« 2011年11月 | メイン | 2012年1月 »

2011年12月

2011年12月11日 (日)

老人の寝言:COP17の協議難航は何を示すか

2011/12/11
昨日は晴れ。メダカの容器にかなり厚い氷が張っていた。外に出て落ち葉掃きをした。通路に朴の落ち葉が吹き溜まっている。それを毎日踏んでいると何となく侘びしさを感じる。昼頃、氷が溶けると数匹の子メダカが水面に現れてきた。COP17は予定の9日までに合意が出来ず1日延長して最終的な詰めが行われているが楽観できる状況ではなさそうだ。

2011/12/10の天気

TAVE= 4.3
TMAX= 10
TMIN= -0.6
DIFF= 10.6
WMAX= 3.1
SUNS= 8.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  -0.8  05:41
最高気温(℃)  10.4  12:19

老人の寝言:COP17の協議難航は何を示すか

地球温暖化に賛成する国はないだろう。現在の国連加盟国総数は193カ国との事だ。世界の人口が70億人。日本の人口は:「【平成23年11月1日現在(概算値)】<総人口> 1億2776万人で,前年同月に比べ減少    ▲30万人   (▲0.23%);url=http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201111.pdf」である。これだけの人間が、地球上の食糧や空気、水等の環境資源を無料で使わせていただいている。この地上の国家の台所も、貧乏あり大尽あり。大国や大尽国はCO2の排出量も多い。それは先進国でもある。CO2を減らす責任を誰が持つべきか。総論賛成、各論反対には国際関係の歴史や利害もからむ。地球温暖化もCO2という環境に排出した負の遺産が誰の責任かという歴史的な側面も無視できない。国家の発展段階でも、先進国、開発途上国、後発開発途上国(最貧国)という分類がある。CO2排出に対する責任を一律に課すというのもしっくりしない面がある。そういう点で最大の二枚舌を使っているのが米国だろう。中国、インドも枠組みに入らない内に経済発展をさせようと、国際負担では、開発途上国、貧国を装っている。外国のWEB情報を見ると、米中がCOP17をハイジャックしていると言うような記事も目に付いた。しかし、米国の若者が、自分の国は自分たちの未来の事を考えて欲しいと行動を起こしているという記事もあった。COP17開催国の南アフリカでは、地球温暖化に関する意識も非常に高まっているようだ。しかし、交渉の行方はまだ混沌としている。

産経新聞は、「日本の事実上の離脱に産業界は「歓迎」;url=http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111210/biz11121021150005-n1.htm(2011.12.10 21:14 )」というタイトルで、「京都議定書延長からの日本離脱が確実となったことを受け、「議定書延長に断固反対」を訴えてきた産業界からは歓迎の声が上がっている。一方、先進国が途上国の温室効果ガスの排出量削減を支援した場合、自国の削減量に算入できる「クリーン開発メカニズム(CDM)」の仕組みを活用できるかについては解釈が分かれており、CDMの活用に積極的な大手商社は気をもむ展開になっている。 「(京都議定書の延長を受け入れれば)産業空洞化に拍車がかかり、致命的なことになる」(日本鉄鋼連盟の林田英治会長)と主張してきた産業界。「延長受け入れは生産の大幅な制限を強いられるに等しい。何とか踏みとどまった」。素材メーカーの幹部は胸をなでおろす。 日本が京都議定書延長に賛同すれば、日本よりエネルギー効率が劣る新興国が排出量を気にせず増産するのを指をくわえてみるしかない。警戒感を強めた産業界は、「同じ土俵で競争することが必要だ」(自動車業界)と訴えてきた。今回、日本に削減義務が課される現状は避けられる見通しとなり、「基本姿勢を貫いてくれた」(素材大手)と評価する。 延長反対だけではなく、日本の貢献をアピールするためにも、「省エネ技術の普及で存在感を示すべきだ」との声も多い。「排出削減につながるとともに商機拡大にもなる」(電機大手)と期待をかける。」と報じた。

上記、産経新聞の記事は日本の産業界の気分を述べているようだ。日本も総論賛成、各論反対のスタンスを取っているようだ。日本の報道機関も各社が取材班を派遣しているようだが、その報じる内容に生彩がない。会議の雰囲気と世界各国の動きをリアルタイムで伝えるような記者魂が欲しい。それにしても、COP17開催国議長が何とか会議の成果を出そうと言う涙ぐましい動きをしている姿は会期延長にも見えてくる。調べてみるとマシャバネ議長は名前はヌコアナ=マシャバネで、国際関係・協力大臣(外務大臣)という肩書きを持つ閣僚。url=http://www.za.emb-japan.go.jp/jp/Japan_SA/okada_2010.html(在南アフリカ共和国日本国大使館HP)にその写真があった。何と理知的で端正な容貌に堂々たる風格の漂う女性であった。協議が難航していると言うことは、弱小、貧国が確実に世界を動かす勢力になっている事を現している。残念だが地球の危機を実感しているのがこれらの国で、世界の強国は彼らの危機意識を共有できていないのだ。この流れを読まないと世界の大国も判断を誤るのではないか。10年間不平等のエゴを貫き通せるのか。そうはいかないとCOP17の協議が難航が語っているようだ。

urlの*.zaはどこの国を表すか調べると南アフリカ共和国であった。*.saはサウジアラビアだったか、他国に割り当ててあった。

2011年12月10日 (土)

老人の寝言:COP17の行方と大国のエゴ

2011/12/10
昨日は曇りのち晴れ。朝方は定例の仕事。メダカの容器を覗いたが子メダカも見えない。水温が下がって活動も停止、エネルギー消費量も低下するので、餌も食べないと魚類は魚類なりの生存様式がある。人類が寒冷な氷河期を乗りこえた方法、手段はなにか。衣類、住居、火、食糧、気候etc。

2011/12/9の天気

TAVE= 5.1
TMAX= 10
TMIN= 1.9
DIFF= 8.1
WMAX= 5.8
SUNS= 4.8
RAIN= 1.5

最低気温(℃)  1.6  22:11
最高気温(℃)  10.4  14:16

老人の寝言:COP17の行方と大国のエゴ

南アフリカのダーバンで開かれている気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)は12/9に閉幕する予定である。WEBでその動向を覗いてみたが、交渉が混沌とする中、議長国の南アフリカが議長案を提出する段階に来たようだ。世界各国の利害がからみあう複雑な交渉である。CO2の排出量が多い、インド、中国、アメリカの動きも注目されている。自国のエゴを通して行くと、先々世界の孤児となり、世界経済からも取り残される怖れもある。新興国が実力を付けつつあるのを一番良く知っているのは、他ならぬアメリカだ。インドも中国もかつては後進国の地位に甘んじていた。しかし、現在はアメリカにとり、インドも中国一蓮托生の関係も深い。そのような大国と言えども世界の多数の国から見放されれば立ち行かなくなる。経済成長には資源もエネルギーも必要だが、それを自前で賄えなくなってしまう危機が迫っている。COP17はEU案を中心に、延長という線でまとまりそうだが、日本はその枠組みを否定している。EUは会議を主導してその存在感を示そうとしているようだ。日本がその足を引っ張るようでは世界の中の日本地位に懸念を感じざるを得ない。ここで、ふと思ったのだが、日本の原子炉の全数フル稼働は絶望的になっている。それを補っているのが火力発電であり、確かにCO2の排出量は増加する。CO2の排出量を約束出来ないというのはそれなりの意味があろうが、もう少し、日本案として国際アピールできる方法はないのかと気になる。脱原発による再生可能エネルギーの拡充というような意欲的な目標を掲げることは出来なかったのか。初めから出来ないと言うカードを切っているようで、これが国際交渉なのか。結局、日本は議長国案に追従するだけで終わるのだろうか。

2011年12月 9日 (金)

読みかじりの記:「植物のたどってきた道 化石が語る<緑>の過去」 西田治文 著 (1998年 二本放送出版協会)

2011/12/9
昨日は曇り。夜雨があったようだ。風邪の症状は少し軽くなった。「植物のたどってきた道」を少しずつ拾い読み。動物と植物を別物と見たら面白さは半減するだろう。植物あっての動物。専門的なところは読み飛ばし。脱線部分だけでも参考になる。

2011/12/8の天気

TAVE= 5.7
TMAX= 8.9
TMIN= 3
DIFF= 5.9
WMAX= 2.5
SUNS= 0
RAIN= 1

最低気温(℃)  2.6  06:22
最高気温(℃)  8.9  12:00


読みかじりの記:「植物のたどってきた道 化石が語る<緑>の過去」 西田治文 著 (1998年 日本二本放送出版協会)

生物は大まかには動物と植物に分類される。生物分類学にも色々説があるようだ。20~21世紀の科学の発展で学問の境界も薄れてきたようだ。本書は学問分類から言えば植物学に入るようだ。植物化石も、発掘、収集の段階から、植物進化のプロセス、疑問や謎に迫るとまた別の面白さがある。著者が読者に伝えたかったのも自分の研究のテーマとそれにかかわるエピソードだったようだ。更に、環境問題や生物の多様性の意義を述べている。

歴史を語るにも時間のスケールが無ければ面白くない。WIKIPEDIAによれば宇宙の年齢は、「最近の観測によると(137.2±1.2)億年であるとされる[1]」。WIKIPEDIA「地球史年表=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%8F%B2%E5%B9%B4%E8%A1%A8#.E5.9C.B0.E7.90.83.E8.AA.95.E7.94.9F_.E3.80.9C_.E7.94.9F.E5.91.BD.E8.AA.95.E7.94.9F」によれば、「46億年前 - 地球誕生。」、「44億年前 - 現在、知られている最古の岩石鉱物が現れる。」、「40億年前 - 原始海洋ができた。花崗岩(カナダ北部のアカスタ片麻岩)ができた。プレートができた[8][9]。」、「40億年前(±2億年) - この頃、原始生命が誕生したと考えられている。 → 生命の起源」。

生命の起源にはいまだ多くの謎がある。その謎を人類も、自分も背負っている訳だ。本当の歴史を知りたくなるのは、あたかもその謎がすべて解けているという言説が信用できないという現実的な謎があるからかも知れない。人間も自然の産物なのだ。宇宙を作ったのは誰だ。宇宙はナゼできたのだ。そんな疑問・質問が出来るのも人類が知能を発達させたからだろう。

植物と動物の類似性を思うとき、いつも驚嘆する事がある。本書でも植物の<緑>を随所で語っている。この緑の元がクロロフィルという色素である。葉で集めた太陽光と根から吸い上げた水を分解して酸素を出す働きをする。そのとき太陽エネルギーはATPという物質に取り込まれ、糖分等が合成される。植物栽培で、水と太陽が不可欠であることをこの光合成の原理が余すことなく示している。

一方、動物では酸素の運び屋であるヘモグロビンが重要な位置を占めている。ヘモグロビンは動物を象徴する赤い色を現す色素でもある。動物が呼吸で使う酸素は、何と光合成で出来た廃棄物ではないか。動物の生命維持も、植物体またはその生成物も植物あて始めて可能になる。驚嘆する事はクロロフィル分子とヘモグロビン分子の構造式が非常に似ていること。ともかく、動物も植物も自然界からクロロフィル分子とヘモグロビン分子合成するのだが、その物質を作るプログラムは非常に似ているのではないかと思うのだ。動物も植物も結局、地球上に現れた最初の生命DNAから派生しているのか。

今日、地球温暖化は全世界の悩みの種になっている。生命が海から地上に上がってきてから、空中の炭酸ガス濃度が非常に高かった時期の事を本書でも述べている。植物にとっては温暖で成長も盛んであったが、植物体を分解するシステムが能力を超えて、蓄積したのが石炭等である。いわば、植物は濃すぎる空中の炭酸ガスを薄めそれを地中に固定して今日の地球環境を実現してきた。そのような地球規模の資源を人類はここ百年程度で破壊し尽くそうとしている。そのような、文明上の問題を、「愚かにも多量の核物質を飛散させてしまった場合には、~」と警告している。人類の歴史は高々数百万年、それに対して植物は4億年の年輪を刻んでいる。

生物の繁栄は数と量を増やすこと。数を増やすのは生殖システム、量を増やすのは構造システム。本書では花や種子に到る進化を述べている。構造に関しては維管束について述べている。今まで、古植物学の本は余りなかったようだが、恐竜等を考えるにも古植物学は不可欠だろう。それよりも、人類の来し方、行く末を考えるためには、物事の一面だけを見てはいけないという事も本書から読みとれるとおもう。人類の文明も高々数千年から数万年前に芽生えたに過ぎない。著者は人類が滅んでも、その後に繁栄する生物まで滅ぶまいと見るが、そんな馬鹿なことはするなと叫んでいるようでもある。今日の地球上の生物の全てが死屍累々の進化の歴史をくぐり抜けてきている。そう思うと、一本の雑草さえ引き抜くのが惜しくなる。

COP17の行方が気になった。以下はGoogleのリンク:「【主張】 COP17と日本 議定書の延長拒否は当然:MSN産経ニュース - 5 時間前:MSN産経ニュース - ?5 時間前?
南アフリカのダーバンで開かれている国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)が大詰めを迎えている。 各国の利害が激しく対立する中で、地球温暖化問題解決へのまっとうな取り組みを続ける日本の姿勢は評価されてしかるべきだが、旗色は必ずしも芳しく ... 」⇒「ページが見つかりません:http://sankei.jp.msn.com/world/news/111209/erp11120903270000-n1.htm」。このニュースは削除されたのか。一体、日本の環境政策は世界の視線に耐えられるのか。

サンケイニュースは、「細野環境相演説に批判相次ぐ;url=http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111208/plc11120808160007-n1.htm(2011.12.8 08:15)」というタイトルで、「 【ダーバン(南アフリカ)=小雲規生】国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)で7日、京都議定書の延長に応じない立場を表明した細野豪志環境相は、議定書に代わる枠組みづくりに向けた作業部会設置を求めた。ただ、発展途上国からは「議定書を葬るな」との声も上がった。 細野環境相は将来的な法的拘束力のある枠組みについて、「2020(平成32)年を待たずにできるだけ早急に成立させる必要がある」と強調。そのための議論の場として、COP17で「新たな作業部会を設立すべきだ」と求めた。 日本と同様に議定書延長を拒否するカナダのケント環境相も、「われわれにとって、『京都』は過去のものだ」と発言した。」と報じた。

YOMIURI ONLINEは、「京都議定書、延長ムード高まる…COP17;url=http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20111208-OYT1T00976.htm(2011年12月9日01時09分)」というタイトルで、「 【ダーバン(南アフリカ)=吉永亜希子、中西賢司】南アフリカで開催中の国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)で、米国代表団のトッド・スターン気候変動担当特使は8日、「新しい枠組み作りに向けた欧州連合(EU)の行程表を支持する」と、記者会見を開いて明らかにした。 世界2位の温室効果ガス排出国の米国がEUに賛同する姿勢を明確にしたことで、2013年以降は京都議定書を延長し、20年頃を目標に主要排出国が参加する新枠組みを作ることに合意する可能性が高まった。 スターン特使は、「米国は新しい枠組み作りに反対しているわけではない」と述べ、COP17で消極的だと批判されていることに対して強く反論した。その上で、「法的な削減義務を負うかどうかは関係なく、将来の枠組みについてのEUの行程表を支持し、前進させるために強く関与していく」と強調した。」と報じた。

日本は、COP16の枠組みに加わらないアメリカに同調した姿勢を示したのだろうか。

「二酸化炭素25%削減;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%82%AD%E7%B4%A025%25%E5%89%8A%E6%B8%9B;(最終更新 2011年9月23日 (金) 10:43)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「二酸化炭素25%削減(にさんかたんそ25%さくげん)とは、日本の民主党の環境政策であり、二酸化炭素を2020年までに1990年比で25%、2005年比で33.3%削減して地球温暖化を防ごうというものである。これは1970年代における二酸化炭素排出量にあたる。」とある。鳩山首相が2009年9月22日、国連気候変動サミットで演説し、「温室効果ガス主要排出国の枠組みへの参加を条件に、2020年までに1990年比で25%の温室効果ガス削減を目指す“世界公約”を表明した。」というニュースも耳に残る。

asahi.comは、「「京都」を殺すな COP17、議定書延長求める途上国;url=http://www.asahi.com/international/update/1202/TKY201112020244.html(    2011年12月2日14時24分)」というタイトルで、「「京都」を殺すな――。南アフリカ共和国で開かれている気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)で、2012年末で期限切れとなる京都議定書の「延長」を求める途上国の声が強まる一方だ。190を超す批准国中、13年以降は新たな温室効果ガスの削減義務を負わないと断言しているのは日本、カナダ、ロシアの3カ国。日本は苦しい立場に立たされている。 「アフリカの大地を『京都』の墓場にはさせない」 会議冒頭で、コンゴ(旧ザイール)の交渉官がこう繰り返すと、大きな拍手がわき起こった。日本を名指しこそしないが、「いくつかの先進国が延長を拒んでいる」との批判が渦巻く。 海面上昇の影響を受ける島国グループなども相次いで発言。削減義務を先進国に課す「京都体制」の延長を強く求めた。欧州連合(EU)が条件つきで延長を受け入れる姿勢を打ち出したことも途上国の期待を高めている。 日本が目指すのは、京都議定書で削減義務を負っていない世界一の排出国・中国や、議定書を批准していない米国も含む新体制だ。「京都体制」は不公平で効果も乏しいとして、議定書の枠組みには残るが、削減義務の延長には「サインしない」との姿勢だ。 日本などが延長を拒否した場合、国際的な排出量取引市場から閉め出そうという意見も一部から出てきた。京都議定書には、途上国で削減したガスの排出枠を自国の削減量に充てるクリーン開発メカニズム(CDM)など、資金、技術支援の仕組みもある。ベネズエラの交渉官は「削減義務を負わなければCDMは何の意味もなさない。延長しなければ利用は認めない」と力を込めた。 COP17に参加している日本の環境NGOメンバーは「風当たりは相当強い。会場の雰囲気が政府首脳にきちんと伝わっているのか疑問だ」と話している。 日本は「世界低炭素成長ビジョン」として、13年以降のCDMの活用を掲げる。細野豪志環境相は2日の会見で「CDMは途上国にもメリットがあると理解してもらいたい」と述べた。(ダーバン=小林哲) 」と報じた。

一体、日本の環境政策の一貫性はどうなっているのか。緑の地球に国境線が出来たのは、生物の歴史から見れば、その最後の一瞬に過ぎない。植物のみどりが、地球を覆い始めたのは数億年も前からなのだ。生物多様性、地球の温暖化、放射性物質の環境への放出、これらはあまねく環境問題なのだ。アメリカの尻馬に乗るつもりだったのか知らないが、尻馬から落馬するようではその感覚が疑われる。日本の環境政策が世界で支持を受ける事がなければ、日本の原子力政策も世界の支持を受けられないのは明らかだ。環境へ放出した放射性物質は完全に無害化できず、その半減期で減るのを待つ以外の現実的かつ有効な方法はない。東京電力福島原発事故による放射能汚染水を海洋投棄する計画も再度浮上している。濃度が薄ければ流して良いというのは島国日本の妄想ではないか。これが、多くの国の国境が重なる欧州で通用しないことは明らかだ。EUが、日本抜きでもCOP16の枠組み維持を鮮明にしたのも、それなりの作戦だろうが、日本が環境問題に対する世界の流れを読み違えるほどならば、世界のなかの日本はどうなるのだろうか。

本書は盛りだくさんの内容があり、読者のターゲットもはっきりしない。願わくば、恐竜に興味を覚える青少年向きの一冊も書いていただきたい。更に賞味期限一年以下の閣僚向けの参考書があればベストだ。

2011年12月 8日 (木)

東北の海よ:東北地方太平洋沖地震発生から9ヶ月:厳しい冬がやってくる

2011/12/8
昨日は晴れ。朝方は定例の仕事。咳、鼻水がでて風邪の症状。天気の不順に身体が追従しなかったようだ。12/1~7までの気温のグラフを作成。過去1週間の前半は寒く、中程暖かくなり、後半は寒暖が繰り返し。

2011/12/7の天気

TAVE= 6.0
TMAX= 11.7
TMIN= 0.7
DIFF= 11
WMAX= 2.2
SUNS= 7.3
RAIN= 0

最低気温(℃)  0.6  06:05
最高気温(℃)  12.0  14:49

Ta111201_to_07

東北の海よ:東北地方太平洋沖地震発生から9ヶ月:厳しい冬がやってくる

東北地方太平洋沖地震発生からもうじき9ヶ月となる。たまたま、Google検索で標記のキーワードのヒット件数を調べてきた。思い付くままのキーワードだが、その推移をまとめてみた。WEB情報は質・量とも捉えがたい。それでも、人々の関心がどこへ向かっているのか関心がある。ともかく、災害・事故発生から9ヶ月が経て、人々の関心は目先の物資やインフラ以外に向かい始めているようだ。被災者、放射能とかいうキーワードは直ぐには減少する気配はない。今後も増加を続ける可能性もある。ふいに人間の上に降りかかってきた災難だが、その影響はあらゆる面にじわりじわりと広がり、収束する先が見えない。今後とも注目し続けるべき事かもしれない。東京電力の福島原発事故の損害賠償の受付や給付が始まっているが、支払われたのはまだ一部のようだ。ふと思うのだが、一度でも、損害賠償を貰ってしまうと、その後さらに大きな損害が発生しても、打ち切り補償だと言われて、その後の補償が困難にならないかといういう事。福島原発事故の影響がいつまで続くのか分からないだけ不安はいつまでたっても解消しない。東北地方はこれから厳しい冬を迎えるが、心配だ。自然災害ならば復旧・復興という努力の甲斐があるが、原発事故はいつまでたっても先の見えない不安がつきまとう。福島県が脱原発の方針を決定した意義は大きい。 
Googleによる「東日本大震災」の検索=約 197,000,000 件 (0.11 秒)。(2011/12/8)
Googleによる「東北関東大震災」の検索=約 17,600,000 件 (0.27 秒)。
人間、物事を想起するとき言葉の果たす役割が大きい。
将来、「東日本大震災」と言う時、東北地方が忘れ去られてしまっては、その災害の教訓も生きない。
Google検索では東日本大震災と東北関東大震災の比は11倍。
東北関東大震災という言葉の復活が東北の復活なるのではないか。
        
Ggl_sinsai_kw_111205

2011年12月 7日 (水)

老人の寝言:東京電力福島第一原子力発電所1号機の放射能漏れはベント以前に起こっていたのではないか。

2011/12/7
昨日は午前は晴れたが午後は曇り。鼻水、くしゃみが出て風邪気味。大実キンカンを少し収穫。風邪薬のつもりで数個試食。本日は大雪。いいいよ冬も本格的になりそうだ。菊とマリーゴールドは今まで頑張って咲いていたが、それも終わりそう。ウィンターコスモスはまだ咲いている。これはかみさんの領域。以前雑草だと思って引き抜いたら叱られた。

2011/12/6の天気

TAVE= 5.5
TMAX= 8.8
TMIN= 2.3
DIFF= 6.5
WMAX= 4.5
SUNS= 2.4
RAIN= 0

最低気温(℃)  1.7  05:46
最高気温(℃)  9.2  13:40

老人の寝言:東京電力福島第一原子力発電所1号機の放射能漏れはベント以前に起こっていたのではないか。

東北地方太平洋沖地震発生から24H以内の出来事が、原発事故の解明に最も重要だ。現在事故調査が行われているようだが、どれほどの解明が進んだのか。最初に結論ありきの調査がされるようでは、その調査結果の信頼性はゼロ、むしろマイナスになる。調査結果の結論如何で、世界の、日本国民の信用を失うだろう。昨日の下記の記事は驚愕すべき内容を含んでいる。一体、このような形で「聞き取り調査結果のメモを公表」する事自体が不可解である。小さな事実として、責任逃れに公表だけして、その後は抹されてしまいそうに感じてしまう。

asahi.comは、「ベント配管、地震で破損か 東電社員、保安院に説明;url=http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ecoscience/K2011120606610.html(2011年12月6日(火)23:09)」というタイトルで、「経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第一原発事故を受けて同社社員らに対して実施した聞き取り調査結果のメモを公表した。原子炉格納容器内の気体を外に逃して圧力を下げるベント(排気)を実施する際、配管が地震で壊れていたために操作が難しくなった可能性を指摘する社員がいたことがわかった。」と報じた。

以下のYOMIURI ONLINEの記事を読むとその憂いがつのる。こんな状況では福島原発事故の教訓は何一つ残らないのではないか。

YOMIURI ONLINEは、「証言メモ公開せず、重要部分黒塗り…東電調査;url=http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111206-OYT1T01111.htm(2011年12月6日20時54分)」というタイトルで、「 東京電力福島第一原子力発電所事故で、経済産業省原子力安全・保安院は6日、8月に東電に対して実施した保安調査に関する資料を公表した。 当時の吉田昌郎所長(12月1日に退任)らは、津波襲来後から1号機の非常用復水器(IC)の作動が継続していたと誤認し、対応していたことなどが改めて確認された。 資料は、吉田所長ら9人の幹部に聞き取り調査した結果を集約したもの。しかし、肉声の証言メモは、一切公開されなかった上、公表資料でも、事故の認識や経緯にかかわる重要部分は黒塗りが多く、情報公開に対する保安院の消極姿勢が目立った。 保安院・原子力事故故障対策室の古金谷敏之室長は「保安調査は非公開を前提とした任意の調査。証言メモも聞き取り担当者の個人的なメモに過ぎないので、公開の必要はない。資料の黒塗り部分は、事実関係が確定しないなどとする東電の意見を聞いた上で決めた」と説明した。」と報じた。

一番大きな疑問は、ベント以前に東京電力福島第一原子力発電所1号機建屋内部で放射線量が、作業に危険な程上昇しているという記録がある。この記録は正に、上記asahi.comの伝える内容に合致している。以下東京電力公開データ。

F11_1103_111636_high_rad

反原発に一生を捧げた民間の物理学者高木仁三郎は老朽化した原発の脆弱化を将来の危機ととらえ警告を発し続けていた。水素爆発、メルトダウン、放射性物質の飛散も、放射性物質を閉じこめようと設計されている原子炉の密閉性が損なわれていたという事実を無視して説明できないのではないか。原子炉は五重の壁に守られているから安全だとう安全神話に切り込まない限り、福島原発事故の調査は責任を果たせないのではないか。高経年化原発の対策に通じる結論を出さない限り原発事故問題は収束しない。

2011年12月 6日 (火)

読みかじりの記:「句集 続 雑草」 志塚政男 著 (2006年 非売品)

2011/12/6
昨日は晴れ。ケヤキの落葉はほぼ終了。庭のモミジ等が色付いている。ポット灌水。種を播いた菜を一掴み収穫。昨年の菜のこぼれ種も同じ程度に育ち区別がつかない。

2011/12/5の天気

TAVE= 8.7
TMAX= 13.1
TMIN= 6
DIFF= 7.1
WMAX= 7
SUNS= 8.8
RAIN= 0

最低気温(℃)  5.2  04:40
最高気温(℃)  13.4  12:44

読みかじりの記:「句集 続 雑草」 志塚政男 著 (2006年 非売品)

本書を手にしたのは「雑草」というタイトルと著者が前橋生まれという事。前著「句集 雑草」の続編として、著者一周忌に際して、非売品として発行されたようである。主要日刊紙の俳壇に採用された句の集成のようで、本書掲載句は全て秀作と言うことだろう。以下の句は、本書の性格から講評の無い句を特に選んだ。講評の無い句に雑草の雰囲気を感じとりたい。一般読者として観賞させていただいた。

■あの世ともこの世ともなく日向ぼこ

日向ぼこの心地よさをとらえて見事

■寒釣りの向ふも手持無沙汰かな

魚心あれば水心という風情

■晩年の反抗期あり懐手

懐手となにやら奥が深そう

■派出所の机に置かれ福寿草

交番勤務を詠ったのか

■大雷雨衝きパトカーの突つ走る

これも仕事がらみの一句のようだ

■刑事たる過ぎし日思う木の葉髪

自然と年輪を感じさせる一句

■村バスに乗客二人走り梅雨

昔の村バスの乗客も懐かしい風景。今はその村バスもないのでは。

■減反は我が意にあらず耕せり

この減反の句に日本農業の現状の一面が見えるようだ。

■電飾に己を捨てし枯木立

説明不要の一句。

■考えることありもぐる鳰(にお)

鳰(にお)はカイツブリという水鳥の古語。この句は定型ではなく、ちょっと考えさせられた句だ。カイツブリの甲高い鳴き声と水面下へ逆立ちして潜る姿を思い出した。考えることありとは作者の方か。自分を鳰に投影しているようにも感じる。こういうユトリ、あそびも時には面白い。「鳰」と言う字は馴染みが薄く、辞書を引き、又忘れ又引くという事を何回か繰り返した。漢字入力にも手間取る。

■ここかつて鐘の鳴る丘緑たつ

「鐘の鳴る丘少年の家;url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%90%98%E3%81%AE%E9%B3%B4%E3%82%8B%E4%B8%98%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%AE%B6;(最終更新 2009年5月10日 (日) 10:33)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「品川の活動が菊田らによって紹介されることにより、ようやく資金も集まり、1948年9月、晴れて養護施設として認可され、群馬県前橋市に「少年の家」がスタートした。はじめは8畳2間だったという。」とある。「ここかつて」とは初期の頃の鐘の鳴る丘なのだろうか。

■廃坑の入り口塞ぎ葛の花

説明不要の一句。

■おじいちゃんとやんわりいはれ桜餅

ひらがなと漢字と句調が微妙にバランスしている。

■さやさやと麦になごめり風の神

ふと俵屋宗達の風神雷神図を思い出した。風を捉えるのは難しい。

■ただ一途さくらになりて観ていたり

「さくら」とは木のさくらか人のさくらか。不思議な句。

■秋の蠅打ち損ねしは齢かな

説明不要の一句。

■霜柱踏む童心をなほもてり
■夜桜の闇の向ふにある昔

説明不要の一句。

■稲妻の使ひきれざる空のあり

稲妻を空間的に見事に捉えている。

■すいっちょのかるく地球儀跳び越せり

発想の飛躍を感じる。

■秋の蚊の生命線を刺しにけり

難解。秋まで続く人と蚊の攻防。

■仁王の眼さけるでもなく鳥交じる

人界と鳥界の交叉。

■狸罠かけて古老の寡黙かな

難解の句。古老とともに寡黙の意味が深そうだ。

著者は警察界の人のようで、読む前に強面の警察官を連想したが、その期待は見事に外れた。本書の序で金沢義一氏が著者の「鴻毛の兵今生きて冬ごもり」という句を紹介している。また、「左遷され玄人はだし岩魚釣」という句から著者の人間性を振り返っている。著者の出征や社会の中の姿を知る。後書きには「父は厳しい気性を持っていた反面、ふだんは優しく繊細なところがありました。」と記されている。著者は本書の出版の作業を進める途上で死亡された。それ故遺稿集としてでなく、「句集 続 雑草」として著者の供養として出版されたらしい。一般書でなく非売品なので、供養としてじっくり読まれた事だろう。著者は全ての職から退き夫婦二人の生活に戻ったときが一番幸せであったようだ。それが、本書の冒頭から三首目の「あの世ともこの世ともなく日向ぼこ」に代表されているように感じられた。印象に残った句:「この村のたったの一戸蚕飼ふ」。俳句は四季、生活、自然等を写真のように写し、固定してくれる。作者の視点を通して。再び戻らない昔の面影を伝えるタイムカプセルでもある。一句一句が貴重だ。ともかく故人の意志がこうのように引き継つがれ実現されたことに敬意を表したい。

2011年12月 5日 (月)

老人の寝言:あきれたNHKの現状に未来はあるか

2011/12/5
昨日は晴れ。晴天だが北風がつよくなった。一昨日の雨量が25.5㎜。メダカの容器から水が溢れそう。溢れたかも知れないが、まだ子メダカは泳いでいた。容器交換の時水抜き穴を開けるのを忘れていた。まだ7~8㎜程度の子メダカも泳いでいる。錐で水抜き穴を開けた。餌やりの頻度は下がった。ともかく生き物は放置できない。屋外飼育で枯葉やゴミも容器に落ちる。餌になる物も落ちそうだ。

2011/12/4の天気

TAVE= 11.4
TMAX= 15
TMIN= 6.8
DIFF= 8.2
WMAX= 7.3
SUNS= 9.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  6.7  23:54
最高気温(℃)  15.5  00:01

老人の寝言:あきれたNHKの現状に未来はあるか

最近のNHKの動きを観て多くの視聴者が変調に気付いている。それほど変調がばれるのだから、その変調の原因があるのは明らかだ。その原因と理由を明かさずに物事をすすめる体質はまさに電力会社とうり二つである。異変の最大の原因は視聴者が目覚めたことを経営者が感づいたことだろう。放置したら自分の首が危ない。なりふり構わずその動きの鎮圧にかかっている事が現象として出てきてしまったのではないか。視聴者に媚びを売る、刹那的番組で縛り付ける、BSへ勧誘して視聴料のかさあげをもくろむ、コマーシャルを入れるetc。こんな底が透いた事をしているので地上デジタル放送は益々面白くなくなり、視聴者離れがすすむ。こんな結果を招くこと自体が経営者の責任だ。本末が転倒している。NHKの公共という理念が虎の皮に成り下がっている。まさにNHKも液状化寸前。対策はサービスの質を他のメディアが追従できないレベルまで向上させる事に尽きる。余所の真似事ばかりで、体質改善をしないかぎり視聴者は逃げてしまうだろう。電波で人は縛れない。

*****************************************
以下は久しぶりにCEEK.JPで「地デジ」を検索した結果(2011/12/4)。
地デジ移行ブームも完全に冷え切ってしまったようだ。

157 件の記事の 1 件目 ~ 100 件目 (重複1件は非表示です)

諸星和己が吉幾三“カバー”「地デ... (エンターテイメント) 06:00 スポニチ
生中継 (地方・地域) 03日 09:55 北海道新聞
最新オーディオからiPhoneアプリまで、気になる... (その他) 02日 12:23 impress
ネット通販の利用率が低い白物家電―定期調査「家... (電脳) 02日 09:00 internet.com
「ニコニコ実況」対応のPC用地デジチューナーが発... (電脳) 01日 22:25 impress
地デジの足音 第80回 “全録テレビ”と“全録レコ... (電脳) 01日 18:20 マイナビ
SSD販売が好調、ランキング上位を独占(2011年11月... (電脳) 01日 17:00 ITmedia
「地震」「汚染水」などがトップに Google『検索... (その他) 01日 14:12 マイナビ
ユニットコム、200万台記念の29,980円ノートPCなど (電脳) 01日 12:47 impress
カーナビの地デジ対応、「済んでいない」が5割超... (その他) 01日 11:37 マイナビ
回収ゴミでリラックス空間を作った大津市職員 (社会) 01日 10:42 読売新聞
地デジ放送開始/今日は? (社会) 01日 06:30 日刊スポーツ
[本日の一品]無線速度が最高速の全部入りルーター... (電脳) 01日 06:00 impress
東芝、ゴルファー向けのREGZA特設サイト開設 (電脳) 30日 17:24 impress
東芝、ゴルフは「レグザ」で--専用ウェブサイトを開設 (電脳) 30日 14:52 CNET Japan
【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第541回:ホー... (電脳) 30日 10:00 impress
「カーナビにテレビは必要ない」18.6%、SBIホール... (電脳) 29日 21:47 ITmedia
【ダイジェストニュース】NTT東日本、東京23区内の... (電脳) 29日 17:40 impress
地デジ非対応カーナビ所有者、8割弱が「地デジ対応... (電脳) 29日 16:20 internet.com
デジタルに力を!「Digital Youth プロジェクト」が... (電脳) 29日 15:25 マイナビ
グリーンハウス、地デジやワンセグに対応したDVDプ... (電脳) 29日 12:45 MdN Interactive
地デジ移行4カ月、カーナビの地デジ対応状況は? (その他) 29日 11:24 impress
10月の小売販売額1.9%増 3カ月ぶりのプラス (経済) 29日 09:47 日本経済新聞
【イニシャルB】第467回:IEEE802.11n/a/b/gに対応... (電脳) 29日 06:00 impress
「auかんたん決済」がWebMoneyとクレジットカード... (電脳) 28日 18:09 CNET Japan
通信事業者6社、「災害用音声お届けサービス」のガ... (電脳) 28日 17:40 CNET Japan
「LaVie S」が連続首位──PC秋冬モデルの売れ筋を... (電脳) 28日 17:00 ITmedia
LG、「CINEMA 3D」用にアランミクリデザインの3Dメ... (電脳) 28日 15:07 CNET Japan
グリーンハウス、地デジ/ワンセグに対応した9型 DV... (電脳) 28日 14:00 internet.com
グリーンハウス、地デジ・ワンセグ自動切り替え受... (電脳) 28日 13:01 マイナビ
グリーンハウス、地デジ搭載9型ポータブルDVD (電脳) 28日 11:46 impress
地デジ、ワンセグの受信切り替え可能なポータブルD... (電脳) 28日 11:43 CNET Japan
Microsoftのクルトワ氏がコンシューマ事業への注力... (電脳) 28日 10:32 impress
住民総意で地デジ断念 土佐清水市有永8世帯 (地方・地域) 28日 08:45 高知新聞
【男性編】『サザエさん』で気になっていること... (その他) 26日 11:00 マイナビ
“若者のPC離れ”を止められるか――WDLC、学生向... (電脳) 26日 00:00 ITmedia
楽天、今年のヒット商品に「生鮮食品」や「ガイガ... (経済) 25日 19:37 日本経済新聞
地デジ、ワンセグ放送、ニコニコ実況も手軽に楽... (その他) 25日 18:18 マイナビ
楽天、「楽天市場 2010年 ヒット商品番付」を発表 (その他) 25日 17:55 マイナビ
楽天、「楽天市場 2011年 ヒット商品番付」を発表 (電脳) 25日 17:15 マイナビ
2011年最も話題を集めた商品は2年連続で○○ - ... (その他) 25日 14:02 マイナビ
東芝、液晶テレビ「LEDレグザ」のバッテリ内蔵モデ... (電脳) 25日 12:15 RBB TODAY
2011年最も話題を集めた商品は2年連続で○○ - 電... (電脳) 25日 11:11 マイナビ
地デジ化に不満を感じている人は2.4%どまり―定期... (電脳) 25日 09:00 internet.com
スマホV2 注目商品ランキング (経済) 25日 07:25 東京新聞
パナソニック、「モバキャス」対応の携帯端末向けLSI (電脳) 24日 19:33 impress
話題・注目商品:1位はスマホ…11年、電通調査 (経済) 24日 19:08 毎日新聞
スマホ、LED電球…注目商品ランキング (社会) 24日 18:51 日刊スポーツ
2011年の話題・注目商品 スマホが2年連続首位に (社会) 24日 18:10 スポニチ
「それならSSDにします」──内蔵ストレージの売れ... (電脳) 24日 17:00 ITmedia
2011年話題注目商品の1位は2年連続でスマートフ... (その他) 24日 16:47 財経新聞
パイオニア、“EV専用”のTV/DVD内蔵7型カーナビ (電脳) 24日 14:52 impress
地デジの足音 第79回 “全録テレビ”と“全録レコ... (電脳) 24日 14:44 マイナビ
テレビは「チャンネル争い」から「再生争い」へ --... (電脳) 24日 14:30 internet.com
「ニコニコ実況」機能を搭載した、初めてのPC地... (その他) 24日 08:21 IBTimes
【Hothotレビュー】日本エイサー「Aspire S3-951-F... (電脳) 24日 00:00 impress
アイ・オー・データ、ニコニコ実況機能を搭載したP... (電脳) 22日 20:24 財経新聞
テレビを見ながら「ニコニコ実況」楽しめるPC用地... (電脳) 22日 18:58 ITmedia
地デジチューナー内蔵モデルが堅調に推移した10月... (電脳) 22日 15:15 RBB TODAY
アイ・オー・データ、ニコニコ実況も楽しめる地デ... (電脳) 22日 15:00 internet.com
アイ・オー・データ、TV視聴とニコニコ実況を1台... (その他) 22日 13:57 マイナビ
アイ・オー、業界最小・ニコニコ実況対応のUSB地デ... (電脳) 22日 13:48 impress
AndroidスマホでAV機器のリモコン操作・映像視聴・... (電脳) 22日 13:15 RBB TODAY
アイ・オー、ニコニコ実況に対応した地デジチュー... (電脳) 22日 12:00 MdN Interactive
ニコニコ実況機能を搭載--USBサイズのPCテレビチュ... (電脳) 22日 11:37 CNET Japan
アイ・オー、「ニコニコ実況」対応のUSB地デジチュ... (電脳) 22日 11:00 impress
アイ・オー・データ、TV視聴とニコニコ実況を1台で... (電脳) 22日 11:00 マイナビ
ニワンゴと協力して若年層へアプローチ――アイ・... (電脳) 22日 11:00 ITmedia
トップインタビュー(上) ジュピターテレコム 代... (経済) 22日 10:30 日本証券新聞
【大河原克行のデジタル家電 -最前線-】「EXILE展... (電脳) 22日 10:20 impress
【ネット流行語大賞2011】来月発表 ... (エンターテイメント) 22日 07:45 産経新聞
ヤマダ電機、海外メーカー商品に力 消費者ニーズ見... (経済) 22日 05:00 朝日新聞
今年最もはやった言葉はどれ? 「ネット流行語大... (その他) 22日 02:30 産経新聞
民生用電子機器、出荷額56%減 TV苦戦など響く、10月 (経済) 21日 20:25 日本経済新聞
デスクトップPC、アップル製品が2モデルランクイン... (電脳) 21日 17:00 ITmedia
無線遠視法 (地方・地域) 20日 10:22 北海道新聞
来月に金沢で地デジシンポ 北陸総合通信局 (地方・地域) 20日 03:05 北國新聞
テレビ売れず「三重苦」 北陸の家電量販店、... (地方・地域) 20日 03:04 北國新聞
県内景気「引き続き回復傾向」 日銀月例、生... (地方・地域) 18日 10:12 山形新聞
【西田宗千佳のRandomTracking】「シンプル」こそ... (電脳) 18日 09:35 impress
アイ・オー、Windows Home Server 2011搭載のSOHO... (電脳) 18日 06:00 impress
【山田祥平のRe:config.sys】そろそろWindows 8のこと (電脳) 18日 00:00 impress
ホンダアクセス、純正ディーラーオプション「ギ... (その他) 17日 19:09 impress
地デジの足音 第78回 2万円弱で、自宅のテレビはワ... (電脳) 17日 18:55 マイナビ
銘柄パトロール(2):大和工、長谷工、シャープ、... (経済) 17日 16:59 サーチナ
Inter BEE 2011--地デジへの移行が一段落、今年の... (電脳) 17日 14:57 マイナビ
ピクセラ(6731)は約8カ月ぶり安値 今期は51%営業... (経済) 17日 13:57 日本証券新聞
【特別企画】今からはじめるNASでエンタメ 映像編 ... (電脳) 17日 10:00 impress
ユニデン(6815) 地デジ特需に頼らない収益体質へ。... (経済) 17日 09:55 日本証券新聞
JVCケンウッド(6632) 野村証券で「Neutral」→「B... (経済) 17日 09:12 日本証券新聞
アイ・オー、転送速度約90MB/sの高速NAS「HDL-A」... (電脳) 17日 06:00 impress
内蔵ストレージの売れ筋、HDDの代わりにSSDが急浮... (電脳) 16日 17:00 ITmedia
イー・エム・エー、7インチワンセグPNDとシャー... (その他) 16日 14:57 impress
シャープ「フリースタイルAQUOS」で仕掛ける年末商戦 (電脳) 15日 18:51 CNET Japan
【ZOOM】地デジ移行3カ月 負担強い... (エンターテイメント) 15日 08:03 産経新聞
ようやく秋冬モデルが売れてきた ノートPCランキン... (電脳) 14日 17:00 ITmedia
銘柄パトロール:オリンパス、みずほFG、ソニー、... (経済) 14日 11:39 サーチナ
家電量販店株が高い、大手4社の上半期は軒並み2ケ... (経済) 14日 10:55 サーチナ
再送:指標予測=7─9月期実質GDPは前期比年率+6.... (経済) 14日 08:09 ロイター
157 件の記事の 1 件目 ~ 100 件目 (重複1件は非表示です) 次の100件 →

157 件の記事の 101 件目 ~ 157 件目 (重複3件は非表示です) ← 前の100件
地デジチューナー約1万台の部品、取り付けミス (社会) 11日 19:01 読売新聞
ダイジェストニュース(2011年11月11日) (その他) 11日 18:25 impress
再送:指標予測=7─9月期実質GDPは前期比年率+6.... (経済) 11日 14:17 ロイター
2011年流行語大賞のノミネート60語が発表 、「あげ... (経済) 11日 10:31 マイナビ
9月第3次産業活動指数は前月比‐0.7%、2カ月ぶり... (経済) 11日 09:04 ロイター
新語・流行語大賞ノミネート発表!「ぽぽぽぽーん... (電脳) 11日 03:14 RBB TODAY
マスプロ、停電時も10時間動作する9ch地デジ送信機 (電脳) 10日 20:08 impress
さんさんテレビに行政指導 地デジ放... (エンターテイメント) 10日 18:37 産経新聞
ダイジェストニュース(2011年11月10日) (電脳) 10日 17:50 impress
【ダイジェストニュース】玄人志向、80PLUS PLATIN... (電脳) 10日 17:40 impress
現代用語の基礎知識 「マルマル、モリモリ」「エ... (その他) 10日 16:37 産経新聞
モバイルレグザエンジン5.0搭載の「REGZA Phone T-... (電脳) 10日 15:47 ITmedia
再送:指標予測=7─9月期実質GDPは前期比年率+6.... (経済) 10日 14:09 ロイター
【個別銘柄】輸出や資源、設備投資、野村と大和、... (経済) 10日 12:19 Bloomberg.co.jp
バッファロー、PC用の地デジ/ワンセグチューナー「... (電脳) 10日 11:45 MdN Interactive
バッファロー、iPhoneやAndroid搭載のスマホがリモ... (電脳) 10日 11:15 RBB TODAY
街路柱に海抜ステッカー 遠別 (地方・地域) 10日 10:00 北海道新聞
【注目株】輸出、野村と大和、NTT、ヤマダ、クレセ... (経済) 10日 08:17 Bloomberg.co.jp
【データ箱】新語・流行語大賞、候... (エンターテイメント) 10日 08:03 テレビ朝日
NHK展開中 細やか情報…ネットにつ... (エンターテイメント) 10日 07:50 東京新聞
ヤマダ電、節電家電好調で最高益に 4~9月期最終45... (経済) 09日 23:56 日本経済新聞
【注目株】野村、NTT、ヤマダ、クレセゾン、ローム... (経済) 09日 19:03 Bloomberg.co.jp
バッファロー、フルセグ/ワンセグ両対応のコンパク... (電脳) 09日 18:05 マイナビ
パイオニア、9月中間の営業利益は17%増 売上減少... (経済) 09日 17:34 産経新聞
オリオン電機、USB HDD録画対応の22型フルHD液晶テ... (電脳) 09日 17:17 impress
バッファロー、高感度になった「ちょいテレ・フル」 (電脳) 09日 17:12 impress
価格高騰+在庫不足傾向で大混乱 現在のHDD売れ筋... (電脳) 09日 17:00 ITmedia
バッファロー、受信感度を高めた新「ちょいテレ・... (電脳) 09日 16:57 impress
軍事訓練のオンラインゲームで兵士をトレー... (中国・朝鮮) 09日 16:02 中国網
福山雅治さん初の3Dライブ映像、家電販売店のREGZA... (電脳) 08日 21:34 ITmedia
地デジの足音 第77回 2万円弱で、自宅のテレビはワ... (電脳) 08日 19:03 マイナビ
盗難カーナビ ネット転売増 出品数 4年で36倍 (地方・地域) 08日 10:02 西日本新聞
ジュピターテレコム(4817・ジャスダック市場) 顧... (経済) 08日 09:20 日本証券新聞
ケーズHD、最高益更新 9月中間決算 茨城 (地方・地域) 08日 02:13 産経新聞
サイレントアップデートな「MacBook Pro」、初登場... (電脳) 07日 17:00 ITmedia
年末商戦向けテレビ総括(1) “テレビ不況”とい... (電脳) 07日 14:18 ITmedia
スカパーJSAT ジュピター WOWOW 絶好調!有料チャ... (経済) 07日 10:30 日本証券新聞
ツクモ、小型BTOデスクトップ「Aero Mini」に高性... (電脳) 04日 18:00 マイナビ
コジマ:今中間期の純利益32億円、赤字から一転黒字... (経済) 04日 17:10 SFN
指標予測=7─9月期実質GDPは前期比年率+6.1%、... (経済) 04日 13:23 ロイター
東芝、テレビの映像技術を採用した「レグザPC」な... (電脳) 04日 12:30 RBB TODAY
地デジ難視、被災者困惑 山田の仮設、衛星放... (地方・地域) 03日 09:06 岩手日報
BD対応は……どうでしょう──今、光学ドライブを... (電脳) 02日 17:00 ITmedia
【連載】地デジの足音 第76回 「テレビが売れない!... (電脳) 02日 15:39 マイナビ
地デジの足音 第76回 「テレビが売れない!」は本当... (電脳) 02日 15:39 マイナビ
2つの3D立体視対応製品をチェック!PS3の3DもPSPも... (電脳) 02日 12:05 impress
クライマックスシリーズ マルチ編成... (エンターテイメント) 02日 07:55 東京新聞
メルコ、第2四半期の業績はほぼ横ばいで推移 ~タ... (電脳) 01日 14:39 impress
東芝、テレビ事業は上期赤字に。'11年第2四半期決算 (電脳) 01日 11:18 impress
北陸の融資2年1カ月ぶり増 自治体向けで地銀... (地方・地域) 01日 03:25 北國新聞
北陸の景気判断 「緩やかに持ち直し」 福井 (地方・地域) 01日 02:07 産経新聞
【特別企画】読者モニターレポート - Core i7搭載... (電脳) 31日 15:17 マイナビ
【連載】地デジの足音 第75回 「テレビが売れない!... (電脳) 26日 11:24 マイナビ
地デジの足音 第75回 「テレビが売れない!」は本当... (電脳) 26日 11:24 マイナビ
157 件の記事の 101 件目 ~ 157 件目 (重複3件は非表示です) ← 前の100件

2011年12月 4日 (日)

ざっそう句:田島邸

2011/12/4
昨日は雨後曇り。用事外出。あいにくの天気だったが有意義な一日。帰路同行させていただいた方のお宅で雑談。平成23年度群馬県功労者表彰を受賞された現県文化財保護指導委員。当地区の史談会会長としての活動も長い。なぜ歴史が好きなのかそのきっかけを尋ねると、歴史の試験で0点を貰った話をされた。当時、子供向けの歴史の本は余り無く、百科事典を真剣に読んで、定説だけでなく、
こういう説もあると異説のおまけも書いてしまったのが0点の理由だったとか。先生も教えたこと、質問だけに答えれば良いというタイプと、教えたことを基本に更に調査研究をさせた方が良いとするタイプが、半々位あると話された。勉強して0点では納得できないと、先生に掛け合ったら50点にしてくれたとか。歴史にはこれが絶対に正しいことがない。それが面白いのだそうだ。先日、三軒屋遺跡シンポジウムでもばったり出会った。老いて益々盛ん。幼少期の体験が大切な事を改めて知る。

2011/12/3の天気

TAVE= 9.3
TMAX= 15.5
TMIN= 5.2
DIFF= 10.3
WMAX= 7.7
SUNS= 0.4
RAIN= 25.5

最低気温(℃)  4.9  00:03
最高気温(℃)  15.5  24:00

ざっそう句:田島邸

■蚕飼う父母思い出す田島邸
■氷雨降り昔の蚕業繭籠もり
■先賢の蚕種の声は天の声
■幼蚕よ変身せよと師は諭し
■繭破れ未来の産業芽はそこに

2011年12月 3日 (土)

読みかじりの記:「特許のルールが変わるとき  知財大国アメリカを揺るがせた特許侵害事件「フェスト」」 高岡亮一 著 (2002年 日経BP社)

2011/12/3
昨日は曇り時々雨。終日寒い日であった。パソコンを置くスチールラックを修理。強いと思って体重を欠けたところ支えのパイプがグニャリ。金槌で叩き直す。外してあったXPパソコンのケースを付けた。夏からこの時期までケース無しで使ってきた。今年の夏は動作の不安定に直面したが、メモリーモジュールの接触不良だったようだ。その後は安定に動いている。ケースを強く押したらパワーSWのツメが外れて、ケースの中にSWが落果。狭くて工具も入らないので仕方なく、DVD取り付け金具を外して作業スペースを作ってからSWを取り付けた。今度は、CPUファンに配線が接触して異音が発生。何回かやり直しをしてようやく動作にこぎ着けた。おかげでDVD交換は出来そうだ。DVD-RAMを使いたいのだが。部屋の整理を始めたがほとんど進まず。

2011/12/2の天気

TAVE= 4.5
TMAX= 5.5
TMIN= 3
DIFF= 2.5
WMAX= 3.2
SUNS= 0
RAIN= 4


最低気温(℃)  2.9  07:06
最高気温(℃)  5.7  00:32

読みかじりの記:「特許のルールが変わるとき  知財大国アメリカを揺るがせた特許侵害事件「フェスト」」 高岡亮一 著 (2002年 日経BP社)

本書を手にした動機はTPP交渉という黒船を理解するため。本書が出版された前後に大きな出来事が起こっている。同時多発テロもその一つ。その周辺が特許事務所が多い地帯だと本書で知る。日本政府はアジアの成長を取り込むと意気込んでいるがTPPでアメリカとどのように向き合うのかその姿勢が見えない。昔の中国への朝見外交の延長をアメリカでしているようにもみえる。TPPでアメリカが第二の黒船を派遣するとなると、物量的な仕掛けではなく、もっと巧緻な仕掛けをしかけてくるのではないかとう予感があるのだ。それがまさに特許戦略ではないか。

「米国の特許制度;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%AE%E7%89%B9%E8%A8%B1%E5%88%B6%E5%BA%A6;(最終更新 2011年9月23日 (金) 20:04)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「米国の特許制度では、アメリカ合衆国の特許制度について説明する。 米国において特許制度について定めた法律は、米国特許法(35 U.S.C.、Title 35 of the United States Code)である。米国の特許制度は、先発明主義を採用するなど、日本をはじめとする他の国の特許制度と大きく異なる点を有してきた。ただし2011年9月、先願制度への変更を含む「リーヒ・スミス米国発明法案」(Leahy-Smith America Invents Act)が米議会で可決されたため、今後の動きに注意が必要である。」とある。

本書では、アメリカのフェスト社が日本の焼結金属工業株式会社(現社名SMC:SMC株式会社(エスエムシー - )WIKIPEDIA url=http://ja.wikipedia.org/wiki/SMC)を特許侵害を理由に提訴した事件を主軸に、アメリカの特許事情を織り交ぜて、この事件が特許制度の大きな転換点になることを解説している。その焦点となるのが、特許権が両刃の剣となる「均等論」である。そもそも、特許権は国が発明者に独占的に与える権利の一つだ。産業上の不公正な独占は独禁法が厳しく監視するが、特許法に基づく特許権はその独禁法に優越する権利を許す。その前提に、その発明の実施が社会に有用である事だ。一方、その特許を持たない第三者(公衆)は特許権者の特許権行使が事業の障害になる。特許裁判はその利害の衝突と言える。「均等論」とは許可された特許の解釈で権利を拡大できるという論拠となる。均等論は特許権者には有利に働くが、その特許から逃れようとするライバルには不利にはたらく。本書はその均等論が変質して行くさまを各種の裁判の経過を通して示している。

本書の横糸としては、アメリカの特許制度、弁護士、弁理士の数等々いろいろな特許事情を紹介している。また、アメリカの弁理士が、どのようにして弁理士になり、どのような仕事をしているか、弁護士のノルマ、弁理士事務所の大型化等の現実的な姿を描いている点も興味がある。ともかく、特許裁判はアメリカの弁護士、弁理士にとっては金になる仕事らしいことは事実のようだ。

「弁理士 (日本);http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%81%E7%90%86%E5%A3%AB_%28%E6%97%A5%E6%9C%AC%29;(最終更新 2011年11月12日 (土) 13:39 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「日本における弁理士(べんりし)とは、弁理士法で規定された産業財産権等に関する業務を行うための国家資格者をさす。」、~「このような懸念に対して、日本の現状では、資格要件が逆に規制緩和によってさらに簡素化されつつあり、ミスマッチが増大している。一方、急激な弁理士数の増加目標は達成され、弁理士登録年数5年未満の新人弁理士が40%を占める状態となっている。これにより、日本の弁理士数(7,500人)は、英国弁理士数(3,230人=1,730人+1,500人)、ドイツ弁理士数(2,300人)、およびフランス弁理士数(500人=230人+270人)の合計数(約6,000人)を大幅に上回っている。しかしながら、出願数比では、依然として米国はもちろん、欧州特許弁理士にも遠く及ばない(日本は7,500人/約40万件、米国は特許弁護士(Patent Attorney)約27,000人+特許出願代理人(Patent Agent)約8,500人=35,500人/約44万件、欧州特許庁への代理権保持者(大半が欧州特許弁理士)は8,500人/約14万件[12][13])。 2006年度からは科目合格制度その他の弁理士試験の緩和制度が整備された一方、合格率が50%近くから33%へと低下した法曹の増員ペースの鈍化の例もある。よって、今後の弁理士の増加のペースについては次第に明らかになるはずである[14]。」とある。

ともかく、アメリカの特許裁判が、特許の本質的な部分まで切り込んで、最高裁判決を塗り替えて行く様が本書で詳細に示されている。そのような点では日本はまだまだ国民の意識が低いのではと感じる。特許裁判に陪審制もあるのは驚きだ。弁護士、弁理士の質量という点でもアメリカ側の重厚さを感じる。特許の国家政策への反映そして、プロパテント、アンチパテントという二つの潮流があることも述べられいる。この二つの潮流も時代により変わる。特許権が余り大きくなりすぎれば産業も硬直化して、公衆の利益に反するようになる。知的所有権でグローバリズムが拡大するとその影響は計り知れない。マイクロソフトがあれだけの成長が出来たのもコピー防止の効果と無関係ではないだろう。コピーは自然界でも遺伝子の複製という形で実に正確に行われている。従って、本質的にコピーは禁止すべきものではないだろう。ソフトにしろ、新製品にしろ、普及の初期段階では、コピーが普及を助長する場合が多い。普及してからコピーを取り締まるのも何か不合理さが感じられる。パソコンのソフトコードそのものは、文字数字で書かれている。この万民公有の文字数字を使って無制限の利益を得ることにどれだけの正当性があるのかと思う。いかなるソフトでも製品でも社会の中で機能する産物なのだから自ずと制約があるべきだが、その境界がはっきりしない。現在米国アップルと韓国のサムスンが特許戦争をしているとの報道もある。

毎日新聞東京夕刊は、「知りたい!:アップルVSサムスン スマホ「特許戦争」激化 根底にジョブズ氏の怒り;url=http://mainichi.jp/select/biz/news/20111125dde001020034000c.html(2011年11月25日)」というタイトルで、「販売競争が過熱しているスマートフォン(多機能携帯電話)を巡り、特許訴訟合戦が激化している。日本でも10月、韓国サムスン電子が米アップルの新製品「iPhone(アイフォーン)4S」の販売差し止めの仮処分を申請した。しかし、実は攻勢に出ているのはアップル。背景には、故スティーブ・ジョブズ氏の「怒り」もあるというが--。」、「火種になったのは米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」。同社は、サムスンなどのメーカーにアンドロイドを無償提供している。アンドロイド端末を増やすことで、同社の収益源となるインターネット広告を拡大する狙いだ。アンドロイド端末の販売台数はアイフォーンの数倍に達し、中でもサムスンは7~9月に単独でアップルを超えたと見られ、端末販売で稼ぐアップルの脅威となっている。」と報じた。

今日では、生産力の向上で、世界市場はあっという間に飽和してしまう。そのシェアの奪い合いで特許が切り札になって来る。特許訴訟合戦もその業界にとっては追い風なのだろうが、TPPでアメリカの弁理士、弁理士、会計士云々という業界が役務の自由化という事で日本に乗り込んで来ることはないかとう点が気にかかるのだ。ともかく、特許収入は、特許の内容にもよるが、生産設備等への負担をあまりかける必要もなく、特許ビジネスのうま味を味わうと、生産を忘れてしまう可能性もある。物の開発・生産の出発点になる最初の知的生産物に特許の網を掛けてしまい、そこから収益を得る方が、泥臭い生産で利益を絞り出すよりはるかにスマートのように見える。

尚、21世紀知的財産権研究会ホームページには本書事件の判決の翻訳があり、「フェスト社 対 燒結金属工業株式会社
(Festo Corp. v. Shoketsu Kinzoku Kogyo Kabushiki Co.) アメリカ連邦控訴裁判所 No.95-1066
判決日:2000年11月29日;url=http://www.asahi-net.or.jp/~xf7y-kmt/fest.htm()」というタイトルで、「判決: 均等により侵害されたと判定されたStollとCarroll両特許のクレームエレメントは、Stoll特許の審査とCarroll特許の再審査の過程で関連のクレームに、クレームの範囲を減縮した補正により、追加された。上に説明した如く、Festoは、これらの補正が特許性に関連なくなされたとの説明をしていない。従って、その補正は審査経過禁反言を生じさせた。このような状況下、補正されたクレームエレメントについての均等域は認められない。拠って、それらのクレームエレメントには、均等による侵害は起こり得ない。均等の原則に基づき侵害されたとの該法廷の判決を、:破棄・逆転する。
訴訟費用:各当事者が、夫々自己の費用を負担するものとする。」と報じた。

本書の結論も判決について、どのような効果があるのかは詳述していないように思う。訴訟費用を見ると、この特許裁判は引き分けのようにも感じる。上記WIKIPEDIAの記事を見ると「米国の特許制度は、先発明主義を採用」と特許制度も変わりつつあるようだが、依然サブマリン特許が出てくる法律の抜け道が残っているとの事だ。サブマリン特許は浮上するタイミングを測っているのかもしれない。

京大ホームページは、「iPS細胞技術に関する米国特許2件目が成立;url=http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2011/111124_1.htm(2011年11月24日)」というタイトルで、「京都大学は、iPS細胞研究所(CiRA)の山中伸弥所長(物質-細胞統合システム拠点教授)の研究グループが世界で初めて樹立した人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell: iPS細胞)に関する特許について、出願を行っています。このたび、4つの遺伝子を用いてiPS細胞を作製する方法に関する米国特許(出願番号12/457,356、特許番号8,058,065)が1件成立しました。 京都大学は米国において、iPS細胞基本技術特許を1件成立させています(8月5日特許査定、11月1日特許登録、特許番号8,048,999)。今回の特許は、これに続き、2件目の米国特許となります。 山中伸弥教授のiPS細胞基本技術に関する特許は、本日までに、日本では3件成立しています。海外では米国に加えて、欧州、南アフリカ、ユーラシア、シンガポール、ニュージーランド、イスラエル、メキシコ、香港で成立しました。」と報じた。

特許もグローバル化が進とその影響力は計り知れないほど大きくなる。自分が注目している京大のiPS細胞に関する特許は米国で2件目が成立したとの事だ。特許競争は公正かつ公開が原則だろう。重要な基本特許が、その技術が陳腐化してからある日突然出て権利を主張されると、それこそだまし討ちになる。米国とはそういう唯我独尊の国なのだろうか。その可能性は残されている。疑念は未だ解消しない。本書でフェスト訴訟事件の推移を見ると、明らかに均等論の修正が行われ、特許権の拡大を制限したものと理解できた。一連の裁判が収束するまで10年以上かかり、その裁判のなかで色々な意見の激突があった。それだけ、この均等論の本質は奥深い物らしい。でも、割り切れば、コピーしようとする側とコピーさせまいとする側という二つの主体の対立でもあろう。それがアップルとサムスンで現に起こっている。フェスト事件の最高裁判決も結局、米国という国家方針が反映されたようだ。国に知的所有権に関する基本戦略がなければ、国際化する特許戦略でも後手にまわるのではないか。

*************************

追記(2015/4/4):「読みかじりの記:「特許のルールが変わるとき  知財大国アメリカを揺るがせた特許侵害事件「フェスト」」 高岡亮一 著 (2002年 日経BP社)(2011年12月 3日 (土))」の記事がランキング10位に入った。このような記事がこの時期にランキング入りする事は全然予想しなかった。読み返しても本の内容は直ぐに思い出せない。ただ当時、TPP交渉は比較的世間の関心が薄いが、日本の将来にとって重要な問題だという見立てをして本書を手にしたのは覚えている。TPP交渉は、一種の秘密交渉とされており、交渉の内容が正確詳細に伝えられていないという懸念が交渉開始から問題視されていた。これは、交渉当局にとっては、非常に便利な口実で、交渉の成果や進展をPRして、期待を待たせるが、合意は先送りされるという、参加国が隠れ蓑として使えるツールに過ぎないのではないかと当時思った。以来、未だいつ合意するかもはっきりしない。ただ、当事国として気を抜くと、いつのまにかババを掴まされているという恐ろしさもあると思う。それが、日本外交の特技に見えてしまうのだ。多分、目先の浮沈しか考えられない政治家は、本気で取り組まない課題ではないか。それが、我が政治家の特技なのかもしれない。

Googleでキーワード「TPP交渉 知的所有権OR知的財産権」を検索(https://www.google.co.jp/webhp?tab=ww#q=TPP%E4%BA%A4%E6%B8%89%E3%80%80%E7%9F%A5%E7%9A%84%E6%89%80%E6%9C%89%E6%A8%A9OR%E7%9F%A5%E7%9A%84%E8%B2%A1%E7%94%A3%E6%A8%A9)。

最近のSTAP細胞事件でも、STAP細胞に関して出願された国際特許が科学的発見・発明に伴う利権の側面として存在していたが、その特許に迫る問題を本気で真剣に追及したメディアは少なかったと思う。多分、その英語特許をまともに読める記者もいなかった・少なかったのではないか。

現役時代、外国企業との技術契約で、英文契約書に向き合った事があった。大抵、先方企業が原案をぶつけてくる。ここで、すでに攻めと守りの枠組みができてしまう。大抵、原案は先方企業にとって、最大限有利に書かれているのだ。それを、交渉で少しだけ譲歩させてシャンシャンとせざる場合もある。相手側が出してくる、契約書自体が先方企業の知的所有権の固まりのように感じる事もある。

残念だが、TPP交渉では、交渉相手国からどのような条件が突きつけられているか正確に知らされていないのだ。江戸時代の、不平等条約の二の舞を、その150年以上も後に再度味わう可能性も無きにしもあらずではないか。

*************************

BLOG TOPの 「アクセスランキング」へ飛ぶ

ページ先頭へ飛ぶ

2011年12月 2日 (金)

老人の寝言:いつまでたっても堂々巡りの冷温停止

2011/12/2
昨日は曇り。未明に少し降雨。日中でも7℃台の寒い天気だった。外出。ついでにウインドショッピング。目的もなくぶらりと入ると新しい発見がある。95円均一というコーナーもあった。100均より10円安い。衣料店でループエンドを発見。ヒモ輪を閉じる用具らしい。麦わら帽子の顎ヒモの処理に使えそうなので買ってみた。ループエンドとはなんじゃ。日本語で何というのか。辞書で「ループエンド」をあたったが該当なし。ループ=輪、エンド=端で超直訳すれば、輪端具。英語辞書にもないので和製英語?コンピュータ用語では演算ループが終わることらしい。ともかく、ぐるぐる巻きになっている尻尾をきっちり処理するには「ループエンド」にしたい。その最大の課題が福島原発事故の冷温停止。

2011/12/1の天気

TAVE= 7.1
TMAX= 9.4
TMIN= 5.7
DIFF= 3.7
WMAX= 6
SUNS= 0
RAIN= 2

最低気温(℃)  5.6  20:35
最高気温(℃)  10.3  00:03

老人の寝言:いつまでたっても堂々巡りの冷温停止

最近になって、気になるニュースが流れた。東京電力福島原発事故の問題となっている原子炉の内部状態だ。現在は原子炉の暴走を防ぐために原子炉を冷温停止状態に持って行く事を最大の目標に工程表が組まれている。その課題が注水と排水。放射性物質を含んだ排水が多くなるとその保管と処理が大変になる。注水を減らせば冷却効果が低下して原子炉が暴れ出す。注水と排水はトレードオフの関係になる。

NHK NEWS WEBは、「燃料溶融 廃炉には厳しい課題;url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111201/t10014325321000.html(12月1日 5時19分)」というタイトルで、「東京電力は、福島第一原子力発電所の事故でメルトダウンが起きた1号機から3号機について、溶け落ちた燃料が原子炉の底を突き破り、格納容器の底を浸食するまで広がったという解析結果を示しました。今後の廃炉に向けて、格納容器の底にまで広がった燃料を取り出さなければならないという世界でも例がない厳しい課題を突きつけられたことになります。 東京電力は、福島第一原発の1号機から3号機で、メルトダウンで溶け落ちた燃料の状態を調べるため、原子炉への注水や温度の変化から解析しました。このうち1号機では、最悪の場合、溶け落ちた燃料のすべてが原子炉の底を突き破り、格納容器に落下して、格納容器の底にあるコンクリートを溶かし、65センチの深さまで浸食したと推定しています。コンクリートは最も薄いところでは、格納容器の鋼板まで37センチしかないということで、事故の深刻さが改めて浮き彫りになりました。また2号機と3号機でも、最悪の場合、それぞれ57%と63%の燃料が格納容器に落下し、2号機で12センチ、3号機で20センチの深さまで格納容器の底のコンクリートを浸食したとしています。1979年に起きたアメリカのスリーマイル島の事故では、溶けた燃料が原子炉にとどまっていて、今回の解析結果は、福島第一原発の今後の廃炉に向けて、格納容器の底にまで広がった燃料を取り出さなければならないという世界でも例がない厳しい課題を突きつけたことになります。東京電力は、格納容器の底には水がたまり、燃料は冷やされているので、コンクリートの浸食は止まっていて、年内を目標にしている原子炉周辺の温度が100度を安定して下回る「冷温停止状態」の達成に影響はないと説明しています。しかし、1号機の格納容器の底には水が40センチほどしかたまっておらず、燃料を安定して冷やせるかどうか不透明で、「冷温停止」の判断ができるか疑問を残す形になっています。」と報じた。

東京電力の発表は、重大な事実を隠し、軽微な順から発表する傾向が強い。その論拠が原子炉の中が直接見えないからというのだから世人をこれほど馬鹿にしている事はないのではないか。原子炉の状態は間接にしか把握できないのだ。その正確な状態を把握するためには観測された全てのデータと全ての科学技術的な知見を動員しなければならない。解け落ちた核燃料が、コンクリートを溶かし、「格納容器の鋼板まで37センチ」に迫っているという事は、さらにその影響を精密に分析しなければならない事を示している。更に、「1号機の格納容器の底には水が40センチほどしかたまっておらず」という事は何を意味しているか。高温でコンクリートがボロボロになり、更に地震で格納容器に亀裂が入っていれば、高濃度の放射能汚染水が地下に漏れ出すのは目に見えている。「1号機の格納容器の底には水が40センチほどしかたまっておらず」という事は水収支を考えて異常と思わざるを得ない。

url=http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/plant/2/231125-2-7.pdfによる1号機の状態。
福島第一原子力発電所 プラント関連パラメータ(水位・圧力・温度などのデータ)

原子炉注水状況:給水系ラインを用いた淡水注入中。流量7.7m3/h(11/18 5:00 現在)
原子炉圧力容器まわり温度:まわり温度給水ノズル温度:34.6 ℃、圧力容器下部温度:35.6 ℃
(11/18 5:00 現在)。

福島原発事故を起こした1号機原発は、使用期間が40年と最も古く、老朽化が進んでいると見られ、最も危険な状態にあるのではないか。まだ熱交換機による循環冷却系は稼働していないようだ。そうなると、注水量から、蒸発、炉内貯留、排水各量を差し引いた残りが、外部環境へ流出している事になる。炉内温度が低いとは蒸発量は相対的に少ないだろう。シミュレーションでは炉内の水位も低い。そうなると、外部環境へ流出している量が多いと言えないか。今回の東京電力の発表は、工程表第二ステップの見直しや尻まくりをするための露払いのようにも見える。そうなると、工程表第二ステップは何だったのかということになる。又堂々巡りが始まり、「ループエンド」にはならないのではないかと気にかかる。

検索サイト

NANDA?⇒物臭検索

  • ラベル(タイトル):最初は何も分からない
    なんだこりゃ?作成当時の記憶

エネルギー関係

ウェブページ

更新ブログ

PHOTO2(写真集)

  • Iob_fujijyuukouentotu
    たまたま出会ったもの2

PHOTO4(写真集)

  • Iob_minitomatodaruma
    果樹・野菜・花等

PHOTO5(写真集)

  • Iob_senteihasami_funsitu_sabi
    現在使われなくなった機器、農具、ガラクタ等。

PHOTO6(樹木等)

  • Iob_sendan_kiru_2013
    樹木の縮伐カット&トライetc

PHOTO7(写真集)

  • Iob_kaiko_ga_gazou
    BLOG関連写真2
フォトアルバム

MIKAN KUN

  • 赤城連山MAP
  • Fight_Fukushima
  • ISESAKI_PIGEON
  • MIKANKUN

Copyrighit

  • © Copyright 2006-2024  af06.kazelog.jp  All rights reserved.

健康関係:リンク&検索等

Favorites2

Favorites

Favorites3

Favorites4

やさしい科学・SCIENCE

  • 日経サイエンスのウェブページ
    「日経サイエンス」とは:「日経サイエンス誌は,1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。」
  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

ISESAKI  有情2

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

外国の博物館・美術館 外国語・国際関係(リンク)

TOOLS

地域産業・機関

地域興し関連情報

MEMO_TL_TEST

  • TOP PAGEの 「アクセスランキング(2015/6/8より表示再開)」へ飛ぶためのラベル
  • TEST END
    TEST_H23/10

アクセスランキング

リンク:ページ先頭へ飛ぶ

写真集へのリンク

MEMO 海外の博物館・美術館

  • https://www.artic.edu/collection?place_ids=Japan&page=6
  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)