記憶喪失(改題):技術 回顧と展望:個人から国家まで、記憶・記録の大切さ;月並みな 組閣が冴える 十三夜。171102。
2017年11月2日(木)
昨日は晴れ。ざっそう句;月並みな 組閣が冴える 十三夜。天気の様子を見ながら仕事の順序を決める。先ず、タマリュウ第二特区の改植。掘り上げて別の場所に移した。タマリュウはグランドカバーとして使う予定だ。耐陰性は普通のリュウノヒゲの方が優れている。日が当たり目に付きやすい場所が適している。そう言う場所なら増殖も盛んで少しずつ被覆面積を広げられる。次に、落花生の堀上げと実をもいで水洗。3特区分全て終了。最後に、サツマイモ掘り。ベニアズマに次いで紫サツマ。比較的良好なできばえだった。もう一種外皮が薄茶色のようなサツマが数株あったが何だか思い出せない。夕方頃から、水洗いを始める。暗くなったが、やがて月光で物が見えるようになった。東方から天頂近くまで昇ってきた。水洗が終わってから改めて十三夜の月を見上げた。月光で自分の影が出来ている。腰が曲がった爺さんの姿だ。あの月をデジカメに収めてやれと空にデジカメを向けた。モニターで映り具合を見たがヒトダマのように尾を引いていた。数回シャッターを切った。手ぶれ機能をONにしたり、連続撮影にしたり。時計の文字盤も読めた。仕事を切り上げて家に向かったのが17:45頃だった。昨日の国会で安倍晋三が総理大臣に選出された。前閣僚全員が横滑りで入閣するとの事だ。受け皿が無く嫌々ながら生まれた政権の前途は如何。
原ファイル名=「IOB_2017_JYUUSANYASANY1076十三夜の月20171101.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones
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2010/1/14
記憶喪失(改題):技術 回顧と展望:個人から国家まで、記憶・記録の大切さ
失われた時を取り戻すことは出来ない。何らかの記録が残っていればそこから過去の記憶をわずかでも取り出す事が可能になる。情報や記録がある確率で消失するのであれば、その情報や記録を保つためにはその数を増やす事が現実的な解決方法なのかも知れない。
古来の語り部はその役割を背負った人間であったろう。釈迦の教えが経典としてまとめられる前には多数の信徒が集まって釈迦の教えを唱和してその誤りを正して教えの変質を防いだようである。ここに、信頼できない素材を使って信頼できる記録を残そうとする古来からの人間の努力が認められる。
デジタルの信号があるかないかで記録を操作し保存する方式、即ちデジタル技術の本質は、はまさに信頼できない素材を使って信頼できる操作や結果を確保する為の方法であった。
自分は技術者時代の大半でアナログ技術とつき合ってきた。そうして、電子情報通信学会を今年の3月で退会する事になっている。ほとんど読むことがなかった学会誌を覗いたら、古いがまだ頑張っている技術が紹介されていた。まだその分野で頑張っている技術者もいる。なつかしく感じた。やはり、生き延びる技術はそれを支える基盤がある。それが無くなれば消えてしまうのか。
一方では記録メディアの技術進歩で古いメディアにアクセスする手段・装置が無くなるとその記録の価値が無くなってしまう事、またその記録にアクセス出来るようにするには膨大な量の記録をアクセス可能な媒体に変換せねばならない事が今日の技術のジレンマとして紹介されていた。
そんな、ことを考えながらここ1~2年使っていないセレロン400M/HDD10Gのパソコンに残したデータにアクセスする必要が生じた。いざSWを入れるとWINDOWSのロゴ画面で止まってそれ以上進まない!仕方ないので、WIN MEの起動ディスクから作成しておいた起動CD-ROMで立ち上げたら、何とかDOS MODEで立ち上がった。DOS MODEのSCANDISKとDEFRAGを行うと3つのクラスター破損が報告された。HDDに重大な支障があるという見慣れないメッセージも現れた。しかし、何とかWINDOWSが立ち上がり、求めるデータを探したがそのデータは無かった。予備パソコンであったので大方のデータは現用機に移してあった。現用機に残っているデータしか無いことが確認できただけで有り難かった。
ところが予備機からデータを取り込もうとして現用機のUSBメモリーを取り外して予備機に装着した。用事の済んだUSBメモリーはズボンのポケットに無造作に押し込んだ。いざ、現用機にそのUSBメモリーを装着しようとしたら、それがポケットに無い!可動部のあるHDDよりUSBメモリーの方が信頼性があると思い自分が作成した重要なデータはUSBメモリーにだけに保管していたのであるが、それを紛失して記憶喪失のような空虚なやるせない心境に陥った。
記憶を作る為に投入されたエネルギーだけでも取り返せないほど膨大なである事を改めて痛感した。パソコンの記憶を失うのは、壊れるときだけでなくその記憶パーツを紛失しても失うのだ。同時に壊れたり、同時に失ったりする確率が少ないという点では同じ物を二個以上用意した方が安全なようだ。
そう言えば特攻の兵士は飛行するとき何個かの時計を装着したという話を聞いたか読んだ記憶がある。昔のゼンマイ時計は止まったり遅れたりと余り信頼性が良くなかったらしい。二個の時計が同じ時刻を指していれば問題ない。一方がD時間遅れた時は二個の平均値の遅れはD/2時間だ。持っている時計がこの遅れる時計一個だけの場合、このDとD/2の時間が死活を決める場合があるという事であろう。
片道の燃料しか積まない特攻機の現実を思うと、やるせないが深刻な問題であったと理解できた。
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追記(2017/10/31):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等
そろそろ、来年の日記帳や手帳が店頭に並ぶ頃になった。過去の記憶・記録があればこそ、未来の行動の誤りや無駄を低減できるのだ。これは、個人、団体、国家の全てに通じる真理でもあろう。だが、2017・H29年には、記録をしない、記録を捨てる、記録させないというあざとい手口で、自分や同輩の悪事を隠蔽する事件が際立った。一方、米国ではケネディ大統領暗殺に関する機密資料のほとんどが公開された。長い目で、国家の歴史を展望する時、公開された資料が、国家の向かう方向や安全を示して、それが国民の意思に反する物であれば、政治にフィードバックが掛けられる手段になるのではないか。日本の場合、政策決定記録を残さなければ、政権を取った者が、何の責任も取らず、国民には責任追及の手段も与えず、好き勝手が出来、全てが権力者の美談で終わってしまうのではないか。そんな国家が行き着く先は、まさに専制奴隷国家ではないか。すでに日本中に大政翼賛会的ムードが充満し始めているような印象を受ける。日米の歴史に立ち向かう姿勢を比較すると、日本は物量の第二次世界大戦に負けただけで無く、次なる情報開示戦争にも負けてしまうのではないかと心配だ。
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2017年11月01日 伊勢崎(イセサキ) | ||
TAVE= | 11.4 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値 |
TMAX= | 17.2 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値 |
TMIN= | 6.1 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値 |
DIFF= | 11.1 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差 |
WMAX= | 2.3 | 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値 |
SUNS= | 6.3 | 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値 |
RAIN= | 0 | 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値 |
1日の極値 | データ | 時刻 |
最低気温(℃) | 5.5 | 6:35 |
最高気温(℃) | 18.2 | 14:39 |
出典=気象庁 | 参照⇒ | AMEDASへのリンク |
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) | 4.6(西) | 21:37 |
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