働き盛りの頃であり、師範学校も出ているので、移民としてアメリカに住み着こうとは最初から考えていなかったようだ。帰国して、事業を始めるため、実家に仕送りもしていたようだ。また、アメリカで売り出す織物の試作品を、当時の群馬県伊勢崎染織学校に頼んだという話が伝わっている。

米じいさんは米国で、日本女性と結婚して、二女をもうけたが、明治時代の後半とは言え、その日本女性がどんな人か誰もが関心を持ったようだ。聞く所によれば、その女性は領事に勤めていたという伝説もあった。米じいさんが何とか渡米費用を捻出して、ようやく渡米ができた時代だから、適齢期の女性がアメリカにいた事自が理解できなかったのであった。

Iob_two_sisters
父は、農家の長男で、家族もたくさんおり、勉強どころではなかった。兵役と農業だけで精一杯であった。父の姉は、貧乏ながら勉強が好きで、通信教育で先生の資格をとろうとしていたが、病に倒れてしまった。米じいさん夫婦の生き方も姉の人生に何らかの影響があったと思われる。米じいさんの奥さんから貰った手紙には、姉はおっとり、妹は利発であると書かれていたと聞いた。その後の消息では、妹は早世したとの事であった。

「戦時中の病人(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/07/post-6a65.html)。(2009年7月27日 (月))」(この記事へのリンク

米じいさんは帰国して、実家の隠居小屋に間借りをして、そこで家族が生活していたようだ。早く、自宅を探してそこで新しい生活を始めようと、色々計画していたようだ。しかし、米じいさんはあっけなく死亡してしまったので、奥さんは夫と離縁して親の実家に戻ったらしい。戻る前に、奥さんは、米じいさんが米国から持ち帰った本等を燃やし続けていたとの事だ。相当多くの本があったようだ。その本を焼き払いようやく決心が付いたのかも知れない。それ以来、米じいさんの話も遠い昔話になってしまった。

Iob_amerikaojisanbook
手もとに、NEW NATIONAL FOURTHREADER (SEKIZENKWAN AND COMPANY, OSAKA JAPAN 1888)という本がある。鉛筆で薄く書き込みがある。ひょとすると、この本を米じいさんが読んだのかも知れない。聞き伝えだが、米じいさんは幼少時から勉強が好きで、英語も学んでいたらしい。

追記(2019/02/21):BLOG記事で移民と海外への出稼ぎを話題にした。そこで、下記記事にリンクを設定してアクセスしやすくした。    
検索結果    
「炬燵で聞いた遠い遠い昔話」で検索した結果、以下の記事/ウェブページが見つかりました。    
タイトル 投稿日 タイプ
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(24):J.Ohga はJunji Ohgaらしい!;春霞 秘書は金持ち 雲霞。1602。 16/02/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(23):広島の女と群馬の男;重力波 捕らえた如し 猫の髭。1602。 16/02/23 記事
     
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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。 16/01/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。 16/01/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。 16/01/12 記事
     



2016年01月15日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 3.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 10.3 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -2.6 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 12.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 4 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 6.5 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -3.2 5:33
最高気温(℃) 10.8 14:02
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.7(東南東) 17:53

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2016年1月15日 (金)

老人の寝言:ああTPP:古い映画を早く安く見たい!;壺振りの 地獄極楽 紙一重。1601。

2016年1月15日(金)
昨日は晴れ。ざっそう句;壺振りの 地獄極楽 紙一重。寒さが例年並みに戻ってきた。宅内閑居。野暮用で日程調整。USBデータをコピーでバックアップ。ファイル名が長過ぎると置き去りにされてしまう。修正で短くすれば良いはずだがそれも面倒だ。コピー元には残っているだろう。来客と古い映画のビデオ2本を鑑賞。又も、株が大幅に下がったようだ。バブル時期、紙ペッラのように安くなった株を買い大儲けした人もいたようだ。まさに、株もギャンブルの様相を示しつつあるのか。

Q
Q

老人の寝言:ああTPP:古い映画を早く安く見たい!

多様な画像の作成・利用には長い歴史がある。テレビの前には映画があり、映画の前には紙芝居のような物もあった。その段階には、その仕事を専門に行う職業が生まれた。

テレビ画像を保存するビデオが発明され一層画像の利用は拡大進歩した。ビデオのβ方式はすでに過去の物になった。VHS方式の物も最早、流通の最終段階に入っていると思われる。主流はDVDからブルーレイに移っているようだ。

現在では、幾つもの手段で古い映画を鑑賞できると思うが、老人には安さも魅力だ。老後に、時間に余裕ができたら見ようと中古で安いビデオやDVDを買い置きしていた。かみさんは、そんな物はいつでもレンタルできるから邪魔だとつれない。最近、棚からそれらを取り出し、埃を払って鑑賞している。その安さの決め手は著作権の有無ではないか。日本の著作権法では作成後50年間著作権が保護される。TPPが発効すると著作権は70年に延長されるとの事だ。

著作権が50年間なら老後に安い映画も見られ、自分の歩んできた歴史を振り返る手段にもなる。著作権が70年にも延びてしまうと映画文化自体の衰退を招くのではないか。これは映画に限らず、著作物全部に言えるだろう。著作権が切れても、パブリックドメインで流通する著作物は、それ自体で全世界に開かれた存在となり、文化の継承や発展の基礎となる筈だ。米国では、パブリックドメインの著作物を収集して公開する活動が行われている。日本の青空文庫もその例である。

TPPが一部の巨大組織の利益のみを追求すれば、草の根も弱まってしまうのは自明であろう。TPPは昨年大筋合意したが、その実態は必ずしも明らかではない。米国でもTPP反対の声がくすぶっている。現在では、TPPがアメリカで頓挫するのを願う以外にないのが実状か。進歩や変化が早い現代では著作権は長くても30年程度に制限すべきではないか。権利の保護は無条件では無く、権利を獲得して得られる権利者の利益とそれを支える権利者以外の国民の利益のバランスの上に行われるべきであろう。

2016年01月14日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 5.0 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 12 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -1.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 13.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 3.4 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 7.6 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -2.2 4:06
最高気温(℃) 12.8 13:40
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.0(北) 10:57

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2016年1月14日 (木)

身辺雑記:田舎老人徒然草:老人の寝言:楽隠居がしたいが・・・;神風を 吹かせて踊る 株屋かな。1601。

2016年1月14日(木)
昨日は晴れ。ざっそう句;神風を 吹かせて踊る 株屋かな。室内の整理等で宅内閑居。物の整理では、右の物を左に移す程度だ。買い物はしたが、レジ袋に入ったままの物もある。貰い物の菓子が出てきた。これで、お茶でも飲もう。資料作りを始めたら来客。古いビデオを2本鑑賞。再生で使う装置がDVD+VHSの複合商品だ。DVDとVHSが共存した頃の製品だろう。いつ壊れれるか分からない。年初から記録的続落をしていた株が上がったとか。これで神風が吹いたと言うにはほど遠いように感じる。株暴落の余震かも知れない。

Q
Q

身辺雑記:田舎老人徒然草:老人の寝言:楽隠居がしたいが・・・

一年の計は元旦にあり。新年のありがたさもほどほどであった。例年通りの新年が迎えられただけでも有り難い事なのだろう。

老人の寝言という記事はいつ頃から始めたのか。最初は、老人見習いのような気持ちであったが、最近では本格老人に昇進した気分だ。

昨年は老人力に相当お世話になった。その老人力を発見した赤瀬川源平氏は一昨年の2014年に亡くなったようだ。物事の見方考え方は視点を変えるだけで無数にある。

今年は、雑用を切り捨て、隠居をしたい等と甘く考えて、楽隠居を理想に描いてしまったようだ。雑用は一生付いて回る。さあ、どうしよう。

2016年01月13日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 2.0 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -4.4 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 12.4 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 3.5 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 9.4 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -4.7 7:20
最高気温(℃) 8.4 14:23
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.0(西) 1:00

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2016年1月13日 (水)

ツル(鶴)よ 飛んでおくれ:前橋地方合同庁舎;庭の隅 盆梅咲くも 主無し。1601。

2016年1月13日(水)
昨日は曇り。ざっそう句;庭の隅 盆梅咲くも 主無し。四人で用事外出。帰宅後、来宅で空振りした人へ電話。正月気分でDVD鑑賞を続行。塞翁が馬という故事がある。人生万事塞翁が馬。禍福は糾える縄の如しという類句もある。たとえ落馬して健常者の扱いを受けない不幸に遭遇しても、戦争に召集されずに生き残った方が幸福だ。だが、その後人知が発達したのか、色々な兵役逃れの方法が考案されたようだ。正月の飾り縄を外した。おめでたい時に使う縄は、逆向きに綯うと聞いたが、逆向きの縄は綯った事が無い。

Iob_nawakazari2016
今年の飾り縄は、稲藁が貰えなかったので、田圃の畦に生えているチガヤを使った。昨年、展示会に出品していた人からチガヤを使うと聞いたので試した。代用品として使える。昨日テレビを見ていたら、細く切った麺で注連縄を編んでいた。残念ながら、この麺縄の向きを観察するゆとりも無かった。ファイルのアイコンとタスクバー上に表示される開かれたファイルを示すプログラムのアイコンが一致しなくなった。PDFを開いても別の画像ソフトのアイコンが表示されてしまい非常に気分が悪い。そこで、余り使わないので画像ソフトをアンインストールしてみたら、対応が一致した。結果としては、画像ソフトのアイコンがPDFのアイコンを乗っ取っていたように見える。別の画像ソフトを再インストールするとどうなるか気になる。父が残した盆梅に花が数輪咲いていた。根は鉢を破り、枝は勝手に延びている。昨年は、落葉後の剪定もさぼっているが、花が咲けばそれなりに嬉しい。

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ツル(鶴)よ 飛んでおくれ:前橋地方合同庁舎

昨年末、県庁前通りを歩いていると、ちょっとしゃれているビルに出会った。看板を見ると前橋地方合同庁舎とあった。県のいくつかの出先機関が入っている合同庁舎もあるので、その類いかなと思った。

Iob_maebasicyousya
だが、県庁の隣りにあるので、考え直した。前橋地方を管轄する国の出先機関が入っている合同庁舎を前橋地方合同庁舎と言っているようだ。その看板の最上部に、前橋地方気象台が出ている。

先日、旧前橋地方気象台を見たが、新前橋地方気象台はこの前橋地方合同庁舎へ新設移転したらしい。それにしても、国の機関とは何となくややこしく感じる。看板には九つの部署名があるようだが、お馴染みなのは気象台程度だ。

2016年01月12日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 3.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 5.4 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 1 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 4.4 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 3.7 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 0.1 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 0.3 19:49
最高気温(℃) 6 12:45
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.8(西) 7:38

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2016年1月12日 (火)

身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。

2016年1月12日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句;そこにある 道も歩けば 古道かな。配布物を仕分けて運動不足解消を兼ねて超老人モードで宅配。今回は、荷が重いので早く身軽になれるようコースを変更。自転車もない百年ほど前の人々はほとんど徒歩で用事を足したのだろうと漠然と思う。数人とすれ違う。同じウォーキングの人と二度すれ違うとちょっとてれくさく感じる。知り合いの人が声をかけてくれた。紙袋をぶら下げて、テクテク歩いている様子を見て怪訝そうなので、その理由を話し、短いたちばなしをして別れた。昔の小道はリヤカー一台が通れる程度の広さだった。今では車がすれ違いできる広さがある。丁度、一時間程歩いて用事が終わった。夕方来客。皆で終戦前後の映画二本をDVDで鑑賞。いかにも古めかしい風景や生活が出てくるが、それは上流階級の物だ、あんな大きなケーキなど食べられなかった。当時の農家はちょっと前の後進国程度だった等々雑談しつつ見た。衣食住の全てが質素であったが貧しいという意識もなかった。周囲の人々は皆同じような生活をしていたのだ。    

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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説

昨年は戦後70年、身近で終戦当時の事を知り、話を聞ける人はすでにいなくなった。

幼少期を過ごしたのが、雨漏りがする古い藁葺きの家であった。遠い昔の話を聞いたのは、練炭や消し炭を使った堀炬燵で、家族が団欒している時が多かった。

古い話では、戦前は、畑から土器や埴輪、剣の鍔等が出土したとの事だ。また、昔はこんな人もいたという話も幾つか記憶に残っている。埋蔵品を目的に古墳を掘った人もいたらしいが、その企ては失敗だったらしい。すでに、盗掘された後だったようだ。

アメリカへ行ったおじさん(仮に米じいさん)の昔話には興味を覚えた。明治の中頃、師範学校を出て、はなさんという学生と恋仲になったらしいが、その女性が死亡してしまったので、渡米を決意したと聞いていた。

米じいさんはアメリカで結婚して二人の娘がいたと聞いていた。幼少の頃聞いた昔話で、その後、何事もなく数十年の歳月が流れた。

「失われた形見の腕時計(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/01/post-566e.html)。(2009年1月24日 (土))」(この記事へのリンク

追記(2019/02/21):BLOG記事で移民と海外への出稼ぎを話題にした。そこで、下記記事にリンクを設定してアクセスしやすくした。    
検索結果    
「炬燵で聞いた遠い遠い昔話」で検索した結果、以下の記事/ウェブページが見つかりました。    
タイトル 投稿日 タイプ
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(24):J.Ohga はJunji Ohgaらしい!;春霞 秘書は金持ち 雲霞。1602。 16/02/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(23):広島の女と群馬の男;重力波 捕らえた如し 猫の髭。1602。 16/02/23 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(22):米じいさんの手紙に残されたキーワード;タコ銀が 食い詰めて食う 自他の足。1602。 16/02/22 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(21):米じいさんの奥さんの面影を求めて;雨水かな そぼ降る雨は 憎からず。1602。 16/02/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(20):米じいさんが娘に付けた名前;起きて見りゃ 夢物語も 夢の中。1602。 16/02/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(19):米じいさんの恋人の手紙の一節を読む;立ち話 行き着く先は 墓の事。1602。 16/02/19 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(18):米じいさんの伝説:閑話休題;後ろ指 指されて燃える アホもアホ。1602。 16/02/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(17):関東大震災がニューヨークまで影響した!;春一番 吹けどお寒い このお国。1602。 16/02/15 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。1602。 16/02/14 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(15):米じいさんが貿易に挑戦;裏の顔 知って納得 スキャンダル。1602。 16/02/11 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(14):米じいさんが隣町のビジネスマンに遭遇;スクープを 打てずに放つ サルダマシ。1602。 16/02/10 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(13):米じいさんに逆風が吹いたのか;尋ね人 ぽっと出てくる 貰い本。1602。 16/02/09 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達;老醜を 写す鏡は 日々曇る。1602。 16/02/08 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(11):米じいさんが米国で出会った女性の謎;立春の 薄暮に大根 抜いてやる。1602。 16/02/07 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(10):海を渡る風(海風);世も末だ 借りて利子取る エゲツ無さ。1602。 16/02/03 記事
     
0B1_炬燵で聞いた遠い遠い昔話(目次) 16/02/01 ウェブページ
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(9):米じいさんの初恋は?;盆栽狂 咲いた椿の 腕自慢。1602。 16/02/01 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(8):The Japanese Christian Institute, Inc.とは何か;雪融けて 畑が恋いし 黒い土。1601。 2016-01-31 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(7):母から渡された玉手箱を開く;雪溶けて キケン・キタナイ ウラの道。1601。 16/01/27 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(6):米じいさんの奥さんの謎;きけよきけ わだつみのこえ いまこそは。1601。 16/01/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。1601。 16/01/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。 16/01/18 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。 16/01/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。 16/01/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。 16/01/12 記事
     
2016年01月11日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 6.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 10.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 2.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 8.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 5 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 8.8 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 2 22:57
最高気温(℃) 11.2 14:19
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.1(西北西) 9:34

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ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)