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2009年6月 3日 (水)

複眼視

2009/6/3

複眼視

物事を片目で見るのと両目で見るのは違いがある。その違いは大した違いではなさそうだが

立体感や広がり観等で単眼視より両眼視の方がメリットが大きい。同様に一つの物を複数

の人で見ると更に効果は大きくなる。要するに光は直進するため物の片面しか見えない。物

の裏側にいる人がそこを見れば一目瞭然である。しかし、別人が見るので見え方、感じ方に

差違が出てしまう。人事組織は通常目的がはっきりしている。目的にはっきりした組織に所

属してその組織の目的にかなった仕事をするのが色々な点で好ましい事が多いだろう。とこ

ろが、ある組織に属する人が他の組織の仕事をする場合は事情が複雑になる。要するにス

ーパーの食肉部門に所属するが野菜部門の仕事をさせられるような場合である。自分も会

社生活の一時期そのような境遇にあった。組織への帰属意識の強い日本人としては辛い思

いもした。しかし、物事を複眼的にみる習性も身についてくる。なぜそういう組織が生まれた

のかも考えざるを得なくなる。どっぷりとある組織の歯車の一員として働く人が多数かもしれ

ない。しかし、当面はその組織が必要であり、そこに配置される人材も必要であるという理由

による人事もあり得る。そんな場合、自分の存在理由に自信をなくすよりも、自分の存在理

由を確認するチャンスと意識した方が良いと割り切った。少し違った分野の技術者とつきあう

機会をもらっただけでも無駄ではなかったと思う。当然、業務だけではなく、人事や心理まで

複眼的に見る機会にも恵まれた訳である。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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