自作パソコン
2009/12/1
自作パソコン
今日ではパソコンが当たり前に普及してパソコンとのつき合いは各人各様のパターンがあり
ほほえましい。会社のお偉方が、新聞記事に写真が出る場合にもパソコンを前にしている場
合がある。これならば、さまになるのであろう。自分のパソコンとのつき合いはどうであったか
と振り返ってみた。今から10年位前の事を思い出すと、WIN98が出た頃はまだWIN95を自
作機にインストールして、動いた、動かないというような遊びをしていた。OSもハードも数年遅
れである。というのもパソコンについては趣味と仕事を割り切っていた。会社のパソコン導入
も趣味が本職になったような人々が主導した。会社の仕事でパソコンを使う場合はこういうセ
ミプロのお世話になった。当時の自作機の製作番号は10号機前後であった。DOS/Vの自作
機ではパーツの使い回しができるので、新しいパーツを買うと古いパーツが余りこれで、予備
のパソコンができてしまう。しかし、10号機以降になると何号機か管理をするのがめんどうに
なってしまった。これに平行してDOS/V機の自作熱も徐々に下がってしまった。価格的にもメ
ーカー品の中古機の方が安くなったのも一因かも知れない。パソコンのパーツを使い回して
いると最後にはどのパーツが何号機のパーツか分からなくなることがある。パソコンの手足
に相当する周辺機は相手が代わるのは当然。ここで互換性という規約がある。そこで、ふと
今年は臓器移植法が改正された事を思い出した。内蔵以外に角膜の移植等が行われてい
るのは知っているが、本当の手足の移植手術は行われているのだろうかと気になった。移植
手術は外部に見えない所(内蔵)から密かに進むのか。外部から見える手足は臓器の器の
方に該当するのか。人間をパソコン全体のシステムと見ると臓器はそのパーツに相当するの
かな。システムのダウンにも色々あるな。CPUが生きていても、VGAがダウンしているとシス
テムダウンに見える事もあるな。結局CPUもシステムのパーツの一つだな。脳も、顔も、手足
も生殖器も臓器かな。WEB和英辞書を引くと、body part、internal organ、organ《生物》と
あった。臓器とは何か。いよいよ分からない。広義に解釈すると、ある特定の機能を有する
器官という事なのか。ともかく人間のパーツの使い回しがパソコンのパーツの使い回しと同
じようになると何となく末恐ろしい感じを抱いた。以下の法律は初めて目を通した。
臓器の移植に関する法律
(平成九年七月十六日法律第百四号)
(最終改正までの未施行法令)
平成二十一年七月十七日法律第八十三号 (未施行)
(目的)
第一条 この法律は、臓器の移植についての基本的理念を定めるとともに、臓器の機能に障害がある者に対し臓器の機能の回復又は付与を目的として行われる臓器の移植術(以下単に「移植術」という。)に使用されるための臓器を死体から摘出すること、臓器売買等を禁止すること等につき必要な事項を規定することにより、移植医療の適正な実施に資することを目的とする。
(基本的理念)
第二条 死亡した者が生存中に有していた自己の臓器の移植術に使用されるための提供に関する意思は、尊重されなければならない。
2 移植術に使用されるための臓器の提供は、任意にされたものでなければならない。
3 臓器の移植は、移植術に使用されるための臓器が人道的精神に基づいて提供されるものであることにかんがみ、移植術を必要とする者に対して適切に行われなければならない。
4 移植術を必要とする者に係る移植術を受ける機会は、公平に与えられるよう配慮されなければならない。