ツルよ 飛んでおくれ:初めて訪問した桐生市の有鄰館とはどんな場所
2014年9月20日(土)
昨日は晴れ後曇り。最高気温(℃) 25.2 13:59。最低気温(℃) 13.9 05:32。ざっそう句:蝉の声 弱く絶え絶え 彼岸入り。キャベツ二回目を播種。一回目はまだ双葉だ。葉牡丹の播種。二袋@108だが種子が少ない。苗箱に播く。宮重総太り大根播種。青首品種。東西畝にする。大根はスイカの後作。雑草除去に半分以上の労力がかかる。全部手仕事。寒暖の差が大きくなり体調が良くない。白菜の苗にモンシロチョウガ産卵している。本葉二枚程度だ。産卵のタイミングは上々だろう。防虫ネットをかければ食害を防げるだろうが。かみさんがベニアズマの初物をレモン煮にした。イモが上手にできれば美味しさも格別だと思うが、イモの品質がばらつきすぎている。シソの実も収穫時期を迎えているようだ。昔は、オヤツにシソの実を入れたヤキモチを食べた記憶がある。間食もエネルギー補給と体力回復に必要だった。現代は体力は使わずエネルギーは摂りすぎの時代だ。
2014年9月19日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 19.9 | NO DATA |
TMAX= | 25 | 最高気温(℃) 25.2 13:59 |
TMIN= | 14.6 | 最低気温(℃) 13.9 05:32 |
DIFF= | 10.4 | |
WMAX= | 4.1 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.8(北北西) 11:09 |
SUNS= | 6.6 | NO DATA |
RAIN= | 0 |
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ツルよ 飛んでおくれ:初めて訪問した桐生市の有鄰館とはどんな場所
おりひめバスの料金はどれだけ乗っても一回200円のようだ。一方、おりひめバスの一日自由乗車券は500円で全路線何回でも乗り降りできる。従って、3回以上乗り降りするなら一日自由乗車券の方がお得という事になりそうだ。
先日は、桐生の梅田ふるさとセンターへ行きそばでも食べようという事になった。そこで、行きは桐生駅から一路梅田ふるさとセンターへ向かった。帰りは、伊勢崎市のあおぞらバスの最終便に間に合うように時間調整。そこで、途中下車をしたのが有鄰館前。
下車すると丁度、市内循環をしている電気自動車のMAYU-BUSが停車していた。写真を撮らせて貰うと、ついでにマユバスを背景に写真をとりましょうと、バスの乗降係の人がシャッターを押してくれた。おまけに有鄰館の説明もしてもらった。
WIKIPEDIA「有鄰館。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E9%84%B0%E9%A4%A8)」
有鄰館の南側の店先に、大きな釜があり、その中に睡蓮が植えられていた。内心、その大釜に興味を覚えた。そこで、バスの乗降係に聞くと、近江商人の矢野商店は手広く商売を営んでいて、盛時には染料も扱っていたとの事だ。何気なく店頭に置かれているある大釜は、その染料を煮るのに使われた物だそうだ。桐生織物と関係があったのだ。そう言えば、有鄰館の前に下車した群馬大学理工学部も、その前身は大正4年に創設された桐生高等染織学校にまで遡るのだ。設置された学科が染色科と紡織科。
意外な物から「桐生は日本の機どころ」を実感させられた。有鄰館の中では、「工芸手仕事展」が開催されていた。木工を展示していたブースの人と立ち話。もう80才以上だが現役で木工をしているとか。箸を作る治具に見とれて、自分も現役時代にトランジスターを測定する治具を作ったと話すと、職人の共通性があったのか、自分は群馬県の技能士の草分けで、技能士制度が出来た翌年に技能士資格を取得し、技能士会の会長もしていたと、古い名刺を見せてくれて色々な話をしてくれた。弟子に、歯科医がいて、その人の小さな耳かき等の作品を見せてくれた。歯科医はドリルなど良い道具を持っているのだとか。木工の技術は、地域の家具店で習得したとの事だ。終戦後で、当時の家具はすべて手仕事で作ったとの事だ。意外な所に意外な人が居るものだ。