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2014年10月

2014年10月31日 (金)

がんばれ! ふくしま:福島県知事選挙から見える未来

2014年10月31日(金)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 21.0 14:08。最低気温(℃) 4.8 06:14。朝の気温が低くなった。初霜が近くなった。ざっそう句:第九狂 もう始めてる 切符売り。AM用事外出。ヒマだからゆっくりしてゆけと言われ長話。昔話を聞くが、横には伝わるが、縦には伝わりにくい。帰宅してササゲの脱粒。全部終わった。次は選別だ。種子もピンキリ。PM来客。柿とシーカーシャを数個。先日、知り合いが第九の切符を持ってきた。かみさんは断りきれないのか数枚買ったようだ。転売するつもりか。今年も第九ヤモメになりそうだ。白菜が巻き始めた。昔は、白菜や大根を漬け物にした。冬の保存食だ。白菜は二種類種を播いた。キムチ用も播いたはず。キムチでも作ろうか。

2014年10月30日の天気(AMEDAS)

TAVE= 13.6 NO DATA
TMAX= 20.9 最高気温(℃) 21.0 14:08
TMIN= 5.3 最低気温(℃) 4.8 06:14
DIFF= 15.6
WMAX= 2.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.0(西北西) 22:02
SUNS= 10 NO DATA
RAIN= 0

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がんばれ! ふくしま:福島県知事選挙から見える未来

東北地方太平洋沖地震に起因する、東北三大災害:地震、津波、福島第一原子力発電所事故から、3年7ヶ月以上過ぎた。その間に、御嶽山の噴火による未曾有の災害も起きた。東北三大災害も日毎に記憶から遠くなりそうだ。今年で、中越地震から10年が過ぎた。

WIKIPEDIA「新潟県中越地震。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E5%9C%B0%E9%9C%87)」このきじによれば、「新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)は、2004年(平成16年)10月23日17時56分に、新潟県中越地方を震源として発生したM6.8、震源の深さ13kmの直下型の地震である。」

この地震は、自分の人生の出来事と重なり、記憶に残っているが、それさえも時々忘れてしまいそうになる。最近、テレビでも関連情報が流された。

NHKは、「新潟県中越地震10年 土砂崩れ現場で献花。;http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141023/k10015630541000.htmlurl。(10月23日 11時56分))」というタイトルで、「新潟県中越地震の発生から10年となった23日、当時土砂崩れに巻き込まれた2歳の男の子が奇跡的に救出された長岡市の現場には、朝から地元の人たちが訪れ、亡くなった男の子の母親と姉を悼んで花を手向けました。」と報じた。

この時は、救出の様子がテレビで流されていたと思う。また山古志村が孤立した事も思い出す。日本は至る所災害が起こる可能性がある。その災害は山村だけに起こるわけでも無く、大中小の都市でも起こりうるのだ。最後の山古志村村長が、その後政治家になったのを思い出した。

WIKIPEDIA「長島忠美。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B3%B6%E5%BF%A0%E7%BE%8E)」

町村長と言えども、政治家には変わらない。当然、市や県の行政トップも政治家だ。福島原発事故の時、原発に近い双葉町は思い切った避難対策をとった。原発事故の時、どのような避難対策をするか、首長判断には重い物があるだろ。双葉町前町長が、今回の県知事選挙に立候補したのを知って、その行方に注目していた。

前町長の対策の是非は、簡単には決定できない。今後の歴史の中で評価されてくるのであろう。ただ、放射性物質の飛散状況が正確に分からない状況では、安全側の対策が不当だという論拠は成立しないのは明確だ。すでに、原発事故や原子爆弾で放射性物質の与える被害は証明されているのだから。

「がんばれ! ふくしま:福島県双葉町の未来を選ぶのは町民以外にいない(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/01/post-9eeb.html)。(2013年1月26日 (土))」

今回の、福島県知事選挙の投票率は前回より向上したようだ。ただ、原発立地地域の投票率が5%以上減少した地域があるのに気付いた。やはり、民意は小さな変化ではあるが、変わっているように感じた。また、原発立地地域で前双葉町町長の得票数が、他の地域よりも高い結果となっているように見える。当然、相乗りの前副知事の得票数が数倍高いのだが、前双葉町町長の得票数が有意に高い点は無視できないだろう。以下の表は、福島県選管のデータから作成した。

福島県県知事選挙結果(地域・候補者別得票率)(PDF/295K)=

FUKUSIMAKENNCHIJI_SENKYOKEKKA_20141026.pdfをダウンロード

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2014年10月30日 (木)

ツルよ 飛んでおくれ:桐生は日本の機どころ:群馬大学理工学部の古い物見学!

2014年10月30日(木)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 21.6 14:34。最低気温(℃) 8.2 05:21。ざっそう句:落ち葉散り かそけく鳴くや 雨蛙。タマネギ苗床除草。ササゲの脱粒続行。ササゲの種子が入る莢の中の部屋数は最大で16個のようだが、完全な莢はほとんど無い。一つの莢に入る種子数は0~16の範囲で分布するが正規分布ではなくポアソンに近いように感じる。ササゲの長い莢は直線にならず、物を捧げる腕の形のように軽く曲がる。このような外形上の特徴を捉えたのがササゲという語源ようだ。デジカメで開いた莢の部屋を撮影しようとしたが莢が捩れて裏表が出てしまう。種子が熟してから出来るだけ広い範囲に拡散させるためには莢を一種の種子放出器として使うのが植物の知恵のようだ。ホウセンカ、カタバミなどでは種子が良く飛ぶ。子供の頃は、爆ぜる莢で遊んだ記憶がある。雨蛙、コウロギ、蚊の鳴き声や羽音は、どれも小さくかすかになりつつある。

2014年10月29日の天気(AMEDAS)

TAVE= 14.3 NO DATA
TMAX= 21.4 最高気温(℃) 21.6 14:34
TMIN= 8.4 最低気温(℃) 8.2 05:21
DIFF= 13
WMAX= 6.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 11.1(北西) 10:10
SUNS= 10.4 NO DATA
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ:桐生は日本の機どころ:群馬大学理工学部の古い物見学!

少し前、桐生散策で、織り姫バスに乗り、梅田方面に出かけた。「織り姫」も何やら桐生らしい名付けである。帰路、古い地図に「オノサト・トシノブ美術館」が桐生女子高校近くあるらしいので、近くのバス亭で途中下車。美術館まで歩くと、敷地がチェーンで囲まれていた。

Iob_gundai_rikougakubu

売店で聞いたら、いつも閉まっているようだと話してくれたので、あきらめてその東方を流れる桐生川を眺めて引き返した。「オノサト・トシノブ」を紹介するサイト=http://www.ktv.ne.jp/~hokura/newpage3.htm;によれば、長期休館中らしい。建物はまだ健在である。売店の人も、開館中か関心を持って見ていたようだ。

上記サイトによれば、オノサト・トシノブは桐生と浅からぬ縁がありそうだ。それでこそ、「オノサト・トシノブ美術館」なのだろう。一度見た人なのか、オノサト・トシノブの作品は具象画じゃないよという話も聞いた。前衛作品らしいが、上記サイトの画像を見ると織物の模様にも見え、曼荼羅にも見える。時代は変わった。今なら、オノサト・トシノブの絵を見たいという人も相当いるのではないか。

バスを待つより、次の停留所まで歩く事にして、桐生女子高校近のクラブ室を横目に重い足で緩い勾配を下った。疲れたので休もうと、群大工学部の北側の門から中へ入り、生協の食堂前のベンチで一服。残念だが、学食は休業で食べられず。構内の学生もまばらであった。群馬大学工学部は、理工学部に衣替えしたばかりだ。工学部の前身が桐生高等工業学校。それが、生まれる背景に、上毛カルタの「桐生は日本の機どころ」という、織物技術への要求が大きかったのだろう。

WIKIPEDIA「桐生高等工業学校。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%90%E7%94%9F%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1)」

一服して、構内の目立った物をデジカメに納めた。ヒマラヤスギの大木、煉瓦の正門、工業会会館になっている旧桐生高等工業学校本館・講堂の一部である。ヒマラヤスギは根元から枝が分かれ、向こう側が見えるくらいに良く手入れされている。また、池には鯉が泳いでいた。正門を出ると、直ぐ近くにバス亭がある。そこを、自転車に乗った女子高生が颯爽と走り去って行った。

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2014年10月29日 (水)

日々農天気:かき菜が発芽!

2014年10月29日(水)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 18.2 13:59。最低気温(℃) 10.0 06:03。ざっそう句:木枯らしに 自転車倒れ 帽子飛ぶ。ササゲ半分以上脱粒。老人モードで用事外出。木枯らし一号か、風が強い。車が少ない道を選ぶ。デジカメ撮影で自転車を止めてブラブラ。戻ると自転車が無い。実は風で転倒していた。夕方、アメリカセンダングサを三角ホーでなぎ倒した。開花中なので、今が駆除のチャンス。太い茎が倒れ、それが地面を這い側枝を上に伸ばしている。棲息圏を広げる植物の知恵か。太い茎はナタ鎌で叩き切った。庭の片隅のにある白のサザンカが咲き始めた。自働蒔き大根を一本収穫。焼きサンマと大根下ろしで一時の秋らしさを味わう。一時漁獲量が少なく新サンマが高値を付けていた。平年の価格水準に戻っているのだろう。

東京管区気象台:「平成26年10月27日に東京地方で「木枯らし1号」が吹きました(2014.10.28) (http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/koho/hodo/kogarashi2014.pdf)。」
気象庁:「東京地方の木枯らし1号(http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/kiroku/kiroku/data/47.htm)。」の記事。

2014年10月28日の天気(AMEDAS)
27日:最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 18.1(北西) 19:08
28日:最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.4(西北西) 01:13

TAVE= 13.6 NO DATA
TMAX= 17.8 最高気温(℃) 18.2 13:59
TMIN= 10.1 最低気温(℃) 10.0 06:03
DIFF= 7.7
WMAX= 6.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.4(西北西) 01:13
SUNS= 10.3 NO DATA
RAIN= 0

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日々農天気:かき菜が発芽!

先日、かき菜の種子を蒔いた。晴天の後に、降雨がありようやく発芽した。種子が小さいので、均一にまくのが難しい。農家のプロは、ポットに播く時、小さな種子でも、正確な粒数でまくそうだ。

Iob_kakina_hatuga 
その点、自分の種蒔きは、かなり雑と言える。ともかく、蒔く面積が決まると、目分量で蒔き始め、最後の方で、余りそうだと密播き、不足しそうだと粗蒔きにしてしまう。

ようやく双葉が見えてきたが、同時に雑草も芽を出している。かき菜は、雑菜としても生えてくるが、雑種となり人気が無い。今回は購入した種子を蒔いた。

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2014年10月28日 (火)

日々農天気:ホウレン草が育ってきた!

2014年10月28日(火)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 26.0 13:33。最低気温(℃) 12.4 23:50。ざっそう句:SLが 今凱旋か 汽笛鳴る。ササゲの脱粒。退屈な仕事だ。少しずつこなす。シュンギク、ホウレンソウ、サニーレタスの除草。通路沿いのアメリカセンダングサを引き抜く。花が咲き、一部実が付いている。汽笛の音が二回ほど聞こえた。両毛線の記念行事でSLが運行したようだ。線路があればSLやディーゼル機関車は運行できる。今年は超伝導リニア新幹線が着工された。巨大技術であるが磁気が人体に与える影響は解明されているのか。在来新幹線、航空機との競合等々未知の歌題も多いと思われる。利用者の支持が得られなければ超音速機コンコルドと同じ運命をたどる可能性もある。ところで、電気機関車なら停電の時は線路を惰性で走行して摩擦で停止するだろうから過酷事態に安全側の経路をたどると推定される。一方、リニア新幹線で停電が起きた時、磁気浮上は100%保証されるのか。当然バックアップ電源も装備されると思うが、供給エネルギー無しで、安全な着地は可能なのか。福島原発事故を教訓にリニア新幹線の安全の再評価はされたのか気になる。WEB情報によると、昨日の汽笛は、11月3日本運転の試運転のようだ。

YOUTUBE:「2014年10月27日 両毛線SLシルク号試運転初日(C6120):2014/10/27 に公開: 両毛線SLシルク号試運転初日です。場所は、わ鉄の下新田駅ホーム端からです。;(http://www.youtube.com/watch?v=91PY4TWB_vY)。」とある。

2014年10月27日の天気(AMEDAS)

TAVE= 17.4 NO DATA
TMAX= 24.8 最高気温(℃) 26.0 13:33
TMIN= 12.6 最低気温(℃) 12.4 23:50
DIFF= 12.2
WMAX= 10.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 18.1(北西) 19:08
SUNS= 6.2 NO DATA
RAIN= 0

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日々農天気:ホウレン草が育ってきた!

今年、ホウレン草を播種した区画は昨年とほぼ同じ場所。ホウレン草はアルカリ性を好むので、苦土石灰を散布せよと種袋に書かれている。昨年は、収穫せずに薹立ちしてしまった。

Iob_hourensou_2014 
土壌は酸性気味らしいが、昨年そこそこ育ったので、今年も石灰や元肥は無し。畝により発芽状態が異なるのは、日射と乾燥の関係らしい。良く育っている部分は、やや日陰気味で、乾燥が少なかったようだ。

均一に発芽させるために、種子を一晩くらい水に浸すようにするのが良いらしい。以前、渋川で見たホウレン草畑と比べると、技術に雲泥の差があるのがはっきりする。我が畑は、全部手仕事だ。

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追記(2014/11/1):本記事が記事がランキング9位に入った。世の中には奇特な人がいるようだ。実は、昨年までホウレンソウはもらい物で間に合っていた。今年は、それが期待薄な状況になっている。少しでも収穫出来れば、かみさんにたいする株が上がるのではないかと、下心を持って日々草むしり。かみさん曰く、豚もおだてりゃ木に登る。お互い、おだて合っても仕方が無いと~。今度は、かみさんをおだてて草むしりをさせようか。福島原発事故の時、露地野菜のホウレンソウやかき菜で規定以上の放射能が検出されて、ホウレンソウやかき菜は出荷停止になった。露地野菜は、設備投資が少ないので零細農家にもできる。価格も相対的には安い。それを承知していたのかは分からないが、某県知事は、野菜が安全だとキュウリを丸かじりするというパホーマンスを演じた。俺を馬鹿にするなと思った農民もいたのではないか。キュウリはハウス栽培が常識だ。今年は大雪でハウスが倒壊し、キュウリの値段が高かった。霜も雪も降る三月にキュウリを露地栽培できる技術があればノーベル賞級の発明になるだろう。

「かみつけ女流歌人 雅:陶の鉢(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-970a.html)。(2011年3月23日 (水))」

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2014年10月27日 (月)

日々農天気:自働蒔き大根を収穫!

2014年10月27日(月)
昨日は晴れ後小雨。最高気温(℃) 23.2 13:44。最低気温(℃) 11.2 05:56。ざっそう句:開票後 直ぐ当確が 出る不思議。AM隣組活動。夕方来客。ササゲの莢を天日乾燥。午後一部脱粒。雨が降りそうなので取り込む。ホウレンソウ、シュンギクの除草。シュンギクは本葉1~2枚。何とか他の雑草と区別がつき始めた。雑草は、雑菜、ホトケノザ、カラスノエンドウが目立つ。柿を収穫。デジカメデータファイルを整理。必要な画像データを探すのが大変だ。福島県知事の投開票が行われた。主要政党が相乗りした前副知事が当選したようだ。見方を変えれば、中央政党が政党理念を放棄し、地方政治・利権へへ介入しゃぶりついた構図を示したように見える。県民の本当の意識を知りたいところだ。投票中の投票数は前回よりやや増加したらしい。その増加分が意識の変化を示すのか。地方、地方と地方がもてはやされているが、地方が金縛りで痴呆状態ではどうにもならない。

2014年10月26日の天気(AMEDAS)

TAVE= 17.4 NO DATA
TMAX= 22.3 最高気温(℃) 23.2 13:44
TMIN= 11.3 最低気温(℃) 11.2 05:56
DIFF= 11
WMAX= 2.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 5.5(東) 14:29
SUNS= 6.5 NO DATA
RAIN= 0.5

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日々農天気:自働蒔き大根を収穫!

先日、草退治をして草の中から自働蒔き大根を救出した。大根の太り具合を確認するため一本収穫してみた。まだ根は十分太っていないが、葉が多いので、葉大根として使えそうだ。

Iob_jidoumakidaikon 
品種は、青首ではなさそう。以前、二年子大根を播いたのでその系統かも知れない。今年は、こぼれ種の少ない区画に青首大根を播いてある。こちらも順調に育っているようだ。

自働蒔き大根は、他の空きスペースにも育っている。こちらは、雑菜との競合だ。多分、大根が勝つと思う。今後の推移を見る。こぼれ種が多い区画に播いた大根(写真左)の育ち具合は、まだ予想できない。大根と雑菜が入り交じっている。

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2014年10月26日 (日)

半端道楽:写真で俳句る(写真+凡句):おれがこいつの種蒔き屋か?(取るたびに 引っ付き虫の 憎らしさ。)

2014年10月26日(日)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 22.3 14:11。最低気温(℃) 9.1 06:34。ざっそう句:アイロンが 暖まらないと ぼやく妻。穏やかな晴天。オクラの種子を莢から抽出。ササゲの莢を分別・乾燥。オクラの莢の先端部から虫が入り食害を受けている莢がかなりあった。糞が溜まってその糞が水分を保つ役割もしているようだ。シンクイムシのような虫が数匹出てきた。種子に虫や卵が混入すると食害を受ける。昨年だったか小豆が保存の失敗で全滅した。先日、古いアイロンが故障したので、かみさんが買い置きの新品に変更した。コードレスなので卓上に立てて置いたが暖まらない。新品なのに故障?電気を使わずにアイロンかけができればノーベル賞級の発明だ。かみさんはコードは無いと言っているが、プラグ穴は付いている。コードはアイロン台の下に収納されていた。コードレスと言っても、アイロンかけの時、コードが抜けるだけのようだ。現役時代、現パナソニックのアイロン事業部門を訪問した事があった。電気アイロンは電気製品では最も寿命が長い部類に入るだろう。当時は単身赴任で男子独身寮で生活していた。アイロンかけは大変だろうからズボンプレッサーはどうかと同行の営業マンに売り込みされた。松下にも紹介販売の制度があったようだ。余り気乗りはしなかったが営業マンにも世話になっているので購入した。数回使ったがお蔵入りした。現在はズボンプレッサーという製品は売られていないと思う。ズボンプレッサーも世相の反映か。その点、電気アイロンはまだ健在だ。

2014年10月25日の天気(AMEDAS)

TAVE= 15.8 NO DATA
TMAX= 21.7 最高気温(℃) 22.3 14:11
TMIN= 9.3 最低気温(℃) 9.1 06:34
DIFF= 12.4
WMAX= 2.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 5.7(東南東) 12:04
SUNS= 9.5 NO DATA
RAIN= 0

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半端道楽:写真で俳句る(写真+凡句):おれがこいつの種蒔き屋か?(取るたびに 引っ付き虫の 憎らしさ。)

衣服や獣に種子が付着して、生息圏を拡大する植物がある。その代表格がアメリカセンダングサ。他にもイノコヅチなどもある。こちらは多年草で、見付けたら引き抜く方が後で楽だ。根が強い。

Iob_photo_hikuling_hittukimusi 
WIKIPEDIA「イノコヅチ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%83%85%E3%83%81)」

アメリカセンダングサの実が褐色になると、本格的に衣類に付着しやすくなる。種子が乾燥して強度が固くなるため衣類に刺さりやすくなる。一度ささると、針の先に滑り防止のストッパーが付いているのがいやらしいところ。

従って、アメリカセンダングサの実が熟している場所は立ち入る気がしなくなる。気付かずに、布目の大きい衣類や毛立ちしている衣類でアメリカセンダングサに接触すると、その種が引っ付いてくる。仕方なく、それを取り除くのだが、その嫌らしい雑草の種蒔きを手伝っていると気付くともう我慢できない。

いやらしい引っ付き虫だが、それが引っ付いた画像がない。写りは悪いがようやくその画像が得られた。アメリカセンダングサに立ち向かうには、布目が小さい化繊の衣類、長靴、ゴム手袋等々武装するのが良い。

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2014年10月25日 (土)

半端道楽:写真で俳句る(写真+凡句):これは雑草か?(こんな草 調べてみたら ミズヒキだ。)

2014年10月25日(土)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 19.7 14:25。最低気温(℃) 9.1 05:36。ざっそう句:股腹(マタハラ)に 付いて行けない ご老人。朝方、自働蒔き大根を一本試し抜き。根部はやや細いが葉大根で使えそうだ。宅内閑居。デジカメデータ整理。夕方頃、キャベツ、サニーレタス、ホウレンソウ、シュンギクの草掻き。一回目播種のキャベツは少しずつ育っている。シュンギクはまだ発芽直後で雑草と区別できない。宅配受領。新聞、テレビで「マタハラ」なる言葉が流行りだした。ある女性が妊婦であるという理由で不当な扱いを受けて提訴し、原告勝訴の判決が出た。マタニティハラスメントの意味らしい。この「ハラ」が「ハラスメント」の省略形らしい。和製英語だろう。英語の動詞harassの名詞形が元の言葉。その意味はしつこく脅したり悩ませたりすること。マタハラの類似語ではセクハラ、パワハラを思い出す。日本語には立派な「いじめ」という言葉がある。マタハラは妊婦いじめ、セクハラは性差いじめ、パワハラは部下いじめ等々と書けないのはなぜか。いじめの種類は際限がない。気にくわないのはマスコミが耳障りの良い横文字短縮形に逃げ込んでいじめの本質を追究しないことだ。マスコミの「マタハラ」タタキが一過性で終わっては困りものだ。便利で耳障りがよい流行語に頼りすぎると日本語の崩壊が加速されるのではないか。2000年以上前に書かれた司馬遷の史記は今でも読めて意味が分かる。今書かれた日本語は2000年後に意味が通じるのだろうか。

「身体髪膚:いとしきもの(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/02/post-05a8.html)。(2010年2月20日 (土))」

2014年10月24日の天気(AMEDAS)

TAVE= 14.6 NO DATA
TMAX= 19.5 最高気温(℃) 19.7 14:25
TMIN= 9.9 最低気温(℃) 9.1 05:36
DIFF= 9.6
WMAX= 1.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.6(東) 12:28
SUNS= 10 NO DATA
RAIN= 0

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半端道楽:写真で俳句る(写真+凡句):これは雑草か?(こんな草 調べてみたら ミズヒキだ。)

庭の片隅に咲いていた雑草。何となく可憐な花を付けているが、それ以外の時は雑草になりきっている。だれか本気で庭に手入れをすれば、最初に引き抜かれる運命にある。

Iob_photo_hikuling_mizuhiki

WIKIPEDIA「ミズヒキ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%92%E3%82%AD)」

WIKIPEDIA「水引。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E5%BC%95)」:「水引(みずひき)は祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りで贈答品の包み紙などにかける紅白や黒白などの帯紐[1]。」

植物のミズヒキと帯紐の水引とどんな関係があるのか。どうも、水引が先で、植物のミズヒキは、水引の連想から名付けられたようだ。

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2014年10月24日 (金)

環境雑録:田舎老人徒然草:セイタカアワダチソウ

2014年10月24日(金)
昨日は雨後曇り。最高気温(℃) 14.8 12:51。最低気温(℃) 11.7 07:41。寒くなった。ざっそう句:鳴き散らし 敵を追い出す ヒヨの群。宅内閑居。資料整理。老人モードで外出。夕方来客。しばらく前、浄化槽の点検員が来た。新しい人だった。側溝へ流す水路のマスの場所を聞かれた。今まで、聞かれた事がない。分からないので、前任者に聞いて欲しいと言うと、前任者は退職したとの事。検査結果の説明があり、ある数値が高いとの事。塩素剤の消耗が大きいとも。その数値が高くなると汲み取りが必要になるとの事。汲み取りは2~3ヶ月前にしたばかり。浄化槽は、バクテリアを使った有機物分解・分別装置で、生の便を無害化して側溝に流す。今思えば、マスの蓋を開けて処理が正常かチェックする積もりだったらしい。聞くところによると、頻繁に便器の水を流すと便は沈殿・分解せずに生のまま水流に混ざって流出してしまうとの事だった。トイレを使う時は、見かけの清潔を優先して気前よく水を流してしまう。朝はトイレラッシュで連続で流し、30分以上間隔をあけるのも困難の時がある。こんな状況では、浄化槽を点検しても意味がない。以前はどうだったか、控えデータを調べて貰ったら塩素剤が多い例がみつかった。浄化槽管理者は資格が必要だ。今回の点検員は職務に忠実だったのだろう。データを良く見ていたようだ。一層のこと、トイレの水の流し方を書いたステッカーを作って欲しいと頼んだ。下水道を整備・維持するには膨大な費用・負担がかかる。浄化槽も維持管理に費用が掛かるがトータルコストは下水道より安いのだろう。当面、浄化槽の使用が続く地域は大きく減らないだろう。浄化槽の効果を上げるのに節水が有効だったとは初耳だ。関係当局も浄化槽の性能が十分発揮できるような啓発が必要ではないか。

2014年10月23日の天気(AMEDAS)

TAVE= 13.0 NO DATA
TMAX= 14.3 最高気温(℃) 14.8 12:51
TMIN= 11.8 最低気温(℃) 11.7 07:41
DIFF= 2.5
WMAX= 2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.8(南南西) 02:54
SUNS= 0 NO DATA
RAIN= 8

Q
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環境雑録:田舎老人徒然草:セイタカアワダチソウ

先日、路傍のセイタカアワダチソウを見た。とりあえず、デジカメに納めたが、色彩が思うように出ていなかった。最近のデジカメは、オートでもそこそこ綺麗な画像になると思う。

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レタッチソフトで、色調をいじったが思うように仕上がらない。ともかく黄色がうまくでるようにした。人間の目も、人様々の性能で、デジカメも所詮電気回路を使った色彩信号の調合品。

先日、青色LEDの事を聞かれた。なぜ青色の光を出すのが難しいか説明したが、波長が短い程度の説明しかできない。究極的には、電子や光子という量子力学まで理解しないと色の本質は理解できない。風が吹けば桶屋がもうかるようなたとえ話ができれば楽だが。

白い光は、RGBに分解される。ところがRGBにも幅があり、その中間の色もあるし、紫外線や赤外線という見えない光もある。それでは、RGBの光からなぜ全ての色が作れるのか。それを説明するには生理学や色覚細胞の働きまで動員しないとできない。

最後に、ブラウン管とカラー液晶の話になった。カラー画像を出すにも、ここには発想の差がある。聞いた人曰く、少し利口になったみたい。

ともかく、赤という色素は、赤の光を吸収する物質だと理解しても、それが感覚的に理解できない。色を分解する事と統合することは科学の基本でもあり、技術の基本でもある。

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2014年10月23日 (木)

ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台(亀)を見る!・・・(2)

2014年10月23日(木)
昨日は雨。最高気温(℃) 16.2 08:39。最低気温(℃) 12.6 24:00。ざっそう句:執念で 死ぬまで刺すと 飛ぶ蚊かな。宅内閑居。残務整理。座卓で作業。すぐに足がしびれる。先日、東電の検針員が来て、ばったり顔が合った。挨拶のついでに、スマートメーターの話を聞いた。すでに一部の都市で導入が始まっているとの事だ。スマートメーターになれば、我々はクビとも言う。今年の大雪で、電線が切れ、しばらくそのままにしていた。その時、検針員はメーターが進んでいないので心当たりがあるか聞いてくれた。こういう対応は機械でもできない事はないだろうが、人間がしてくれると有り難い。スマートメーターが全面採用になると多数の検針員が失職するのだろう。一人暮らしになると、人間と言葉を交わす機会も減る。仕事で家庭を訪問する人は、それなりに信頼できるだろう。そういう人が減ってしまう。スマートメーターのスマートでない問題も導入後顕在化する可能性もある。検針員に話を聞くと、節電等に関しても意外に詳しい。今なら、検針員に聞いて耳学問が出来る。東電の愚痴を言えるのも検針員のおかげだ。

2014年10月22日の天気(AMEDAS)

TAVE= 14.8 NO DATA
TMAX= 16.1 最高気温(℃) 16.2 08:39
TMIN= 12.8 最低気温(℃) 12.6 24:00
DIFF= 3.3
WMAX= 4.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.1(北西) 08:58
SUNS= 0 NO DATA
RAIN= 19.5

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ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台(亀)を見る!・・・(2)

屋台の彫刻で一番ポピュラーな動物は亀のようだ。亀も誇張したりデフォルメしたりされている絵を見る事がある。曙屋台の亀の彫り物をみると、生きた亀に迫るような作品になっているのを感じる。

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仮に、屋台全体で何らかの物語を語っていると考えると、亀も重要な役割が与えられているのかも知れない。ともかく、手抜きをせず忠実に亀の姿を彫っているように感じる。動きも良く捉えていて、本物の亀以上の躍動感が感じられるのだ。

彫刻は立体性が生命だ。養老の滝の孝子の姿を確度をずらしながら見ると、その孝子が動いているように見えてくる。この亀も見る位置により、いざ水面に乗り出すようにも見える。娯楽が乏しかった時代には、昔の人々はこのような屋台の彫り物を見て、想像を楽しんだのかもしれない。

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追記(2015/4/20)

「ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台を見る!・・・(1)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/10/1-dd1a.html)。(2014年10月22日 (水))」

「ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台(亀)を見る!・・・(2)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/10/2-0687.html)。(2014年10月23日 (木))」

「ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台(竜)を見る!・・・(3)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/11/3-7948.html)。(2014年11月11日 (火))」

「ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台(獅子)を見る!・・・(4)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/11/4-c9d5.html)。(2014年11月12日 (水))」
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2014年10月22日 (水)

ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台を見る!・・・(1)

2014年10月22日(水)
昨日は曇り時々晴れ。最高気温(℃) 20.3 13:17。最低気温(℃) 13.8 05:02。ざっそう句:母の説 一引き二蔓 まだ本当。宅内閑居。老人モードで二回外出。鯉沼の護岸工事が始まっていた。ユンボで西側堤防の土砂を引き上げていた。いざ残務整理を始めたが、肝心の用事をど忘れ。昨日の上毛新聞によると前経済産業相の会計報告を作成した某現役町長が辞表を提出したという記事があり、びっくりした。両者は持ちつ持たれつの関係でつながっていたようだ。母は出世の手口を一引き二蔓云々と良く言っていた。三番目に何が来るか忘れている。ことわざ事典で調べると、一引き、二才、三学問という例があった。確かに、引きはムラ社会では最強の出世の手段かも知れない。引きでノーベル賞を貰うのは至難の業だ。当然、出世すれば名誉も金も付いてくる。母の説の一引き二蔓は同じ事の裏表のようにも思える。突き詰めると、武家社会のご恩奉公に通じるのかも知れない。民間調査機関の調査によると、群馬県の知名度や幸福度は全国の最下位付近を低迷しているらしい。金儲けのランキング等当然参考程度に過ぎないだろうが、善意の県民が後ろ指を指されないように願うばかりだ。

47ニュースは、「「収支報告書を作成」折田氏が辞職届 小渕氏元秘書の中之条町長。;http://www.47news.jp/news/2014/10/post_20141021094709.html。(2014/10/21 09:45   【上毛新聞】  ))」というタイトルで、「小渕優子氏が経済産業相を辞任したことを受け、問題となった政治資金収支報告書を作成した責任を取るとして、小渕氏の元秘書で中之条町の折田謙一郎町長(66)は20日、町議会に辞職届を提出した。上毛新聞の取材に応じた折田氏は報告書の作成について、「本当にいいかげんだった」と述べた。」と報じた。

上毛新聞は、辞職届を提出した中之条町町長との単独記者会見の内容も報じている。今回の激震に続き、今後も余震が続く懸念がある。思うに、群馬県には魑魅魍魎とした後進性があるように感じる。県民が今後は同じ悪夢を見たくないなら、魑魅魍魎の尻尾を捕まえて切り捨てる以外にないのではないか。

2014年10月21日の天気(AMEDAS)

TAVE= 16.5 NO DATA
TMAX= 19.5 最高気温(℃) 20.3 13:17
TMIN= 13.9 最低気温(℃) 13.8 05:02
DIFF= 5.6
WMAX= 2.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 3.9(西北西) 20:59
SUNS= 1.4 NO DATA
RAIN= 0.5

Q
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ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師・弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台を見る!・・・(1)

当地区には、特別な行事に巡行された本屋台と恒例の行事に巡行される簡易屋台の二基がある。本屋台は、屋台倉と言われた木造の建物に分解して保管され、巡行が決まった時に組み立てられた。本屋台の巡行決定とその後の組み立て・巡行・分解という一連の作業は多大な労力と費用がかかり、また最近では張り巡らされた電線や交通事情等々もあり、本屋台の巡行は実質的に不可能になったと言われている。

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また、本屋台を組み立て・分解するにも経験やノウハウが不可欠で、その体験や知識を持つ古老もほとんどいなくなってしまった。屋台倉が古くなり、屋台の保存が困難になり、新しい屋台庫が建設された。それ以来、屋台は組み立てられた状態で保管されている。数年ごとに屋台庫から屋台を引き出して清掃を行っていた。

今年は、秋祭りとして、屋台の清掃後、本屋台で屋台囃子の演奏が披露された。その演奏は聞けなかったが、屋台の彫刻を撮影する事ができた。当地区の屋台には見事な彫刻が施されているが、屋台が作られた年月日やどんな職人がその仕事に従事したかの記録が無く、謎の部分が多い。弥勒寺音次郎・音八父子は宮大工・彫刻師として有名であり、曙屋台は弥勒寺父子が手がけたという言い伝えが残っている。

また、屋台の彫り物をした彫刻師が滞在した家に、未完成の恵比須・大黒の木造が残されている。色々な情報を総合すると、明治の初期に作られた可能性が高いようだ。今後、新しい記録や発見によりより正確な作成時期を知る手がかりが得られる可能性もあるだろう。

今まで、漠然とみていた屋台であるが、今回はポンコツデジカメのマニュアルズームを使ったりして彫刻の細部を撮影した。WEB情報によると、伊勢崎市内には、弥勒寺父子が手がけたと判明している屋台があるようだ。その情報によると、嘉永4年(1851年)に南北千木町屋台が建造され、この彫刻が弥勒寺音八の最初の屋台彫刻との事だ。この時音八は30才。弥勒寺音次郎は明治2年に73才で死亡している。音八は、明治20年に66才で死亡しているので、音八が曙屋台の彫刻をした時期は音八の働き盛りであった可能性もある。

彫刻のテーマも色々な物語が込められているようだ。亀、竜、獅子という動物も彫られているが、人物像から物語を読むのが分かりやすいようだ。彫刻を見るのに、丁度逆光の位置になり、得られた画像がかなり暗くなり判然としなかった。そこで、画像ソフトのヒストグラム機能で画像パターンが読めるようにいじった。

薪を背負いヒョウタンを持っている像(左側)からは養老の滝伝説が読み取れる。親孝行の子供がヒョウタンに酒を汲んで持ち帰ろうとしている図であろう。ところが、右側の衣冠束帯という正装をした男性像は何を意味するのか。右側にはもう家来のような一人の人物がいる。更に調べると、飛騨美濃山語りというサイトの「孝子伝説の養老山(http://www.hidatakayama.ne.jp/yamagatari/yamagatari/katari/yourou2.htm)。」の記事に「美濃の国に、源丞内(げんじょうない)という貧しい若者がいました。丞内は、老父を家に残して山へ「まき」を拾いに行き、それを売って米や父親のための酒を買うのが日課でした。老父は、目が不自由で日々酒だけが楽しみでした。ある日、丞内が山の中で転んで眠ってしまったところ、夢の中で酒の匂いがしました。目がさめると、香り高い酒が湧き出る泉がありました。丞内は喜んで、老父にその酒を与えました。すると老父の目が見えるようになるではありませんか。酒の泉は、不自由な体を直すということで有名になりました。それが帝の耳に達し、親孝行の丞内は、美濃の守に任ぜられました。」と孝子伝説が紹介されている。

要約すると、貧しい息子が親孝行をした結果、衣冠束帯という正装をして家来を従えるような高貴な身分になったという物語を彫刻にしたのかと推測した。ある資料によると、波志江の岡屋敷組の屋台の彫刻師が弥勒寺音八との事。機会があればその彫刻を比較してみたい。たまたま並べた二枚の画像であるが、装飾性より物語性が豊かにありそうだ。

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追記(2015/4/20)

「ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台を見る!・・・(1)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/10/1-dd1a.html)。(2014年10月22日 (水))」

「ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台(亀)を見る!・・・(2)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/10/2-0687.html)。(2014年10月23日 (木))」

「ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台(竜)を見る!・・・(3)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/11/3-7948.html)。(2014年11月11日 (火))」

「ハトよ 鳴いておくれ:伝名彫刻師弥勒寺音八作の見事な彫刻が施された曙屋台(獅子)を見る!・・・(4)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/11/4-c9d5.html)。(2014年11月12日 (水))」

曙屋台と波志江岡屋敷区屋台(愛宕神社祇園祭時に撮影)の画像を並べて示す。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
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    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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